パリSGのCL優勝に伴う暴動とエムバペへの侮辱

パリ・サンジェルマンがCL2連覇を達成した夜、パリの街は歓喜と暴力が入り混じる混沌と化した。シャンゼリゼ通りには2万人以上のファンが詰めかけたが、一部の過激なグループが暴徒化。パトカーや消防車への攻撃、パン屋やレストランの破壊、さらには環状線の封鎖未遂まで発生した。ローラン・ヌニェス内務相は、フランス全土で416人が逮捕され、そのうち283人がパリ市内での逮捕だったと発表した。さらに、アジャン市では警察官7人が負傷し、うち1人は頭部外傷の重傷を負っている。このような凄惨な状況の中、祝賀ムードの裏でレアル・マドリードへ去ったキリアン・エムバペに対する侮辱のチャントが何度も歌われた。ファンたちは、かつてのエースが去った直後にヨーロッパの頂点に立ったことを盾に、エムバペの不在を皮肉る声を上げ続けた。マクロン大統領はSNSで『パリの上に新たな星が輝いている!全ヨーロッパに夢を与えるPSGにブラボー。フランスは誇りに思う』と称賛のメッセージを投稿し、翌日にはエッフェル塔の下のシャン・ド・マルス公園で厳重な警備のもと、9万人規模の優勝パレードが決行された。(via SPORT) / (via ElDesmarque) / (via MARCA) / (via Esport3)

アーセナル選手への誹謗中傷とスポーツマンシップ

CL決勝でPK戦の末に敗れたアーセナルでは、痛恨のミスを犯した選手たちへの誹謗中傷がSNSで相次いだ。同点につながるPKを献上したクリスティアン・モスケラや、最後のPKをクロスバーの上に外したガブリエウ・マガリャンイスのSNSアカウントには、『素晴らしいPKだ』『本当にありがとう』といった皮肉や、クラブからの退団を求める暴言が殺到した。一方で、この悲劇の裏で感動的なシーンも生まれていた。PKを外して泣き崩れるガブリエウに対し、PSGのキャプテンでありブラジル代表の同僚でもあるマルキーニョスが駆け寄り、強く抱きしめて慰める姿がカメラに捉えられた。このスポーツマンシップに溢れる行動は瞬く間に拡散され、敗者を思いやる真のチャンピオンの振る舞いとして多くの称賛を集めた。(via ElDesmarque) / (via Mundo Deportivo)

レアル・マドリードの会長選裏話:フロレンティーノvsリケルメ

6月7日に控えたレアル・マドリードの会長選は、ピッチ外で激しい場外戦を繰り広げている。現職のフロレンティーノ・ペレスと対立候補のエンリケ・リケルメは、パパ・レオン14世の訪問によりサンティアゴ・ベルナベウでの投票ができず、バルデベバスでの投票となる影響を考慮し、郵便投票を確実にするためそれぞれ専用の公証人を雇うという異例の措置を取った。

さらに、リケルメはブダペストで開催されたCL決勝の場を利用し、ゲリラマーケティングを敢行した。自身の顔写真と『Riquelme Presidente』の文字が描かれた4台のバスをスタジアム周辺に走らせ、『今夜を楽しんで。我々は必ず戻る』『ライバルは去るが、レアル・マドリードは戻ってくる』という英語のメッセージを掲げた。また、リケルメはパブロ・モトスが司会を務める人気番組『エル・オルミゲーロ』への出演を取り付け、マンチェスター・シティのロドリ獲得を公約に掲げるなどメディア露出を強めている。

これに対し、フロレンティーノ・ペレスはクラブの公式ウェブサイトを自身のバルデベバスでの写真で埋め尽くし、ルカ・モドリッチ、カリム・ベンゼマ、ロベルト・カルロス、ロナウドといったレジェンドたちからSNSで支持表明を受けるなど、強固な基盤をアピールしている。UEFAの招待でブダペストのVIP席を訪れたペレスは、ファンからのサインや写真撮影に応じながら、『マドリーのいない決勝もそんなに珍しくない。うちは15回しか勝っていないからね』とジョークを飛ばす余裕を見せた。両者は「ネグレイラ事件」への対応を巡っても、互いを非難する言葉の応酬を続けている。(via Mundo Deportivo) / (via Esport3) / (via Estadio Deportivo) / (via SPORT) / (via MARCA) / (via ElDesmarque)

