コルドバCF
来季(2026-27シーズン)に向けたシーズンチケットの更新キャンペーン第1フェーズが終了まで残り24時間という段階で、13,416人のソシオが更新を済ませた。昨季は第1フェーズで14,808人が更新しており、それに比較すると90.59%という高い更新率を記録している。クラブが昨季設定し達成した上限の17,370人という数字に対し、現時点で全体の77.23%のファンが継続を約束した形になる。この後に行われる新規受付フェーズでの街の反応が試されるが、現状の数字は決して悪いものではなく、スポーツ面での再建だけでなく社会的再建を図るクラブに対して、ファンの忠誠心とコミットメントの高さが証明されている。(via SPORT)
レアル・オビエド
ダビド・フェルナンデス新スポーツディレクターは、新たに加入したビクトル・ミンゴとユネス・ラチャブの入団会見において、チームには出入りが必要であることを強調した。カンテラの若手を重用しつつも『デビューは簡単だが、定着するのは別の話だ』と語り、実力重視の姿勢を見せている。また、ハッサムやラヒムに関心を寄せるクラブに対しては、直接オビエドへ連絡するよう求めた。
現在、移籍市場での最大の目玉として、ルーマニアのファルル・コンスタンツァからアレクサンドル・イスファンの獲得に迫っている。26歳のイスファンは190cm近い長身を誇る左利きのストライカーで、フィジカルの強さが武器。トップ下やウイングもこなせる汎用性がある。2025/26シーズンはルーマニアリーグで41試合に出場し、11ゴール4アシストを記録。プロ通算250試合で29ゴール15アシストという実績を持つ。契約は2028年6月まで残っており、1シーズンのレンタルか完全移籍かで交渉の最終段階にある。現在オビエドのストライカー陣はカンテラから復帰したホアキン・デルガドとアレンテイロからフリー加入したビクトル・ミンゴのみであり、ダニエル・パラシフは戦力外として退団を待っている状態だ。同時に、CDカステリョンのウスマヌ・カマラとの交渉も並行して進められており、ウルコ・イセタも補強レーダーに名を連ねている。(via ElDesmarque) (via SPORT)
CDカステリョン
レンタル組の去就が少しずつ決定している。昨夏加入しセグンダでデビューを果たしたセルヒオ・サンチス“セルペタ”は、昨季のウニオニスタス・デ・サラマンカへのレンタルに続き、今季はプリメーラRFEFのアギラスFCへシーズン終了までレンタルされることが合意に達した。一方で、UDイビサへのレンタルから復帰したホセ・アルベルト・アンドレスは契約を更新してトップチームに残る。CDテルエルにレンタルされていたママドゥ・トラオレは契約を解除し、アルベール・ロティンの去就は現在不透明な状況だ。
また、ピッチ外の事件として、6月9日に行われたUDアルメリアとの昇格プレーオフ後に、アルメリアのファンを襲撃したカステリョンのウルトラス「フレンテ・オレジュット」のメンバー6名が警察の「カスタリ作戦」により逮捕された。容疑者にはカステリョンのスタジアムおよび彼らが試合を行う全てのスタジアムへの接近禁止命令が出された。クラブは、関与した人物のシーズンチケットを少なくとも1シーズン停止し、永久追放にする可能性も発表するなど厳しい態度をとっている。(via SPORT)
RCDマジョルカ
昨季1部からLaLiga Hypermotionへと降格したマジョルカは、1部復帰を目指し今夏3人目の補強となるアブバカ・スマホロの獲得を発表した。アドリアン・フエンテス、アルナウ・プイグマルに続く補強で、ハンブルガーSVからシーズン終了までのレンタルとなる。21歳のフランス人であるスマホロは、PSGやパリFCの育成組織出身で、昨季後半はサンテティエンヌでプレーし、フランスの年代別代表経験も持っている。CBだけでなく左SBやピボーテとしてもプレーできる汎用性が魅力であり、現在チームにはアントニオ・ライージョ、マルティン・ヴァリエント、ダビド・ロペスがいるため、4番手のCBとしての活躍が期待される。
スマホロは『マジョルカが自分に興味を持ち続けていると聞き、迷わず決断した。目標はチームの1部昇格を全力で助けることだ』と強い決意を語っている。ピボーテのポジションにはハビ・オライソラも控えており、新監督がスマホロをどのように起用するかが注目される。(via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)
セグンダ移籍市場
昨季FCアンドラにレンタルされ、LaLiga Hypermotionでプレーしたアスレティック・クラブのアインゲル・オラバリエタが、セグンダの複数のクラブから熱視線を浴びている。カンテラで輝きを放った彼だが、アンドラでの1年は期待されたほどの成果を出せず、今季からアスレティックの指揮を執るエディン・テルジッチ監督の構想からは外れ、プレシーズンメンバーにも含まれていない。契約は2029年6月まで残っているが、レンタル制限ルールの影響もあり、完全移籍での放出の可能性も浮上している。オラバリエタ自身はサン・マメスでの成功を夢見つつも、新たな環境への移籍の決断を待っている状態だ。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
本日のLaLiga Hypermotionは、各チームがそれぞれの目標に向けて着実に動きを進めていることが浮き彫りになった。降格組のマジョルカは即座の1部復帰を目指して実力派の若手DFを獲得し、守備陣の層を厚くした。レアル・オビエドも新SDのもとで積極的なアタッカー補強に動き、昇格争いに向けた明確なビジョンを示している。また、コルドバCFに見られるようにファンの熱烈なサポートがクラブの基盤を支えており、各チームがピッチ内外で新シーズンへの準備を加速させている。若手選手のレンタルや完全移籍を巡る駆け引きも活発化しており、リーグ全体の勢力図はこれから開幕に向けてさらに激しく動いていくだろう。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
マジョルカが獲得したスマホロのような、CB・SB・ピボーテをこなせるマルチロールの存在は、セグンダの過密日程において戦術的な柔軟性を大きく高めます。特に降格組として主導権を握る展開が増える中で、守備の安定とビルドアップの出口を同時に確保できる選手は貴重です。一方、オビエドが狙うイスファンのような長身FWは、単なるターゲットマンとしてだけでなく、前線での起点作りと守備の基準点として機能するはずです。各チームとも、個の能力に依存するだけでなく、配置の可変性を高める補強にシフトしている点が興味深いですね。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
コルドバのシーズンチケット更新率の高さは、単なる数字以上の意味を持ちます。スポーツ面での再建途上にあるクラブにとって、ファンがこれほどまでにコミットしている事実は、フロントが長期的なビジョンを打ち出す上での強力な後ろ盾となります。対照的に、カステリョンのウルトラスによる事件は、クラブが毅然とした処分を下すことで、健全なスタジアム環境の維持という社会的責任を果たす姿勢を示しました。クラブの価値はピッチ上の結果だけでなく、こうした地域社会との信頼関係の構築によっても測られるべきでしょう。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
オラバリエタの去就は、アスレティック・クラブのような育成型クラブが抱える「レンタル制限」の難しさを象徴しています。2029年までの長期契約を抱えつつ構想外となった場合、完全移籍での放出は編成上の必然ですが、市場価値を維持したままの売却は容易ではありません。また、オビエドがイスファン獲得に際してレンタルか完全移籍かで交渉している点も、サラリーキャップや登録枠を考慮した慎重な判断が見て取れます。各クラブとも、単なる戦力補強ではなく、契約年数とコストのバランスを最適化するフェーズに入っています。