UDアルメリア / マラガCF
UDアルメリアとマラガCFによる1部昇格プレーオフ決勝第2戦が、土曜日の21時にUDアルメリア・スタジアムで開催される。このアンダルシア・ダービーは「ハイリスク試合」に指定されており、チケットを持たない約4000人のマラガサポーターがアルメリアの首都を訪れると予想されている。アルメリアのホセ・マリア・マルティン政府副代表は、国家警察と治安警察による厳重な警備体制が敷かれることを強調し、『アルメリアは全ての人を歓迎するが、スポーツとは無関係な意図を持つ者には公の秩序を乱す余地は与えない』と警告している。同時に、土曜日の夜にアルメリアが1部リーグへの復帰を果たし、街全体で祝えることへの強い期待を口にしている。(via SPORT)
レアル・サラゴサ
レアル・サラゴサは、選手、家族、コーチ陣など約700人を集めた非公開のイベントで、カンテラ(下部組織)の新体制を発表した。ラモン・ロサノの後任としてハビエル・ガルセスが新ディレクターに就任し、ダビド・ナバロがコーディネーション部門、ホセ・ルイス・アルホルがメソドロジー部門、ムラド・エル・カンマスがスカウト部門の責任者を務める。スポーツディレクターのラロ・アランテギや、トップチームのイバイ・ゴメス新監督も出席し、『プロサッカーへの復帰という最大の目標に向け、トップチームに有能な選手を供給し続ける』というクラブの強い野心が語られた。(via SPORT)
一方で、移籍市場ではアドリアン・リソの去就が最大の焦点となっている。ヘタフェでのレンタルでホセ・ボルダラス監督のもと確かな足跡を残した21歳のアタッカーに対し、サラゴサは300万ユーロでの完全移籍、もしくは買取義務付きのレンタルでの放出を望んでいる。オランダやベルギーのクラブから正式なオファーが届いているものの、選手本人はスペイン国内かイタリアでのプレーを希望している。現在、国内ではセビージャ、レバンテ、ラージョ・バジェカーノが関心を示しており、イタリアからはジェノアとトリノ、さらにギリシャのオリンピアコスも獲得競争に加わっている。(via ElDesmarque)
UDラス・パルマス
UDラス・パルマスは、得点力不足解消に向けてギリシャのオリンピアコスに所属するジェフテ・ベタンコールの獲得に本腰を入れている。来月で33歳になる同選手は、かつてアルバセテで18ゴールを記録した実績を持ち、ルイス・エルゲラSDが長年追い求めていたターゲットである。さらに、クラブは2部RFEFで10ゴールを挙げ、チームの残留に大きく貢献した22歳のカンテラーノ、エリアス・ロメロをトップチームに昇格させ、銀のカテゴリー(2部リーグ)のプロライセンスを与えることを決定した。これに加え、今月で契約が切れる30歳のFWサンドロ・ラミレスにも契約延長のチャンスが与えられており、チームの「カナリア化(地元出身選手の重用)」を推し進める方針が明確になっている。(via SPORT)
スポルティング・デ・ヒホン
ニコラス・ラルカモン監督が率いるスポルティング・デ・ヒホンは、守備陣の補強としてレガネスを退団した29歳のCBホルヘ・サエンスを2028年6月30日までの契約でフリー獲得した。サエンスは『アウェイで訪れるたびに素晴らしい雰囲気を感じていた。今度は味方としてここでプレーできるのは素晴らしいことだ』とエル・モリノンでのプレーに胸を躍らせている。さらに、メキシコのプエブラからエマヌエル・グラルテもレンタルで加わる予定である。(via MARCA)
また、ヒホンの街では、プレシアド監督の昇格シーズン(2007-08)以降のすべての試合結果や得点者を暗記しているウゴ・ゴンサレスという22歳の熱狂的なサポーターが話題となっている。彼はラルカモン監督の経験不足を指摘する声に対し、『2部で長年指揮を執りながら何も達成していない監督もいる。私はチームの進化に対して非常に楽観的だ』と新体制への期待を語っている。(via SPORT)
レバンテUD
