ホセ・ボルダラス監督の去就問題 土曜日までに何らかの発表か?セビージャも関心
ヘタフェで通算10年(バレンシアでの1シーズンを除く)指揮を執ってきたホセ・ボルダラス監督は、今年6月で契約満了を迎えます。原則として契約更新はしない見通しであり、現在はセビージャFCの将来が解決するのを待っている状態にあります。セビージャは新オーナー候補であるセルヒオ・ラモスのグループへのクラブ売却交渉が進んでおり、ボルダラスはその新プロジェクトの次期監督の第一候補として名前が挙がっています。
実は1年前にもセビージャのスポーツディレクターであるビクトル・オルタとデル・ニド・カラスコ副会長との間で交渉が行われ、セビージャ行きに大きく近づいていました。しかし、最終局面でヘタフェのアンヘル・トーレス会長が『トップクラブに行くための紳士協定』を反故にしたことで実現しなかった過去があります。
一方で、アンヘル・トーレス会長は自身のラジオインタビューで、ボルダラス監督の継続について『今週すでに3、4回会っており、土曜日までにはニュースがあると思う』と発言しており、最終節のオサスナ戦を前に何らかの公式発表が行われる可能性が浮上しています。
(via MARCA)
(via Estadio Deportivo)
アラン・ニョムが語るオサスナ戦 勝利で欧州カンファレンスリーグ出場へ
最終節のCAオサスナ戦を前に、アラン・ニョムが記者会見に応じました。現在ヘタフェはヨーロッパのカップ戦出場枠を争う熾烈な戦いの中にあり、このオサスナ戦に勝利すればカンファレンスリーグ出場権を確保できます。他会場ではエルチェが残留のためにオサスナがヘタフェで勝ち点を獲得することを願い、セルタは他力本願にならないよう自らの試合での勝ち点を必要とするなど、リーグ全体を巻き込む大一番となります。
ニョムはオサスナ戦の重要性について『ヨーロッパへ行きたいという強い気持ちがある。それを成し遂げることはクラブにとって非常に大きな飛躍になる。降格を争う時の方が、ヨーロッパを争う時よりも多くを懸けているように見える時があるが、今回は我々も多くを懸けている』と強い意気込みを見せました。
今シーズンを振り返り、『シーズン当初は特に選手の登録問題で多くの困難があった。しかし、最終戦で来年のヨーロッパでプレーできることを非常に嬉しく思う。私たちがどこから来たのかを考えれば、とても良いシーズンだ。土曜日に勝利して締めくくりたい』と総括しています。
また、自身の契約が今季終了後に満了することについて問われると、『土曜日に勝つ。その後、それぞれの将来がどうなるかを見る。重要なのは土曜日であり、それだけを考えている』と、まずはチームの目標達成に全力を注ぐ姿勢を強調しました。
ボルダラス監督に対しては深い感謝の念を抱いており、『彼にはとても愛情がある。私がヘタフェにいるのは彼のおかげだ。与えてくれた出場時間にとても感謝している。彼はうまく私を管理してくれた。監督は我々に勝つため、そして立ち向かうためのポジティブさを伝えてくれた。何も恐れずに立ち向かえと教えてくれた』と語っています。
最後に、オサスナ戦で本拠地コリセウムに集まるファンに向けて『とてもモチベーションが上がる。もっと走り、もっと戦いたいという気持ちにさせてくれる』と共闘を呼びかけています。
(via Mundo Deportivo)
アンヘル・トーレス会長のシーズン総括 VAR批判やFFPの苦悩、そしてドミノで遊ぶ日常
アンヘル・トーレス会長が地元ラジオのインタビューに応じ、今シーズンを振り返りました。スタジアムの改修工事やシーズン中の多数の負傷者に悩まされたことを挙げ、『奇妙なシーズンだった』と表現する一方で、1月以降のチームの立て直しを高く評価し、『チームは復活し、私はより満足している』と語りました。成功の鍵は守備の堅さにあったと分析しています。
欧州大会出場への野心も隠さず、『セルタが失敗すれば、カンファレンスかヨーロッパリーグに出たい。1年中ずっと悪かったのに大陸の大会の枠で終われたら大成功だ』と、最終節の逆転劇に期待を寄せています。ファンに対しては『安全上の理由から、ピッチに乱入しないで応援してほしい』と冷静なサポートを求めました。
