クラブの現状とプレシーズンの予定
RCDマジョルカは今季、シーズン終盤に調子を上げてより良い戦いぶりを見せたものの、残念ながらセグンダ・ディビシオン(2部)への降格を回避することはできませんでした。チームは来季に向けたプレシーズン期間中、マルベージャ・フットボール・センターに滞在して11日間の厳しいキャンプを行う予定です。この期間中には、UDラス・パルマスなどトップレベルのクラブとも同じ施設で時期を共にすることになります。また、ヴェダト・ムリキ、レオ・ロマン、カイル・ラリンといった選手たちの退団により、クラブは現在、移籍による収入を急いで必要とするような経済的な切迫状況にはないとのことです。
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監督・コーチ陣の刷新
セグンダ降格という結果を受け、マルティン・デミチェリス前監督がチームを離れることになりました。新たな指揮官として白羽の矢が立ったのは、UDラス・パルマスを率いていたルイス・ガルシア監督です。さらに、ラス・パルマスでフィジカルコーチを務めていたマルク・ヒメネスもルイス・ガルシア監督と共にマジョルカへ向かい、新体制のコーチングスタッフとしてチームを支えることが決まりました。
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浅野拓磨の退団
日本人選手の浅野拓磨に関するニュースとして、クラブからの退団がすでに決定していることが報じられました。クラブがメディア向けに発信した公式声明の中で、他の選手の退団を知らせる文脈において、すでに知られている浅野拓磨の退団に加えて、という形で言及されており、マジョルカでのステージに終止符を打ったことが確認されています。
(via Mundo Deportivo)
ジト・ルヴンボの復帰希望
今季カリアリからレンタルで加入していたアンゴラ代表ウインガーのジト・ルヴンボは、レンタル期間満了による退団が一度は発表されたものの、再びマジョルカでプレーすることを強く希望しています。所属元のカリアリに対し、マジョルカへの復帰が最優先であると伝えており、パレルモからの関心も断って、たとえセグンダ・ディビシオンであってもマジョルカでのプレーを熱望しています。
カリアリ側も、適切な金銭条件が満たされればこの移籍を妨げない方針です。現在検討されているオペレーションは、50万ユーロのレンタル料と、400万から500万ユーロの買い取り義務が設定されたレンタル移籍という形です。デミチェリス前体制でレギュラーを掴んだルヴンボのスピード、スペースへの抜け出し、1対1の突破力は、昨季終盤のマジョルカの攻撃に異なる次元の深みをもたらし、技術スタッフからも非常に高く評価されていました。マジョルカにとっても、攻撃において違いを生み出せる貴重な戦力を維持できるチャンスとなっています。
(via Mundo Deportivo)
パブロ・トーレの去就
昨季終盤、12試合連続でトップ下として先発し、セットプレーのキッカーとしても大きな影響力を発揮して3ゴール2アシストを記録したパブロ・トーレですが、チームの降格によりその去就が不透明になっています。彼は『家を離れるのがとても辛かったから、今年が一番楽しめている年だ』と語り、マジョルカで継続性と安定を見つけていました。マジョルカは2029年までの契約で、500万ユーロを支払って保有権の50%を獲得していましたが、本人はしっかりとしたプロジェクトのあるプリメーラ(1部)でのプレーを優先しています。
彼にはチームが降格した場合、移籍先のクラブが給与を負担することを条件にプリメーラのクラブへレンタル移籍できる条項があります。ルイス・ガルシア新監督は1部復帰に向けた重要なピースとして彼を計算していますが、彼を重用していたデミチェリス前監督の退任も、残留に向けたマイナス要素となっています。現時点で正式な移籍オファーはないものの、この条項の存在により、マジョルカは彼の去就を完全にコントロールできない状態です。契約解除金は2500万ユーロに設定されていますが、レンタル移籍となった場合、保有権の残り50%を持つバルセロナにも直接的な収入は入りません。
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アントニオ・ライージョの移籍間近
長年キャプテンを務めてきたベテランDFのアントニオ・ライージョが、セビージャFCへの移籍に極めて近づいています。降格に伴いクラブを離れる決断を下し、セビージャの新たな守備の補強となる見込みです。今季のライージョは負傷に悩まされ、例年のような堅牢な守備を継続して見せることができず、20試合の出場にとどまっていました。彼とマジョルカとの契約は2027年まで残っているため、セビージャはマジョルカと退団に向けたクラブ間交渉を行う必要があります。
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レオ・ロマンのデポルティボ移籍
GKのレオ・ロマンは、プリメーラへの昇格を果たしたデポルティボ・ラ・コルーニャへの完全移籍が確実となりました。マジョルカのセグンダ降格に伴い、彼の契約解除金は900万ユーロに減額されており、デポルティボはこの違約金を満額支払う用意があります。レオ・ロマンは2031年までの5年契約を結ぶ予定であり、将来に向けた重要な補強としてガリシアの地へ向かうことになります。
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レンタル終了と契約満了選手たち
クラブからの公式声明により、複数の選手の退団が発表されました。ハビ・ジャブレスとオマル・マスカレルは6月30日付で契約満了となり、クラブを離れます。特にジャブレスは、セグンダのブルゴスCFと今後3シーズンの契約を結びました。彼はトップチームでビジャレアル戦でのゴール記録やコパ・デル・レイでの出場経験を持つ数少ない下部組織出身選手でしたが、ソン・モイシュで十分な出場時間を得られず、ミランデスやエルデンセへのレンタルを経て、今回完全に島を離れることになりました。
また、レンタル移籍組の退団も発表されています。前十字靭帯を断裂するまで2ゴール3アシストを記録してチームに最も貢献していたマテオ・ジョセフ、そして度重なる負傷で今季の期待外れの一人となってしまったマラシュ・クンブラの退団が確定しました。クンブラについてはエスパニョール復帰の可能性も浮上しています。なお、ピチュ・クエジャルも6月30日で契約を満了しましたが、クラブから契約を延長するのか退団するのかについてはまだ正式なアナウンスはありません。
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過去の所属選手に関する小ネタ
ワールドカップでアルゼンチン代表を率いているリオネル・スカローニ監督に関する話題の中で、同監督が現役時代にスペインでRCDマジョルカやデポルティボ・ラ・コルーニャのユニフォームを着て、右サイドの戦士としてプレーしていた経歴が改めて回顧されています。
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【本日の総括】
セグンダ降格という厳しい現実を受け、ルイス・ガルシア新監督を迎えたRCDマジョルカ。浅野拓磨やライージョ、レオ・ロマンなど主力の退団が相次ぐ一方で、ルヴンボの復帰希望など明るい兆しも見えます。パブロ・トーレの去就を含め、新シーズンに向けたチーム再建の動きから目が離せません。