C・ロナウドの涙と「EURO2016はW杯と同等」発言の大炎上

スペインに敗れ、ワールドカップの舞台から去ることが決まった瞬間、41歳のクリスティアーノ・ロナウドはピッチ上で人目もはばからず号泣した。チームメイトに慰められながら涙を流してロッカールームへ消えた姿は、世界中に配信された。

しかし、落ち着きを取り戻してミックスゾーンに現れたロナウドの発言が、その後大きな波紋を呼ぶことになる。彼は『これが私の最後のワールドカップだった。明日は今日と同じように、良心に恥じることなく起きる。私はポルトガルで3つのタイトルを勝ち取った。クリスティアーノの前、ポルトガルはタイトルを一つも持っていなかった。私は幸せだ』と自身の功績を誇った上で、『私にとって、2016年のタイトル(EURO2016)はワールドカップと同じ次元の価値がある』と言い放ったのだ。

この「EUROがW杯と同等」という発言は、SNS上で即座に大炎上。特にライバルであるアルゼンチンのファンを中心に『ワールドカップで優勝できないからって負け惜しみだ』『どこまでもエゴの塊』といった辛辣な批判が殺到した。2016年のポルトガル代表はグループリーグを3位で通過し、決勝までの対戦相手に恵まれていたことや、ロナウド自身が大会3ゴールに留まっていた事実を指摘する声も相次いだ。

引退については『去るのは悲しいが、ベストを尽くした。サッカーとはこういうものだ。家族と話し合って、頭が熱くなっていない状態で冷静に決断する。今はまだこれからのことを決める時ではない』と明言を避けている。

(via ElDesmarque / MARCA / Mundo Deportivo)

クアレスマが生放送でブチギレ!ルベン・ディアスと口論に

ポルトガルの敗退後、元ポルトガル代表のレジェンドであるリカルド・クアレスマが、解説を務めていたテレビの生放送中に怒りを大爆発させた。

クアレスマは『皆、このチームがポルトガル史上最高だと言っていたが、何においてだ? 何を勝ち取った? 頭を下げて家に帰るんだ。中盤は非常に弱かったし、攻撃も守備も迷子だった。これ以上言うと後悔するからやめておく』と口火を切ると、マルティネス監督の采配を痛烈に批判。『スペインに試合をプレゼントした。散歩しているように遅く、何の意欲も喜びもなかった。交代策も理解できない。50の戦術を試したが何も機能しなかった』とまくし立てた。

すると、インタビューのために隣に座っていた現役代表DFのルベン・ディアスがたまらず反論。『あなたは選手だったから分かるはずだ。上手くプレーするというのは、単なる個人技以上のものだ。ボールを保持し、走って疲れないようにバランスを見つける必要がある。全員が同じように考えているわけではない』とチームの守備的アプローチを正当化した。

これに対しクアレスマはさらにヒートアップし、『チームメイトの質を活かさないとダメだ。レオンやネト、コンセイソンといった1対1で仕掛けられる選手がいるのに。ポゼッションだけが全てじゃない、もっと前へプレーすべきだ』と主張。ディアスも一歩も引かず、『そう考えるのは還元主義的(短絡的)だ。狂気は何もポジティブなものをもたらさない。我々は客観的になろうとした。私がここにきてから最高のスペイン戦だった』と応戦。現場には張り詰めた空気が漂ったが、最後はディアスが握手を求めてその場を離れ、事なきを得た。

(via Estadio Deportivo / SPORT / MARCA)