レアル・サラゴサ
今季のレアル・サラゴサはクラブ史上最悪の結末を迎え、77年ぶりに3部リーグ(プリメーラRFEF)への降格が確定した。最終的に最下位でシーズンを終え、ヨーロッパタイトル獲得経験のあるクラブとして現在3部相当に所属する唯一のチームという不名誉な記録を作ってしまった。(via MARCA)
降格のショックは大きく、アレクサンダル・ラドバノビッチは『自分が歴史あるクラブをヨーロッパで最も強いリーグからアマチュアサッカーに落とした責任者だ。信じてほしい、死んだほうがマシだった!』という悲痛な手書きのメッセージを残してチームを去った。彼は今季、肋骨の痛みや胸骨骨折、ハムストリングの負傷を押してプレーし続け、最終的に23試合(うち先発21試合、合計1608分)に出場したが、報われないシーズンとなった。契約には1部RFEF降格時の自動契約解除条項が含まれており、来季の2年目の契約は履行されない。(via SPORT)
クラブは首脳陣の刷新に動いており、就任からわずか2年でフェルナンド・ロペスGMの退任が決定した。彼はファンに向けた公開書簡で『スポーツ面の目標を達成できなかったことに対する失望と責任を共有している。全力を尽くしたと自覚しているが、皆さんを失望させたこともわかっている。謝罪したい』と述べた。後任のゼネラルマネージャー候補として名前が挙がっていた財務ディレクターのマリアノ・アウレドは、株主間で適性について意見が一致せず、候補から外れた。今後は引き続き12年目を迎える財務ディレクターの職務を続ける見通しである。(via SPORT)(via ElDesmarque)
スポーツディレクターのラロ・アランテギは新シーズンの編成に着手しており、ADセウタを退団したルベン・ディエスの獲得に向けて動いている。一方で、早期の2部復帰に向けた重要な補強と目されていたSDエイバルのジャイル・アマドール獲得は失敗に終わった。彼にはエイバルとの一方的な契約延長オプションがあり、エイバル側がそれを行使したためである。(via ElDesmarque)
クラブの所有グループであるReal Z LLCは、就任以降6回目、過去最大となる2000万ユーロの資本増資を発表した。これまでにも総額6500万ユーロの投資を行っており、深刻な経済的打撃となる3部降格後も財政的な存続を保証する構えだが、巨額の投資がピッチ上での結果に結びついていないことへの批判は強まっている。(via SPORT)
レバンテUD
レバンテUDのオフィスでは、早くも2026-27シーズンに向けた計画が進行中である。今季のレバンテはルイス・カストロ監督のもと、21試合で32ポイントを獲得するという歴史的なペースで1部リーグ残留を果たした。しかし、キャプテンマークを巻く選手の流出が続く状況に直面している。(via SPORT)
今季終了後、4人のキャプテンのうち残留が確実なのはロジェール・ブルゲのみである。ホセ・ルイス・モラレスは引退し、パブロ・マルティネスは契約延長のオファーを受けておらず退団が濃厚。エルヘサバルも2027年までの契約を残しているものの、負傷に泣かされたシーズンの影響で去就は不透明となっている。2022年の2部降格以降、クラブの財政事情により多くのキャプテンがチームを去る傾向が続いており、オルリオルス(本拠地)においてキャプテンは危険な職業と化している。(via SPORT)
CDカステリョン
CDカステリョンはレギュラーシーズンを6位で終え、1部リーグ昇格プレーオフの準決勝でUDアルメリアと対戦する。第1戦はホームのカスタリアで土曜日の21時に行われる予定である。6位でのプレーオフ進出は、ホームアドバンテージがなく、2試合合計で同点の場合は延長戦後にPK戦を行わず上位チーム(対戦相手)の勝ち抜けとなるため、最も不利な条件となる。(via SPORT)