アンソニー・ゴードンのバルサ愛とプロポーズ秘話

ニューカッスルからFCバルセロナに加入したアンソニー・ゴードンは、入団発表の場で流暢なスペイン語を披露しメディアを驚かせた。ニューカッスルの理学療法士ダニエル・マルティによれば、ゴードンはエバートン時代からスペイン語を特訓しており、『バルサ万歳、カタルーニャ万歳』というカタルーニャ語のフレーズも熱心に練習していたという。マルティは『彼は最初の日から「僕はスペインで、バルサでプレーするんだ」と宣言していた。まさに執念だった』と明かしている。

ピッチ外での彼は非常に規律正しく、ラグビー界の伝説ダン・カーターの著書『The Art of Winning(勝利の芸術)』を愛読し、メンタリティの構築に努めている。プライベートでは、幼馴染でメイクアップアーティストの恋人アニー・キーティングと長年交際しており、2023年末に第一子が誕生した。ゴードンはニューカッスルの本拠地セント・ジェームズ・パークのピッチ上で彼女にプロポーズをしており、ファンの間でも愛されるカップルだった。ニューカッスル側も、昨夏のアレクサンデル・イサク移籍時のような大騒動にならず、円満に取引が完了したことに安堵しているという。(via Mundo Deportivo) / (via SPORT) / (via ElDesmarque)

フリアン・アルバレスを巡るSNSの場外乱闘

フリアン・アルバレスのバルセロナ移籍の噂を巡り、クラブ間でSNSを通じた奇妙な場外戦が勃発した。アトレティコ・マドリードは、バルサが自軍のエースを引き抜こうとしていることへの意返しとして、ラミン・ヤマルやペドリ、ハフィーニャの獲得を匂わせるような皮肉たっぷりの投稿を連発。さらにネグレイラ事件を暗にほのめかすような画像まで投稿した。

これに対し、バルセロナのフロント陣は激怒したものの、公式には一切「無視(沈黙)」を貫くことを決定した。しかし、この騒動に全く関係のないエルチェCFが突然乱入。彼らはSNSに『アトレティコがバルサをいじる時』として凶暴なライオンの画像を、『アトレティコがエルチェと対戦する時』として無害な犬の画像を並べたミームを投稿した。エルチェは今季アトレティコ相手に負けなし(ホームで勝利、アウェーで引き分け)であり、その実績を盾にした強烈ないじりはネット上で大反響を呼んだ。

さらに、この移籍交渉の裏には、バルサの現スポーツディレクターであるデコと、アトレティコの現スポーツディレクターであり元バルサのSDだったマテウ・アレマニーの過去の確執が影を落としており、代理人のフェルナンド・イダルゴを交えた複雑な人間模様が展開されている。(via MARCA) / (via Esport3) / (via ElDesmarque)

バルサ女子CL優勝の裏側:カフート大会とモチベーション

FCバルセロナ女子チームがノルウェーのオスロでCL優勝を果たすまでの数日間を追ったドキュメンタリーが公開された。飛行機内ではフランシスカ・ナザレス(キカ)がロザリアのヒット曲『Saoko』のリズムに合わせて『オスロへ、パパ、オスロへ』と歌い、チームの緊張をほぐしていた。

試合前日のホテルでは、パトリ・ギハロが壁に過去の敗戦の写真を貼り付ける姿が捉えられている。リヨンに敗れたブダペストやトリノでの決勝戦の写真とともに、歓喜の瞬間の写真を並べ、『私たちがどれだけ団結した家族であるかを示すために、いつもモチベーションの上がる写真を貼っている』と語った。

