デポルティボ・ラ・コルーニャ
アトレティコ・マドリードが21歳のベルギー人DFルーカス・ヌビに強い関心を示している。デポルティボとは2029年まで契約を結んでおり、クラブは契約解除金でのみ放出を容認する構えである。プレミアリーグの複数クラブも同選手を注視している。(via ElDesmarque)
また、1部復帰に向けた大型補強として、マジョルカからGKレオ・ロマンを900万ユーロ(降格による契約解除金)で獲得し、2031年までの5年契約を締結した。(via SPORT)
中盤と守備の補強も進めており、フィオレンティーナから昨季ラス・パルマスでプレーした22歳のイタリア人MFロレンツォ・アマトゥッチを最大400万ユーロで獲得することで合意に達したほか、ヘタフェをフリーで退団したポルトガル人DFドミンゴス・ドゥアルテの獲得にも近づいている。(via ElDesmarque)
さらに、攻撃陣の強化として、ポルトガル人FWファビオ・シルバやウルグアイ人FWフェデ・ビニャスにも関心を寄せているほか、アヨゼ・ペレスやアルバロ・モラタの獲得も試みたものの、これらはビジャレアルに拒否されるなど実現が難しい模様である。(via SPORT)
UDアルメリア
昨季のリーグ得点王であり、25ゴール7アシストと圧倒的な数字を残したMFセルヒオ・アリバスの移籍交渉が大詰めを迎えている。ベンフィカやリヴァプール、スポルティング、ドルトムント、RBライプツィヒ、アストン・ヴィラなどが獲得を狙っており、アルメリアは移籍金として最低2500万ユーロを要求している。この移籍が成立すれば、保有権の50%を持つレアル・マドリードにも1000万ユーロ以上の巨額の利益がもたらされることになる。(via Estadio Deportivo)
一方で、ウエスカから昨季レンタルでプレーしていたDFホルヘ・プリードを完全移籍で獲得し、2年契約を結んだ。35歳のベテランでありアトレティコ・マドリードなど1部や2部での豊富な経験を持つ。(via SPORT)
さらには、U-19スペイン代表のキャプテンであるMFキム・ジュニェントをバルセロナからフリーで獲得し、2032年までの長期契約を締結した。(via SPORT)
また、セルビア人FWマレジをイングランドのポーツマスへ600万ユーロで売却する交渉も最終段階に入っており、将来の売却益の15%を確保する条件が含まれている。(via AS)
カディスCF
クラブの経営陣に大きな変化があった。12年間にわたって会長を務めたマヌエル・ビスカイノが辞任を発表し、新たにメキシコ人実業家のクリスティアン・セプティエンが新会長に就任した。(via SPORT)
スポーツディレクターには引き続きフアン・カラが留任している。(via SPORT)
プレシーズンのスケジュールも発表されており、8月8日に本拠地ヌエボ・ミランディージャで開催される第72回ラモン・デ・カランサ杯でUDラス・パルマスと一発勝負で対戦する予定である。また、その1週間前にはCDテネリフェとテイデ杯で対戦することも決まっている。(via SPORT)
レアル・オビエド
クラブは2026-27シーズンに向けた新ユニフォーム3種類を発表した。ホーム用は伝統の青を基調としつつ、前シーズンのゴールドから白のディテールへと変更された。メインスポンサーには「Central Lechera Asturiana」が34年ぶりに復帰している。アウェイ用はピンクを基調に青のアクセント、サード用はグレーを基調としたモダンなデザインとなっている。また、一部の公式戦では100周年記念ユニフォームも着用される予定である。(via SPORT)
チームのキャプテンであるサンティ・カソルラの退団および引退が濃厚となっており、アストゥリアス州のフアン・バルボン首相が『スポーツ界と地域社会への多大な貢献』を称える声明を発表した。(via SPORT)
補強面では、アルコルコンから21歳の右サイドバック、サム・ロドリゲスを獲得し、ラヒムの競争相手として今夏5人目の新戦力を確保した。(via SPORT)
レバンテUD
現役を引退したビセンテ・イボラが、フリアン・カレロ監督のアシスタントコーチとしてクラブに残り、トップチームの指導にあたっている。(via SPORT)
ユース出身の21歳MFアルベルト・カラトラバは、2028年まで契約を延長し、プレシーズントレーニングからトップチームに合流している。(via SPORT)
補強の第一号として、フランス人MFエンゾ・バルデリがメディカルチェックを通過して加入した。USLダンケルク時代にルイス・カストロ監督の指導を受けており、即戦力として期待されている。(via SPORT)
また、昨季リーグ戦で11ゴールを挙げてチームの残留に大きく貢献したFWカルロス・エスピも健在であり、欧州クラブからの関心をよそにレバンテでのプレーに集中している。(via SPORT)
守備陣では、ミランデスへのレンタルで成長を遂げたDFホルヘ・カベージョが復帰し、新たなリーダー候補として期待されている。(via SPORT)
