ルイ・ファン・ハール、23年越しの税務署との裁判で勝訴
元バルセロナ監督のルイ・ファン・ハールが、スペイン税務署との23年にも及ぶ長きにわたる法廷闘争についに終止符を打ち、完全勝訴を果たした。
争点となっていたのは、2003年1月に成績不振でバルセロナの監督を解任された際に受け取った、423万ユーロの違約金に対する課税だ。当時、税務署はこのうち200万ユーロについては「解任の補償」として40%の減税を認めたものの、残りの223万ユーロについては「契約に基づく通常の給与」とみなし、減税の対象外として追徴課税を行っていた。
ファン・ハール側は「支払われた全額が契約を早期に解除したことに対する補償である」と主張して提訴。全国管区裁判所はファン・ハール側の主張を全面的に認め、「金額が本来の給与と一致していたとしても、それは労働契約の履行として支払われたものではなく、契約解除による賠償金である」と結論づけた。これにより、受け取った423万ユーロ全額に対して40%の減税が適用されることが確定した。
(via SPORT)
セビージャ、ラファ・ミルの懲役判決に伴う契約問題
セビージャに所属するFWラファ・ミルが、性的暴行の罪で懲役8年半の判決を受けたことにより、クラブとの契約解除に向けた動きが加速している。
バレンシアの裁判所から有罪判決を受けたミルは現在控訴中であるが、判決が確定した場合、スペインサッカー連盟(RFEF)の規律規定第66条「スポーツの尊厳と品位を損なう公然の行為」に該当し、2年から5年の選手ライセンス剥奪処分を受ける可能性が高いことが判明した。ライセンスが発行されなければ、事実上プロサッカー選手としてスペイン国内でプレーすることは不可能となる。
セビージャは13日からプレシーズンのトレーニングを開始したが、そこにミルの姿はなかった。クラブ側は、有罪判決を受けた選手をチームに留めておくことによるイメージダウンと、これ以上の論争を避けるため、彼との残りの契約を早期に解消して退団させる方向で動いている。ミル側も現在の状況ではトップリーグでのプレー継続が困難であることを理解しており、双方合意による契約解除に向けて話し合いが進められている。
(via Mundo Deportivo / ElDesmarque / Estadio Deportivo)