ブルゴスCF
本拠地エル・プランティオで行われたコルドバCFとの開幕戦において、劇的な展開の末に3-2で勝利を収めました。試合は開始10分に先制を許したものの、24分にクッロ・サンチェスの絶妙なスルーパスに抜け出した新戦力アレックス・フォレスが流し込んで同点。さらに37分には、相手DFダニ・タセンデのクリアミスを突いたジャビ・リャブレスが勝ち越しゴールを挙げました。前半終了間際に追いつかれたものの、91分に劇的な勝ち越し点が生まれました。途中出場のアルゼンチン人FWサンティ・レンシーナのパスを受けたヴィクトル・モジェホがクロスを送り、これをダビド・ゴンサレスが頭で合わせました。一度はオフサイドと判定されたものの、VARの長い確認を経てゴールが認められ、エル・プランティオは大歓声に包まれました。新監督セルヒオ・フランシスコは公式戦初陣を白星で飾り、将来有望な19歳FWレンシーナは『この素晴らしいクラブでの挑戦は、私のキャリアにおける大きな一歩であり、チャンスを必ず掴み取りたい』と強い決意を表明。クラブはさらに、アルメリアから21歳のスペイン代表若手GKブルーノ・イリバルネを4年契約で獲得し、移籍市場の残り2週間で中盤などの補強を進める方針です。(via MARCA)
コルドバCF
2部復帰初戦となるブルゴス戦において、アウェイの地で2-3と惜敗しました。開始わずか11分、ユシ・ディアラがエリア内で反転して先制点を挙げ、クリスティアン・カラセードのシュートがポストを叩くなど決定機を作りましたが、守備の崩壊から逆転を許しました。前半アディショナルタイムにエダー・ガルシアの見事なボレーシュートで2-2と追いついたものの、91分に相手にカウンターから3点目を奪われました。最後はディエゴ・ペルカンが豪快なオーバーヘッドキックを放つも、わずかに枠を外れて試合終了。エダー・ガルシアは試合後、『結果は期待したものではなかった。チームは良い仕事をしたが、自分たちのミスが大きな痛手となった。個人的にはゴールを決められて嬉しいが、ミスを修正して次の試合に向けてレベルを上げていかなければならない』と語り、指揮官イバン・アニアは『敗北して満足することは絶対にない。90分間のうち70分間は自分たちが支配していた。2点アウェイで決めながら勝ち点を得られなかったのは痛い。3失点はすべて自分たちの回避可能なミスによるもの。2部リーグでは一切の猶予が許されない。プレシーズンにはセビージャやカディスを相手に無失点を達成できていただけに、守備の徹底が必要。まだ第1節であり、我々のようなチームはまず勝ち点50を目指すことから始めなければならない』と守備の崩壊を厳しく批判しました。コルドバにとってエル・プランティオは鬼門であり、過去3回の遠征で10失点を喫しています。(via AS)
ジローナFC
2部降格を喫して迎えた開幕戦で、ホームにレガネスを迎え1-1の引き分けに終わりました。左サイドのアレックス・モレノとキム・ミンスの連携から主導権を握り、7分にはアルナウ・マルティネスのヘディングゴールがネットを揺らしたものの、VARによりオフサイド判定で取り消されました。後半開始直後の49分、守護神ガッサニーガの不安定なクリアを拾った相手のナイムに35メートルのロングシュートを突き刺され失点。終盤の90分、アレハンドロ・フランセスの右からのクロスをモレノがファーで折り返し、最後はアベル・ルイスが泥臭く押し込んで辛うじて引き分けに持ち込みました。ピッチ外では、バレンシアCFへの移籍を希望しているキャプテンのアルナウ・マルティネスの去就が最大の焦点です。アルナウは2部に降格したことによる大幅な減給を避けるため、バレンシアと個人条件で合意していますが、ジローナが400万ユーロ(+ボーナス)の移籍金を要求しているため交渉が膠着。そのため、アルナウはこの日も先発フル出場しました。クラブはアルナウが放出された場合の代役として、マジョルカに所属する26歳の右サイドバック、マテウ・モレイの調査を開始しています。(via SPORT)
CDレガネス