レバンテUDは、フランスのダンケルクで圧倒的なパフォーマンスを見せた23歳のMFエンツォ・バルデリを3年契約で獲得した。昨季のリーグ・ドゥ(フランス2部)で6ゴール5アシスト、直近のシーズンでは9ゴール6アシストを記録したこのゲームメーカーには、ヘタフェやデポルティボ・ラ・コルーニャ、さらにリーグ・アンの複数クラブから高額なオファーが届いていた。しかし、バルデリは若手育成と再評価に定評のあるルイス・カストロ監督のプロジェクトに魅力を感じ、レバンテでのプレーを選択した。広範囲をカバーし、第2列からの飛び出しでゴールやアシストを量産するそのプレースタイルは、1部復帰を目指すチームにとって最高のスパイスとなる。(via SPORT)
レアル・オビエド
レアル・オビエドは、アイセム・ハッサンの売却によって思わぬ臨時収入を得る可能性がある。冬の市場でトルコのトラブゾンスポルから届いた600万ユーロとダニーロ・シカンの譲渡というオファーを拒否し残留させたものの、本人は夏の移籍を示唆している。売却額の40%の権利をビジャレアルが保持しているため、彼らもこの動向を注視している。(via SPORT)
また、バルサ・アトレティクへのレンタルで16試合6ゴールと大活躍した24歳のFWホアキン・デルガドが復帰し、フリアン・カレロ監督の構想に含まれることが決定した。一方でチアゴ・ボルバスは構想外となっており、早急な売却が目指されている。クラブはデルガドを含めた3人のストライカー体制を構築する予定である。(via ElDesmarque)
空席となっているスポーツディレクター職については、オサスナのカタ氏との交渉が破談となったことを受け、元レアル・マドリードのスカウト責任者であり、直近ではバルセロナの育成スカウトを務めていたダビド・フェルナンデスを最有力候補としてリストアップしている。(via SPORT)
ブルゴスCF
ブルゴスCFは、オサスナへ去ったルイス・ミゲル・ラミス監督の後任として、セルヒオ・フランシスコを新監督に任命した。契約期間は2026/27シーズンの1年間で、目標達成に応じた延長オプションが付随している。就任直後、フランシスコ新監督は自身の愛弟子であるクルトゥラル・レオネサのDFペル・ロドリゲス(24歳)の獲得をフロントに要求した。レアル・ソシエダのBチーム時代に60試合以上を共に戦った絶対的な信頼関係があり、フリーエージェントとなっている同選手をプロの舞台へ引き上げる構えだ。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)
デポルティボ・ラ・コルーニャ
デポルティボ・ラ・コルーニャは、創立120周年を迎えるにあたり、クラブの正式名称をガリシア語の公式地名に合わせた「Real Club Deportivo de A Coruña」に変更するかどうかを決定するソシオ向けの拘束力のあるオンライン投票を開始した。結果は日曜日に締め切られ、賛成多数となれば定款が変更される。(via SPORT / MARCA)
トップチームの編成においては、フェルナンド・ソリアノSDが大規模な血入れ替えを断行している。すでにセルヒオ・エスクデロ、クリスティアン・エレーラ、ストイチコフ、サムエレ・ムラッティエリ、ホセ・グラヘラの5選手の退団が発表された。クルトゥラル・レオネサでのレンタルで8ゴール3アシストを記録し復帰したルイス・チャコンについても、アントニオ・イダルゴ監督の構想に入るのは難しく、2028年までの契約を残しながらも完全移籍での売却が濃厚となっている。(via ElDesmarque)
さらに、エスクデロの退団で手薄になった左サイドバックの補強として、セスク・ファブレガス率いるコモを契約満了で退団する33歳のアルベルト・モレノの獲得を検討中である。国内外からの激しい競合が予想されるが、経験豊富なベテランのフリー獲得はデポルティボにとって非常に魅力的なオプションとなっている。(via ElDesmarque)
ジローナFC
無念のセグンダ降格(LALIGA HYPERMOTIONへの降格)となったジローナFCは、主力選手の大量流出という厳しい現実に直面している。ミチェル監督もすでにチームを去っており、クラブは新プロジェクトを託す指揮官探しに奔走している。そうした中、チーム再建の第一歩として、コルネジャに所属し、昨季はグラナダへのレンタルで18試合に出場してプロデビューを果たした21歳のMFイザン・ゴンサレスを2029年までの3年契約で獲得した。フィジカルの強さと戦術眼を兼ね備えた同選手は、中盤の要として期待されている。さらに、移籍が確実視されているビクトル・ツィガンコフの代役として、ウクライナ人FWオレクサンドル・ピシュチュルをすでに獲得しており、1年での1部復帰に向けた基盤作りを進めている。(via Estadio Deportivo / MARCA / 3Cat)
