移籍市場: クレイチ獲得に向けたオファーをウルブスが拒否
レアル・ソシエダは、来季の最大の補強ポイントである信頼できるセンターバックの獲得に向けて本格的に動き出している。エドソン・アルバレス(ウェストハム)やジョナサン・ジェズス(クルゼイロ)に続き、新たにウルヴァーハンプトン・ワンダラーズのチェコ代表DFラディスラフ・クレイチ(27歳)がリストに加わり、クラブはすでに正式な獲得オファーを提示した。
しかし、ウルブスはこのオファーを拒否し、現時点では同選手の放出を考えていない姿勢を明確にしている。イギリスのクラブは、昨シーズンに2250万ユーロ、そして今夏にジローナからの買い取り義務を行使して750万ユーロと、総額3000万ユーロをクレイチ獲得に投資している。ラ・レアルはいかなる場合でも3000万ユーロを支払う意向はなく、提示額は2000万ユーロにも到達しない見込みであるため、完全移籍での獲得は非現実的であり、レンタル移籍の道を探るしかない非常に難しいオペレーションとなっている。
クレイチ本人はアノエタへの移籍を望んでいるとされる。チームがチャンピオンシップ(2部)に降格したことでトップリーグから遠ざかっていることや、ジローナ時代からサン・セバスティアンのクラブをよく知っており良い印象を持っていること、さらにコパ・デル・レイ優勝を経てヨーロッパリーグに出場できることが、移籍を後押しする強い動機となっている。
クレイチは191センチの長身を生かしてペナルティエリア内で存在感を発揮できる、欧州大会での経験も豊富な実績と格を備えたセンターバックである。ジローナに所属していた1シーズンでは、36試合に出場し、1試合を除いて全試合フル出場という絶対的なレギュラーとして最高のパフォーマンスを見せた。ウルブスにオファーを拒否されたことで、レアル・ソシエダはオファーを増額するか、ディフェンスラインを補強するための他の代替案を探るかの決断を迫られている。
(via SPORT / Mundo Deportivo)