一方で、キャプテンのパブロ・マルティネスが契約満了で退団し、イケル・ロサダもレンタル終了でベティスへと復帰した。(via SPORT)
補強のターゲットとしては、セルタからマヌ・サンチェスを再びレンタルで引き留めたい意向を持っているほか、ラージョのノーベル・メンディやレアル・ソシエダのハビ・ロペスにも関心を寄せている。(via AS)
レアル・サラゴサ
クラブは過去最悪とも言える危機的状況に陥っており、ゼネラルマネージャー(GM)が2ヶ月以上も不在の異常事態が続いている。(via SPORT)
約1ヶ月前にはフェルナンド・ロペスGMが解任され、事実上のスケープゴートとなった形だ。(via SPORT)
さらに、ホルヘ・マス会長の退任も予定されており、クラブ上層部の刷新が避けられない状況となっている。(via SPORT)
現在はマリアノ・アギラール理事が新たなGMと会長探しを主導しているが、人選は遅々として進んでおらず、新シーズンの年間チケット販売や選手補強など、経営や編成の根幹に関わる重要な業務に大きな遅れが生じている。(via SPORT)
CDテネリフェ
ボスニア・ヘルツェゴビナの若き才能、U-23代表MFのアネス・クルジャリッチをFKサラエボから完全移籍で獲得した。(via SPORT)
2029年6月までの長期契約を結んでおり、優れた足元の技術と組織力を備えた「8番」タイプの選手として、中盤の要になることが期待されている。(via SPORT)
また、プレシーズンの予定として、カディスCFとテイデ杯で対戦することが決定している。(via SPORT)
ブルゴスCF
マジョルカを契約満了で退団したウイングのハビ・ジャブレスと3年契約を結んだ。(via SPORT)
ミランデスやエルデンセでのプレー経験があり、2部リーグでの実績も十分な若手アタッカーとして攻撃陣の活性化が期待されている。(via SPORT)
一方で、ウイングのイニゴ・コルドバは契約満了によりチームを去り、カステリョンへと移籍した。(via SPORT)
CDカステリョン
ブルゴスを契約満了で退団したアスレティック・ビルバオ出身のウイング、イニゴ・コルドバをフリーで獲得し、2年契約を締結した。(via SPORT)
ゴー・アヘッド・イーグルスやフォルトゥナ・シッタートなどオランダでのプレー経験も持つ29歳のサイドアタッカーである。(via SPORT)
その一方で、昨季43試合で15ゴール8アシストと大活躍を見せた攻撃的MFのアレックス・カラトラバを、エスパニョールへ400万ユーロで売却した。この契約には将来の移籍金の一部を受け取る条項も含まれている。(via SPORT)
ラシン・サンタンデール
昨季の1部昇格に大きく貢献したアシエル・ビジャリブレとファクンド・ゴンサレスについて、設定されていた買取オプションを行使し、両選手と2029年までの長期契約を結んだことで、完全移籍での獲得を果たした。(via SPORT)
一方で、左サイドバックとして傑出したパフォーマンスを見せたホルヘ・サリナスに対し、バルセロナが獲得に強い関心を示している。彼の契約解除金はユース時代と2部でのプレーを経て倍増し、現在1600万ユーロに設定されているため、移籍交渉の行方が注目されている。(via SPORT)
エルチェCF
エデル・サラビア監督のプロジェクトを支えた主力選手のうち、7人が欧州大会でのプレーを求めて退団するという厳しい状況に直面している。アレイクス・フェバスはセルタへ、アンドレ・シウバはポルトへ、レオ・ペトロはアンデルレヒトへ、バンボ・ディアビはパフォスへそれぞれ移籍し、レンタル組のイニャキ・ペーニャはパナシナイコスへ、エクトル・フォルトはバルセロナへと復帰した。さらに、デビッド・アフェングルバーもボーンマスが700万ユーロでの獲得を狙っており、プレミアリーグへの移籍が濃厚となっている。(via SPORT)
その一方で、レアル・マドリードからFWアルバロ・ロドリゲスを獲得した上で、同選手をプレミアリーグのボーンマスへ約2500万ユーロで売却する交渉が進行中である。(via SPORT)
補強面では、ラージョのノーベル・メンディやレガネスのフアン・クルス、レアル・ソシエダのハビ・ロペスといった選手に関心を示しており、戦力の再構築を急いでいる。(via AS)
コルドバCF
昨季41試合に出場し14ゴール3アシストを記録した主力FWのアドリアン・フエンテスが、マジョルカへ移籍し、2030年までの契約を結んだ。(via SPORT)
攻撃陣の穴を埋めるべく、アトレティコ・マドリードの下部組織出身である22歳のモロッコ人左ウイング、サリム・エル・ジェバリを獲得し、2年契約を締結した。カルタヘナやミランデスへのレンタルで2部での経験も積んでおり、即戦力として期待されている。(via AS)
CDミランデス
