【今回のラインナップ】

 

✅ ラス・パルマス [元副会長死去の悲報の中、エイバルとの大一番へ。日本人タイセイが絶好調]

✅ グラナダ [怒涛の5分間3ゴールでウエスカを粉砕し、残留へ大きく前進]

✅ ウエスカ [グラナダの猛攻に沈み2-4敗戦、降格圏での苦しい戦いが続く]

✅ デポルティボ・ラ・コルーニャ [敵地で執念のドロー、自動昇格圏をキープしCBヌビも早期復帰]

✅ スポルティング・ヒホン [ファンによる異例の場外抗議の中、デポルと1-1の引き分け]

✅ カステリョン [アルバセテと引き分け6戦未勝利、プレーオフ圏外転落の危機]

✅ アルバセテ [先制するもリードを守りきれず、カステリョンとドロー決着]

✅ ブルゴス [後半ATの劇的PK弾でバジャドリードを下し、プレーオフ圏内へ浮上]

✅ レアル・バジャドリード [ダービーで痛恨の連敗、主導権を握るも決定力を欠く]

✅ マラガ [圧倒的に攻めるもレガネスGKの神セーブに阻まれスコアレスドロー]

✅ レガネス [マラガの猛攻を耐え抜き価値ある勝ち点1、降格圏から7ポイント差]

✅ エイバル [ホーム無敗記録を継続中、絶好調でラス・パルマスを迎え撃つ]

✅ エルチェ [IA予測で残留ラインは40ポイント、残り9試合で過酷な勝ち点計算]

✅ レアル・サラゴサ [抗議活動も予定される中、新監督が首位レーシング相手にスタメン変更を示唆]

✅ レーシング・サンタンデール [主力不在のピンチも、持ち前のパスワークで首位固めを狙う]

✅ コルドバ [2点リードから追いつかれドロー、6連敗を止めるもファンからはブーイング]

✅ ミランデス [C・フェルナンデスが怒涛の2ゴール、2点ビハインドから執念のドロー]

✅ カディス [セウタに敗れ直近11戦9敗の泥沼、主将が号泣し降格圏転落の危機]

✅ アルメリア [代表ウィークの中断なしに監督が苦言、過密日程の3連戦へ挑む]

■【ラス・パルマス】

クラブの歴史的危機を救った元副会長のアグスティン・オヘダ氏が82歳で逝去した。木曜日のグラナダ戦では喪章を付け、黙祷が捧げられる。アウェーでのエイバル戦を控え、昇格候補としての真価が問われる一戦となる。守護神ホルカスはスポルティング戦で驚異的なパフォーマンスを披露し、称賛を浴びている。ジョナタン・ビエラ、ロレンツォ・アマトゥッチ、フアンマ・エルソグ、クリスティアン・グティエレス、マービン・パークといった主力に欠場者が出る中、ルイス・ガルシア監督は下部組織から左サイドバックのビクトル・ビジョテを招集。中盤には出場停止の選手に代わりエンツォ・ロイオディスが入り、復活したキリアン・ロドリゲスとコンビを組む。日本人選手のタイセイは絶好調を維持しており、スポルティング戦ではアレ・ガルシアの決勝点を見事にアシストするなど、栄光への近道となる活躍を見せている。ヘセやフステルも攻撃陣に名を連ねている。今週は7日間でエイバル、グラナダ、ウエスカとの3連戦が組まれる「聖なる一週間」以上の超重要期間。現在プレーオフ圏内(暫定6位)に位置し、残り11試合で勝ち点33を争う。1-0のロシアンルーレットのような戦い方を好む監督のもと、ホームの強さを活かして昇格に向けたクッションを築きたい。今後のアウェー戦ではマラガ、アルメリア、デポルティボといった直接のライバルとの対戦が控えている。(via SPORT)

 

■【グラナダ】

ホームのヌエボ・ロス・カルメネスでウエスカを4-2で撃破し、残留に向けて大きな一歩を踏み出した。前半は静かな立ち上がりだったが、26分から31分のわずか5分間で一気に3ゴールを奪う猛攻を見せた。パブロ・サエンスがトリゲロスとホセ・アルナイスのアシストから2得点を挙げ、アルナイス自らもペドロ・アレマンのパスから3点目を記録。後半にはホルヘ・パスクアルがサエンスのアシストからダメ押しの4点目を決めた。(via SPORT)

パチェタ監督は後半に軽度のめまいを起こし、ベンチを離れてメディカルスタッフの治療を受けたが、試合後の記者会見には回復して姿を見せ「ただのめまいだった」と説明した。チームは勝ち点42に到達し、降格圏から11ポイント差と事実上の残留へ近づいている。(via Estadio Deportivo)

選手評価では、パブロ・サエンスが最高評価を受けた一方、GKアストララガは足元のミスから失点に絡むなど不安定なパフォーマンスだったと指摘されている。イサンやトリゲロスが中盤を支配し、アルナイスは前半の攻撃を力強く牽引した。(via AS)

この勝利により、チームは残留を確実なものにしようとしている。(via MARCA)

