カンプ・ノウ第3層の今季開場断念と2028年1月完全開場への計画変更

🏟️ バルセロナはスポティファイ・カンプ・ノウの改修計画において、第3層(3階席)の今季中のオープンを完全に見送る決定を下しました。当初はバックスタンド側から段階的に開場するフェーズ分け計画を進めていましたが、バルセロナ市役所からフェーズごとの許可は認められず、第3層全体に対する単一の開設ライセンスが必要であると告げられたことが大きな要因です。

⚠️ クラブの試算によると、第3層全体の準備が整うのはシーズン終了間際の2027年4月頃となる見込みであり、わずか4〜5試合の稼働のために巨額の運用コストを支払うのは経済的に合理的ではないと判断されました。また、シーズン終了直後には屋根の設置工事が始まり、今回設置する予定だった数千個の座席を再び取り外さなければならない点も考慮されています。

💼 そのため、クラブは今季終了までの収容人数を現在の62,000席にVIP席約8,000席を加えた約70,000人規模に留めます。経済担当副会長のフェラン・オリベ氏が説明した通り、現在はゴールドマン・サックスおよび投資家との契約義務(3月までに75%以上のVIP席稼働が必要)に基づき、第2層と第3層の間に位置するVIPボックスの完成に全全力を注いでいます。

🏗️ 来季(2027-28シーズン)前半戦は、屋根の吊り上げ工事(約4〜6ヶ月間)を行うため、チームは再びエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス(モンジュイック)に一時移転します。そして2028年1月、ついに屋根が完成し、全105,000席がフル稼働する新スポティファイ・カンプ・ノウへ完全帰還を果たすスケジュールとなっています。 (via SPORT)

ラ・リーガが発表した新サラリーキャップ「5億8275万9000ユーロ」の全貌

📊 ラ・リーガは夏の移籍市場閉幕を受け、各クラブの最新の選手人件費上限(LCPD)を通知しました。バルセロナに割り当てられた上限額は5億8275万9000ユーロとなり、これまでの厳しい制限から大幅に改善された数値となっています。

🏗️ この上限額の計算において非常に重要な要素となっているのが、エスパイ・バルサ(スタジアム改修工事)に伴う減収の補償措置です。ラ・リーガの規程では、スタジアムの改修によって一時的に入場料等の収入が減少する場合、クラブが不利にならないよう、正味売上高の最大5%に相当する金額を上限額に上乗せして調整することが認められています。

💡 さらに、人件費上限は「コントロール対象となる1軍選手・監督の登録可能コスト」と「女子サッカーやBチーム、バスケットボール等の他セクションコスト」に分かれています。登録人件費には給与や肖像権料、社会保険料、勝利給だけでなく、獲得した選手の移籍金の減価償却費(例: 5000万ユーロで5年契約の場合は年1000万ユーロ)や代理人手数料も含まれます。

📈 バルセロナは11月のアウディット(監査)や3月の半期決算を経て最終的な調整を受けることになりますが、今回の5億8275万9000ユーロという数字は、クラブが長年の超過状態を脱し、通常の1対1ルール(得た収入や削減した人件費をそのまま補強に使える状態)へ復帰するための決定的な足がかりとなります。 (via SPORT)