しかし、過去のデータは希望を与えている。現在のシステムが導入された2010-11シーズン以降、6位(2014年のコルドバは特例で7位)からの昇格は、2014年のコルドバ、2016年のオサスナ、2020年のエルチェ、2021年のラージョ・バジェカーノ、2022年のジローナと5回も発生しており、最も昇格確率が高い順位となっている。街の雰囲気は熱気を帯びており、ファンからは『必ず昇格する』『歴史的な出来事になる』といった楽観的な声が多数聞かれている。ピッチ上では、パブロ監督の攻撃的なシステムにおいて不可欠な存在であるトップ下のカラのプレーに大きな期待が寄せられている。昇格した際の祝賀会は、スタジアム横の噴水で行われる予定である。(via SPORT)
なお、カステリョンはプレーオフという重要な時期にありながら、アウェル・マビル(オーストラリア代表)とブライアン・シペンガ(コンゴ民主共和国代表)の2選手がワールドカップ出場のためチームを離脱しており、大きな痛手となっている。(via MARCA)
UDアルメリア
UDアルメリアは、1部リーグ昇格プレーオフ準決勝でCDカステリョンと激突する。第1戦は敵地カスタリアで戦う。昨季のプレーオフではオビエドと対戦し、アウェーでの第1戦を2-1で勝利したものの、ホームでの第2戦を1-1で引き分け、決勝で敗退している。今季は過去の苦い経験を糧に、再び1部昇格を目指す戦いとなる。(via SPORT)
マラガCF
マラガCFは今週日曜日、グラン・カナリア・スタジアムでUDラス・パルマスとの昇格プレーオフ準決勝第1戦に臨む。チームは直近5試合で4勝を挙げるなど好調を維持している。(via Estadio Deportivo)
4月に重傷を負いながらもシーズン終盤に復帰し、チームのプレーオフ進出に大きく貢献した右ウイングのダビド・ラルビアは、『昇格ゴールを決める場面を想像すると涙が出る』と並々ならぬ決意を語っている。彼はラス・パルマスについて『経験豊富で、ボールの扱い方や結果のコントロールを知っている。ポゼッションの激しい争いになるだろう』と分析。同時に『後方からつなぐ自分たちのサッカーを貫き、それで負けるなら本望だ』と、フネス監督のプレースタイルへの絶対的な自信を示した。(via Estadio Deportivo)
第2戦は水曜日にホームのラ・ロサレダで開催される予定であり、第1戦を引き分けに持ち込むことができれば有利な展開を作れると計算している。マラガがこの準決勝を突破すれば、アルメリア対カステリョンの勝者と昇格を懸けた決勝を戦うことになる。なお、ラルビアは1部昇格を果たした暁にはパラシュートでスカイダイビングをするという公約を掲げている。(via Estadio Deportivo)
UDラス・パルマス
UDラス・パルマスは、ホームのグラン・カナリア・スタジアムでマラガCFとの昇格プレーオフ準決勝第1戦を迎える。経験豊富な選手を多く揃え、ボールポゼッションを軸とした戦い方が特徴である。なお、このスタジアムでは6月11日にローマ教皇レオン14世による5万人規模の大規模なミサが予定されており、もしラス・パルマスがプレーオフ決勝に進出した場合、6月14日の試合においてピッチコンディションの悪化が懸念されている。(via SPORT)
移籍市場においては、ミカ・マルモルの退団が濃厚となっている。6月末で契約満了となる同選手には、フリーでの獲得を狙ってセルタ・デ・ビーゴ、ヘタフェ、ラージョ・バジェカーノなど1部の複数クラブが関心を示しているほか、イタリア・セリエAやサウジアラビアのクラブも動向を追っている。マルモル自身は現在、昇格プレーオフに全神経を集中させており、決断を保留している。(via AS)
RCDマジョルカ
RCDマジョルカは、最終節での結果によりLALIGA Hypermotion(2部)への降格という痛恨の結末を迎えた。パブロ・オルテルス・ディレクターは、この結果について『スポーツ面での失敗であり、マジョルカのファンと同じように深い悲しみを感じている』と述べ、自身の辞任も頭をよぎったことを認めたが、経営陣からの信頼を受けて中長期的な再建に取り組む姿勢を示した。(via SPORT)
