RCDマジョルカ
1部リーグから降格したことで、パブロ・マフェオやベダト・ムリキらがチームを去り、GKレオ・ロマンも900万ユーロでデポルティーボへ移籍するなどの主力流出がありました。しかし、ルイス・ガルシア新監督の下、チームは再建に向けてポジティブな動きを見せています。(via ElDesmarque)
MFパブロ・トーレは1部クラブへレンタル移籍できる条項を放棄して残留を決断し、クラブの公式動画で『ここに残る』と力強く宣言しました。彼はマヌ・モルラネスやセルジ・ダルデルと共に中盤の核となることが期待されています。(via ElDesmarque)
また、主将のCBマルティン・ヴァリエントもセルタなど1部からのオファーを拒否して契約を延長しました。クラブは彼を2部での戦いにおいて不可欠な存在とみなしており、彼の決断はファンやチームに大きな安心感を与えています。(via Mundo Deportivo)
エスパニョールやバルセロナが関心を示していたFWヤン・ビルジリについても、引き留めに動いています。一時はバルセロナが700万ユーロで買い戻す、あるいは他クラブが1200万ユーロを支払うとの噂が飛び交いましたが、現在は具体的なオファーがなく残留が有力視されています。(via ElDesmarque)
移籍したレオ・ロマンの後釜として、ビジャレアルのGKアルナウ・テナス(25歳)の獲得を最優先に交渉しています。パブロ・オルテイスSDが主導し、買い取りオプション付きのレンタルを目指しており、ビジャレアルが給与の一部を負担する案も浮上しています。ただし、エルチェやレバンテも彼に関心を示しているため争奪戦となっています。(via Mundo Deportivo)
さらに、イタリアのレッチェからMFアレックス・サラ・エレーロ(25歳)をレンタルで獲得し、アスレティック・クラブで構想外となったMFミケル・ベスガにも関心を示しており、オマル・マスカレルの穴埋めとして狙っています。(via Mundo Deportivo)
レアル・オビエド
左SBラヒムをイタリアのボローニャに300万ユーロ以上で売却することが確実となっており、この資金を元手にサラリーキャップを拡大し、積極的な戦力補強に動いています。(via SPORT)
まず、昨季ラス・パルマスで20試合に出場し4ゴールを記録したサンプドリア所属のウイング、エスタニス・ペドロラ(22歳)の獲得を進めています。(via SPORT)
ルーマニアのファルル・コンスタンツァからはFWアレクサンドル・イスファンを獲得しました。彼はダビド・フェルナンデスSDが3年前から注目していた選手です。(via SPORT)
ブラジルのボタフォゴからはFWクリス・ラモス(25歳)をレンタルで獲得することが濃厚です。昨季ボタフォゴが500万ユーロで買い取り義務を行使しましたが、わずか6試合の出場に留まっていたため、オビエドがチャンスを見逃さずに動きました。(via SPORT)
中盤の補強として、FCアンドラからMFダニ・ビジャエルモサの獲得交渉も行っています。彼もフェルナンデスSDがエスパニョール時代から熟知している選手です。(via SPORT)
一方で、所属するアッサンとイリアス・シャイラには他クラブから関心が寄せられており、特にアッサンの契約解除金は1200万ユーロに設定されています。もし売却されればクラブにとって記録的な収入となります。(via SPORT)
また、昨季ミランデスで16ゴールを挙げたレアル・ソシエダのFWカルロス・フェルナンデスにも関心を示しており、レンタルまたは少額での完全移籍を画策しています。(via MARCA)
スポルティング・ヒホン
ニコラス・ラルカモン新監督が就任し、新たなプロジェクトがスタートしています。(via SPORT)
移籍市場では、ハイデュク・スプリトに所属するMFウゴ・ギジャモン(26歳)の獲得に強い関心を示しており、1部昇格へ向けたチームの要として期待を寄せています。(via SPORT)
一方で、ウクライナのカルパティへの移籍が破談になりかけたFWアマドゥ・クンドゥル(24歳)について、3部のリアル・アビレスからレンタルのオファーを受けていますが、給与負担の割合がネックとなっています。彼は直近の親善試合のメンバーからも外れており、退団は決定的と見られています。(via SPORT)
コルドバCF
イバン・アニア監督の下、昨季の怪我人の多さを教訓に選手層を大幅に厚くする方針をとっており、現在28名の選手が在籍しています。(via SPORT)
新戦力として、トップ下や両ウイング、左SBまでこなせるユーティリティ性の高いディエゴ・ブリを獲得しました。右SBにはカルロス・アルバラン、エゴイツ・ムニョス、ハコボ・マルティの3人を揃えるなど、各ポジションを複数人で確実にカバーできる体制を構築しています。(via SPORT)
アントニオ・フェルナンデス・モンテルビオCEOは、選手の負傷を防ぐために個別および集団の予防プランや徹底した栄養管理を実施していると明言し、チーム全員で3食を共にすることでコンディションを維持していると語りました。(via SPORT)
CDカステリョン
プレシーズンの初陣でCEサバデルと対戦し、新戦力7名中5名が出場して好感触を残しました。(via SPORT)
特に新加入のMFアルバロ・マルティンはディエゴ・バリとダブルボランチを組み、自由な動きとドリブルで優位性を作り出し、試合のベストプレーヤーとなる8点の高評価を得ました。また、オンダ出身のホセ・アルベルトが左SBやCBとしてプレーし存在感を示し、技術を披露したハムザ・ベラリや安定した守備を見せたGKアミル・サイピなども高い評価を受けています。(via SPORT)
