フレンキー・デ・ヨングの負傷状況と復帰の見通し

W杯に参加していたフレンキー・デ・ヨングは、大会終盤に右膝にテーピングを巻き痛み止めの注射を打ってプレーを強行していました。水曜日に行われた追加の精密検査の結果、心配されていた十字靭帯の断裂ではないことが確認されました。

現在は選手とクラブの間で、手術を行うか保存療法を選択するかの話し合いが行われています。2シーズン前の足首の怪我の際と同様に保存療法を選ぶ可能性が高く、経過が順調であれば約4ヶ月で復帰できるという楽観的な見通しが立っています。デ・ヨングは、同じく負傷を抱えるロナルド・アラウホとともに来週月曜日からチームに合流する予定です。

この負傷により中盤の選手層に不安が生じたため、ハンジ・フリック監督はカンテラの選手たちの去就計画を一時的に見直す判断を下しています。(via SPORT)

新戦力カリム・アデイェミがバルセロナに到着

FCバルセロナの今夏2人目の大型補強となるカリム・アデイェミが、水曜日の午後16時30分過ぎにプライベートジェットでドルトムントからバルセロナのエル・プラット空港に到着しました。家族やパートナーとともに大量の荷物を持った姿が確認されており、新たな生活への準備は万端です。

ボルシア・ドルトムントとの移籍金は固定2200万ユーロに変動700万ユーロが加わる条件で合意しており、ドルトムントは将来の売却益の20%を保持します。アデイェミは木曜日の朝にメディカルチェックを受け、問題がなければ2031年6月までの5年契約にサインします。順調にいけば、金曜日の朝のセッションからフリック監督のトレーニングに合流する予定です。

アデイェミはバルセロナからの強い関心を知ると、ドルトムントとの契約延長交渉を凍結し、他クラブからのオファーをすべて拒否して移籍に専念しました。ドイツ代表で彼をデビューさせたフリック監督は、純粋なウインガーとして彼のスピードと打開力を高く評価しており、ラミン・ヤマルの負担を軽減する役割を期待しています。公式プレゼンテーションは、ラポルタ会長がW杯視察から戻る来週に予定されています。(via Mundo Deportivo)

アントニー・ゴードンがW杯で躍動、バルサへの意気込みを語る

今夏、ニューカッスルから固定8000万ユーロと変動1000万ユーロでバルセロナに加入したアントニー・ゴードンが、W杯でも素晴らしい輝きを放っています。ラウンド32での2アシスト、ラウンド16でのPK獲得、準々決勝での1アシストに続き、準決勝のアルゼンチン戦では54分に絶妙な動き出しからW杯初ゴールとなる先制点をマークしました。

このゴールの直後、FCバルセロナの公式SNSは『やあ、アントニー・ゴードンです。この動画を見ているなら、僕がW杯でゴールを決めたということです』と語る本人の動画をアップし、『アントニー・ゴードンはすでに知っていた』という粋なメッセージを添えました。

ゴードンはバルサのファンに向けて『この挑戦の準備はできています。このクラブの歴史はよく知っています。ここにいられてとても興奮し、誇りに思います。世界最高のチームの一員になることは夢の実現です』と力強いメッセージを送っています。(via SPORT)

フリアン・アルバレス獲得に向けたバルサの執念とアーセナルの動き

ハンジ・フリック監督が前線の補強の最大の目標としているフリアン・アルバレスの獲得交渉は、W杯後を見据えて水面下で熱を帯びています。アトレティコ・マドリードはバルサからの最初の1億ユーロ未満のオファーを拒否し、さらに1億2000万ユーロに加えてカンテラの有望株マルク・ベルナルの譲渡を要求しました。バルサはベルナルを手放す意思は一切なく、これを断固として拒否しています。

しかし、アルバレス本人はアトレティコ退団とバルサ加入を強く望んでおり、アーセナルやリヴァプールといったプレミアリーグの強豪からのオファーをすべて拒否しています。これに対しアーセナルは、ヴィクトル・ギェケレスをトレードの駒としてアトレティコに提示し、アルバレス獲得への道をこじ開けようと画策しています。

アルバレスの契約解除金は5億ユーロですが、チャンピオンズリーグ出場クラブに対しては1億3000万ユーロ(税金を含めると約1億5000万ユーロ)に減額される条項が存在します。フリック監督はイングランド戦で100分間走り抜いたアルバレスの献身性と万能性にさらに惚れ込んでおり、バルサはW杯終了後に条件を改善した新たなオファーを提示する準備を進めています。(via SPORT)

ブリアン・ファリーニャスの移籍をフリック監督がストップ

バルサ・アトレティクで昨季33試合に出場し5ゴール7アシストを記録した20歳のミッドフィルダー、ブリアン・ファリーニャスのジローナ移籍が一時保留となりました。

移籍金約150万ユーロでバルサが保有権の50%を残すという条件で交渉はほぼ合意に達していましたが、フレンキー・デ・ヨングの負傷による中盤の選手層の懸念から、フリック監督が最終的な決断を下す前にプレシーズンで彼のプレーを直接見たいと要望しました。火曜日からトップチームの練習に参加しているファリーニャスは、アピール次第でトップチーム定着のチャンスを掴む可能性があります。(via SPORT)