クラブは残留に十分な戦力があったと信じていたが、様々な要因が重なり降格に至った。ダニ・ロドリゲスの状況など、対応に反省が残る点もあったとしている。来季に向けては、すでにアルゼンチン人のマルティン・デミチェリス監督との2028年までの契約延長を発表した。降格による収入減に伴い、選手の給与はカテゴリーに応じた基準に半減される条項が適用され、移籍やレンタルを容易にする契約条項も存在する。そのため、ベダト・ムリキのような主力選手の流出が予想され、1部での経験を持つ選手、カテゴリーを熟知したベテランなどを組み合わせた大規模なスカッドの再構築が求められている。(via SPORT)
なお、デミチェリス監督は来季のチーム編成において重要な発言権を求めているが、その一方でDAZNのワールドカップ中継でアルゼンチン代表戦の解説者を務めることが決定している。(via MARCA)
また、ASローマから買い取りオプション(600万ユーロ+ボーナス200万ユーロ)付きでレンタル加入していたマラシュ・クンブラについては、度重なる負傷と低調なパフォーマンスにより、オプションを行使せずローマへ返却することが決まった。(via AS)
デポルティボ・ラ・コルーニャ
1部リーグ(LALIGA EA SPORTS)への昇格を果たしたデポルティボ・ラ・コルーニャは、ストライカー陣の大幅な再編を余儀なくされている。今季65ゴールを挙げてアントニオ・イダルゴ監督の攻撃陣を支えたが、ストライカーとして活躍したサミュエレ・ムラッティエリ、ザカリア・エダチョウリ、ンソンゴ・ビルの3選手が来季も揃ってプレーすることはない。(via ElDesmarque)
フェルナンド・ソリアーノSDは、ムラッティエリの退団を明言した。1部昇格に伴う買い取り義務条項は存在せず、彼の代役として1部のレベルに見合った長身のセンターフォワードを補強する方針である。一方、チーム得点王のエダチョウリ(2028年まで契約)には冬の市場から関心が寄せられており、クラブはオファー次第で売却も辞さない構えだ。彼が退団した場合は、さらにもう1人のストライカーを獲得することになる。唯一残留が確実視されている若手のンソンゴ・ビルについては、活躍に見合った給与の引き上げと契約解除金の増額を伴う新契約の交渉が進行中である。(via ElDesmarque)
また、今季11ゴール10アシストと大活躍したウイングのイェレマイ・エルナンデスには多くのクラブが関心を寄せている。しかし、クラブのCEOであるマッシモ・ベナッシは『彼には2030年までの長期契約があり、昇格に伴って契約解除金は1億から1億5000万ユーロに設定されている。本人は悪びれて出て行く気はないと言っており、クラブの象徴として必要不可欠な選手だ。ただで手放すつもりはない』と強気の姿勢を示した。イェレマイ自身も『契約があるし、頭の中は休むことだけ。すべてクラブと代理人に任せている』と語り、移籍の噂を静観している。(via ElDesmarque)
なお、リアソール・スタジアムでの昇格祝賀イベントの際、サポーターのピッチ乱入により芝生や座席750席が破壊されるなどの被害が出たが、スペイン代表対イラク代表の親善試合に向けて急ピッチで修復作業が進められた。(via SPORT)
スポルティング・ヒホン
スポルティング・ヒホンは、スポーツディレクター主導のもと、人員整理と新戦力補強の両面で積極的な動きを見せている。まず、契約満了となるクリスティアン・ジョエル、ブライアン・オリバン、クルベロ、ケビン・バスケスの退団が決定し、これによりチームの総人件費に余裕が生まれた。(via SPORT)
さらに、クラブは6選手(ケイポ、ベルナル、ペラン、ケンボ、パブロ・ガルシア、アマドゥ)を放出候補にリストアップした。彼らはいずれも契約を残しており(ケイポ、ベルナル、ペランは2027年まで、ケンボとパブロ・ガルシアは2028年まで、アマドゥは2029年まで)、特にベルナルとペランは他クラブからの需要が見込まれている。クラブはオルレギ・グループによる資本増資や参加型融資などの財務メカニズムに依存しており、新たな補強資金を確保するためにもこれらの選手の放出が戦略的に重要となっている。(via SPORT)
