ゲデスが非スポーツ的理由の手術で離脱!ケルン戦欠場とプレシーズンへの大打撃

レアル・ソシエダはズビエタの練習場で新シーズンに向けた準備を進めている中、前線に非常に大きな、そして予期せぬ衝撃が走りました。アタッカーのゴンサロ・ゲデスが、スポーツ活動とは一切関係のない個人的な理由により、突如として手術を受けることになりました。この手術はあらかじめ予定されていたものではなく緊急で行われ、彼は数日間の戦線離脱を余儀なくされることになります。

この離脱の影響は極めて深刻です。ゲデスは今週の金曜日と土曜日にドイツで行われる予定の、ケルンとの2試合にわたるダブルヘッダー親善試合を完全に欠場することが決まりました。プレシーズンという極めて重要な調整期間において、ゲデスが新シーズン開幕前に実戦感覚を養うためのテストマッチは、事実上8月15日に行われるチェルシー戦のわずか1試合のみとなってしまいます。リーグ戦の開幕が間近に迫る中、指揮官がゲデスをどのようにチームへ組み込んでいくかという戦術構築の計画は、大きな軌道修正を迫られることになり、アノエタの周囲にも大きな緊張感が漂い始めています。(via Mundo Deportivo)

久保建英は全体練習を完全消化!ズビエタの最新状況と主力の合流スケジュール

ゲデスの予期せぬ離脱という暗いニュースの一方で、ズビエタの練習場からは極めてポジティブな状況も届いています。久保建英は、今夏の新加入選手であるセルヒオ・ゴメスやダニ・ディアスとともに、一切の遅れをとることなく全体練習の全メニューを通常通りに消化しました。チームは木曜日にドイツ遠征前の最終練習を予定しており、久保は極めて万全なコンディションで遠征へと臨む準備が整っています。

練習グラウンドのZ6コートで行われたミニゲームなどのセッションでは非常に多くのゴールが生まれ、とりわけアンデル・バレンネチェアが右アウトサイドにかけた華麗なシュートを決めるなど、主軸のアタッカー陣は素晴らしいキレを見せています。

その一方で、他の怪我人たちの状況は一進一退です。アルバロ・オドリオソラ、ゴロチャテギ、ゴティ、ジョン・アンデル・オラスアガ・マリン、ヨン・カリカブルといった面々は、それぞれの負傷から回復するプロセスの異なる段階にあり、全体練習のグループからは外れて個別調整を続けています。また、昨季までファーストチームに帯同していた若手のバルダとカルボネルは、Bチームであるサンセへの恒久的な復帰が決まったため、すでにファーストチームの練習グループからは離れました。なお、ワールドカップ終了後に休暇を取っていた大黒柱のミケル・オヤルサバルは、8月10日の月曜日からチームへ再合流する予定となっています。(via Mundo Deportivo)

守備崩壊を食い止めるアゲルド復帰へ猛アタック!恩師アルグアシルとの争奪戦

レアル・ソシエダのフロントオフィスは、アノエタのサポーターたちの間に広がる焦燥感を解決するため、移籍市場の閉幕に向けた動きを急速に活発化させています。今夏ここまで1人も新しい補強を獲得できていないという状況は、ファンに強い不安と神経質さを与えており、最大の懸案事項であるセンターバックラインの穴を埋めるため、ソシエダは3人の獲得候補リストを作成しました。そのターゲットは、クレイチ、ゼゼ、そしてかつてソシエダで素晴らしいパフォーマンスを見せたモロッコ代表のナイフ・アゲルドです。

ソシエダはアゲルドの買い戻し、あるいは獲得に向けて現在猛烈なプッシュを行っています。アゲルドは2024/25シーズンにソシエダでセンセーショナルな活躍を披露し、クラブの守備を支えたお馴染みの存在です。しかし、彼には今年3月に膝の重傷を負って2026年ワールドカップを欠場したという懸念材料があり、現在所属するオリンピック・マルセイユでも今プレシーズンは1分もピッチに立てていません。

