CD Castellón
今季のLALIGA Hypermotionで最もまばゆい輝きを放っているのが、パブロ・エルナンデス監督率いるCDカステリョンです。直近のアルバセテ戦を2-0で制したチームは、開幕から4試合で3勝1分(サンセ、Celta Fortuna、アルバセテに勝利、Sabadellと引き分け)の勝ち点10を積み上げ、無敗のまま単独首位に立っています。これはカステリョンにとって、21世紀におけるセグンダでの最高の開幕スタートとなりました。ヨハン・プラットが指揮を執っていた昨季は、開幕4試合を終えてわずか1ポイント(対レアル・ザラゴサ戦の引き分けのみ。ラシン、バジャドリード、コルドバに敗戦)に沈んでいた事実と比較すると、新監督のもとで行われているチーム構築と結果の両立は並外れた快挙と言えます。
過去のセグンダにおけるカステリョンの開幕4試合の成績を振り返ると、その偉大さがさらに際立ちます。2005/06シーズン(マルティン・デルガド監督)は0ポイント、2006/07シーズン(ペペ・モレ監督)は4ポイント、2007/08シーズン(同じくペペ・モレ監督)は6ポイント、アベル・レシノ監督が率いて一時コリーダーに立った2008/09シーズンでさえ8ポイントでした。その後も2009/10シーズン(ダビド・アマラル監督)は1ポイント、2020/21シーズン(オスカル・カノ監督)は7ポイント、さらにディック・シュロイデル監督が率いたシーズンは4ポイントにと留まっており、今回の勝ち点10はクラブの歴史に新たな金字塔を打ち立てました。
この快進撃のピッチ上の立役者となっているのが、新加入選手たちです。アルバセテ戦で1ゴール1アシストを記録して勝利の絶対的功労者となったギニア人FWウスマヌ・カマラは、地元読者投票で37%の圧倒的支持を集めてこの試合のベストプレーヤーに選出されました。さらに、同試合で追加点を挙げたイスラ・スエロが31%、強固な守備を見せたディフェンダーのジェレミー・メロが14%の得票率でそれに続いています。この熱狂はサポーターにも完全に飛び火しており、次節に予定されている敵地モンリヴィでのジローナFC戦に向けてクラブが用意したアウェイ席チケット300枚は、発売開始からわずか4時間足らずで完売。その後追加された販売分も、わずか1時間未満で瞬く間にソールドアウトとなりました。昇格を夢見るサポーターの大部隊が、首位キープに向けて敵地へと大挙して押し寄せることになります。(via SPORT / El Periódico de Mediterráneo / Estadio Deportivo)
CD Tenerife
ピッチ外で深刻かつ巨額の経済的損失を伴う重大事案に直面しているのがCDテネリフェです。クラブは今季からマクロン(Macron)社と2年間の新規サプライヤー契約を締結し、長期にわたる信頼関係の構築を目指して新デザインのユニフォームを発表したばかりでした。しかし、それからわずか数週間しか経っていない現在、インターネット上の複数のウェブサイトにおいて、公式ユニフォーム(および極めて精巧に作られたレプリカ)が常軌を逸した格安価格で大量に流通していることが発覚しました。
公式オンラインショップや実店舗での正規品の価格が85ユーロ(約13,500円)であるのに対し、海外にサーバーを置き、運営元や物理的住所を隠蔽した複数の海賊版サイトでは、すべての種類のユニフォームがわずか17.95ユーロ(約2,850円)という1/4〜1/5以下の価格で販売されています。対象となっているのは、大西洋の波をシンボル化した白と青の伝統的な1stユニフォーム、先週土曜日のズビエタ(Real Sociedad B戦)で選手たちが実際に着用してデビューした黒地に水色をあしらった2ndユニフォーム、そしてがん撲滅キャンペーンを目的としたグリーンの慈善3rdユニフォームのすべてです。これらのサイトは「市場で最も信頼でき、最も手頃なユニフォーム販売店」を自称し、発送期間は3〜7日、タイ製であると謳い、LALIGAの公式パッチの刺繍オプションまで提供しています。
さらに、大手プラットフォームである「Aliexpress」でも同様の製品が約20ユーロで販売されているほか、スペインの著名な個人間取引サイト「Milanuncios」では、大人用と子供用の全サイズを用意し、代引き決済にも対応して1着21ユーロで大量に売りさばく国内ディーラーも発見され、すでに購入実績のある購入者が確認されています。テネリフェにとってこのユニフォーム偽造・密売問題は「雨降って地固まる」どころではなく、かつてヒュンメル(Hummel)社がサプライヤーを務めていた時代にも同様の被害を受けており、今回はさらにマクロン社製のレトロモデルまで海賊版のカタログに追加されています。
クラブのフェリペ・ミニャンブレス会長やアヨゼ・ガルシア副会長らは、この違法行為による損失額がすでに数百万ユーロに達していると深刻な危機感を表明しています。過去には、クラブが自チームの選手に支給するユニフォームを調達するための内部管理ルートから、協力者の手引きによって正規品そのものを組織的に盗み出していた窃盗ルートが摘発・立証された歴史もあり、クラブのブランド価値と財政に致命的な打撃を与えました。今回の海賊版は、その時とは異なる海外発の新たな国際ルートとみられていますが、WhatsAppやInstagramなどのSNSを通じて購入リンクが爆発的なスピードで拡散されている現状に対し、クラブは法的な対応策を迫られています。(via SPORT / EL DÍA)
