プレシーズンの超新星アレックス・ルバルビエが描くファーストチームデビューの夢
今夏のプレシーズンで最も強烈なインパクトを残している若手の一人が、21歳のフランス出身MFアレックス・ルバルビエです。カメルーンにルーツを持ち、15歳でソシエダの下部組織ズビエタに加入した大器は、膝の大きな怪我を乗り越え、現在はペレグリーノ・マタラッツォ監督率いるトップチームのトレーニングで確かな信頼を勝ち取りつつあります。
ルバルビエは自身のキャリアやクラブへの愛着について、次のように語っています。
『私はサッカーを始めるのが遅く、9歳の時に自宅の近くにある地元のクラブでプレーし始めました。当時はサン・セバスティアンの街のことを全く知りませんでしたが、アントワーヌ・グリーズマンがいたことや、テレビでよく観ていたチャンピオンズリーグに出場していた時期だったので、レアル・ソシエダのことはよく知っていました。クラブの人々はとても親切に助けてくれますし、クラブが持つ価値観を心から実感しています。』
すでにBチームであるサンセで3シーズンを戦い抜いた俊英は、最大の目標に向けて強い意欲を燃やしています。
『ファーストチームでデビューすることは、すべての若手選手にとっての夢です。特に、これまでの多くの年月を過ごしてきたこのクラブでデビューを飾ることは、私にとって本当に特別な意味を持ちます。今年こそデビューを果たしたいですし、その目標を達成するためにこれからも努力を続けてすべてを捧げます。ファーストチームであれサンセであれ、いつかファーストチームに定着するという希望を持って全力で取り組みます。』 (via Mundo Deportivo)
攻撃陣のマルチロール補強!トルコの神童ヘキモグル獲得へ向けたファーストオファー提示
レアル・ソシエダのスポーツディレクターを務めるエリック・ブレトスは、今夏の移籍市場において「厳選された補強、余剰戦力の整理、さらに下部組織ズビエタの引き上げ」という明確な方針を掲げています。これに同意するペレグリーノ・マタラッツォ監督は、新戦力を迎えるにあたり、複数の役割をこなせるポリバレントな能力を強く要望しています。守備陣においては、3バックへの移行に対応でき、なおかつ中盤の守備的な位置までカバーできるセンターバックの獲得が優先事項です。一方の攻撃陣においては、サイドに流れてゲームメイクや突破に関与できるセンターフォワードの獲得を絶対条件に据えています。
この厳しい条件に合致する「理想のピース」としてリストアップされたのが、トルコのベシクタシュに所属する19歳の若き才能、ムスタファ・エルハン・ヘキモグルです。ベシクタシュと2028年までの契約を残す彼は、本職のセンターフォワードだけでなく左ウイングとしても高いクオリティを発揮できる万能型のアタッカーです。すでにU-21トルコ代表としても国際舞台を経験しており、まだトップチームでの得点力という点では完全に開花してはいないものの、その卓越した戦術眼とポテンシャルは高く評価されており、現在の市場価値は約500万ユーロに達しています。ソシエダのフロント陣はすでに具体的なアクションを起こしており、ベシクタシュに対して最初の獲得オファーを正式に提示しました。交渉の進展が待たれる中、フロントは今夏の前線補強に終止符を打つべく精力的に動き回っています。(via ElDesmarque)
移籍市場終盤に差し掛かるソシエダの放出候補5名を巡る「渋滞」とそれぞれの現在地
新シーズンの開幕が近づく中、ソシエダの戦力整理は思うように進んでおらず、放出候補の進路に「渋滞」が発生しています。右サイドバックのアルバロ・オドリオソラは負傷により10月まで戦列を離れる見込みであるため今夏の放出は事実上不可能となっており、クラブは主に5名の選手の去就問題に直面しています。
Jリーグなど国外からも注目を集めていたハビ・ロペスは、ラ・リーガの複数クラブが獲得を視野に入れているものの、具体的な交渉成立には至っていません。特にラージョ・バジェカーノが、チェルシーへの移籍が迫るペプ・チャバリアの代役として彼をリストの最上位に据えていますが、ラージョ側はベンフィカに所属するラフェル・オブラドールなど他の選択肢も並行して精査しており、決定的なオファーには至っていません。
また、将来を嘱望されながらもトップチームで伸び悩んでいるヨン・カリカブルとミケル・ゴティの2名も難しい状況にあります。カリカブルについては市場の最終局面でラ・リーガ2部のクラブへのローン移籍を模索する流れが現実的ですが、ゴティについてはレンタルでの武者修行を断固として拒否しており、完全移籍による退団のみを希望しています。もし納得のいく移籍先が見つからなければ、そのままソシエダに残留する公算が大きいです。
かつて1200万ユーロの移籍金を支払って獲得したアルセン・ザハリャンについては、クラブ側は支払った資金を少しでも回収したいと考えていますが、適切な条件のオファーが届かない限りは、無理に安売りせず貴重な交代策・バックアップとして手元に残す意向です。
最後にヨン・パチェコですが、昨季期限付き移籍したアラベスでは一定の成果を残したものの、ソシエダの現体制で確固たる地位を築くには至っていません。このプレシーズンはパチェコにとって文字通りの最終テストであり、彼をチームに残留させるかどうかは、彼自身のアピール度合いに加えて、現在フロントが水面下で進めている新センターバック補強の成否に大きく左右されることになります。(via Mundo Deportivo)