セルタ・フォルトゥナ
ポンフェラディーナとの昇格プレーオフを見事に制し、クラブ史上初となるLALIGA HYPERMOTION(2部)への昇格を果たしました。(via Estadio Deportivo)
チームを歴史的快挙に導いたフレディ・アルバレス監督の去就は現時点で未定となっており、監督自身は『クラブからは続投の意志を伝えられているが、数日以内に話し合って両者にとって最善の決断を下す』と述べています。(via Estadio Deportivo)
トップチームを率いるクラウディオ・ヒラルデス監督の判断により、昇格の立役者であるウゴ・ゴンサレスとホエル・ロペスがトップチームのプレシーズンに参加することが決定しており、来季のトップチーム25名の枠に入れるかどうかのテストを受けます。(via ElDesmarque)
一方で、クラブに7年間在籍した23歳のMFダビド・デ・ラ・イグレシア(通称デラ)の退団が発表されました。今季27試合に出場し3ゴール4アシストを記録した同選手は、自身のSNSで『長年私の家であり幸せだった場所を離れるのは簡単ではないが、2部昇格を達成するというこれ以上ない最高の形で去ることができる。愛情を注いでくれたファンに心から感謝する』と別れを告げました。(via SPORT)
CEサバデル
サモラとの昇格プレーオフを4-0の大勝で制し、5年ぶりとなる2部リーグ復帰を達成しました。(via Esport3)
しかし、昇格決定となる3点目のゴールの際、試合終了前にもかかわらず歓喜に沸くファンがピッチに大量乱入する事態が発生しました。主審は安全確保のため選手をロッカールームに避難させ、中断の後に試合は再開されました。(via Esport3)
この事態を受け、RFEFの単独規律裁判官は、本拠地ノバ・クレウ・アルタ(約12,000人収容)に対して1試合の一部スタンド閉鎖処分と、ピッチ乱入や安全対策義務違反など3項目の罰金(総額4,000ユーロ以上)を科しました。(via Esport3)
なお、対戦相手のサモラ側はサバデルの2部登録停止や没収試合での昇格、勝ち点減点などを求めて提訴していましたが、これらはすべて却下されています。(via Esport3)
フェラン・コスタ監督率いるチームは、プレシーズンマッチとして7月25日にエスパニョール、7月29日にカステリョンと対戦し、さらにコパ・カタルーニャ決勝でバルサ・アトレティクと激突する予定です。(via Esport3)
UDラス・パルマス
今季73ポイントを獲得してプレーオフに進出したものの、1部復帰の目標を果たせず、ルイス・ガルシア監督が退任しました。結果以上にプレースタイルがファンを納得させられず、スタンドとの精神的な乖離が生じたことが退任の大きな要因となりました。(via SPORT)
新監督にはルベン・デ・ラ・バレラが就任し、新たなサイクルが始まります。ボール保持を軸として主導権を握る攻撃的サッカーを持ち味としており、同監督の指導を受けた経験のある元所属選手のベンハとアリダイ・カブレラは『彼は選手との距離が近く、状況に応じたプランBも持っている。下部組織の若手も実力があれば躊躇なく起用するだろう』と高く評価しています。(via SPORT)
スポーツディレクターのルイス・エルゲラが中心となり、ファンが求めるアイデンティティを取り戻しつつ、再び1部復帰を狙うプロジェクトを構築していきます。(via SPORT)
レアル・オビエド
無念のPrimera División(1部)からの降格となり、来季は2部で戦うことになります。(via SPORT)
クラブのOBでありロシア代表としても活躍したビクトル・オノプコは、古巣の降格について『特に私にとっては悲しい出来事だ。オビエドが昇格した際、私はあの街にいて、ファンが青いシャツと旗でどれほど幸せそうにしていたかを見た。オビエドは1部でプレーするに値するクラブであり、スタジアムも素晴らしい』と無念さを滲ませました。(via SPORT)
さらにオノプコは、『決して諦めず、団結して強いロッカールームを作ることが重要だ。新監督はフェルナンド・イエロのアシスタントだった人物で優れていると聞いている。再び昇格できると信じている』と熱いエールを送っています。(via SPORT)
なお、本拠地カルロス・タルティエレは収容30,500人で、来季の2部リーグではラス・パルマス(32,400人)に次いで2番目の規模を誇ります。(via SPORT)
RCDマジョルカ
1部からの降格という厳しい現実を受け、ルイス・ガルシア新監督の下で1部復帰に向けた抜本的な再建がスタートします。(via Mundo Deportivo)
降格の余波は大きく、チームを支えた主力選手の大量放出を余儀なくされています。エースのヴェダト・ムリキが1500万ユーロ以上でトルコのフェネルバフチェへ、パブロ・マフェオがギリシャのオリンピアコスへ、そしてオマール・マスカレルがサウジアラビアのアル・ハリージへと相次いで移籍し、プロジェクトの顔となっていた選手たちを手放すことになりました。(via Mundo Deportivo)
新チームは7月6日からメディカルチェックを開始し、7月18日にマジョルカBとの初戦に臨みます。その後、7月24日から30日にかけてマルベーリャでプレシーズンキャンプを実施し、2試合の親善試合を行う予定です。8月5日には第48回トロフェオ・シウタ・デ・パルマを開催し、新シーズンに備えます。(via Mundo Deportivo)
