RCDマジョルカ

1部からの降格によりあらゆるレベルで深刻なダメージを受けており、オビエド戦の前には既に荷物をまとめていた選手やレジェンドもいたほどチームは解体の危機に瀕していた。しかし、ルイス・ガルシア新監督とパブロ・オルテルスSDの下で、1部復帰の最大の本命となるべくチーム再建が急ピッチで進んでいる。すでにアドリ・フエンテス、アルナウ・プイグマル、アブバカ・スマホロ、そして過去半年間でゴールよりもカリスマ性をもたらしたジト・ルヴンボの4選手の獲得を完了させた。さらに、アスレティック・クラブのFWウルコ・イセタの獲得に200万ユーロのオファーを提示し、争奪戦でカディスを一歩リードしている。一方で、サム・コスタの売却額やビルジリ、パブロ・トーレの去就が依然として不透明な状態が続いている。開幕戦はレアル・バジャドリードとの対戦が決定している `(via SPORT)`。

また、ベティスのGKパウ・ロペス(31歳)の獲得にも動いた。現在の給与を維持した4年契約と、1部復帰プロジェクトのリーダーとしての正GKの座を提示して説得を試みたが、選手側はベティスでのポジション争いを優先し、この最初のオファーを拒否した `(via ElDesmarque)`。

CDカステリョン

昨季(2025/26シーズン)は昇格プレーオフ準決勝で敗退し、1部昇格を逃した。契約を延長したパブロ・エルナンデス監督の下、7月13日月曜日の朝9時15分からシウダ・デポルティーバ・ラ・コマでプレシーズンのトレーニングを開始する。今夏のスケジュールも決定しており、7月18日(土)に2部昇格組のCEサバデルと対戦するのを皮切りに、7月25日(土)にバレンシアCF、7月29日(水)に2部降格組のジローナCF、7月31日(金)にデポルティボ・アラベス、8月7日(金)にエルクレスCF、8月8日(土)にレバンテUDとテストマッチを行う。リーグ戦は8月15・16日の週末にアウェーのズビエタでレアル・ソシエダBとの対戦で幕を開け、第2節はホームのSkyFiカスタリアでCEサバデルと激突する `(via SPORT)`。

なお、FWウスマン・カマラについては、レアル・オビエドからの関心が寄せられている `(via SPORT)`。

レアル・オビエド

フリアン・カレロ監督率いるチームの攻撃陣強化を至上命題とするダビド・フェルナンデスSDは、ルーマニアのFCVファルルに所属するアレクサンドル・イスファン(26歳)の獲得交渉を大詰めまで進めている。イスファンは身長1.90mに迫る強靭なフィジカルを備えた左利きのストライカーで、トップ下やウイングもこなせる万能性を持つ。プロ通算250試合近くに出場し29ゴール15アシストを記録しており、2025/26シーズンはルーマニアリーグで41試合に出場し11ゴール4アシストの成績を残した。2028年までの契約を残しているため、1年間のレンタル移籍か完全移籍のいずれかの形式で数日中の決着が見込まれている `(via ElDesmarque)` `(via SPORT)`。

現在、トップチームのFWはアレンテイロからフリーで獲得したビクトル・ミンゴと、カンテラから復帰したホアキン・デルガドのみ。ダニエル・パラスキフは戦力外となっており、エル・レケソンで練習しながら退団を待っている状態だ。イスファンのほかにも、カステリョンのウスマン・カマラやアスレティックのウルコ・イセタの動向も引き続き注視している `(via SPORT)` `(via ElDesmarque)`。

スポルティング・ヒホン

ホセ・リエストラ会長兼CEOとイスラエル・ビジャセニョールSDが練習を視察する中、セルタに所属するMFダミアン・ロドリゲス(23歳)の獲得に強い関心を示している。ミゲル・アティエンサ、セルヒオ・アルバレス、ジャスティン・スミスといったフィジカルタイプの候補から方針を転換し、より技術が高く、ゲームメイクやクリーンなボール出しができるピボーテを探し求めた結果、白羽の矢が立った。すでに選手の代理人であるUniversal Twenty Twoと接触しているものの、まだ正式なオファーは提示していない `(via SPORT)`。

一方で、アキレス腱断裂の重傷で長期離脱していたセネガル人MFママドゥ・ルムがグループ練習に復帰した。非常に引き締まった身体で素晴らしいコンディションを保っており、クラブやコーチングスタッフにとってこの上ない朗報となっている `(via SPORT)`。

ラシン・サンタンデール

ホセ・アルベルト・ロペス監督が率いるチームに、最大のサプライズが舞い込んだ。セルヒオ・カナレスがメキシコのモンテレイから16年ぶりにエル・サルディネーロへ奇跡の帰還を果たした。チェマ・アラゴンSDとセバスティアン・セリア会長同席の下で行われた入団会見では、数千人のファンがピッチレベルで彼を歓迎した。カナレスは『オファーというよりは、1月からのコンタクトの中で、帰るなら今しかないと思った。僕は昔の少年ではなく全くの別人になったが、ラシンはヨーロッパの舞台に戻らなければならないし、1部昇格という大きな目標に向けて毎試合勝ちにいく』と強い決意を語った `(via Estadio Deportivo)` `(via ElDesmarque)`。

