マドリードのプライドパレードで警察のバイクが人身事故

マドリードで開催されたLGBTQ+の祭典「プライドパレード」の熱狂の最中、中心部のグランビア通りで警察車両による深刻な人身事故が発生した。

土曜日の夜22時頃、パレードで賑わう緊急車両用の車線を歩行者として横断していた20代の女性3人の列に、マドリード市警の電動バイクが突っ込んだ。運転していた警察官が何らかの理由でコントロールを失い、減速することなく女性たちをはねてしまったのだ。現場には他の警察官も交通整理にあたっていたが、事故を防ぐことはできなかった。

この事故により、26歳の女性が骨折の疑いで重傷を負いサン・カルロス臨床病院へ緊急搬送。残る2名も打撲などの軽傷を負ってラ・パス病院へ運ばれた。バイクを運転していた警察官も治療のために病院へ搬送され、当面は休職扱いとなる見込みだ。現在、警察の捜査チームは電動バイクの機械的な故障の可能性を第一に事故原因の究明を急いでいる。

(via Mundo Deportivo)

元恋愛リアリティ番組出演者の過激な暴露

スペインで若者を中心に絶大な人気を誇っていた恋愛リアリティ番組「Mujeres y hombres y viceversa」の元出演者、シャビ・フリオルが、当時の番組の劣悪な舞台裏を赤裸々に暴露した。

フリオルはポッドキャスト番組に出演し、『撮影現場に着くと、彼らは平気で人のことを攻撃してくる。出演者の家族のことなんて全く気にも留めていない。あそこでは日常的にいじめや虐待が行われていて、本当にゾッとしたよ』と、スタッフによる精神的な暴力が横行していたと告発。『時間が経って、あれがいかに人々を酷く扱うクソみたいな番組だったか気づいた。でも、人が泣いたり言い争ったりする姿が、スペインの視聴者に一番売れるものだったんだ』とメディアの闇を痛烈に批判した。

さらに、番組内でカップルとなり交際していた元恋人のフィアマについても言及。『彼女は私が人生で出会った中で最悪の人間だ。私をひどく傷つけた悪い人間であり、良い心を持っていない』と一切のオブラートに包むことなく切り捨てている。

(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

本日のオフフィールドニュースは、ワールドカップの熱狂と興奮がそのままピッチ外での事件や論争に直結する形となりました。最大の話題は、なんといってもアメリカのトランプ大統領の介入によりFIFAがバログンのレッドカード処分を取り消すという前代未聞の政治的スキャンダルです。これに対し、ベルギーの選手たちはゴールパフォーマンスでトランプ氏のダンスを真似て見事に意趣返しを行いました。また、ロドリとベルナルド・シウバの元同僚同士によるピッチ上での衝突や、C・ロナウドの「EUROはW杯と同等」という負け惜しみとも取れる発言の炎上、クアレスマとルベン・ディアスのTV生放送での激論など、ポルトガルの敗退が引き起こした余波は計り知れません。

一方で、メリーノの地元パンプローナと家族への愛に溢れたパフォーマンスや、イングランド代表のロッカールームでの微笑ましいドッキリなど、心温まるエピソードも。しかし、パラグアイの上院議員によるエムバペへの人種差別暴言や、放送局アナウンサーの許しがたい失言連発など、リスペクトを欠いた行動がSNSで大炎上を引き起こしていることも事実です。選手のプライベートな一面から、国際的な政治・差別問題まで、ワールドカップが単なるスポーツイベントの枠を超え、世界中の社会や感情を揺さぶる巨大なエンターテインメントであることを改めて証明する一日となりました。