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
ソシオ(会員)の投票(投票率55.96%、賛成79.41%)を経て、クラブの正式名称とエンブレムの変更が正式に承認されました。(via ElDesmarque)
従来の名称からスペイン語の冠詞を外し、都市の正式なガリシア語表記を用いた「Real Club Deportivo de A Coruña」へと生まれ変わりました。新エンブレムは、2つの王冠や縁取りの微調整、「A Coruña」の配置変更など、伝統を維持しつつ現代的なデザインへ最小限のアップデートが施されており、ライバルのセルタからも『我々の言語にとっての新たな一歩。勝利おめでとう』と称賛のメッセージが送られています。(via ElDesmarque)
戦力補強の面では、フェルナンド・ソリアーノSDがGK陣の競争激化を狙い、ビジャレアルで構想外となったディエゴ・コンデ(27歳)の獲得に向けて動いています。同選手にはセビージャやセルタも関心を示していますが、デポルティーボは3年契約を提示して交渉を大きく進展させており、獲得争いで一歩リードしている状況です。(via ElDesmarque)
コルドバCF
来季に向けたシーズンチケットの更新キャンペーンが、開始からわずか1週間で4,024人を突破し、非常に好調な滑り出しを見せています。(via SPORT)
クラブが設定したチケット販売の物理的上限は昨季同様の17,370人となっています。現在は昨季からの継続者専用の第1フェーズ(7月11日まで)が進行中で、オンラインでの更新が推奨されています。(via SPORT)
本拠地エル・アルカンヘルは21,950人を収容し、2部リーグの中でも上位の規模を誇るスタジアムとして熱狂的なファンを迎え入れます。(via SPORT)
UDアルメリア
マラガとの1部昇格プレーオフ決勝において、第2戦で1-2の敗北を喫し、1部復帰の夢を絶たれ来季も2部に残留することが決定しました。(via SPORT)
なお、昇格を決めたマラガのFWカルロス・ルイス・ルビオ(通称チュペ)が、祝賀会で自身の古巣でもあるセビージャを侮辱するチャントを歌ったことが物議を醸しましたが、本人は『祝賀会で感情的になり間違えた行動をとってしまった』と謝罪しています。(via SPORT)
本拠地であるUDアルメリア・スタジアム(18,331人収容)は、来季も2部リーグの舞台として使用されます。(via SPORT)
CDテネリフェ
本拠地エリオドロ・ロドリゲス・ロペスは22,824人収容で、来季の2部リーグで6番目の規模を誇ります。1925年に開場したこの歴史あるスタジアムは、創立101年目を迎えます。(via SPORT)
ルイス・ガルシア・プラサ監督率いるチームは、酷暑を避けるため、7月30日から8月7日までオランダの避暑地ハルデレン(気温22〜24度)でプレシーズンキャンプを実施します。滞在中はユトレヒト、ナイメーヘン、そして締めくくりとしてレバークーゼンと親善試合を行い、戦術の浸透を図ります。(via ElDesmarque)
ジローナFC
昨季はチャンピオンズリーグの試合も開催した実績を持つクラブですが、今季は一転してPrimera División(1部)からの無念の降格となり、来季は2部の舞台で戦うことになります。(via SPORT)
本拠地モンティリビは14,624人収容で、小規模ながらも熱狂的な雰囲気を生み出すスタジアムとして知られています。(via SPORT)
レアル・サラゴサ
Primera RFEF(3部)への痛恨の降格という結果を受け、チームの大規模な再建に着手しています。(via Estadio Deportivo)
イバイ・ゴメス新監督の下、7月20日からプレシーズンを始動する予定で、ラロ・アランテギSDが急ピッチで戦力補強を進めています。右SBとしてAEKラルナカのホルヘ・ミラモン、左SBにはセルヒオ・エスクデロやベティス・デポルティーボのダーリン・ブラディをリストアップしています。(via ElDesmarque)
すでにラウル・ペレイラら5名の獲得を決めており、アンデル・エレーラの動向も注視しています。また、アトレティコ・マドリードからアヤックスへ移籍する下部組織出身MFハノ・モンセラートの育成補償金(2.2%)を得る予定であり、3部からの早期這い上がりを目指します。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
2025-2026シーズンのスペインプロサッカー界は、1部と2部合わせた観客動員数が約1,800万人に達し過去最高を記録しました。LALIGA Hypermotion(2部)の1試合平均観客数も20,776人と記録を更新し、スタジアム改修や小規模スタジアムを持つ昇格組がいた状況下でも、リーグ全体の熱量の高さが証明されています。
来季の2部リーグは、レアル・オビエド、RCDマジョルカ、ジローナFCといった1部からの強力な降格組に対し、クラブ史上初の昇格を果たしたセルタ・フォルトゥナや、5年ぶりに復帰したCEサバデルなどの勢いある昇格組が挑む構図となります。特に降格組は主力の流出による大規模なチーム再編を余儀なくされており、昇格組の勢いがリーグの勢力図を大きくかき回すことが予想されます。