試合前夜には、ロレンツォ・ペトロニとルーカス・デル・カンポの企画で「カフート(クイズアプリ)」の大会が開催され、選手たちは「Las Maxibon」や「Spice Girls」など4つのチームに分かれて大はしゃぎした。試合直前のロッカールームでは、ペレ・ロメウ監督が『戦術プランを尊重し、全員で助け合え。今日休んで、頭を冷やし、普通のことをして笑え』と静かに語りかけ、チームの心を一つにまとめた。(via SPORT)

ルイス・エンリケのプライベートとメディアとの再会

PSGを率いてCLを制覇したルイス・エンリケは、試合後のインタビューで珍しくリラックスした姿を見せた。彼はこれからの長期休暇について尋ねられると、『ヒホンに帰って、それからフォルメンテラ島に行って…あとは内緒だ』と満面の笑みで答えた。彼が愛する避暑地は、アストゥリアス州の「ソイラナ」という人口100人未満の小さな村だ。狭い一本道を抜けた先にあるこの村は、フレフルフェ海岸の近くに位置し、観光客が全くいない手付かずの自然と静寂に包まれている。エンリケはここで農業や自然と触れ合い、完全にサッカーから離れる時間を大切にしている。

また、この日のインタビューの聞き手は、かつてバルセロナ時代に激しい口論となり確執があったとされる記者スサナ・グアッシュだった。しかし、今回は冒頭でしっかりと握手を交わし、和やかな雰囲気で進行。さらにエンリケは、自らがPK戦で勝利したことについて問われると、『スペイン代表の時にモロッコ戦で(PK戦で)負けて、そのせいで僕は殺されたからね』と自虐的なジョークを飛ばし、周囲の笑いを誘った。(via ElDesmarque) / (via SPORT)

アルテタの幼少期とバカンス先

アーセナルのミケル・アルテタ監督のルーツは、サン・セバスティアン(ドノスティア)の海岸にある。幼少期、彼は近所に住んでいたシャビ・アロンソとともに、毎日スケートボードでビーチに向かい、サーフィンやテニス、そしてサッカーに明け暮れる日々を送っていた。この環境が、彼の強烈な競争心と仲間意識を育んだという。

現在、激務のプレミアリーグを戦い抜いた彼が休息を求めるのは、マヨルカ島の南西に位置する人口約2,600人の高級リゾート地「ポルタルス・ノウス」だ。妻のロレナ・ベルナルと3人の子供たちとともに、美しい白砂と透き通る海で知られるこの地で静かな時間を過ごすのが毎夏の恒例行事となっている。妻のロレナは『マヨルカは私たちの家の一つであり、ここに根を下ろしている』と語っている。(via SPORT)

ラミン・ヤマルがガビに仕掛けるW杯記録更新の挑発

FCバルセロナの神童ラミン・ヤマルは、来るワールドカップに向けて、チームメイトであり親友のガビに対して挑戦状を突きつけた。FIFAのインタビューに応じたヤマルは、『EUROの時から、ガビに「これだけはお前には奪えない記録だ」と(スペイン代表の主要大会最年少ゴール記録について)言われているんだ。だから考えてみたんだけど、W杯で僕がハットトリックを決めれば、W杯での最年少ハットトリック記録を作って、彼の記録を塗り替えられると思うんだ』と悪戯っぽく笑いながら語った。さらにヤマルは、『もし2点目を決めることができたら、彼への敬意(と挑発)を込めて、彼の背番号である「6」のジェスチャーをして祝うつもりだよ。でも、やっぱりハットトリックを狙いにいくよ』と宣言し、ロッカールームでの良好な関係性と若さ溢れる野心をのぞかせた。(via ElDesmarque)

ラヒーム・スターリング、薬物運転で逮捕

かつてイングランド代表のスター選手だったラヒーム・スターリングが、深刻なトラブルを引き起こした。木曜日から金曜日にかけての深夜、ハンプシャー州の道路で自身の運転するランボルギーニをフェンスに激突させる単独事故を起こしたのだ。警察の捜査の結果、スターリングは薬物影響下での運転、無謀運転、違法薬物の所持、そして薬物検査の不合格という複数の容疑で逮捕された。現在は保釈されているものの、警察の捜査は継続中である。

