Real Oviedo

レアル・オビエドにとって今週最大の朗報は、元バルセロナBの期待の星であるエスタニス・ペドロラが、本拠地タルティエレでついにファンにお披露目され、短い出場時間ながら異次元のポテンシャルを誇示して熱いスタンディングオベーションを浴びたことでした。イタリアでの厳しい干された時期を経て、体力不足と怪我の負傷による実戦不足に苦しんでいたペドロラですが、この1ヶ月間チームの裏で「血のにじむような筋力トレーニング」を黙々と行い、ついにトップコンディションを取り戻してピッチに帰ってきました。

ペドロラは、自らのデビューパフォーマンスと、オビエドのチーム状況について以下のように強気かつ誠実なコメントをカギ括弧の中に残しています。

『ピッチ上で非常に良いフィーリングを得られた。実戦からしばらく離れていたので焦って無理をする必要はないが、デビュー戦でサポーターに勝利を届けられなかったことだけが本当に悔やまれる。チーム全体の決定力不足が噂されているけれど、ゴールは本当に気まぐれなもので、最初の1点が入るだけで肩の荷が下りて面白いくらいに入り始めるものだ。ディフェンス陣は極めてソリッドだし、チャンス自体は毎試合たくさん構築できている。一人少ない不利な展開でも全員で最後まで相手をハーフコートに押し込めたのだから、得点は時間が解決してくれるはずだ。スタジアムの観客を沸かせたドリブルについては、ただ感情の赴くままにプレーしただけ。サポーターを立ち上がらせたのは、僕自身が熱狂的でパッションに溢れた人間だからだ。3人を一気にかわした華麗なドリブルのシーンについては、自分自身スタミナが切れかかっていたとはいえ、欲張らずに絶妙な飛び出し(デスマルケ)を見せていたチームメイトのレイナにパスを出すべきだったと後悔している。もし彼に渡していれば確実に仕留めていただろうからね。

今季のオビエドは本当に素晴らしい、他チームが恐れるような「強大な選手層(plantillón)」を誇っている。数多くの新戦力が加入したからこそ、ピッチ内でのチームとしての化学反応や暗黙の了解はこれからさらに高まっていくが、この素晴らしい人間性にあふれた集団を誇りに思う。監督からは「失敗を恐れず、自信を持って自分のドリブルで1対1の局面を制し、違いを作り出せ」と求められている。スペースに潜り込むのか、中で受けるのかという共通の戦術的メカニズムも体で覚え始めている。特定の得点目標などの数字は掲げず、日々チームの勝利のために最高のパフォーマンスを出すことだけを見据えている』

この言葉通り、ペドロラという絶対的なドリブラーの完全復活は、オビエドが今後の自動昇格争いに本格的に食い込むための強力な核爆弾となるでしょう。(via SPORT)

【本日の総括】

第4節を消化したLALIGA Hypermotion。今世紀最高のスタートを切って単独首位を走るカステリョンと、レガネスを1部に引き上げるために「勇敢な決断」を下したアルバロ・モラタの覚醒が、リーグ全体のトーンを急激に引き上げています。

その一方で、テネリフェを襲う海賊版ユニフォームによる数百万ユーロの経済的被害や、エルデンセにおける前監督解任によるサポーターの怒りと新星スミスを巡るヒールストーリーなど、ピッチ外のドラマもかつてない激しさで激突しています。カンテラ(下部組織)に未来を託して財政危機をサバイブしようとするラス・パルマスやカディスの底力が、無敗街道を進むサバデルなどの新星たちとどのように噛み合うか、今後の勢力図を占う一戦一戦から一瞬たりとも目が離せません。