RCDマジョルカ
LALIGA HYPERMOTION(2部)での戦いを強いられるRCDマジョルカに、さらなる激震が走っている。2028年まで契約を延長し、昇格プロジェクトの核となるはずだったマルティン・デミチェリス監督が、ドイツのRBライプツィヒへ引き抜かれることが確実となった。アルフォンソ・ディアスCEOは『彼を引き抜きたいクラブは250万ユーロの違約金を支払う必要がある』と断言し、無条件での放出を徹底して拒否している。クラブはすでに後任探しに着手しており、元オビエド監督のルイス・カリオンの就任が間近に迫っている。その他にもガルシア・ピミエンタやアルベルト・リエラなどが候補に挙がっており、プレシーズンを前にしたベンチの混乱を早急に収拾しようとしている。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)
【本日の総括】
セグンダ(LALIGA Hypermotion)は、各クラブが新シーズンに向けた激しい編成の真っ只中にある。1部復帰を至上命題とするジローナやマジョルカは、監督の退任や引き抜きという大きな壁に直面しながらも、若手の確保や新指揮官の招へいに迅速に動いている。オビエドやサラゴサ、デポルティボといった伝統あるクラブも、カンテラの大改革や主力級の売却、的確なフリーエージェントの獲得を通じてチームの血の入れ替えを断行している。また、アルメリアとマラガの昇格プレーオフは、今後の勢力図を大きく左右する今週最大のハイライトとなる。限られた資金の中でいかに賢く立ち回り、最適なスカウティングを行えるかが、過酷な昇格レースを生き抜く鍵となる。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
昇格プレーオフのアルメリア対マラガは、単なるダービー以上の緊張感を孕んでいます。戦術的には、両チームがこの一戦でいかにリスクを管理し、相手の守備ブロックを崩すための『幅』と『深さ』を使い分けるかが焦点です。また、レバンテが獲得したエンツォ・バルデリのような、第2列から飛び出せるゲームメーカーの存在は、セグンダの堅い守備をこじ開ける上で非常に有効なピースとなります。各クラブが新監督の下でどのような配置を構築し、プレシーズンからどう戦術的アイデンティティを浸透させるか、その初期段階の噛み合わせに注目しています。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
今週の動きで象徴的なのは、レアル・サラゴサがカンテラ体制を一新した点です。単なる人事異動ではなく、トップチームへの供給源を再構築するという明確なメッセージが感じられます。一方で、マジョルカのデミチェリス監督引き抜き騒動のように、降格後のクラブは監督の去就一つでプロジェクト全体が揺らぎかねません。サポーターの熱量とクラブの経営判断が乖離しないよう、フロントには透明性の高い説明が求められます。デポルティボの名称変更投票も含め、クラブのアイデンティティをどう守り、どう未来へ繋ぐかという姿勢が問われる時期です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
移籍市場では、フリーエージェントの活用が各クラブの編成を左右しています。特にスポルティング・デ・ヒホンのホルヘ・サエンス獲得や、デポルティボが狙うアルベルト・モレノのような経験豊富なベテランの確保は、限られた予算で即戦力を補う賢明な戦略です。一方で、アドリアン・リソやアイセム・ハッサンのような若手有望株の売却益をどう再投資に回すか、そのサイクルがクラブの財政健全性を決めます。契約年数や買取義務の有無など、条件面での駆け引きが激化しており、編成のバランスを崩さずにいかに最適解を導き出せるかが鍵となります。