アウェイのモンティリビでジローナと対戦し、1-1の引き分けで貴重な勝ち点1を手にしました。前半は守護神ラウル・フェルナンデスの好セーブや、ミランから加入したイスマエル・ガルビ、トッテナムからローン移籍中のジコ・ブーアメースターらのハードな守備で無失点に抑え、49分にナイム・ガルシアが相手GKのミスを見逃さず、ハーフライン付近から左足で驚異的なロングシュートを沈めて先制しました。終盤にアベル・ルイスに同点弾を許したものの、敵地での勝ち点1は十分な滑り出しです。前線には、レアル・ベティスからゴンサロ・プティの獲得に迫っていたものの、方針を急遽転換。かつてプティのチームメイトであったウナイ・デル・クラの契約解除金75万ユーロを支払って完全移籍で獲得。これにより、アタッカー陣はアレックス・ミラン、アルフレッド・ゴスラー、デル・クラの3名で固定されました。(via Marca)
CDテネリフェ
1部RFEFからの復帰初戦となるエイバルとの開幕戦で、アウェイのイプルーアという難所で1-3の見事な快勝を収めました。指揮官アルバロ・セルベラは、10名の新戦力(うち6名はスペイン未経験)という懸念を払拭する実用的な戦術を披露。開始わずか7分、ナチョ・ジルの正確な縦パスに抜け出したエンリク・ガジェゴが冷静に流し込んで先制(2部通算50ゴール目)。34分に追いつかれたものの、前半終了間際の45分にハビ・アロンソがエリア外から放った強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さり再び勝ち越し。後半は強固な守備ブロックでエイバルの攻撃を完璧に封じ込め、75分にはペカルのパスからボスニア人MFクルザリッチが左サイドを突破しクロス、これをイバン・チャペラが頭で合わせて3点目を挙げ、試合を決定づけました。セルベラ監督は試合後、新加入の外国籍選手たちについて『彼らにとってこのリーグがどれほど厳しく、苦しむことになるかを理解するために重要な勝利だ。よく順応してくれた』と称賛。また、GKの役割についても『ダニが正守護神であり、ガブリが控え。このポジションでの不必要な競争には関心がない』と語り、チームの規律と調和を強調しました。(via SPORT)
SDエイバル
本拠地イプルーアでの開幕戦でテネリフェに1-3で完敗し、苦しいスタートとなりました。立ち上がり3分にマルケール・アラナのヘディングシュートが相手GKの好セーブに阻まれると、7分にあっさりと先制を許す展開。34分にアルビジャの浮き球のパスから、マグナゼライアの落としをジョン・バウティスタがねじ込んで同点に追いついたものの、45分にエリア外からの失点で勝ち越され、後半も攻撃の形を作れずに追加点を献上しました。6本のシュートを放ち、決定的な役割を期待されたバウティスタは『プレシーズンでの高いパフォーマンスを見ていただけに、この敗北は冷や水を浴びせられたようなものだ。まだ第1節なので立て直す時間はあるが、ミスを修正して一歩前進しなければならない。イプルーアを我々の要塞にする必要がある』と危機感を募らせ、決定力不足と不用意な守備ミスによる敗戦に課題を残しました。(via AS)
UDラス・パルマス
ホームのグラン・カナリア・スタジアムで行われたアルバセテ戦で、1-1の引き分けでスタートしました。今夏就任したルベン・デ・ラ・バーレラ監督は、ラファ・クルスではなくベテランのジェセを10番として起用。試合は前半13分にマルビン・パクが負傷し、ボンファンティとの交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われました。しかし21分、マヌ・フスターのパスを受けた日本の宮代大聖が、相手DFが密集するエリア内で冷静にボールを落とし、これを受けたジェセが右足でゴール左隅に先制点を流し込みました。宮代は70分にも右サイドからの突破からラファ・クルスへ完璧なクロスを供給し、ヘディングシュートの決定機を演出するなど、非常に高い存在感を発揮。後半に追いつかれたものの、日本人フォワードによるお膳立てと前線でのキープ力はチームの攻撃を大きく牽引しました。(via SPORT)
アルバセテ・バロンピエ