また、リーグのシステムに対する苦言も呈しています。審判とVARについては『VARが審判に大きなダメージを与えている』と断言。現在のシステムが審判を不利な状況に追い込んでいるとし、改善の必要性を訴えました。ラ・リーガのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の「1:1」ルールについても『恥じることはない、私も30年やっているが理解できない』と本音を漏らし、『重要な売却がなければ、競争ははるかに難しい』とクラブ運営の厳しさを吐露しています。
移籍市場の動向については『今年は売らざるを得なかった』と財政的な理由を明かしつつも、来季に向けた選手の加入や契約延長について『多くの仕事が終わっている』と、すでに準備が進んでいることを強調しました。
最後に自身のプライベートについて聞かれると、『私は普通の人間で、楽しむのが好きだ』と答え、毎朝友人たちと朝食をとり、地元の店を訪れ、ドミノで遊んで過ごしているという、会長職から離れた穏やかな日常を明かしています。
(via MARCA)
ルイス・ミジャの去就と代表待望論 国内外5クラブが争奪戦も、本人は最終節に集中
今季ヘタフェの心臓として傑出したパフォーマンスを見せたルイス・ミジャ。アンヘル・トーレス会長は彼の活躍を絶賛し、『少なくともスペイン代表にプレセレクションされるべきだった』と、代表未招集に疑問を呈しました。さらに、勝利を祝う際のミジャの様子について『最近のミジャを見ていると…頭がおかしくなっちゃったんじゃないかと思うよ(笑)』と愛情たっぷりに冗談を飛ばしています。
しかし、その素晴らしい活躍とは裏腹に、ミジャは今夏の移籍市場でヘタフェを去る可能性が極めて高くなっています。クラブは財務バランスを整えるための急務を抱えており、ミジャを移籍金600万ユーロに設定して売却する方針を固めています。
現在、彼には国内外から5つのクラブがオファーを出しています。スペイン国内からはレアル・ベティスとビジャレアル、イタリアからはセスク・ファブレガスが率いるコモ1907、ギリシャからはホセ・ルイス・メンディリバル監督のオリンピアコス、そしてサウジアラビアからはクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルが獲得を狙っています。
去就に注目が集まる中、ミジャ本人は水曜日の朝の練習後に会見を開き、『私の将来は今、何の重要性もない。選手、スタッフ、クラブ、ファンは次のオサスナ戦に勝ってヨーロッパの順位でシーズンを終えることに集中しなければならない。私の将来は全くエネルギーを奪うものではない』と、目の前の最終戦に完全に集中していることを強調しました。
今季はリーグ戦で10アシストを記録し、ラミン・ヤマルの12アシストに次ぐリーグ2位の成績を残してラ・リーガのベストイレブンにも選出されました。この快挙についてミジャは、『チームがうまくいけば、個人の成績も目立つ。これが機能しているということだ』と謙虚に語り、『一緒に素晴らしい1年を過ごした。良い時も悪い時もあったが、ジェネ、アランバリ、ダビド・ソリアが特別なものを生み出す鍵だった』と、チームメイトへの感謝を口にしています。
(via Estadio Deportivo)
(via MARCA)
フアン・イグレシアスの移籍動向 セビージャへの来季加入がすでに合意済みとの情報
右サイドバックのフアン・イグレシアスに関して、来シーズンに向けた移籍の動きが水面下で完了しています。5月31日付でセビージャFCのスポーツディレクターを退任することが発表されたアントニオ・コルドンですが、彼は退任前の仕事として、来季の補強としてフアン・イグレシアスのセビージャへの加入をすでにまとめ上げていたことが判明しました。
(via MARCA)
【本日の総括】
最終節のオサスナ戦を前に、カンファレンスリーグ出場を目指してチーム全体が極限の集中力を見せています。一方で、長年チームを支えてきたボルダラス監督の去就や、ルイス・ミジャ、フアン・イグレシアスといった主力選手の移籍など、来季に向けた大きな変革の足音も聞こえ始めています。まずは土曜日のコリセウムでの決戦で、欧州への切符を掴み取ることが最大のミッションとなります。