この事件は彼のキャリアに致命的な打撃を与えた。チェルシーからレンタル移籍で加入していたオランダのフェイエノールトは、今月末で切れる彼との契約を更新しないことを即座に決定。エールディビジではわずか8試合の出場にとどまっており、ピッチ外での不祥事が引き金となって、彼のサッカー選手としてのキャリアは強制的な引退の危機に瀕している。(via Esport3)

セルヒオ・ラモスとセビージャの株式売却交渉の裏側

セビージャFCの株式売却を巡る交渉が、劇的な決裂を迎えた。セルヒオ・ラモスと投資ファンド『Five Eleven Capital』は、デル・ニド・ベナベンテら大株主一家に対し買収案を提示していたが、ラモス側が土壇場で条件を大きく変更した。新たなパートナーとしてメキシコの不動産王アルバロ・レアニョを引き入れ、当初の全面買収案から『まずは18%を取得し、1億2000万ユーロの増資を行った上で、後日残りの42%を買い取る』という段階的な条件に変更したのだ。この提案に対し、セビージャの他の大株主たちは猛反発し、交渉は破談となった。

この騒動の直後、ラモスは自身のインスタグラムのストーリーに、AI生成による架空のアーティスト「Asha Solara」のフラメンコ調の楽曲『El Camino』の歌詞を引用して投稿した。『私の隣を歩く者もいれば、道に取り残された者もいる。一歩一歩が、私が到達すべき場所に少しずつ近づけてくれる。足は疲れても、魂はまだ生きている』というその歌詞は、決裂した交渉相手に向けた意味深なメッセージとして物議を醸している。(via Estadio Deportivo)

セルヒオ・カナレスのカフェ密会裏話

メキシコのモンテレイでプレーするセルヒオ・カナレスに、古郷ラシン・サンタンデールへの復帰の噂が過熱している。事の発端は、カンタブリア州の首都にある有名なカフェで、カナレスとラシンのマノロ・イゲラ会長が一緒にコーヒーを飲んでいる写真が撮影され、SNSに流出したことだった。

この密会写真について問われたイゲラ会長は、『なぜあんな写真が出回るのか理解できない。私たちはただの友人としてコーヒーを飲み、プライベートな会話をしていただけだ』と移籍交渉を否定した。しかしその直後、『ラシンの会長として、カナレスが再びラシンのシャツを着ることを夢見ているのは事実だ。これは私がずっと取り組んできたことであり、決して諦めるつもりはない』と熱烈なラブコールを送り、ファンの期待を大いに煽っている。(via Estadio Deportivo)

エルネスト・バルベルデがバーで『Athleticaster』を弾き語り

アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ前監督が、意外な場所でシーズン終了を祝った。新監督としてエディン・テルジッチの就任が発表された後、バルベルデはアルゴルタにあるアイリッシュパブ「Piper's」のステージに立っていた。彼は自身が所属するロックバンド『Easy Ironing』のメンバーとして、黒いキャップを被り、スペインの伝説的ロックバンド「Barricada」の楽曲を熱唱した。

注目を集めたのは、彼が手にしていた赤いフェンダーのテレキャスターだ。これは、クラブを去るにあたり、バスクのミュージシャンであるルペル・オルドリカからサン・マメスのロッカールームで直接贈られた特別なギターであり、すでに『Athleticaster(アスレティキャスター)』という愛称で呼ばれている。バルベルデは戦術ボードをギターに持ち替え、リラックスした表情で音楽を楽しんでいた。(via Esport3)

バッド・バニーのライブでエステル・エスポシトとエムバペがいじられる

マドリードのRiyadh Air Metropolitanoで開催された世界的ラッパー、バッド・バニーのコンサートが、思わぬゴシップの舞台となった。ステージ横に設置されたVIP専用の特別エリア『La Casita』には、女優のアナ・デ・アルマスやキアラ・フェラーニ、そしてサッカー選手のキリアン・エムバペ、アルバロ・カレーラス、イシ・パラソンら豪華な顔ぶれが集結していた。