マルセイユ側は、アゲルドかレオナルド・バレルディのいずれかを今夏中に売却して資金を回収したい意向を示しており、ソシエダはマタラッツォ監督が熱望する即戦力センターバックとしてアゲルドを連れ戻すために、交渉のテーブルを急ピッチで進めています。しかし、ソシエダにとってこの交渉は容易ではありません。最大のライバルとして立ちはだかるのは、サウジアラビアのアル・サッドです。アル・サッドを指揮するのは、かつてソシエダでアゲルドを熱心に指導し、彼の才能を絶賛していた恩師イマノル・アルグアシルです。さらに、アゲルドがマルセイユへ移籍した際の移籍金は2500万ユーロと高額であり、彼が求めるプレミアリーグ水準の給料も財政的な障壁となっています。サポーターたちが補強第1号の誕生を今か今かと待ち望む中、アゲルドの決断が注目されています。(via ElDesmarque)

期待の超新星ベイティアがファーストチームで大アピール!指揮官マタラッツォの若手抜擢

厳しい補強事情と守備の課題を抱えるチームにおいて、プレシーズンで最もセンセーショナルなアピールを続けているのが、Bチームであるサンセに所属する2004年生まれの若いディフェンダー、ルケン・ベイティアです。エルゴイバル出身の若いディフェンダーは、これまでにチームが戦ったプレシーズンマッチ4試合すべてに45分ずつ出場し、安定したパフォーマンスで首脳陣から高い評価を得ています。

ベイティアはこれまでにアストン・ヴィラ戦やトゥールーズ戦などのハイレベルな実戦を経験。アストン・ヴィラ戦の2失点目では自身の寄せがわずかに遅れて相手のリバウンドから失点に繋がってしまうという苦い経験も味わいましたが、そこで崩れることなく、後半にピッチへ送り出された若手中心のベイビー・レアルと呼ばれるメンバーとともに、見事なプレーを見せてチームを勝利へと導きました。

ベイティアは自身のストロングポイントについて『自分は守備ラインを統率し、チームを引っ張るリーダーシップに優れた選手だ。ビルドアップなどのボールを動かす能力にも自信があり、1対1やエリア内での強固な対人守備を好んでいる』と、強い自信をのぞかせています。

ペレグリーノ・マタラッツォ監督は、彼を本来の右センターバックではなく、あえて左センターバックのポジションでもテストしています。これは、同じく若手有望株であるヨン・マルティンの相棒として左を任せられるかを見極めるキャストオーディションの一環です。指揮官はベイティアに対して『若い選手たちには、ミスは必ず起こるものだから恐れることなく大胆に挑戦してほしい。そして戦術的なプレッシングを正しく理解し、チャンスを自分のものにするために全力を注いでほしい』と要求しています。

昨シーズンのプリメーラで最多失点を記録した守備陣の再構築(その一方で、攻撃的なプレースタイルにより最多得点級の記録も残しましたが)は急務であり、指揮官は3バックへの移行などの新たな戦術的バリエーションも視野に入れています。

ベイティアは自身のDNAを『一球のボールに対しても必死に食らいつき、ピッチの上で絶対に諦めないこと』と表現し、『自分の最大の夢は、ファーストチームにしっかりと残り続け、この大好きなラ・レアルのピッチでプレーすることだ』と、熱い決意を語りました。昨季の最終節エスパニョール戦で勝ち取ったファーストチームデビューの数分間という輝かしい財産を胸に、この若いディフェンダーが今夏のサプライズとして定着する可能性が日増しに高まっています。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

ゲデスの緊急手術にともなう離脱や、いまだ新戦力の補強がゼロであることへの焦りなど、開幕を前にいくつかの懸念を抱えるレアル・ソシエダ。しかし、全体練習を完全にこなしている久保建英の順調な仕上がりや、ルケン・ベイティアといった若いタレントがファーストチームのプレシーズンでリーダーシップを発揮していることは大きな光明です。本命アゲルドの獲得交渉の行方やオヤルサバルの合流を含め、目前に迫るドイツ遠征で新シーズンに向けた土台をどう強固にするかが注目されます。