🇪🇸セグンダ(2部) 詳細レポート 2026-04-24

【今回のラインナップ】

✅ ラ・リーガ・ハイパーモーション全体 史上稀に見る大混戦、60ポイント超えが7チームに達する異常事態

✅ ラシン・サンタンデール AI昇格予測96.3%で首位独走も、代表離脱と歴史的大敗で暗雲

✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ イダルゴ監督のターンオーバーで2位浮上、エースの今季絶望の悲劇

✅ UDアルメリア C・ロナウドの資本参加とアリバスのピチチ独走で自動昇格圏へ猛追

✅ マラガCF チュペの記録的ドブレテ連発と、絶対的エースの長期離脱がもたらす試練

✅ CDカステリョン データ分析によるセットプレーの猛威と、代表招集による野戦病院化

✅ ブルゴスCF 被PKゼロの鉄壁守備でプレーオフ圏内を死守、主力DFの顔面骨折と緊急手術

✅ UDラス・パルマス 日本人FW宮代大聖が大ブレイク、鉄壁の守備で昇格PO進出の絶対的キーマンに

✅ レアル・サラゴサ 新体制の魂のスピーチでV字回復、ダニ・ゴメスの覚醒と残留サバイバル

✅ スポルティング・デ・ヒホン 冬の目玉CBの重傷からの復帰と、チケット値上げに対するファンの猛抗議

✅ コルドバCF 前半失点ワーストの泥沼からグアルディオラのトップ下コンバートで奇跡の脱出

✅ CDレガネス 旧オーナーからの500万ユーロ提訴問題と、守護神ソリアーノの驚異的スタッツ

✅ CDミランデス 鬼門リアソールでの歴史的逆転勝利と、カルロス・フェルナンデスの大爆発

✅ FCアンドラ ピケ会長の猛抗議による罰金危機と、首位ラシンを粉砕した大逆転劇

✅ カディスCF 現体制退陣を求めるファン団体発足、37歳ルーカス・ペレスの電撃復帰

✅ レアル・バジャドリード ペナルティバランス・マイナス6の不運と、若き司令塔チュキのフリー退団濃厚

✅ アルバセテ・バロンピエ リーグ最多13回のクリーンシートと、ポスト直撃21回の不運が交錯

✅ グラナダCF 怒涛の5分間3ゴールと、パチェタ監督の試合中めまいによる緊急事態

✅ SDエイバル コルパス通算200試合出場達成と、アウェイ3連勝の無失点記録

✅ SDウエスカ オルトラ新監督の初陣と、来季移籍内定の主将プリードの忠誠心

✅ CDテネリフェ 歴代2位の圧倒的リードで2部昇格へ王手、鉄人アルバレスのフル出場記録

✅ レアル・ソシエダB 日本人キタのスーパープレーも及ばず、泥沼の4連敗で降格圏接近

✅ クルトゥラル・レオネサ 15戦未勝利のどん底から新監督下での攻撃的アプローチ

✅ ADセウタFC 大躍進でカディスを撃破し、上位陣を脅かす存在へ

✅ レアル・ムルシア 債務再編計画の再却下と負債増大による泥沼の10戦未勝利

ラ・リーガ・ハイパーモーション全体

今季のスペイン2部リーグは、欧州の他の2部リーグと比較しても類を見ないほどの大混戦となっている。第36節を終えた現在、実に7チームが勝ち点60以上に到達するという、2010-2011シーズンの現行プレーオフシステム導入以来、歴史上初の異常事態が発生している。現在、1位のラシン・サンタンデール(68ポイント)を筆頭に、2位デポルティーボ(64ポイント)、3位アルメリア(64ポイント)、4位カステリョン(61ポイント)、5位ブルゴス(60ポイント)、6位ラス・パルマス(60ポイント)、7位マラガ(60ポイント)がひしめき合っている。過去の類似シーズンである2011-2012シーズン(1位デポルティーボ75ポイント、5位アルコルコン60ポイントなど)や2014-2015シーズン(1位ベティス72ポイント、5位バジャドリード62ポイントなど)でも、同時期に60ポイントを超えたのは5チームにとどまっていた。今季の激しさは過去最高レベルであり、自動昇格枠の2位デポルティーボから7位ラス・パルマスまでの勝ち点差はわずか4ポイントしかない。「自殺的」とも呼ばれる過酷な4試合の昇格プレーオフを回避するため、各クラブが残りの試合を「全て決勝戦」と位置づけ、息詰まる死闘を繰り広げている。(via MARCA)

ラシン・サンタンデール

ホセ・アルベルト監督率いるチームは、エンターテインメントブランドCasino.orgが開発したAIアルゴリズム(スーパーコンピューター)の予測で、自動昇格の可能性が96.3%、最終勝ち点79に到達すると予測され、リーグ首位を快走している。攻撃陣を牽引するのは、右ウイングながら今季17ゴール4アシスト(一部記録では18ゴール)を挙げ、ピチチ(得点王)争いを独走するアンドレス・マルティンと、イニゴ・ビセンテの強力な両翼コンビである。さらに、冬の移籍市場で加入した19歳のスウェーデン人GKシモン・エリクソンがアルメリア戦でデビューを飾り、試合後に北スタンド(ラ・グラドナ)でスペイン語のチャントを熱唱してファンの心を鷲掴みにした。しかし、順風満帆に見えたチームに暗雲が立ち込めている。ホームのエル・サルディネロでのアルバセテ戦で退場者を出して0-4の歴史的大敗を喫し、続くFCアンドラ戦でも2点のリードを守りきれず2-6の大逆転負けという屈辱を味わった。さらに追い打ちをかけるように、「FIFAウイルス」の影響でグスタボ・プエルタ(コロンビア代表)、グリアシュヴィリ(ジョージア代表)、シモン・エリクソンら主力5人が次節のレアル・サラゴサ戦で欠場を余儀なくされており、首位固めに黄信号が灯っている。(via AS)

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

アントニオ・イダルゴ監督の巧みなターンオーバーが機能し、チームは現在勝ち点64を獲得して自動昇格圏の2位に浮上している。AI予測での昇格可能性も34%と高く評価されている。クラブはフェルナンド・ソリアーノSDとの契約を2029年まで、Bチーム(ファブリル)のマヌエル・パブロ監督との契約を2028年まで延長し、長期的なプロジェクトを固めた。ピッチ上では、中盤で驚異的なパス成功率を誇る新戦力リキや、鉄人ビジャレスが君臨。ルイスミ・クルスの正確なフリーキックからダニ・バルシアが同点ヘディング弾を決めたスポルティング・ヒホン戦(1-1)や、ストイチコフが強烈なミドルシュートを沈め、途中出場のサムエレ・ムラッティエリが決勝点を奪ったレアル・サラゴサ戦(2-1の逆転勝利)など、終盤の驚異的な得点力と交代選手の躍動が光っている。しかし、野戦病院と化しつつある現状が懸念材料だ。攻撃の要であるダビド・メジャがグラナダ戦での接触により左膝外側側副靭帯を損傷し、マドリードでのマヌエル・レジェス医師による手術を経て4〜5ヶ月の離脱(今季絶望)が確定した。さらにロウレイロも足首捻挫で離脱中だ。10番を背負うイェレマイが恥骨炎から復帰しMVP級の活躍を見せているのが唯一の救いである。超満員となる本拠地リアソールでは一時不振に陥りブーイングも起きたが、イダルゴ監督は「リアソールの要塞化」を誓っている。次節のCDレガネス戦は国家委員会により「高リスク試合」に指定され、厳戒態勢が敷かれる予定だ。(via SPORT)