昨季の最終節となったレガネス戦で、疑惑の判定を含む論争の的となる敗戦を喫し、残留争いの末に無念の降格が決定した。(via SPORT)
これにより、レンタルで加入していたDFホルヘ・カベージョは保有元のレバンテへと復帰した。ミランデスでの1年間でチームのリーダーとして大きく成長を遂げ、そのパフォーマンスは高く評価されている。(via SPORT)
スポルティング・ヒホン
新戦力として、レアル・ソシエダBからエゴイツ・アラナ、レガネスからホルヘ・サエンス、UDイビサからヤン・ケンボを獲得した。(via AS)
しかし、退団選手の数が非常に多く、ケビン・バスケス、ブライアン・オリバン、エリック・クルベロ、クリスティアン・ジョエルがフリーでチームを去ったほか、アンドレス・フェラーリがシント=トロイデンへ、ジャスティン・スミスがエスパニョールへ、アンドレス・クエンカがバルサ・アトレティクへと移籍し、計7人が退団した。(via AS)
さらに、ナントがDFルーカス・ペリンの獲得を狙っており、2年契約を提示してヒホンとの契約解除を待っている状態であるほか、ベルナルとアマドゥも退団が間近に迫っている。(via AS)
FCアンドラ
積極的な補強を進めており、ポンフェラディーナから左サイドバックのアンドニ・ロペスを1年+1年の延長オプション付きで獲得した。(via SPORT)
さらに、ウエスカBからアンドラ代表の若きウイング、アロン・ロドリゴを2029年までの契約で獲得したほか、ヘタフェBからは元アトレティコDFロベルト・ソロサバルの息子であるMFウゴ・ソロサバルを2028年までの契約で獲得し、ベテランと若手を融合させた戦力補強を行っている。(via SPORT)
クルトゥラル・レオネサ
ポルトガルのエストレラ・アマドーラから、スペインとセネガルの二重国籍を持つMFンディアイエを獲得し、中盤のフィジカルと経験を補強した。(via AS)
ADセウタ
夏の移籍市場における最初の4人の補強から、クラブの明確な方針が見て取れる。ベテラン選手に頼るのではなく、若さとハングリー精神を持った選手を優先して獲得し、チームの活性化を図っている。(via AS)
【本日の総括】
移籍市場が活発化する中で、LALIGA Hypermotionの勢力図は大きく変わりつつあります。デポルティボ・ラ・コルーニャやアルメリアは巨額の資金が動く補強や売却を展開し、1部復帰に向けた強い野心を見せています。一方で、エルチェやスポルティング・ヒホンは主力の大量退団によりチームの再構築を余儀なくされており、レアル・サラゴサに至ってはフロントの機能不全という深刻な危機に直面しています。各チームがそれぞれの課題を抱える中で、いかに早く新戦力をフィットさせるかが新シーズンの行方を左右する鍵となりそうです。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
今夏のセグンダは、戦術的な連続性よりも『個の入れ替え』による再構築が目立ちます。特にエルチェやヒホンのような大量退団は、戦術の浸透以前に、ピッチ上の距離感や守備の連動性をゼロから作り直す必要があり、開幕直後の不安定さは避けられないでしょう。一方で、デポルティボやレバンテのように、特定のポジションに即戦力をピンポイントで補強し、既存の骨格を維持しつつ質を高める動きは、シーズン序盤の勝ち点獲得において大きなアドバンテージとなります。戦術の完成度よりも、新戦力がどれだけ早くチームの約束事に適応できるかが、今季の勢力図を分ける分岐点になるはずです。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
クラブの明暗がはっきりと分かれています。デポルティボやアルメリアが1部昇格という明確な目標に向けてフロントが主導権を握り、投資と回収のサイクルを回しているのに対し、サラゴサのGM不在や経営陣の混乱は、サポーターの信頼を損なう深刻な事態です。クラブの空気感はピッチ上のパフォーマンスに直結します。新会長就任で心機一転を図るカディスのように、フロントの安定がチームの士気を支える基盤となります。今季は、補強の巧拙以上に、クラブ内部のガバナンスがどれだけ機能しているかが、長丁場を戦い抜くための隠れた指標となるでしょう。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
移籍市場の動きからは、各クラブの財政状況と編成方針の乖離が読み取れます。アルメリアのアリバス売却交渉や、エルチェのアルバロ・ロドリゲスを介した転売スキームは、セグンダのクラブが生き残るための現実的なビジネスモデルを象徴しています。一方で、ラシンが昇格の立役者を完全移籍で確保した動きは、長期的なチームビルディングへの意志を感じさせます。契約解除金の活用や将来の移籍金条項の付帯など、単なる補強ではなく『資産価値の最大化』を意識した契約が目立ちます。今後は、登録枠の制限とサラリーキャップを考慮した、よりシビアな編成判断が求められるでしょう。