補強面では、すでにエゴイツ・アラナとホルヘ・サエンスの獲得を完了している。さらに、冬の移籍市場でシント=トロイデンから加入し、首脳陣やコーチングスタッフに強い好印象を与えた23歳のウルグアイ人FWアンドレス・フェラーリについて、ベルギーのクラブ(新監督にフレデリック・デ・メイエルが就任見込み)へ再レンタルの正式要請を行った。また、ベテランのアルゼンチン人選手オスカル・トレホの獲得も検討しており、本人の決断待ちとなっている。今後の補強ポイントとしては、左サイドバック、センターバック、ピボーテ、ウイング、ストライカーの各ポジションが挙げられている。(via SPORT)
CDテネリフェ
昨季に1部RFEFへ降格したCDテネリフェでは、衝撃的な事件が発生した。ミッドフィールダーのマイケル・メサ(34歳)が、ラ・ラグーナで裁判官に対する強盗および傷害事件に関与したとして、他の2人とともに逮捕された。即決裁判の結果、メサには懲役8ヶ月と罰金600ユーロの判決が下された。(via ElDesmarque)
メサは今季、アルバロ・セルベラ監督のもとでリーグ戦とコパ・デル・レイ合わせて18試合の出場にとどまり、3ゴール2アシストと低調な成績に終わっていた。契約はあと1年残っているが、この有罪判決を受けてクラブが契約の即時解除に踏み切るかどうかが注目されている。なお、チーム自体は今季1部RFEFのグループ1で2位のセルタ・フォルトゥナに11ポイント差をつける圧倒的な強さで首位を独走し、2部への電撃復帰を果たしている。(via ElDesmarque)
レアル・オビエド
レアル・オビエドは来季の2部リーグでの戦いに向けて、着実に戦力を補強している。今冬の移籍市場でも獲得に動いていたコルドバのFWハコボ・ゴンサレス(29歳)の獲得をついに実現させた。今季9ゴールを記録した同選手とは2028年6月までの契約を結んだ。ポリバレントなアタッカーとして大きな期待が寄せられている。(via AS)
さらに、ADセウタからミッドフィールダーのユネス・ラシャブ(27歳)を獲得し、同じく2028年6月までの2年契約を結んだ。ラシャブはエルデンセでの活躍後にセウタに加入し、今季は公式戦2500分以上に出場して2ゴール2アシストを記録、チームの核としてプレーしていた。(via AS)
また、レンタル移籍で加入していた左サイドバックのハビ・ロペスはレアル・ソシエダに復帰する。彼はカルロス・タルティエレ(本拠地)でのプレー続行に前向きな姿勢を見せていたものの、ソシエダでレギュラー争いに挑むこととなる。(via ElDesmarque)
ワールドカップには、フェデ・ビニャス(ウルグアイ代表)、クワシ・シボ(ガーナ代表)、ハイセム・ハッサン(エジプト代表)の3選手を送り出している。(via MARCA)
コルドバCF
コルドバCFは今季、昇格1年目のシーズンを浮き沈みの激しい展開の中で終え、最終的に21試合で32ポイントを獲得して残留を果たした。しかし、ホームであるエル・アルカンヘルでの守備の脆さが大きな課題として浮き彫りになった。今季はホームで28失点を喫し、これは昨季の26失点よりも悪化している。得点数も伸び悩み、順位表の真ん中(11位)に沈む原因となった。(via SPORT)
イバン・アニア監督率いる現在のチームのホームでの失点数は、21世紀のコルドバの歴史においてワースト3位の記録である(ワースト1位は降格した2018-19シーズンの40失点、2位は2007-08シーズンの29失点)。また、ホームでの獲得ポイント「32」は、過去約20年間でワースト2位タイの低水準であった。クラブが単なる残留以上の目標、すなわち1部昇格を目指すのであれば、ホームでの圧倒的な強さを取り戻すことが至上命題となる。クラブは現在、高速道路A-4から見えるスタジアム外観の美化や南スタンドの閉鎖工事をSepisur XXI社に進めさせているが、スポーツ面でもエル・アルカンヘルを強固な要塞に再構築する必要がある。(via SPORT)
なお、レンタルで所属していた攻撃的ミッドフィールダーのミケル・ゴティは、レアル・ソシエダに復帰する。2028年まで契約を残す同選手には、LALIGA Hypermotionの複数クラブから関心が寄せられている。(via ElDesmarque)
