レアル・オビエド
レアル・オビエドは、1部復帰を果たした2025/26シーズンの財務決算を発表し、純利益6,927,682.81ユーロ(約693万ユーロ)を計上して赤字脱却(前年度は5,578,650.28ユーロの赤字)を果たしたことを明らかにしました。
売上高は前年の2,310万ユーロから7,274万ユーロへと3倍以上に跳ね上がりました。最大の推進力となったのは放映権収入で、2部時代の約700万ユーロから4,265万ユーロへ急増。さらに広告収入(1,317万ユーロ)、年間シート・ソシオ収入(929万ユーロ)、グッズ販売等の商業収入(511万ユーロ)も大きく増加しました。
支出面では、トップチームの人件費が2部時代の1,660万ユーロから3,202万ユーロへ増加し、営業費用全体も2,350万ユーロに達しました。自己資本は3,611,209.61ユーロで、運転資本(Fondo de maniobra)はマイナス6,595,542.88ユーロと短期負債が手元の流動資産を上回る状態にあるものの、手元資金(Cash)は前年の143万ユーロから638万ユーロへ増加しています。
今季(2026/27)の2部降格に伴い、売上高は2,450万ユーロ程度まで減少する見込みですが、ラ・リーガからの降格補償金840万ユーロの受給権や選手売却益、さらにCVC関連の参加型融資(906万ユーロ+未執行枠518万ユーロ)により十分な資金流動性を確保。今季予算でも384万ユーロの純利益を見込んでいます。
クラブはシエロ(Siero)に建設予定の新しい総合練習場「シウダ・デポルティーバ」プロジェクト(総事業費最大4,000万ユーロ)を段階的に進めており、2025/26シーズンにはスタジアム改修や練習場着工などで792万ユーロを投資。2026/27シーズンには1,508万ユーロの投資を計画しています。(via SPORT)
【本日の総括】
首位を走るCDカステリョンではオロスコ&ヤコブセンのデュオが決定力を発揮して攻撃陣の主軸として定着した一方、レアル・ソシエダBやカディスCFでは長期不遇や離脱を乗り越えた若手選手が台頭し、層の厚みと将来性を示す1日となりました。また、コルドバCFを率いるイバン・アニア監督のセグンダ最多指揮記録樹立や、CEサバデルの過酷な直行アウェイ遠征、レアル・オビエドの1部復帰に伴う財務黒字化と長期的なインフラ投資など、ピッチ内外で過酷な2部リーグを勝ち抜くための戦略とドラマが色濃く現れています。