 

■【ウエスカ】

グラナダに2-4で敗北し、直近6試合で5敗目となり降格圏に沈んでいる。前半にセルジ・エンリクが1点を返し、後半にはリベルト・ベルトランがゴールを奪って意地を見せたものの、グラナダの猛攻を凌ぎ切ることはできなかった。(via SPORT)

ホセ・ルイス・オルトラ監督は、倒れた相手監督パチェタの早期回復を祈るスポーツマンシップを見せつつも、自チームの置かれた厳しい現実と向き合っている。(via MARCA)

 

■【デポルティボ・ラ・コルーニャ】

スポルティング・ヒホンとのアウェー戦(エル・モリノン)で1-1の引き分け。前半に先制を許したが、後半に入って途中出場のジェレマイが攻撃を活性化させ、ダニ・バルシアのヘディング弾で同点に追いついた。イダルゴ監督の采配が機能し、GKジャニェスの好セーブにも助けられ勝ち点1をもぎ取った。現在も自動昇格圏内をキープしている。(via MARCA)

U-21ベルギー代表に招集されていたCBルーカス・ヌビについて、クラブとベルギーサッカー連盟の交渉により早期離脱が実現。これにより、次戦のコルドバ戦での出場が可能となり、守備陣にとって大きな補強となる。(via SPORT)

 

■【スポルティング・ヒホン】

デポルティボ・ラ・コルーニャと1-1で引き分け。前半18分にフアン・オテロの直接フリーキックで先制したものの、後半に追いつかれた。ガスパルや回復を早めたGKジャニェスがスタメン復帰し、普段の4バックシステムで臨んだ。(via SPORT)

クラブが設定した「クラブの日」に伴う追加料金に対するファンの抗議活動があり、スタジアム入場者は約11,627人に留まった。約2,000人のサポーターがスタジアムの外で抗議を行いながらチャントを歌い、失点や得点に外の画面越しに反応するという異例の光景が広がった。ファンは「理事会辞任」を強く訴えている。(via SPORT)

 

■【カステリョン】

アルバセテとアウェーで1-1の引き分け。かつては首位に立っていたものの、これで6試合連続未勝利となり失速が鮮明になっている。前半アディショナルタイムにファブリツィオ・ブリニャーニのヘディングで同点に追いついたが、逆転には至らず。この結果により、プレーオフ圏外に転落する危険性に直面している。(via MARCA)

パブロ・エルナンデス監督率いるチームは、プレーオフ争いの崖っぷちに立たされている。(via Estadio Deportivo)

 

■【アルバセテ】

カステリョンと1-1で引き分け。前節で首位レーシング・サンタンデールを破った勢いそのままに、前半42分にヘフテ・ベタンコルのヘディングゴールで先制した。しかし、前半終了間際に同点弾を許し、勝ち点1を分け合う結果となった。(via MARCA)

 

■【ブルゴス】

レアル・バジャドリードとの自治州ダービーで、敵地ホセ・ソリージャにて歴史的な初勝利を挙げた。試合は両者決め手を欠き0-0のまま終盤へ突入したが、後半アディショナルタイム(93分)にミシュランのハンドで獲得したPKをダビド・ゴンサレスが冷静に沈め、劇的な1-0の勝利を収めた。これで5試合連続無失点となり、勝ち点53に到達。ラス・パルマスやカステリョンを抜き、昇格プレーオフ圏内へと浮上し、ラミス監督の戦術が実を結んでいる。(via Mundo Deportivo)

 

■【レアル・バジャドリード】

ブルゴスに0-1で敗戦。前半からポンソーやラタサらがチャンスを作り、主導権を握って攻撃を仕掛けたものの、最後までゴールを奪うことができなかった。試合終了間際の不運なハンド判定によるPK献上が響き、ミランデス戦に続く痛恨の連敗。フラン・エスクリバ監督のチームは状況を非常に難しくしている。(via Mundo Deportivo)

 

■【マラガ】

ホームのラ・ロサレダに今季最多の27,999人の観客を集めながら、レガネスと0-0の引き分けに終わった。試合を完全に支配し、カルロス・ルイス・"チュペテ"、プガ、ホアキン・ムニョスらが再三の決定機を迎えたほか、ダニ・ロレンソの強烈なミドルシュートがクロスバーを叩く場面もあった。しかし、レガネスのGKフアン・ソリアノの神がかり的なセーブ連発により、17試合続いていた連続得点記録が途絶えた。(via Mundo Deportivo)

フネス監督は、相手の度重なる時間稼ぎとそれに対するムレサン・ムレサン主審の判定(アディショナルタイムがわずか4分だったことなど)に強く抗議。「サッカーをしようとしないチームが恩恵を受けている」と怒りを露わにした。現在アルメリアと同勝ち点の3位に位置している。(via SPORT)

 

