CDテネリフェ

ハビ・ペレスがラジオ番組でのインタビューにおいて、クラブの医療体制に対して『医療サービスは改善の余地がある。もっと別の決断を下し、それぞれの怪我を理解しなければならない。批判ではないが、クラブの改善できる点だと言える』と苦言を呈した。彼はプリメーラRFEFから昇格を目指すチームの要として期待されて加入したが、右大腿四頭筋と右ヒラメ筋の負傷により211日も離脱し、わずか8試合の出場(スタメンゼロ)に留まった。SNSでも『とても難しいシーズンだった』とファンへ別れを告げている。テネリフェでは過去10年間、マルク・マテウ、パコ・モンタニェス、ボルハ・ラソ(腓骨骨折により27歳で引退)、エドゥ・オリオル(『誤診だった。復帰しても膝は良くなかった』と告白)、サム・シャシュア、アレックス・ベルメホ、キャプテンのアイトール・サンスなど、軽傷が長期離脱に繋がるケースが頻発している。フェリペ・ミニャンブレスとライコ・ガルシア率いる現ボード陣も医療部門の近代化の必要性を認識しているが、これまで経済的理由で遅れていた。プリメーラRFEFでは難しかった医療部門の再構築だが、今こそ改革の時が来ている。(via SPORT)

移籍情報では、CDテネリフェBで昨季13ゴール9アシストと大活躍し、トップチームデビューも飾った22歳のMFフアン・イバーラと、18歳のジョニー・エルナンデスがFCバルセロナ・アトレティクへ完全移籍した。イバーラの移籍金は10万ユーロで、テネリフェは将来の売却益の15%を保持する。(via SPORT)

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

フェルナンド・ソリアーノSDが、アル・ガラファを退団した36歳のストライカー、ホセル・マトの復帰交渉を大詰めまで進めている。アラベスやヘタフェなど1部クラブも関心を示したが、選手本人は8年ぶりの1部復帰を目指すデポルへの帰還を希望している。また、フィオレンティーナから21歳のMFロレンツォ・アマトゥッチを約250万ユーロで獲得することが決定的となった。彼は昨季ラス・パルマスへレンタルされ、セグンダで42試合に出場し4アシストを記録している。その他、ルイス・チャコンをバジャドリードへ売却し、レオ・ロマン、トゥーン・ハイセルハルト、19歳の左CBブライト・エデ(5年契約)の加入が確定している。プレシーズンはアントニオ・イダルゴ監督のもと27名で始動し、若手のビル・ンソンゴも契約延長によりトップチームへ昇格した。一方で、構想外のアレックス・ペチャロマンはセウタへの2年契約での移籍が濃厚となっている。(via ElDesmarque)

ピッチ外では、強硬派サポーター「リアソール・ブルース」などが陣取る「マラソン・インフェリオル」スタンドに対し、クラブが厳格な新規則を発表した。対面でのチケット更新、身分証による本人確認、クラブ指定の人物による応援の管理などが義務付けられ、違反した場合は更新権を失う。これに対しサポーター団体は『個人の自由を迫害する不当な条項だ』と猛反発し、法的措置やチケット更新のボイコットを宣言している。(via SPORT)

マラガCF

昇格組のマラガは、経済的な制限から現体制の維持を基本線にプレシーズンを始動させたが、第1節のアトレティコ・マドリード戦が延期される可能性が浮上している。アトレティコはスペイン代表やアルゼンチン代表などW杯で勝ち進んでいる選手を多数抱えているため、休養期間確保の特例が適用されれば、試合が第2節と第3節の間に組み込まれ、準備期間が1週間延びることになる。(via SPORT)

また、セビージャの左SBであるオソ(ホアキン・マルティネス・ガウナ)の去就を熱視線で見守っている。彼はマラガのユース出身であり、もし設定されている2000万ユーロの契約解除金で移籍が成立した場合、FIFAの連帯貢献金メカニズムによりマラガの金庫に最大35万ユーロが転がり込むことになる。資金力に制限のあるマラガにとって非常に重要な収入源となる。(via ElDesmarque)

レアル・オビエド

W杯での大活躍により、23歳のウイングであるアイセム・ハッサンの評価が急騰している。エジプト代表としてアルゼンチン戦に出場した彼は、圧倒的な個人技でディフェンス陣を切り裂き、幻のゴールを演出したうえにモスタファ・ジコへのアシストも記録した。昨季オビエドの1部昇格に大きく貢献した彼の市場価値上昇は、クラブにとって非常に大きな資産となる。(via SPORT)

補強面では、カステリョンのストライカーであるウスマン・カマラの獲得を狙っているが、カステリョン側が移籍金を270万ユーロに引き上げたため交渉が難航している。選手自身はカルロス・タルティエレでのプレーを希望している。一方で、アレンテイロで12ゴールを挙げた23歳のFWビクトル・ミンゴをフリートランスファーで獲得し、2028年までの契約を結んだ。プレシーズンの出来次第で残留かレンタルかが決まる。また、昨季の降格を受けて守護神のアロン・エスカンデルにレバンテやバーミンガムなどから関心が寄せられており、ダビド・フェルナンデスSDは万が一の流出に備えて新GKのリストアップを進めている。(via ElDesmarque)