アウェイのグラン・カナリアでラス・パルマスに挑み、終盤の粘りで1-1の引き分けに持ち込みました。前半にジェセにゴールを許し、1-0とリードされた状態で折り返しましたが、後半開始早々から激しい反撃を展開。52分にエースのサム・オベンが膝の怪我により無念の途中交代となったものの、代わって入ったトマス・イングレス、さらには Carlos Neva(カルロス・ネバ)に変えてダニエル・ベルナベウを投入。そして85分、コーナーキックからルイス・ロペスのヘディングシュートが弾かれたこぼれ球を、ビクトル・サン・バルトロメが右足で押し込み同点。守護神マリーノの好セーブにも助けられ、難地から勝ち点1を持ち帰ることに成功しました。(via Mundo Deportivo)
リアル・スポルティング・デ・ヒホン
新指揮官ニコラス・ラルカモン監督のもと、月曜日にサバデルとの開幕戦を迎えます。今夏はOrlegiグループのもとで最も野心的なプロジェクトが進められており、合計9名の新戦力を獲得。そのうち7名が招集可能となっています。最大の注目は、FCバルセロナからコモを経由してレンタル移籍で獲得した18歳のスペイン人若手センターバック、アンドレス・クエンカの電撃合流です。クエンカはバルセロナからの夜遅いフライトでアストゥリアスに到着し、空港でサポーターから『おかえり、アンドレス。今年は昇格の年になるはずだ』と温かい歓迎を受け、大いに発奮しています。試合は負傷者の影響もあり、守護神ヤニェスの前にパブル・バスケス、デュニャベイティア、ディエゴ・サンチェスの3バックを配し、中盤には新戦力のギジャモン、コレデラらを起用して、エル・モリノンの超満員のスタンドの前で勝ち点3を狙います。(via SPORT)
CEサバデル
2年連続の昇格を経てハイパームーションに臨むサバデルですが、開幕戦のリアル・スポルティング戦を前にして、非常に厳しい台所事情に直面しています。31歳のリーグ最年少指揮官フェラン・コスタ監督、およびディレクター・デポルティボのルカス・ビアーレが率いるチームは、夏の間に深刻な資金不足と負傷者の続出に悩まされ、登録メンバーが極めて限定された状態で敵地エル・モリノンへ乗り込むことになりました。しかしコスタ監督はチームの勇敢でアグレッシブなプレースタイルを崩すつもりはなく、昇格のヒーローたちを中心に、ジャイアントキリングを狙って真っ向勝負を挑む方針です。(via Marca)
UDアルメリア
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ピミエンタ新監督のもと、開幕戦となるエルデンセ戦で新シーズンの幕を開けます。昨季はプレーオフ決勝でマジョルカに敗れ、あと一歩で1部昇格を逃しただけに、今季は自動昇格が絶対の目標です。ピッチ外では、バルサのユースチームに所属していた20歳の若きゴールキーパー、アーロン・ヤアコビシュヴィリの獲得交渉を進めており、アルメリアは200万から300万ユーロを支払い、バルサに将来の売却権の50〜60%を残す形での完全移籍が間近に迫っています。また、GKブルーノ・イリバルネのブルゴスへの放出など、最終盤の選手登録と入れ替え作業が急ピッチで進められています。(via Marca)
CDエルデンセ
クラウディオ・バラガン監督のもと、難敵アルメリアとの開幕戦に向けて準備を進めています。サラリーキャップや厳しい移籍市場の中で、チームはジョルディ・マルティン、マヌ・ニエト、ロドリ・バル、ジュリアン・ヤンダ、ラモン・ビラ、フアンパ、マリアーノ・カルモナら堅実で実力派の選手たちを獲得。今シーズンもまずは「2部残留」を最優先目標とし、強豪ひしめくリーグにおいて泥臭く勝ち点を積み上げていく戦いを目指します。(via Marca)
FCアンドラ
開幕戦でセウタを相手に5-1という圧倒的なスコアで大勝を収め、これ以上ない最高の発進を見せました。この試合の最大のヒーローは、31歳にしてプロデビューを果たしたウインガーのジョルディ・カノです。かつてジェラール・ピケ氏が創設したキングスリーグのPIO FCや、ラミン・ヤマルのLa Capitalなどで活躍したカノは、前半わずか30分でアンドラの記念すべきプロ初ゴールを決めて先制。さらに、今シーズン最高のアシストと称される見事なスルーパスを前線に供給し、チームの5発大勝の立役者となりました。地域リーグからプロへの階段を上ったカノの活躍は、多くのファンを魅了しています。(via Marca)