アンドレス・クエンカがセリエAのコモへ完全移籍

ラミン・ヤマルやパウ・クバルシと同じ2007年生まれの黄金世代の一人であり、昨季はスポルティング・ヒホンにレンタルされてプロ経験を積んだ19歳の左利きセンターバック、アンドレス・クエンカが、セスク・ファブレガス監督が率いるイタリアのコモへ完全移籍します。

移籍金は70万ユーロで、バルサは将来の売却益の20%を受け取る権利を保持します。木曜日にイタリアへ渡り、長期契約にサインする予定です。

クエンカは自身のSNSで『自分が育った場所に別れを告げるのは決して簡単ではありません。子供としてやって来て、今日は思い出、学び、そして私の人生に永遠の跡を残してくれた人々でいっぱいのバックパックを持って去ります。共に過ごしたすべてに誇りを持ち、新しい挑戦にワクワクしていますが、私の一部は常にここにあることを知っています』と、7年間過ごしたクラブへの感謝の思いを綴りました。(via Mundo Deportivo)

エスタニス・ペドロラのオビエド移籍によるバルサへの恩恵

昨季後半にUDラス・パルマスへレンタル移籍し、素晴らしいパフォーマンスを見せたウインガーのエスタニス・ペドロラが、サンプドリアからレアル・オビエドへ完全移籍する見通しです。

バルセロナはペドロラの将来の移籍金の50%を受け取る権利を保持しています。オビエドとの移籍金が100万から150万ユーロの間で決着すれば、バルサには50万から75万ユーロの収入がもたらされることになります。ペドロラはサンプドリアと2027年までの契約を結んでおり、今回の移籍がバルサにとって恩恵を受ける最後の機会となります。(via SPORT)

マルク・カサドの去就とフリック監督との関係

フリック監督との面談で出場機会が限られる可能性を伝えられたマルク・カサドは、イングランドやサウジアラビアからのオファーを検討するなど退団の可能性を探っていました。しかし、デ・ヨングの離脱の可能性が出たことで、クラブが彼の放出を止める公算が大きくなっています。

カサド自身はラジオ番組のインタビューで『僕が常に望んでいるのは、チームとクラブを助けることです。僕はバルサが大好きで、クラブにとって最高のことを望んでいます。もしそれが残ることなら残りますし、クラブが僕の移籍でチームが成長できると考えるなら移籍します。クラブの誰かが僕と話すなら、全てにオープンです。ただ、僕が望むのはバルサに残ることです』と、バルサへの強い愛着を語りました。

さらに、『フリックは偉大な監督で、選手と話すのが好きです。サッカーの疑問でも他のことでも、常にドアは開かれています』と、監督との良好な関係を強調しています。(via Esport3)

フェラン・トーレスの契約延長計画とPSGの噂

一部でパリ・サンジェルマンがフェラン・トーレスの獲得に近づいているという報道が出ましたが、バルセロナはPSGから公式なオファーを一切受け取っていません。

バルサのスポーツ部門は、複数のポジションをこなせるフェランの万能性と得点力を非常に高く評価しており、彼を売却する意思はありません。むしろ、現在2027年までとなっている契約を2029年まで延長する計画を立てています。W杯終了後に本格的な交渉がスタートする予定であり、契約延長の際にマンチェスター・シティに支払う必要がある700万から800万ユーロのボーナスについても、問題なく償却できると判断しています。(via SPORT)

アイメリク・ラポルテからの逆オファー

アスレティック・クラブのセンターバックであり、W杯でパウ・クバルシと鉄壁のコンビを組んでいるアイメリク・ラポルテが、バルサに売り込みをかけています。

フリック監督とデコSDは、彼の経験とトップレベルの実力、そして左利きのセンターバックというプロフィールを高く評価しています。しかし、ラポルテはアスレティックと2028年までの契約を結んでおり、両クラブの関係はニコ・ウィリアムズの件で冷え込んでいるため、獲得のハードルは極めて高い状況です。バルサは現在、アラウホやクンデといった既存のディフェンダーを売却しない限り、新たなセンターバックを獲得する予定はありません。(via SPORT)

テア・シュテーゲンのアヤックス移籍が間もなく完了

マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのアヤックスへのレンタル移籍が、税務上の問題が解決したことで間もなく正式に完了する見込みです。彼はメディカルチェックを受け、新しい契約にサインするためにオランダへ向かいます。

フリック監督の構想から外れていたテア・シュテーゲンにとって、昨季ジローナで指導を受けたミチェル監督がアヤックスの指揮を執っていること、そしてジョルディ・クライフSDの存在が移籍の大きな決め手となりました。アヤックスは給与の一部を負担し、出場試合数や成績に応じたボーナスも契約に盛り込まれています。(via SPORT)