カディスCF

アスレティック・クラブから21歳の攻撃的MFイボン・サンチェスを獲得した。彼は昨季ビルバオ・アスレティックで5ゴールを挙げ、トップチームでもCLのドルトムント戦でデビューを果たした逸材である。左足のテクニックと戦術眼に優れ、イマノル・イディアケス監督のプレースタイルに完全に合致している。契約は2030年までの完全移籍とレンタルの両方の可能性が報じられているが、クラブにとって6人目の補強となる。(via MARCA)

さらに、アスレティックのFWウルコ・イセタのレンタル獲得にも強い関心を示している。アスレティックはプレシーズンでの評価次第で彼を手放す可能性がある。(via ElDesmarque)

UDラス・パルマス

ルベン・デ・ラ・バレラ新監督を迎えたチームにおいて、22歳のウルグアイ人FWヘレミア・レコバが完全復活を期している。昨夏、クラブ史上最高額の約70万ユーロでナシオナルから加入したが、10月の試合で右膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、わずか6試合178分の出場にとどまった。チームがプレーオフでマラガに敗退するのを外から見るしかなかった彼だが、今季は日本人選手である宮代大聖やアレックス・ガルシア、マヌ・フステル、ヘセ・ロドリゲス、そして獲得間近のヘフテ・ベタンコールらと熾烈なポジション争いに挑むことになる。(via SPORT)

レバンテUD

ルイス・カストロ監督はプレシーズンで6人のカンテラーノをテストする。2028年まで契約を延長した21歳のMFアルベルト・カラトラバ、右SBのナチョ・ペレス、19歳のパナマ代表CBパコ・コルテス、16歳の左SBマルク・サントス、退団濃厚から一転して契約延長した23歳のダニ・セルベラ、そしてレアル・マドリードも狙う16歳のウクライナ人GKである。新戦力はエンツォ・バルデリのみとなっており、若手の底上げが必須となっている。(via SPORT)

また、オビエドのGKアロン・エスカンデルの獲得にも興味を示している。(via ElDesmarque)

CDカステリョン

昨季セグンダで12ゴールを挙げたエースストライカー、ウスマン・カマラに対し、オビエドから強い関心が寄せられている。カステリョン側は強気の姿勢を崩さず、移籍金の設定額を当初の200万ユーロから270万ユーロへと大幅に引き上げた。(via ElDesmarque)

レアル・サラゴサ

アスレティック・クラブからのアンデル・エレーラ復帰が秒読みとなっている。ラロ・アランテギSDの尽力によりスポーツ面および経済面の条件は合意に達しており、現在はエレーラがアルゼンチンに滞在しなければならない税務上の問題が解決するのを待っている状態である。プレシーズンが始まる7月16日までには合流できる見込みだ。一方で、ヘタフェへのレンタルから復帰した21歳のウイング、アドリアン・リソの放出を急いでいる。チームの降格により彼の高額な年俸が負担となっており、ラロ・アランテギSDは『スポーツ面を考えると、彼がプリメーラRFEFにいるのはフェアではない。最高レベルで続ける資格があるが、選手をタダで手放すつもりはない。全員にとって良い解決策を見つけたい』と明言。セビージャやラージョ、レバンテ、さらにイタリアの複数クラブへ向けて、買取オプション付きレンタルでの妥協を模索している。(via ElDesmarque)

RCDマジョルカ

昨季の降格という大打撃を受け、新たにルイス・ガルシア監督を招聘して1年での1部復帰を目指す。アルメリアを契約満了で退団した25歳のアルナウ・プッチマルをフリートランスファーで獲得し、2029年までの3年契約を結んだ。また、コルドバからアドリアン・フエンテスも補強している。退団したレオ・ロマンやマフェオの代役探しが急務となっている。さらに、FCバルセロナからパブロ・トーレをレンタルで獲得する可能性が浮上している。彼にはマジョルカ降格時に「年俸を全額負担する1部クラブへ移籍できる」という特別条項があるため去就は不透明だが、マジョルカは彼を昇格のキーマンとして引き留めたい構えだ。同じく降格により契約解除金が3000万ユーロから1200万ユーロに下がったヤン・ビルジリにはバルサ復帰の噂がある。(via Estadio Deportivo)

RCDエスパニョール

昇格プレーオフ決勝で敗退してセグンダ残留となったが、モンチSDのもとで野心的な補強を進めている。カステリョンから26歳のアレックス・カラトラバを獲得し、彼は『野心的なプロジェクトを進めていると言われた。少し物事を変えたいというその部分に納得した』と語っている。ほかにもバーンリーからオランダ代表左SBのキリンチー・ハートマンをレンタルで獲得した。さらに、PSGから20歳のガブリエル・モスカルドのレンタル加入も間近に迫っている。また、クラブのレジェンドであるセルヒオ・ガルシアがBチームの監督に就任し、2028年までの契約を結んだことが公式に発表された。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

降格の憂き目に遭ったマジョルカやサラゴサ、オビエドが過酷なセグンダの戦いに向けて戦力の再編を急ぐ中、昇格プレーオフで涙を飲んだエスパニョールやラス・パルマスは新監督や名物SDのもとで積極的な補強を敢行し、早くも来季の主導権争いが激化しています。日本人選手の宮代大聖がラス・パルマスで激しいポジション争いに挑むなど、各チームの戦力構図は目まぐるしく変化しており、W杯での活躍によって価値を高めた選手の動向も含め、今後の移籍市場から目が離せません。