バルサの至宝にNCAAから狂気のオファー
FCバルセロナのカンテラで最も際立った才能を見せるセルビア出身のニコラ・クストゥリツァに対し、北米の大学スポーツ(NCAA)のUCLAが2年間で1200万ドルという狂気的なオファーを提示した。現在U-17W杯で大活躍中の17歳には、米国でのNIL契約、すなわち選手の氏名や肖像権の商業利用による収益化を背景にした巨額の資金が用意されている。これはヨーロッパのトップ選手の年俸に匹敵する額であり、欧州クラブがアメリカの大学と経済的に競合することが極めて困難な現実を浮き彫りにしている。実際、2026年のNBAドラフトのアーリーエントリー数が過去23年間で最低の71人を記録したのは、NIL契約で稼げるため大学に残留する選手が急増している影響である。バルサは彼をトップチームで重要な役割を担わせることで引き留めたいと考えているが、ミッションはほぼ不可能に近い状態である。(via SPORT / Mundo Deportivo)
UEFAが「ヴィニシウス法」を拒否
口を手で覆って相手を挑発したり口論したりする行為を一発退場とする、通称「ヴィニシウス法」は今W杯で導入され、パラグアイのミゲル・アルミロンやエクアドルのピエロ・インカピエが犠牲となった。しかしUEFAは、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなどの欧州主催大会において、このルールの採用を完全に拒否する決定を下した。このルールの発端となったのは、ベンフィカ対レアル・マドリード戦でのヴィニシウスとプレスティアンニの口論であり、当時プレスティアンニは人種差別発言を疑われ6試合の出場停止処分を受けた。プレスティアンニは『何も言っていないのに証拠もなく処分された。本当に傷ついたが、最後まで待ってくれたチームには感謝している』と心境を吐露していた。UEFAは、このルールが選手の表現の自由を著しく侵害するとして採用を見送った。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)
セネガル代表を揺るがすW杯大スキャンダル
W杯でベルギーに敗れ、無念の敗退を喫したセネガル代表だが、ピッチ外での問題はさらに深刻だった。大会中から選手へのボーナス未払いが発生しており、米国で手配されたホテルの劣悪な設備に選手たちが不満を募らせていた。さらにチームの専属シェフが遠征メンバーから外され、パペ・ティアウ監督に至っては給与が5ヶ月遅配で、試合の数時間前まで契約が切れた状態だった。チームの規律も完全に崩壊しており、ホテル内では無許可のパーティーや部外者の出入り、アルコールの消費が横行し、業を煮やした選手たちが自らファストフードを注文する有様だった。交代を命じられたパペ・ゲイェは激怒し、自身のインスタグラムで『このコーチ陣が残る限り、代表チームは休ませてもらう』と強烈な不満を爆発させている。(via SPORT)