その中で最も注目を集めたのが、スペインの人気女優エステル・エスポシトだった。彼女が音楽に合わせて激しく「ペルレオ(レゲトンの官能的なダンス)」を踊る姿や、ステージ上のバッド・バニーと熱い視線を交わす瞬間がカメラに捉えられたのだ。これらの映像はSNSで瞬く間に拡散され、エスポシトの現在の恋人とされるエムバペが同じ会場にいたことから、ネット上では『エムバペにとって最悪の日(Mal día para ser Mbappé)』というハッシュタグが飛び交い、大いにいじられる事態となった。(via MARCA) / (via Mundo Deportivo)

イニゴ・ペレスが退任会見で記者にブチギレ

ラージョ・バジェカーノの監督を退任することになったイニゴ・ペレスの最後の記者会見は、予想外の険悪な空気で幕を閉じた。会見中、あるジャーナリストが彼のビジャレアルCFの次期監督就任の噂について質問を投げかけた。これに対し、ペレスは質問に答えることを拒否しただけでなく、怒りを露わにして反撃に出た。『この重要な別れの場で、その話題について話すつもりは一切ない』と前置きした上で、『そもそも、今日までの記者会見であなたの姿を一度も見たことがない』と、その記者が普段は取材に来ないにもかかわらず、ゴシップ目当てで現れたことを辛辣に非難した。(via MARCA)

モウリーニョのレアル就任はベンフィカの株価でバレる?

ジョゼ・モウリーニョのレアル・マドリード監督復帰が濃厚とされる中、その公式発表よりも前に事実が発覚する奇妙なカラクリが明らかになった。現在モウリーニョが関係しているとされるベンフィカは、ポルトガルの株式市場に上場している企業である。そのため、レアル・マドリードがモウリーニョ引き抜きの違約金を支払った瞬間、ベンフィカは投資家に対してその事実を公式に報告する法的義務が生じるのだ。フロレンティーノ・ペレス会長、モウリーニョ、そして代理人のジョルジュ・メンデスの三者間で合意が形成されつつあると報じられているが、両クラブからの大々的な発表を待たずとも、金融市場の開示情報によって世界中がモウリーニョのマドリー帰還を知ることになるだろう。(via ElDesmarque)

デポルティーボ1部昇格でア・コルーニャが狂喜乱舞

デポルティーボ・ラ・コルーニャが8年ぶりに1部リーグ(プリメーラ)への昇格を決め、本拠地ア・コルーニャの街は熱狂の渦に包まれた。バリャドリードでの昇格決定試合には、チケットを持たないファンも含め数千人が駆けつけ、街全体が青と白に染まった。

試合終了後、興奮したファンたちは伝統に従いクアトロ・カミノス広場に集結し、歓喜のあまり噴水に飛び込んで水浴びを始めた。深夜4時に選手たちを乗せたバスがリアソール・スタジアムに到着すると、待っていたファンたちは徹夜で歌い踊りながらチームを迎え入れた。翌日には、マリア・ピタ広場の市庁舎バルコニーに選手たちが登場し、広場を埋め尽くした家族連れや若者たちに向けて挨拶を行った。その後もオープントップバスでのパレードが続き、街の酒場はすべて青と白のユニフォームを着た人々で溢れ返った。(via SPORT)

スポルティング・ヒホンのペーニャ、全23アウェー戦制覇の偉業

スポルティング・ヒホンのペーニャ(公式ファンクラブ)である『Sentimiento Rojiblanco』が、今シーズンの公式戦全23回のアウェーゲームにすべて帯同するという驚異的な偉業を成し遂げた。ペーニャの会長であるシュアク・ロドリゲスは、『これは我々にとって個人的な挑戦であり、誇りであり特権だ』と胸を張った。

