セビージャ対コルドバの親善試合でファン同士が乱闘騒ぎ、過激なチャントも発生

セビージャとコルドバが対戦した「第4回プエルタス・デ・コルドバ杯」の親善試合で、スタンドの雰囲気が一変する事態が発生した。試合前は両チームのファンが入り乱れ、冗談を言い合うなど友好的な空気が流れていた。しかし前半の中盤、ピッチ上でニコ・ギジェンへのファウルを巡って選手同士が小競り合いを起こしたのをきっかけに、スタンドの熱もヒートアップ。場内アナウンスで「暴言は許されない」と警告が流れる事態となった。これに触発されたコルドバの熱狂的なサポーターが集まるゴール裏は、セビージャを挑発するために最大のライバルクラブの名前を連呼し始め、「ベティス、ベティス、ベティス!」という大合唱がスタジアムに響き渡った。一方、セビージャから車で駆けつけた約500人のファンは、この挑発を無視して自分たちのチームへの応援に集中。ただし、セビージャファンは相変わらずデル・ニド・カラスコ会長に対する辞任要求や罵声のチャントを歌い続けるなど、プレシーズンマッチらしからぬ殺伐とした空気がスタジアムを包み込んだ。

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

本日のオフフィールドニュースは、スペインのW杯優勝に伴う余波が大きな話題の中心となりました。アルゼンチン側から噴出する荒唐無稽な陰謀論に対し、マリオ・ケンペスやAFA会長が苦言を呈して事態の鎮静化を図る一方、ロザリアのSNS投稿が炎上してコンサートが中止に追い込まれたり、F1ドライバーのコラピントがスペインのファンを痛烈に批判したりと、ピッチ外での両国の"場外戦"はまだ火種がくすぶっています。デ・ラ・フエンテ監督が相手コーチ陣の暴力行為を批判した一方で、カニサレスが元同僚アジャラの謝罪を擁護するなど、スペイン国内でも様々な反応が見られました。

また、クラブレベルでは移籍市場にまつわる裏話やトラブルが続出。フレンキー・デ・ヨングがSNSで負傷の真相を暴露して代表とクラブの医療体制への不信感を露わにすれば、セビージャではジョアン・ジョルダンが戦力外通告を拒否して市場をブロック。FCアンドラのライセンス停止やヒホン新監督のライセンス未認可問題など、事務的なトラブルも相次いでいます。その一方で、ハル・シティ会長がSNSで交渉確率を公開する前代未聞のオープンな手法に出たり、バルサ新戦力のゴードンが街中で誰にも気づかれず散歩する微笑ましい動画が拡散されるなど、プレシーズンならではの多様なトピックがSNSを賑わせた一日となりました。