プレシーズン第5戦トゥールーズ戦に向けた展望と位置づけ

レアル・ソシエダは、2026-27シーズンに向けた準備を継続しており、フランスのタルブにてプレシーズン5試合目となる国際親善試合を実施する。対戦相手はフランスのリーグ・アンに所属するトゥールーズとなる。試合は7月31日金曜日のスペイン時間19時(日本時間深夜)にキックオフ予定となっており、クラブの公式YouTubeチャンネルであるReal Sociedad TVでライブ配信される。

チームはこれまでウォルバーハンプトン、アストン・ビラを撃破しており、この試合で夏のプレシーズン3連勝を狙う。トゥールーズはインテンシティの高さとスピーディーなトランジションを得意とするチームであり、公式戦開幕が近づく中でチームの現在地を測るには絶好の試金石となる。ペレグリーノ・マタラッツォ監督率いるチームにとっては、公式戦に向けてフィジカルと戦術の要求レベルをさらに一段階引き上げる機会であり、プレスの連携、ボールの循環、そして新戦力と既存戦力の融合を確認する重要な一戦に位置付けられている。このフランスでのテストマッチを終えた後、チームはスペインへ帰還し、開幕に向けた最終調整の段階へと入っていく。(via MARCA)

トゥールーズ戦の起用予想と負傷者リスト、久保建英らの出場可能性

トゥールーズ戦に向けた公式の召集メンバーリストは発表されていないが、マタラッツォ監督がどのようなメンバーを起用するかに注目が集まっている。最も重要なテーマは、負傷者を新たに出すことなくチームの良い感触を維持することにある。

負傷により欠場が確定しているのは、アルバロ・オドリオソラ、ベニャト・ゴロチャテギ、パブロ・マリン、エネコ・バルダ、そしてミケル・ゴティの5選手となっている。ただし、ゴティに関しては順調な回復傾向にあることが確認されている。

スタメンに関しては、火曜日に行われたアストン・ビラ戦の後半に出場したメンバーを中心に構成される見込みが高い。ウナイ・エメリ監督率いるチームとの対戦で出場機会がなかったホン・パチェコや、ハビ・ロペスなどが先発に名を連ね、60分間の連続したプレー時間を与えられると予想されている。一方で、アストン・ビラ戦で先発した選手たちは、今後のケルン戦やチェルシー戦を見据え、この日は試合終盤での起用に留まる可能性が高い。また、ジョン・カリカブルは引き続き構想外として起用されない見通しとなっている。

そして久保建英については、新戦力のルカ・スチッチと共に、プレシーズン初出場を果たす可能性がある。合流から1週間が経過しており、バカンス明けの試合勘を取り戻すため、試合のどこかで数分間のプレー機会が与えられるかもしれない。ただし、久保の起用はあくまでもコンディションの回復状況を慎重に見極めた上での判断となる。なお、昨日チームに加入したばかりのゴンサロ・ゲデスがこの試合に出場することは不可能に近いと見られている。(via MARCA)

絶好調オリ・オスカルソン、プレシーズン3戦連発で攻撃を牽引

今夏のプレシーズンにおいて、レアル・ソシエダで最も大きな輝きを放ち、攻撃の主役の座を実力で勝ち取っているのがアイスランド代表FWのオリ・オスカルソンである。ミケル・オヤルサバルが代表活動の影響で合流が遅れている中、オスカルソンはキャプテンの不在を全く感じさせないほどのリーダーシップと決定力を披露している。

彼はプレシーズンですでに3試合に出場し、全試合でゴールを記録するという完璧な結果を残している。スビエタで行われたラシン・サンタンデールとの初戦では前半19分に先制点をマーク。続くイギリスでのウルブス戦でも一時同点となるゴールを決め、最終的な逆転勝利の足がかりを作った。さらに、ウォルソールで行われたアストン・ビラとのテストマッチでは、アンデル・バレネチェアのフリーキックが壁に当たってこぼれたボールにいち早く反応し、生粋のストライカーとしての嗅覚を見せつけて1-2となる決勝点を奪ってみせた。このアストン・ビラ戦では、前半に2度の決定機を逃していたものの、決してメンタルを落とすことなく、スペースへの動き出しやポストプレーを献身的に続け、見事にゴールという結果で報われた精神的成熟度も高く評価されている。

このような圧倒的なパフォーマンスの背景には、彼がレアル・ソシエダに加入して以来初めて、怪我や合流の遅れといったトラブルに一切見舞われることなく、100%の状態でプレシーズンを過ごせていることが挙げられる。さらに、マタラッツォ監督の戦術システムとの完璧な融合も見逃せない。昨シーズン終盤にマタラッツォ監督が就任して以降、オスカルソンは25試合で10ゴールを記録しており、そのうち9ゴールはマタラッツォ体制下で生まれたものである。監督は彼のスピード、フィジカル、そしてエリア内での決定力を最大限に活かすシステムを構築し、絶大な信頼を寄せている。今季のオスカルソンは、モダンなストライカーとしてチームの攻撃を牽引する絶対的な存在へと成長を遂げている。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

プレシーズンマッチのトゥールーズ戦を控え、好調を維持するオスカルソンの活躍や久保建英の復帰の可能性など、新シーズンに向けたチームの仕上がりに期待が高まる一日となりました。