新体制と補強

⚽️ 来季の1部復帰に向けた新プロジェクトを率いるルイス・ガルシア新監督は、自身の古巣であるUDラス・パルマスでプレーしていたFWエスタニス・ペドロラの獲得をクラブに強く要望しています。現在マジョルカは、アストゥリアス(オビエド)出身の指揮官の希望を叶えるべく、完全移籍での獲得を目指して交渉の真っ只中にあります。クラブは来季のセグンダ・ディビシオン(2部)において、1部昇格の大本命と位置付けられています。

🌴 2003年8月24日にカンブリルスで生まれたペドロラの保有権は、2027年6月30日までイタリアのサンプドリアが握っています。昨季は冬の移籍市場でラス・パルマスへレンタル加入し、黄色いユニフォームを着て20試合に出場、4ゴール1アシストという結果を残しました。ラス・パルマス側も彼の引き留めを図っていましたが、ミゲル・アンヘル・ラミレス会長はその難航ぶりを次のように明かしています。

🗣️『サンプドリアと選手本人とはすでに合意に達していましたが、すべてが順調に進んでいた土壇場になって、彼のエージェントが2倍の条件を要求してきました。この状況が軌道修正されれば彼は我々のところに留まるでしょうが、そうでなければ、断腸の思いですが他のチームでプレーすることになるでしょう』

💼 この状況を突く形で、マジョルカがイタリアからペドロラをパルマ・デ・マヨルカへ連れてくる準備を進めています。(via SPORT / Mundo Deportivo)

若手の流出危機

📉 マジョルカのセグンダ降格により、マレスメ出身の若きアタッカー、ヤン・ヴィルギリの契約状況が一変しました。マジョルカが1部に残留していれば彼の契約解除金は3000万ユーロに設定されていましたが、降格に伴い違約金が引き下げられる条項が含まれており、7月1日(水)をもって最大1200万ユーロまで低下しました。

🔵🔴 この絶好の機会を見逃さなかったのがFCバルセロナです。昨夏、バルサがヴィルギリをマジョルカへ売却した際、将来の移籍金の40%を受け取る権利と優先交渉権を確保していました。つまり、バルサが保有する40%の権利を差し引くと、実質700万ユーロ強というバーゲン価格で彼を買い戻すことが可能になります。

🤝 すでにバルサのスポーツディレクターであるデコは、個人的な理由で滞在していたブラジルから戻る前後で、ヴィルギリの代理人と1時間半以上にわたる会談を行いました。双方の感触は非常に良好で、素晴らしい雰囲気に包まれた交渉となりました。ただし、最終的な獲得へのゴーサインは、ハンジ・フリック監督の承認と、バルサにおける人員整理(選手の放出)の進展を待つ必要があります。もしバルサが違約金を支払って獲得した場合、彼がそのままプレシーズンでトップチームに帯同するのか、あるいは他クラブへレンタルされるのかは、移籍市場の結末次第となります。

✨ ヴィルギリ本人は、フリック監督の下でトップチームのポジションを争うチャンスを得たいと望んでいますが、マジョルカでのプレーを通じて彼は見事な成熟のプロセスを踏み、新たな冒険に挑む準備が完全に整っていることを証明しました。マジョルカでの彼の活躍はヨーロッパ中の数え切れないほどのクラブの目に留まっており、レアル・ベティスなども彼の動向に強い関心を示しています。現在も未来も保証された、個性あふれる大きな可能性を秘めた若手として、争奪戦は必至の情勢です。(via SPORT)

退団ラッシュ

👋 クラブからの公式声明により、トップチームの選手たちの大規模な退団が発表されました。すでに周知の事実となっていた日本代表FW浅野拓磨の退団に加え、6月30日の契約満了をもってカンテラーノのハビ・ジャブレスとオマル・マスカレルの退団も正式に決定しました。

👦 ジャブレスはマジョルカの下部組織出身で、2021/22シーズンからトップチームに在籍していました。これまでに49試合に出場し、5ゴール2アシストを記録。CDミランデスやCDエルデンセへのレンタル移籍も経験しましたが、今回はフリーエージェントとしてクラブを去ることになります。

🛡️ マスカレルは2023年夏にマジョルカへ加入し、クラブ通算100試合に出場。3ゴール2アシストという成績を残しました。クラブ側は契約延長と引き留めを試みましたが、経済的な条件面で合意に至りませんでした。彼のもとには現在、国内外の複数のクラブからオファーが届いています。

✈️ さらに、6月30日でレンタル期間が満了した3選手もクラブを離れ、それぞれの所属元へ復帰します。昨夏に加入したマテオ・ジョセフは30試合で2ゴール4アシストを記録。同じく昨夏加入のマラシュ・クンブラは度重なる怪我に泣かされ、わずか10試合の出場にとどまりました。そして冬の移籍市場で加入したジト・ルヴンボも、10試合で2アシストという結果を残してパルマを去ります。(via Mundo Deportivo)

守護神の去就

🧤 正GKである25歳のイビサ島出身、レオ・ロマンの移籍が秒読み段階に入っています。新たに1部へ昇格したデポルティボ・ラ・コルーニャが彼の獲得に強く動いており、すでに選手本人とは経済的な条件で合意に達しているとみられています。

💰 ロマンの契約解除金は900万ユーロに設定されています。当初、デポルティボはこの金額の減額を求めてマジョルカと交渉していましたが、最新の動向では、デポルティボ側が900万ユーロの違約金を満額支払って獲得を決める見通しとなっています。

🔄 ロマンの当初の第一希望はマジョルカへの残留でしたが、チームの2部降格という現実が彼の決断を変えさせました。トルコリーグのクラブからも獲得の打診があったものの、彼の未来は引き続きスペインのプリメーラ・ディビシオン(1部)にあります。最近では、ワールドカップに向けたスペイン代表の直前トレーニングキャンプのメンバーとしてルイス・デ・ラ・フエンテ監督から招集を受けるなど、その実力は高く評価されています。(via Mundo Deportivo / SPORT)

【本日の総括】

チームはルイス・ガルシア新監督を迎え、1年での1部復帰を目指す新プロジェクトを始動させました。しかし、2部降格の余波は大きく、違約金が低下したヤン・ヴィルギリのバルサ復帰の可能性や、正GKレオ・ロマンのデポルティボ移籍が濃厚となるなど、主力の流出が相次いでいます。さらに浅野拓磨やマスカレルを含む6選手の退団も公式発表され、今夏は大幅なスカッドの再構築と、新監督の望むエスタニス・ペドロラら新戦力の獲得が急務となっています。