また、コルドバの攻撃を牽引し9ゴールを挙げたハコボ・ゴンサレスは、レアル・オビエドへの移籍が決定した。(via AS)
エルチェCF
エルチェCFは、エデル・サラビア監督の退任に伴い、新たな指揮官を探している。オーナーのクリスチャン・ブラガルニクは、バルセロナの育成スタイルを持ち、セビージャFCを解任されて以来1年以上フリーとなっているハビエル・ガルシア・ピミエンタを高く評価している。しかし、ピミエンタにはジローナFC(1部)からもオファーがあり、2部での指揮を受け入れるかは不透明だ。他の監督候補としては、イバン・アニアやエルナン・クレスポの名前も挙がっている。(via ElDesmarque)
チーム編成においては、ストライカー陣の完全崩壊という危機に直面している。ラファ・ミルはレンタル期間満了と自身の抱える司法問題のためセビージャへ戻ることが確実視されており、1年契約のアンドレ・シウバもポルトがフリーでの獲得を狙って2年契約を提示しているため退団が濃厚である。さらに、今季7ゴール5アシストを記録して残留に大きく貢献したアルバロ・ロドリゲスに対しては、ボーンマスやハル・シティといったプレミアリーグのクラブから2200万ユーロに達するオファーが届いている。アルバロはレアル・マドリードからわずか200万ユーロで加入したが、保有権の50%はマドリードが持っているため、移籍が成立すればエルチェには1100万ユーロが入る。しかし、3人全員が退団すれば、夏の市場の早い段階で前線に誰もいなくなる事態となる。(via ElDesmarque)
また、オーストリア代表のダビド・アフェングルバーがワールドカップに出場する。(via MARCA)
補強面では、冬の移籍市場でASローマから加入していた19歳のDFブバ・サンガレの買い取りオプションを行使し、2031年6月までの長期契約を結んだ。彼はセルタ・デ・ビーゴへ移籍したアルバロ・ヌニェスの穴を埋める存在として期待されている。(via AS)
CDレガネス
CDレガネスは、2部リーグでの残留に大きく貢献したベテランMFのダニ・ロドリゲス(37歳)との契約を2027年まで延長したと公式発表した。ダニ・ロドリゲスは今年1月にチームに加入して以来、18試合(合計1200分)に出場し、5アシストを記録する活躍を見せていた。(via AS)
SDエイバル
SDエイバルは、来季に向けた基盤固めを着々と進めている。スポーツディレクターのセサル・パラシオスは、就任以来60試合で27勝を挙げ、今季もチームを8位に導き昇格プレーオフ争いに絡んだベニャト・サン・ホセ監督(46歳)との契約を2027年まで延長したことを発表した。(via AS)
選手層の維持においても重要な動きを見せた。39歳になった今でも絶対的なレギュラーとして君臨し、クラブ歴代トップ5の出場試合数(309試合)を誇るキャプテンのDFアナイツ・アルビージャとの契約を2027年6月まで延長した。(via AS)
さらに、レアル・サラゴサが獲得を確実視していたポルトガル人センターバックのジャイル・アマドールの引き留めにも成功した。昨季は出場機会に恵まれなかった時期もあったが、シーズン終盤に高いレベルのプレーを見せて残留を勝ち取った。クラブ側が保有していた一方的な契約延長オプションを行使したことで、サラゴサへの復帰は消滅した。(via ElDesmarque)
FCカルタヘナ
FCカルタヘナは、アレハンドロ・アリバス会長主導のもと、イニゴ・ベレス監督との契約延長に向けて交渉を進めており、合意間近となっている。今年2月18日に就任したベレス監督は、15試合の指揮で勝ち点26(1試合平均1.73ポイント)を獲得し、チームを後半戦の昇格プレーオフ争いに導く見事な手腕を発揮した。(via SPORT)