彼らの挑戦は決して平坦なものではなかった。ホテルやバスの手配、仕事のシフト調整、そして何よりアウェーチケットの争奪戦という壁があった。『3000人が行きたいのにチケットが500枚しかない時は、家族や友人を総動員してチケットを探し回った。サラゴサとマラガの連続アウェーなどは経済的にも本当に厳しかった』とロドリゲスは振り返る。それでも彼らが旅を続けたのは、あるレジェンドの『スポルティングは、人生の重要でない事柄の中で最も重要なものだ』という言葉を胸に刻んでいるからだという。(via SPORT)

元バルサカンテラの「ベイビー」、メッシとの思い出を語る

かつてFCバルセロナの下部組織「ラ・マシア」で、リオネル・メッシの親友であり、最高の「9番」として将来を嘱望されたガブリエル・サンティアゴ・フェルナンデス、通称『ベイビー』が、40歳となった現在の生活と過去の思い出を語った。ロマ(ジプシー)の家系に生まれた彼は、路上での生活からバルサにスカウトされ、メッシとは二段ベッドを共有し、一緒に雑誌やポテトチップスを買いに行くほどの仲だった。

『彼はとてもシャイだったが、ボールを持てば3、4人を平気で抜き去っていた』とメッシを振り返る一方、自身については『規律を守るのが大の苦手だった。学校に行くふりをしてバスを降り、街を徘徊していた』と後悔を口にする。その後、マジョルカへの移籍が内定していたものの、道端で従兄弟とサッカーをして遊んでいた際にすねの骨を折る大怪我を負い、プロへの道を絶たれた。現在は朝7時から街の清掃員として働きながら、3人の子供を育てている。彼は若い選手たちに向け、『才能だけでは駄目だ。規律と日々の努力がなければ、バルサではすぐに別の選手に居場所を奪われる』と強いメッセージを送った。(via SPORT)

2002年W杯で救われた犬「カマチン」の物語

2002年の日韓ワールドカップ中、スペイン代表のキャンプ地で起きた心温まる裏話が再び注目を集めている。当時、大会を取材していたアンテナ3のジャーナリストたちは、韓国の市場で食肉として売られそうになっていた生後1ヶ月の子犬を発見した。彼らは躊躇することなくその子犬を買い取り、当時のスペイン代表監督ホセ・アントニオ・カマーチョにちなんで『カマチン』と名付けた。

カマチンはすぐにスペイン代表のベースキャンプに連れて行かれ、ラウル・ゴンサレスやイケル・カシージャス、ディエゴ・トリスタンといったスター選手たちに溺愛されるチームのアイドルとなった。選手たちは『私たちを裏切らないでくれ。勝つための幸運をもたらしてくれ』と子犬に語りかけていたという。(via SPORT)

アスレティックの「バスク国地図入り」新ユニフォームが政治論争に

アスレティック・ビルバオが発表した来シーズンの新ユニフォームが、思わぬ政治的論争を巻き起こしている。問題となっているのは、ユニフォームの背面上部にデザインされた「バスク国(エウスカル・エリア)の7つの県の地図」と「イクリニャ(バスクの旗)」だ。クラブ側は『クラブの歴史と、我々に命を与える領土を象徴するもの』と説明しているが、ナバラ人民連合(UPN)などの政治政党がこれに猛反発している。

彼らは、ナバラ州などが含まれる地図をスポーツのユニフォームに政治的シンボルとして使用することは不適切であるとして、プロサッカーの競技委員会に公式に提訴した。競技委員会は直ちにこの件に関する情報収集の調査ファイルを開くことを決定したが、アスレティック側は『制裁や非難を受けるような要素は一切ない』と確信しており、公の場では沈黙を貫いている。(via Estadio Deportivo)

元自転車選手スーパーマン・ロペスのドーピング疑惑と肉屋経営の現在

かつてジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャで表彰台に上がったコロンビアのスター自転車選手、ミゲル・アンヘル・ロペス(通称スーパーマン)は、現在ロードレースの表舞台から姿を消している。彼はスペインの悪名高い医師マルコス・マイナールが関与したドーピング・ネットワーク『Ilex作戦』への関与が疑われ、スポーツ仲裁裁判所(TAS)から4年間の出場停止処分を受けている。