ADセウタ
アウェイでのアンドラとの開幕戦において、1-5と守備陣が完全に崩壊し、大敗を喫しました。前半からアンドラのジョルディ・カノらのスピード溢れる突破に翻弄され、防戦一方の厳しい展開。攻撃でも形を作れず、プロの厳しさを痛感するほろ苦い開幕戦となりました。(via Marca)
レアル・ソシエダB
開幕戦でホームにカステリョンを迎えましたが、相手の組織的でアグレッシブなサッカーに対抗できず、0-1での完封負けを喫しました。(via AS)
CDカステリョン
アウェイで行われたレアル・ソシエダBとの開幕戦で、見事なパフォーマンスを発揮し、0-1の勝利を挙げて勝ち点3を獲得しました。夏の間にアレックス・カラトラバをエスパニョールへクラブ史上最高額で売却したものの、その影響を感じさせない組織的なプレスと切り替えの早さを見せ、2部リーグでの幸先の良いスタートを切りました。(via AS)
カディスCF
本拠地でのフォルトゥーナとの開幕戦に臨みましたが、相手の粘り強いディフェンスに苦しみ、得点を奪えないまま0-0の引き分けで勝ち点1を分ける結果となりました。(via AS)
セルタ・フォルトゥーナ
アウェイの過酷なカディスのスタジアムにおいて、堅実な守備組織を機能させて相手の猛攻をシャットアウトし、見事に0-0のドローで勝ち点1を獲得しました。(via AS)
レアル・オビエド
本拠地タルティエレにグラナダを迎え、0-0のスコアレスドローに終わりました。今夏、長年チームを支えた中盤の要サンティ・カソルラの貢献を称えるセレモニーが行われ、ファンに感動を与えました。チームは今夏、20名もの退団選手が出た一方で、14名もの新しい顔ぶれ(Celtaからレンタルした25歳ディフェンダーのカルロス・ドミンゲスなど)を迎え入れ、カルロ監督のもとでチームの再構築を進めています。また、オビエドは本拠地において性暴力やハラスメントを防止するための「紫の避難所(puntos violetas)」を新設し、ボールボーイに代わって予備ボールをコーンの上に設置する新ルールをテストするなど、ピッチ内外で近代化への取り組みを見せています。なお、昨季活躍したウインガーのハイスム・ハッサンはセルティックへ約700万ポンド(+変数3.5mポンド、ビジャレアルが40%を保持)で売却が完了し、ダニエル・パラシブも契約を解除してチームを去っています。(via SPORT)
グラナダCF
パチェタ新監督のもと、難地タルティエレでオビエドと対戦し、守備を固めて0-0のスコアレスドローで終了。手堅い立ち上がりを見せました。(via SPORT)
RCDマジョルカ
今シーズンから本格的にハイパームーションを戦うマジョルカは、レアル・バリャドリードとの開幕戦で2-0と快勝。安定した守備と鋭いカウンターで完勝を収め、最高のシーズン滑り出しを見せました。また、若手フォワードのアドリアン・リソについては、レアル・サラゴサから200万ユーロ(+変数)の完全移籍オファーが届いているものの、クラブは金額があまりに低すぎるとして売却を拒否し、さらなる増額を求めて強硬な姿勢を示しています。(via SPORT)
レアル・バリャドリード
敵地で行われたマジョルカとの開幕戦に臨みましたが、相手の強固なディフェンスラインを破ることができず、0-2の完敗を喫して厳しいスタートとなりました。(via AS)
【本日の総括】
ラ・リーガ・ハイパームーション2026/27シーズンが情熱的に開幕。コルドバとの激戦を制したブルゴスが勝ち点3を獲得する一方、降格したジローナは未だ主力の去就が不透明な中でレガネスと引き分けるなど、混沌とした幕開けとなりました。また、ラス・パルマスでは日本の宮代大聖が絶妙なアシストでベテランFWジェセのゴールをお膳立てし、そのポテンシャルを示しています。移籍市場の最終盤に向け、各クラブが登録枠と戦力の最適化を急いでおり、ピッチ内外で熾烈な戦いが繰り広げられた開幕戦となりました。