プレシーズンの動向と新しいジムの建設

月曜日からスタートしたバルセロナのプレシーズンですが、水曜日には午前と午後の2部練習が行われました。トップチームからはシュチェスニー、バルデ、クリステンセン、カサド、ジェラール・マルティン、マルク・ベルナル、エクトル・フォルト、ルーニー・バルドグジらが参加し、カンテラからは16名が加わって汗を流しています。18歳の誕生日を迎えたトニ・フェルナンデスには、いとこのギジェからケーキのサプライズがあり、フリック監督の指示で選手たちによる手荒い祝福のトンネルが作られました。

また、シウタ・エスポルティバでは、トレーニンググラウンドのすぐ隣に最新鋭の機器を備えた新しいジムの建設が進んでいます。これにより、グラウンドでの練習とジムでの筋力トレーニングやリカバリーをシームレスに行うことが可能になり、リーグ開幕までの完成を目指しています。将来的には、トップチーム専用の最新型レジデンスの建設も計画されています。(via Mundo Deportivo)

レヴァンドフスキがシカゴ・ファイアーで入団会見

バルセロナを退団し、MLSのシカゴ・ファイアーに加入したロベルト・レヴァンドフスキの入団プレゼンテーションが行われました。

レヴァンドフスキはバルサでの4シーズンで191試合に出場し、119ゴール24アシストという素晴らしい記録を残しました。会見ではバルサへの思いについて次のように語っています。『バルサ以外のヨーロッパのチームでプレーすることは考えられませんでした。想像もできませんでした。私と家族にとって難しい決断でしたが、このチームに加わることができてとても嬉しいです。私のキャリアと人生における新たなステップで、さらにタイトルを獲得したいと思っています』。(via MARCA)

カンテラ情報: アレックス・カンポス延長とオリオル・パジャス退団

フベニールAとバルサ・アトレティクでプレーし、U-18スペイン代表のキャプテンも務める18歳の右利きセンターバック、アレックス・カンポスが2029年までの契約延長に合意しました。契約には2030年までの1年間の延長オプションも含まれています。今季はフリアノ・ベレッチ監督率いるバルサ・アトレティクの主力として期待されています。

一方で、フベニールでの段階を終えた18歳のウインガー、オリオル・パジャスはスポルティング・ヒホンのBチームであるスポルティング・アトレティコへの移籍に近づいています。バルサは当初、2年間の延長オプションを行使すると伝えていましたが、最終的に行使しない決断を下しました。(via Mundo Deportivo)

ラミン・ヤマルとパウ・クバルシのW杯での記録と場外の出来事

ラミン・ヤマルとパウ・クバルシは、日曜日に行われるW杯の決勝に出場すれば、それぞれ19歳と6日、19歳と178日となり、ペレとベルゴミに次いで史上3番目と4番目に若いW杯決勝出場選手として歴史に名を刻むことになります。

クバルシは家族への感謝をこう語っています。『両親にはすべてを借りています。彼らが僕を地に足の着いた状態に保ってくれます。謙虚さを忘れたら、平手打ちが飛んできますよ』。

一方で、フランス戦の最中の深夜、エスプルゲス・デ・リョブレガートにあるヤマルの自宅(以前はピケとシャキラが住んでいた家)に2人の覆面強盗が壁を登って侵入しようとする事件がありました。幸いにも民間警備員が発見してプロトコルを作動させたため、強盗は逃走し未遂に終わりました。

また、フランス戦後にヤマルが足を引きずってスタジアムを出る姿がカメラに捉えられ負傷の懸念が広がりましたが、その後の映像では普通に歩いており、疲労によるものだと確認されています。(via SPORT)

エリック・ガルシアがアルゼンチン人記者と笑顔でジョークの応酬

フランス戦の勝利後、ミックスゾーンを歩いていたエリック・ガルシアは、個人的な友人でもあるアルゼンチン人記者から決勝での対戦を念頭に『ビビってるの?』とからかわれました。これに対し、ガルシアは笑顔を見せながら『ビビってる? ビビってるのは君の方だろ』とジョークで言い返し、和やかな雰囲気を漂わせました。

さらに、スタジアムで試合を観戦し、メキシコのテレビ番組で解説を務めていたカルレス・プジョルのもとへ向かい、ダニ・オルモにカメラマンを任せて笑顔で記念撮影を行うなど、選手たちのリラックスした様子が見られました。(via ElDesmarque)

ラポルタ会長がW杯準決勝を現地で観戦

ジョアン・ラポルタ会長は、ダラスで行われたW杯準決勝のスペイン対フランス戦を現地で観戦しました。試合前にはFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長やフリスト・ストイチコフ氏と和やかに談笑する姿が目撃されており、バルセロナとFIFAの良好な関係をアピールしています。バルサの選手たちが大活躍したこの試合をスタンドから見守り、大きな喜びを味わいました。(via SPORT)

【本日の総括】

デ・ヨングの負傷による不安要素はあるものの、アデイェミの到着やW杯で躍動する所属選手たちの活躍など、明るいニュースが多い一日となりました。フリアン・アルバレス獲得に向けた執念やカンテラの再編も進んでおり、フリック新体制の陣容が徐々に固まりつつあります。日曜日のW杯決勝でのバルサ戦士たちの歴史的快挙にも期待が高まります。