■【レガネス】

マラガの猛攻を耐え抜き、敵地で価値ある勝ち点1を獲得(0-0)。元マラガのGKフアン・ソリアノが再三のビッグセーブを見せ、チームを救った。アレックス・ミジャンやフアン・クルスらによるカウンター攻撃も脅威を与え、幻のゴールも生まれた。イゴール・オカ監督の守備的なゲームプランと時間稼ぎが功を奏し、降格圏から7ポイントの差をつけることに成功している。(via SPORT)

 

■【エイバル】

ホームでのラス・パルマス戦を控えている。イプルアではリーグ2位のホーム成績を誇り、直近4試合無敗(12ポイント中10ポイント獲得)と絶好調。自動昇格やプレーオフ進出に向け、盤石の強さを見せている。(via Estadio Deportivo)

 

■【エルチェ】

エデル・サラビア監督率いるチームは、残留に向けたシビアな戦いを強いられている。人工知能(IA/Stats Zone)の予測によると、来季の1部残留ラインは39ポイントとされている。しかし、エルチェは直接対決の成績(得失点差)によりマジョルカに劣るため、39ポイントでは降格圏の18位になると算出された。確実な残留のためには残り9試合(27ポイント)で最低でも勝ち点11を獲得し、40ポイントに到達する必要がある。次節のラージョ・バジェカーノ戦を含め、アウェーでの勝利がまだないことが大きな課題となっている。(via SPORT)

 

■【レアル・サラゴサ】

本拠地ラ・ロマレダでのレーシング・サンタンデール戦に向け、チケットの売れ行きが好調で今季最高の観客動員(約16,000人超)が期待されている。一方で、ファンは試合の32分にクラブの経営陣に対する抗議活動を予定している。ダビド・ナバーロ新監督は、前線のケナン・コドロをベンチに置き、ダニ・ゴメスの1トップに変更するなど、スタメンを4人入れ替える戦術的修正を行う見込み。ケイディ・バレやラリオスが出場停止から復帰し、エル・ヤミクも負傷から戻る。(via SPORT)

 

■【レーシング・サンタンデール】

現在リーグ首位を走っているが、サラゴサ戦ではグスタボ・プエルタ、ペイオ・カナレス、グルリアシュビリといった主力選手が欠場する。ホセ・アルベルト監督は、イニゴ・ビセンテやアンドレス・マルティンらのパスワークと中央突破を活かし、首位固めを狙う。(via SPORT)

 

■【コルドバ】

ミランデスとホームで2-2の引き分け。イバン・アニア監督のチームは2-0とリードしながらも追いつかれ、勝利を逃した。6連敗という最悪のトンネルからは抜け出したものの、後半戦11試合で25失点と守備の崩壊が止まらず、無失点試合が一度もない。勝ち点42となり、50ポイントの残留ラインを目指しているが、ファンからはブーイングが飛んでいる。(via Estadio Deportivo)

 

■【ミランデス】

コルドバとアウェーで2-2の引き分け。アンチョン・ムネタ監督のもと、2点のビハインドからカルロス・フェルナンデスの2ゴールで同点に追いついた。カルロス・フェルナンデスは最近2試合で3得点を挙げており、自身のプロキャリア最多タイとなる13ゴールに並ぶペースで大爆発している。チームは勝ち点28とし、残留の希望を繋ぎ止めている。(via Estadio Deportivo)

 

■【カディス】

セウタとのアウェー戦で1-2の敗北を喫し、泥沼の状況が続いている。セルヒオ・ゴンサレス監督就任直後は勝利したものの、そこから急降下。イサ・カルセレンのミスから先制を許し、後半にはコバチェビッチのオウンゴールで追加点を献上。ロジェール・マルティが1点を返すのがやっとだった。現在勝ち点38で16位だが、他会場の結果次第では18位の降格圏にまで転落する危機にある。試合後、キャプテンのイサ・カルセレンがピッチで号泣し、かつて指導を受けたセウタのホセ・フアン・ロメロ監督に慰められるという痛ましい場面も見られた。(via Estadio Deportivo)

直近11試合で9敗目となり、守備の脆弱さと攻撃の停滞が全く改善されていない。(via MARCA)

 

■【アルメリア】

代表ウィーク中もセグンダのリーグ戦が中断されないことに対し、ルビ監督が「クラブ間の連帯感の欠如」と強く非難。アルメリアは今後の過密日程(レアル・ソシエダB、カステリョン、レガネスとの3連戦)を控えており、指揮官はローテーションの難しさを語りつつ、1試合ずつ確実に勝ち点を積む姿勢を示している。(via Estadio Deportivo)

 

【本日の総括】

本日は上位陣と下位陣の明暗がはっきりと分かれる結果となった。ブルゴスが劇的な勝利でプレーオフ圏内へとジャンプアップを果たした一方、カステリョンは失速が止まらず順位を下げる危機に直面している。自動昇格圏を争うデポルティボとマラガは共に引き分けで足踏み。残留争いでは、グラナダが怒涛の攻撃でウエスカを突き放し大きな勝ち点を手にした反面、カディスは深刻な連敗地獄から抜け出せず、エルチェもIAの予測データが示す過酷な残留ラインと直面している。各チームが勝ち点1の重みを痛感する、まさにサバイバルな一日となった。