CD テネリフェ

11月3日火曜日の午前8時00分、CDテネリフェのFWヘスス・デ・ミゲルの逝去がクラブから発表された。ヘスス・デ・ミゲルの家族の出身地であるトレド県ナバエルモーサ(Navahermosa)市では、3日間の公式喪が宣言され、公共施設の国旗が半旗に掲げられた。死因となった事故は、テネリフェ対FCアンドラ戦のアディショナルタイムに発生した。カウンターを開始したデ・ミゲルに対し、エリア外へ飛び出したアンドラGKヘスス・オウォノの膝が胸部および顔面に激しく衝突。頭部・胸部打撃を受けたデ・ミゲルはピッチ上に昏倒して意識を失い、心肺停止に陥った。医療陣による数分間の救護処置の後、救急車でカンテラリア大学病院(Hospital Universitario Nuestra Señora de Candelaria)に緊急搬送された。集中治療室(UCI)で重体状態が続いていたが、脳神経状態の悪化により30歳で帰らぬ人となった。(via SPORT)

今土曜日の19:00(現地カナリア時間18:00)より、本拠地ヘリオドロ・ロドリゲス・ロペスにて追悼式典が執り行われる。開場は開始2時間前で、献花とキャンドルエリアが設置されている第8・第9ゲートを除くすべてのゲートから入場可能、入場料は無料である。所要時間は約85分間で、テネリフェ公式YouTubeおよびテレビシオン・カナリアで生中継される。式典には、ライバルであるUDラス・パルマスのミゲル・アンヘル・ラミレス会長、同クラブ幹部、主将陣をはじめ、元バルセロナのセンシ氏やオルモ氏、スペインプロサッカー界の全クラブ代表者、CBラ・ラグーナ・カナリアス(バスケットボール)の関係者が参加し、テネリフェの2部昇格の立役者であったデ・ミゲルを追悼する。(via MARCA)

この悲劇を受け、第13節のテネリフェ、FCアンドラ、CDカステリョンの3試合が延期決定となった。延期されず開催される残り8試合では、両チームの先発選手がデ・ミゲルの背番号「9」と『Siempre en nuestro recuerdo(常に私たちの記憶に)』のメッセージが刻まれた記念Tシャツを着用して入場する。試合開始前には1分間の黙祷と献花が行われ、前半9分が経過した最初のプレー中断時に試合を一時停止し、スタジアムの大画面で追悼動画が上映される。テネリフェのプレジデントは『心理的ダメージは極めて深く、選手やその家族、クラブ全体で専門的なメンタルケアサポートが必要になる』と語り、深い悲しみを表明した。(via Estadio Deportivo)

エルクレスの選手フラン・ソルが立ち上げた遺族(妻のホセ・マリアさんと1歳4ヶ月の娘カルラちゃん)支援のためのクラウドファンディングは、すでに10万ユーロを突破した。アルバロ・モラタ、ボルハ・イグレシアス、アレックス・バエナ、ポロ、アレックス・レミロ、アレーニャ、アルバロ・フィダルゴ、ペテル・フェデリコなどの名選手たちが寄付を行った。特にセグンダ所属クラブの会長陣から巨額の寄付が寄せられており、カディスCFのカルル・クリスティアン・セプティエン・ストゥーテ会長が1万5000ユーロ、ADセウタFCのルハイ・ハミド会長が3500ユーロを寄付している。また、元所属クラブであるCDカステリョンでは、スカイファイ・カスタリア(SkyFi Castalia)の9番ゲート前にファンや選手が集まり祭壇が作られ、ハララボス・ブルガリス会長が故人の献身性と家族愛を称える追悼文を発表した。(via MARCA)