監督は契約の経済的条件の改善だけでなく、自身の信頼するスタッフの入閣や、ハビエル・エルナンデスSDが進めるチーム編成における発言権の拡大を求めている。来季に向けては、すでに9選手(ルチョ・ガルシア、マルク・フラド、マルコ・カラスカル、ルベン・セラーノ、イマノル・バス、ダニ・ペレホン、ジャン・ジュール、アンデル・マルティン、ベニト・ラミレス)が契約を残しており、2選手(ルカ・ロール、パブロ・モヤ)がレンタルから復帰、さらにカンテラから3選手(ジャフェツ、イケル・アベジャン、カジェ)の昇格が決定している。監督の契約が正式に決まり次第、来季のプロジェクトが本格的に始動する。(via SPORT)
サモラCF
サモラCFは、ビジャレアルBとの昇格プレーオフ第1戦をアウェーで0-2と落としたものの、今週末にホームのルタ・デ・ラ・プラタで行われる第2戦での逆転昇格(セグンダ復帰)に向けて強い信念を燃やしている。カノ監督率いるチームには、逆転を信じる7つの理由があるという。(via AS)
1つ目は、レギュラーシーズンのホーム19試合中9試合で2ゴール以上を記録しているという圧倒的な攻撃力。2つ目は、ウォーミングアップ時からスタジアムを包み込むファンの熱狂的な後押し。3つ目は、大一番に強く重圧に負けないトップ下キケ・マルケスのクオリティ。4つ目は、キャプテンとして中盤を統率し、セットプレーのキッカーも務めるカルロス・ラモスの存在。5つ目は、チームの絶対的守護神であるGKサン・フェルミンのセーブ能力。6つ目は、無失点で試合を進めれば流れを変えられる豊富なベンチメンバーの存在。そして7つ目は、パエス一族の投資によって支えられているクラブの野心的なプロジェクトそのものである。(via AS)
【本日の総括】
LALIGA Hypermotionは、シーズン終了と同時に各クラブが来季に向けた激しい動きを見せている。特にデポルティボ・ラ・コルーニャやCDテネリフェのようにカテゴリーを昇降格したチームは、主力の引き留めと戦力の大幅な入れ替えという課題に直面している。また、プレーオフを戦うカステリョン、アルメリア、マラガ、ラス・パルマスは、昇格という究極の目標に向けてピッチ内外で極度の緊張状態にある。マジョルカやサラゴサといった降格組は、厳しい財政状況の中でいかに素早くチームを再建できるかが問われている。エルチェの前線崩壊の危機や、カルタヘナ、エイバルのような堅実な契約延長路線など、各クラブの戦略の違いが来季の勢力図を大きく左右することになるだろう。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
昇格プレーオフを控える各チームの戦術的緊張感は、まさに今季の集大成と言えます。特にマラガのフネス監督が掲げる『後方からのビルドアップを貫く』という姿勢は、ラス・パルマスのポゼッションとどう噛み合うのか。また、カステリョンのトップ下カラの役割や、アルメリアの昨季の教訓をどう活かすかなど、局面の主導権争いが勝敗を分けるでしょう。一方で、エルチェのように前線の核が流出するチームは、戦術の根幹を再構築せねばならず、来季に向けた配置の再設計が急務となります。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
降格という悲劇に見舞われたサラゴサのラドバノビッチが残した言葉は、クラブの歴史と重圧の大きさを物語っています。一方で、レバンテの『キャプテンは危険な職業』という表現に象徴されるように、財政難が続くクラブでは主力やリーダー格の流出が常態化しており、サポーターの不安は尽きません。マジョルカがデミチェリス監督との長期契約で再建を誓うように、今は結果以上に、クラブがどのようなビジョンを掲げ、ファンと痛みを共有できるかが問われる時期です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今夏の市場は、昇格・降格に伴う契約条項の行使が鍵を握っています。エイバルがジャイル・アマドールの引き留めに成功した事例は、契約オプションの重要性を再認識させました。一方で、エルチェのストライカー陣の流出危機や、デポルティボのイェレマイに対する高額な解除金設定など、各クラブは編成のバランスと収益確保の狭間で難しい舵取りを迫られています。噂に惑わされず、各選手の契約年数と保有権の所在を整理することが、来季の戦力図を読み解く最短ルートです。