補強面では、イングランドのブライトンからポルトガル人ウイングのロドリゴ・レゴ(21歳)がレンタル加入することが発表されました。彼はベンフィカ出身でチャンピオンズリーグの出場経験もある逸材です。(via Mundo Deportivo)
一方で、イラン人GKアミル・アベドザデが2年過ごしたクラブを退団することが公式に発表されました。(via Mundo Deportivo)
エルチェCF
マルティン・アンセルミ新監督の初陣となる親善試合で、南アフリカのカイザー・チーフスに2-1で勝利しました。カンテラーノのアリ・フアリーとウマルが得点し、若手が大きな存在感を示しています。ただし、試合中に正GKのディトゥロが肩を負傷して途中交代するアクシデントがあり、ノルディンがPKを失敗する場面もありました。8月17日の開幕戦ではデポルティーボとの対戦が控えています。(via Mundo Deportivo)
移籍市場では、FWアルバロ・ロドリゲス(22歳)をイングランドのボーンマスに2500万ユーロ+ボーナスという巨額で売却しました。保有権の50%を持つレアル・マドリードにも利益が入る大型取引となり、クラブは潤沢な資金を手に入れました。(via SPORT)
この資金を元に、ジローナのイリアス・シャイラや、ビジャレアルのGKアルナウ・テナスの獲得にも関心を示しており、さらなる補強に動いています。(via SPORT)
レバンテUD
アトレティコ・マドリードの左SBフリオ・ディアス(21歳)の獲得に向けて、保有権の50%を100万〜150万ユーロで買い取ることで実質合意し、4年契約のサイン直前まで進んでいました。しかし、選手がセビージャやエルチェの関心に気を引かれ、契約の約束を二度も反故にしたため、クラブは選手の不誠実な態度に激怒し、交渉から完全に撤退しました。(via SPORT)
その代役となる守備の補強として、ベティスやビジャレアルで豊富な経験を持つアルジェリア代表CBのアイサ・マンディ(34歳)を2年契約で獲得することに成功しました。(via SPORT)
また、ビジャレアルからダニ・レケナをレンタルで獲得しており、両クラブの関係は非常に良好です。この関係性を生かし、GKアルナウ・テナスの獲得にも興味を示しています。(via Estadio Deportivo)
FCアンドラ
ジェラール・ピケが会長を務める同クラブは、今季再びLaLiga Hypermotion(2部)の舞台で戦うことが明記されています。(via Mundo Deportivo)
大きな補強として、ベティスとの契約を残り2年残していた元スペイン代表GKパウ・ロペス(31歳)をフリートランスファーで獲得しました。3年+1年のオプション契約を結び、守護神として大きな期待を寄せています。(via SPORT)
直近で行われたスティヴネイジとの親善試合では、オビエドへの移籍が噂されているダニ・ビジャエルモサがベンチ入りしたものの、出場機会は与えられませんでした。(via SPORT)
【本日の総括】
今夏のLALIGA Hypermotionは、1部からの降格組や大型売却で潤沢な資金を得たクラブが移籍市場を席巻しています。1部から降格したマジョルカは主力の残留に成功して強力なスカッドを維持し、エルチェやオビエドは選手の売却益を元手に実力派の若手や即戦力を次々と獲得しています。また、FCアンドラのように元スペイン代表クラスのベテランを引き入れるクラブもあり、各チームの戦力差が拮抗してきています。戦術面やコンディション管理の徹底を図るコルドバのようなチームの存在もあり、新シーズンの昇格争い・降格争いは過去に類を見ないほど熾烈なものになることが予想されます。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
今季のセグンダは、単なる個の能力差以上に『配置の最適化』と『コンディション管理』が勝敗を分ける予感がします。特にコルドバが示すような、負傷リスクを排除するためのスカッド拡充と徹底した管理体制は、過密日程を戦い抜く上で非常に理にかなったアプローチです。また、カステリョンのプレシーズンで見られたダブルボランチの流動的な動きや、新監督就任による戦術の再構築が、各チームの噛み合わせにどう影響するか。個々のタレントをどう配置し、いかに組織として機能させるか。その準備段階の差が、開幕直後の順位表に如実に表れるはずです。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
降格組のRCDマジョルカが主力の残留に成功したことは、クラブとしての再建に対する強い意志と、選手からの信頼の証と言えます。一方で、レバンテが若手選手の不誠実な態度に対して即座に交渉から撤退した判断は、クラブの規律と尊厳を守るための毅然とした姿勢として評価できます。移籍市場の熱狂に流されず、クラブの哲学や方針を貫く姿勢は、長期的なチーム作りにおいて不可欠です。フロントと現場が同じ方向を向き、いかに安定した空気を醸成できるかが、昇格争いを勝ち抜くための鍵となるでしょう。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今夏の市場は、エルチェの大型売却に見られるような『資金の再投資』が活発です。注目すべきは、単なる補強の数ではなく、契約形態の巧みさです。マジョルカが狙うアルナウ・テナスの買い取りオプション付きレンタルや、レバンテが獲得したアイサ・マンディのような経験豊富なベテランの確保は、編成バランスを整える上で非常に現実的かつ賢明な戦略です。また、FCアンドラが元スペイン代表クラスをフリートランスファーで獲得したように、サラリーキャップを意識しつつ、いかに市場価値の高い選手を適正な条件で引き入れるか。この編成の整合性が、シーズン終盤の戦力維持に直結します。