一方、昨季後半戦にセルタからレンタルで加入し、20試合に出場して昇格に大きく貢献したMFダミアン・ロドリゲスについては、昇格時に自動的にレンタル期間が1年延長される条項があったにもかかわらず、クラブ側がこの契約を破棄する条項を行使したため退団が決定した `(via SPORT)`。

コルドバCF

イバン・アニア監督の戦術にフィットする即戦力として、アスレティック・クラブからエデル・ガルシアとイバイ・サンス(共に22歳)を1シーズンのレンタルでダブル獲得した。

ダニ・レケナの穴を埋める役割を担うエデル・ガルシアは、昨季ビルバオ・アスレティックで全34試合に先発し2875分出場、4ゴールを記録した。ポジションを固定しないダイナミズムと、ライン間でのパスの引き出し、ボールを受ける前に判断を下す思考スピードが持ち味。エルネスト・バルベルデ監督の下でエルチェ戦とFCバルセロナ戦で1部デビューも飾っている有望株だ。

一方、昨季のチーム得点王アドリアン・フエンテスの代役となるイバイ・サンスは、昨季38試合(先発32)で2534分に出場し、10ゴール4アシストを記録。直近2シーズンで計20ゴールを挙げている。身長1.83mと大柄ではないものの、スペースを読む力とエリア内での得点嗅覚に秀でたストライカーである `(via SPORT)`。

カディスCF

アスレティック・クラブのFWウルコ・イセタの獲得を画策し、125万ユーロから150万ユーロの移籍金で個人合意も含めてほぼ決着がついたと見られていた。しかし、アスレティック側が移籍金を要求したことで交渉が難航。そこにマジョルカが200万ユーロのオファーを提示して横槍を入れたため、状況は完全に暗礁に乗り上げている。イセタはアスレティック内で最も給与が低い選手の一人であり、給与が3倍になる他クラブへの移籍をクラブがこれまでブロックしてきた経緯があるため、今後の展開が注目される `(via ElDesmarque)`。

グラナダCF

スポルティング・ヒホンと同様に、セルタでプレシーズンの構想外となっている23歳のMFダミアン・ロドリゲスの動向を密かに追っており、獲得に向けた争奪戦の準備を進めている `(via SPORT)`。

CDテネリフェ

前線の主力であるFWヘスス・デ・ミゲルに対し、サメド・バズダルの退団が確実となっている3部のレアル・サラゴサから熱烈なラブコールが届いている。しかし、テネリフェ側は移籍金を要求して徹底抗戦の構えを見せており、交渉の行方は市場の最終盤までもつれ込むと予想されている `(via SPORT)`。

FCカルタヘナ

ハビエル・エルナンデスSDの下で緻密なチーム編成が進んでいる。「予算がもっとあってもプランAを変えるつもりはない」と断言し、ジェロ・バラレスの退団を埋めるべく、CF、ゲームメイカーを含むMF2人、サイドアタッカーの獲得を目指している。注目はアトレティコ・マドリードBから獲得した23歳の左SBアドリアン・コラル。スペイン代表の年代別カテゴリーでも活躍した逸材で、技術の高さが評価されている。また、他クラブの1部Bチームからもオファーがあったアブデル・ラーや、すでに高い競争力を証明しているリチャルテといった若手にも大きな期待を寄せている。さらに、地元出身のトニ・ビジャの獲得についても、現在は具体的な進展はないものの「違いを生み出せる選択肢の一つ」として可能性を残している `(via SPORT)`。

その他の動向

ジローナCFは1部から2部へと降格し、カステリョンとのプレシーズンマッチを行う `(via SPORT)`。

CEサバデルは2部への昇格を果たし、カステリョンとのプレシーズンマッチおよびリーグ第2節で激突する `(via SPORT)`。

レアル・バジャドリードはリーグ開幕戦で降格組のマジョルカと対戦する `(via SPORT)`。

レアル・ソシエダBはリーグ開幕戦でカステリョンをホームのズビエタで迎え撃つ `(via SPORT)`。

【本日の総括】

マジョルカやジローナといった1部からの降格組が、即座の1部復帰を目指して資金力を活かした積極的な補強に動いており、ウルコ・イセタの争奪戦に見られるように市場の主導権を握りつつある。一方で、コルドバやカルタヘナは1部クラブの優秀なカンテラーノ(エデル・ガルシアやアドリアン・コラルなど)をローンや完全移籍で引き入れることで、コストを抑えながら確かなクオリティを確保する堅実なルートを確立している。また、オビエドがルーマニアから1.90mの長身CFイスファンを獲得しようとしているように、国外のニッチな市場から即戦力を発掘する動きも活発化。さらに、ラシン・サンタンデールのセルヒオ・カナレスの奇跡的な帰還は、クラブの士気を底上げするだけでなく、リーグ全体の注目度を飛躍的に高める劇薬となっている。降格組の資金力と昇格組・中堅クラブのスカウティング力が真っ向からぶつかり合う、非常にスリリングなシーズンとなることは間違いない。