スペインの刑事裁判では、禁止薬物メノトロピンが彼に届いた証拠はないと判断されたものの、スポーツ界の裁定は覆っていない。現在、彼は故郷コロンビアに戻り、家族とともに静かに「精肉店」を経営して生計を立てている。華やかな表舞台から肉屋の店主へと転身した彼は、周囲の親しい友人たちに『子供の頃、僕は自転車を盗まれそうになった。そして今は、僕のスポーツキャリアそのものが盗まれようとしている』と語り、自身の潔白を信じて法廷闘争を続ける決意を見せている。(via MARCA)

アンチェロッティのネイマールに対する「祖父に車輪」ジョーク

ブラジル代表監督に就任したカルロ・アンチェロッティが、記者会見で彼らしいユーモアを披露した。ワールドカップに向けた会見の席で、負傷により大会への出場が危ぶまれているネイマールについて、ある記者が『もし怪我が長引けば、彼の招集を考え直したのではないか?』と意地悪な質問を投げかけた。これに対し、アンチェロッティは表情を変えずに『もし私の祖父に車輪がついていたら、彼は車だっただろうね(Si mi abuelo tuviera ruedas, sería un coche)』という、イタリアでよく使われる「あり得ない仮定の話をしても無駄だ」という意味のことわざを用いて一蹴。この見事な切り返しに、会見場は大きな笑いに包まれた。(via MARCA)

フアン・カルロス・リベロの実況ミス連発にSNSがツッコミ祭り

国営放送RTVEで37年のキャリアを持つベテランアナウンサー、フアン・カルロス・リベロの実況が、CL決勝のPSG対アーセナル戦でSNSの格好のネタとなった。試合の緊迫感とは裏腹に、リベロは不可解な発言を連発した。

シュートが外れた場面で『最初の枠外シュート(おそらく枠内シュートの言い間違い)』と発言したのを皮切りに、ファビアン・ルイスとGKダビド・ラヤが接触したシーンでは『ファビアンとサフォノフ(PSGの控えGK)が交錯』と実況。さらに、アーセナルのトロサールをハヴァーツと3回も呼び間違えたり、マルキーニョスとルイス・スケリーの小競り合いを『ファビアンとガブリエウが押し合っている』と描写したり、ポルトガル代表のヌーノ・メンデスを『ブラジル代表』と紹介するなど、ミスが止まらなかった。SNS上では『彼はいったいどこの都市で試合を見ているんだ?』『15秒ごとに選手を間違えるのはもはや芸術』と、視聴者による大喜利状態のツッコミ祭りが展開された。(via SPORT)

【本日の総括】

本日のピッチ外ニュースでは、レアル・マドリードの会長選を巡るフロレンティーノ・ペレスとエンリケ・リケルメのバス広告やネグレイラ事件を利用した激しい場外戦、そしてフリアン・アルバレスの移籍を巡りアトレティコ、バルセロナ、さらにはエルチェまでもが絡むSNSでの挑発合戦など、クラブ間の政治的な思惑が色濃く反映された話題が目立ちました。

一方で、CL決勝で敗れたアーセナルの選手たちに対する誹謗中傷とそれを慰めるマルキーニョスのスポーツマンシップ、アンソニー・ゴードンのバルサ愛とロマンチックなプロポーズ、バルサ女子チームがCL決勝前にカフート大会でリラックスする姿など、選手たちの人間味が溢れるエピソードも多数見受けられました。

また、バッド・バニーのライブでのエステル・エスポシトの視線に巻き込まれたエムバペや、実況ミスでSNSのネタにされたフアン・カルロス・リベロ、退任会見で記者に激怒したイニゴ・ペレス、さらには2002年W杯で救われた犬「カマチン」の心温まる物語や、元天才カンテラーノが清掃員として語る後悔など、サッカー界の光と影、そしてクスッと笑えるゴシップまで、非常に多岐にわたるトピックが集まりました。