バルベルデ監督の退任と会見内容
🦁今週末の土曜日に行われるレアル・マドリード戦(サンティアゴ・ベルナベウ)を最後に、アスレティック・クラブの指揮官を退任するエルネスト・バルベルデ監督が、レザマの施設で最後となる記者会見に臨みました。なお、サン・マメスでラグビーのヨーロッパ決勝戦が開催される都合上、異例となる木曜日の会見実施となりました。(via ElDesmarque)
バルベルデ監督は、自身の退任と今の心境について次のように語っています。
『私は元気だ。今日こんなに重要視されるとは思っていなかった。まるでコパの決勝戦のようだ。今シーズン最後の試合であり、良く締めくくりたいが、ベルナベウに行ってチームを90分間集中させるのは難しい。その後には休暇やワールドカップがあるが、何も懸かっていなくても、試合に勝つために良いプレーをしようとすることが重要だ』(via ElDesmarque)
『今は少しプレッシャーから解放される必要がある。ずっとこの生活をしてきて、我々監督が持っている強度を考えれば、ペースを落とす必要がある。最初は寂しく思うだろうが、様子を見よう。他のことをするつもりだ。乗り越えられると思う』(via ElDesmarque)
『最後の試合の瞬間が近づくにつれて、本当にそのことを考える。レザマに挨拶に来たいと思っているし、これが最後の瞬間だと感じている。人々が少しずつ別れを告げていくので感動的だ。以前にもこういうことはあったが、今回は皆がこれが決定的な別れだと直感しているので特別だ』(via ElDesmarque)
『もうごまかしはきかない。成功や失敗の前では裸だ。自分の遺産(レガシー)についてはあまり考えないが、上手くいったのだから笑顔で思い出してほしいし、私のチームの試合を楽しんでくれたらと思う』(via ElDesmarque)
『私をアスレティックと契約させてくれたことで、彼らは私に大きな恩恵を与えてくれた。私は下部組織の出身ではないが、常に自分のチームに関わってきた。そしてここが、私が最も自分を反映し、認められていると感じる場所だ。ある選手がアスレティックについて言っていたのを読んだが、我々は皆一つのクラン(一族)なのだ』(via ElDesmarque)
『(ホーム最終戦では)家族と一緒にピッチに降りた。最初から最後まで感動的だった。残念だったのは、勝つのにふさわしかったのにゴールを決められなかったことだ。私は満足して去る。こういう形で別れを告げられるのは良いことだ。自分の選手たちが気持ちよくお別れするのがいつも好きだったが、今度は私の番になり、彼らは私にたくさんの愛情のこもった気遣いを見せてくれた』(via ElDesmarque)
『最終日までプレッシャーをかける。それしか方法はない。我々はゴールを決めるために多くを必要とするチームだ。強度を下げることはできない。そうすると試合を決定づけるための要素が欠けてしまうからだ。ボリュームが必要で、マドリードではなおさらだ。彼らは攻撃が非常に強力なのでしっかりと構え、彼らのペナルティエリアを見失わないようにしなければならない。難しい試合だが、挑戦しなければならない』(via ElDesmarque)
また、シーズン中に「チャンピオンズリーグはスカッドにとって肉体的な消耗が激しすぎる」と発言して物議を醸した件についても、率直な思いを明かしました。
『ラ・リーガは我々にとって最も重要な大会だと常に言っているが、ヨーロッパの大会に出場している他の年にも言ったことだ。他の大会での道のりを決定づける。チャンピオンズリーグは、相手に罰を与えるチームがいる別次元のレベルだ。私の発言がなぜ逆効果になるのかわからない。スポルティング・ポルトガルに1点差でグループリーグを突破できなかったのだから...。しかし、もしチャンピオンズリーグのプレーオフを戦っていれば、リーグ戦でも面倒なことになっていただろう。受け入れようが受け入れまいが、それがミッドウィークに試合をするどのチームにも起こる現実だ』(via ElDesmarque)
『今年は結果がリーグ戦で望んでいたものではなかったため、厳しい年だった。リーグ戦は自分たちの現在地を教えてくれるものであり、今の順位は気に入らない。チャンピオンズリーグではそこそこだったし、コパ・デル・レイでは調子が悪かったが準決勝まで行った。しかしリーグ戦では望んでいた勝ち点が取れず、難しくなってしまった。だからしばらく休むことをすでに考えていた。それが私がやることだ』(via ElDesmarque)
『前年ほどのレベルには達していなかった。再びヨーロッパの大会に出場できないのは悔しいが、それも過ぎ去るものだ。ヨーロッパの大会で優勝したいと頭の中では考えていたが、チャンピオンズリーグを戦いながらだと難しいことは分かっていた。ヨーロッパリーグなら集中していれば可能性はあるし、昨年はサン・マメスでの決勝という優勝する絶好のチャンスだった。カンファレンスリーグもある。しかし、チャンピオンズリーグは名声とお金をもたらしてくれるが、我々にとっては非常に複雑なものだ』(via ElDesmarque)
『上手くいっている時は、その状態が続くという慣性があることを忘れがちだ。勝利のダイナミズムによって互角の試合が自分たちのものになり、簡単だと思ってしまう。しかし、今年のリーグ戦は私がこれまで見たこともないような多くの意味で奇妙なものだった。1試合勝つか負けるかで、ヨーロッパを見たり降格を見たりすることになった』(via ElDesmarque)
『もし私が昨年、チャンピオンズリーグに出場し、その前にカップ戦で優勝して辞めていたら、自分が天才だと勘違いする危険性があった。しかし、今シーズンと起こった出来事は、私も皆と同じ死すべき人間であることを気づかせてくれた。注意を払わなければならない』(via ElDesmarque)
最後に、クラブ歴代最多指揮数という記録についても振り返っています。
『試合数についてはあまり考えたことがなかった。物事は成り行きで起こるものだ。今は以前よりもヨーロッパでもリーグ戦でも多くの試合が行われている。重要な数字だが、それはチームをプッシュし、モチベートし続けようとしているからだ。今年を除けば物事は私にとって上手くいっていた。だからこそ長く居られたのだ。決して挑戦だとは考えていなかったが、契約を更新した時は、500試合に到達するという目標は持っていた。それは重要な数字だったからだ』(via ElDesmarque)