ジョアン・カンセロの移籍交渉難航

⚽ バルセロナが数週間前から合意間近と見込んでいた、アル・ヒラル所属のポルトガル代表サイドバック、ジョアン・カンセロの獲得交渉が不快な停滞局面に直面しています。

カンセロ本人の意思は非常に明確であり、バルサへの復帰を強く望んでいます。今週金曜日の午前中にも、彼は自身のInstagramのストーリー機能にバルセロナ時代の写真を投稿し、熱烈なラブコールを送り続けています。昨シーズン、バルサで公式戦23試合に出場して2ゴール3アシストを記録したカンセロは、左右両サイドバックを高いレベルでこなせるポリバレントな能力により、ハンス=ディーター・フリック監督からも戦力として非常に高く評価されています。

しかし、交渉の最大の障害となっているのは、所有権を持つサウジアラビアのアル・ヒラルによる移籍金の釣り上げです。当初、両クラブは1000万ユーロ前後での基本合意に近づいていましたが、アル・ヒラル側が交渉の最終段階になって条件を厳格化し、現在は1500万ユーロを要求しています。デコスポーツディレクターは、すでに32歳を迎えた選手に対して1500万ユーロという金額は過剰であると考えており、この要求額を何とか引き下げるための粘り強い交渉を継続しています。

カンセロ自身は、アル・ヒラルの新シーズン開幕戦であるアル・ファイサリー戦の招集メンバーから外されました。シモーネ・インザーギ監督は会見で『カンセロは通常通りチームとルーティンに沿ってトレーニングをこなしているが、合流が遅れたことによるフィジカル面の準備不足のため招集外とした。彼の将来や残留については、フロントが決定すべきことだ』と語り、詳細な言及を避けました。アル・ヒラルは現在、登録上限10人に対して13人もの外国人選手を抱えており、外国人枠の整理が急務であるため、カンセロの放出を加速させる動機は十分に存在しています。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / SPORT)

若手主体の売却プロジェクトで1億ユーロ超の収益を目指す「ラ・マシアモデル」の順調な進行

💼 クラブのスポーツディレクション部門は、夏の移籍市場の最終局面において、非常に素晴らしい手腕を見せています。8月中旬時点で、バルサはすでに選手売却によって約7000万ユーロの純利益を直接計上することに成功しています。

バルサが確立した売却モデルは、ラ・マシア育ちの若い才能を売却またはレンタルする際、将来の買戻しオプションや、次回売却時に発生する一定の分配金パーセンテージを強固に保持する「ラ・マシアモデル」です。これはかつてジャン=クレール・トディボや、ポルトからマンチェスター・シティへ移籍した際にバルサにまとまった利益をもたらしたニコ・ゴンサレスのケースで大成功を収めた戦略であり、今夏もその成果が表れています。

現在の売却実績は以下の通りです。

・フェラン・トーレス:PSGへほぼ5000万ユーロで完全移籍。バルサ側の純利益は約4000万ユーロ。

・アンス・ファティ:モナコが1100万ユーロの買戻しオプションを正式に行使して完全移籍。

・ジョフレ・トレンツ(19歳):アヤックスへ完全移籍。バルサは保有権の50パーセントを保持し、移籍金は固定と変動を合わせて約600万ユーロ(目標達成でバルサに550万ユーロ)。昨季バルサのファーストチームで4試合に出場した若きサイドバックは、新天地でカイオ・エンリケとポジションを競います。

・ヤン・ヴィルジル:クラブ・ブルージュがマジョルカに支払った1200万ユーロの契約解除金に基づき、バルサが保有していた40%の権利から480万ユーロのクリーンな間接収入を獲得。

・イニャキ・ペーニャ:300万ユーロで完全移籍。

・ヤコ:アルメリアへの売却合意が間近に迫っており、移籍金は200万〜300万ユーロ(バルサは将来の売却時の一部パーセンテージを保持)。

・ダニ・ロドリゲス:150万ユーロで完全移籍(将来の売却時パーセンテージと買戻しオプション付き)。

さらに、クラブはヘクター・フォルト、マルク・カサド、トミー・マルケス、ギジェ・フェルナンデス、トニ・フェルナンデスらの売却またはレンタル手続きを進めており、これらを含めて売却総額1億ユーロ超の達成を確信しています。

マルク・カサドに対しては、サウジのアル・ヒラルが3000万ユーロ規模のオファーに続き、さらに好条件の増額オファーを準備しているほか、アル・アハリも強い関心を示しています。バルサはカサドの売却目標額を4000万ユーロに設定し、価格の競り合いを狙っています。カサド本人は、移籍交渉の過程でファーストチームの練習から外され、イタリアでのプレシーズン親善試合(ウディネ)にも同行させてもらえなかったことに大きな不満を抱いています。

ヘクター・フォルト(20歳、市場価値1200万ユーロ)については、昨季レンタル先のエルチェで活躍。今夏バルサは完全売却(将来のパーセンテージや買い戻し権利を残す条件)を優先。かつて興味を示していたインテル(トッテナムのジェド・スペンス獲得にシフトし離脱)やエヴァートンに加え、現在はブンデスリーガのボルシア・ドルトムントが獲得に動いています。バルサは彼の売却価格を1500万〜2000万ユーロに設定していますが、ドルトムントが50%の権利のみを取得する場合は1000万ユーロまで値下げする条件を提示しています。エヴァートン、フラム、リヴァプール、セリエA、ラ・リーガ(エルチェ、レーシング)なども関心を示しており、決着を急いでいます。(via SPORT / ElDesmarque)

フェラン・トーレスがPSGへ完全移籍合意

🇫🇷 バルサとPSGは8月13日の夜、フェラン・トーレスの完全移籍に関して決定的な最終合意に達しました。

移籍金は固定額で5000万ユーロ近くとなり、変動ボーナスは一切含まれないシンプルな一括キャッシュ払いの形式となります。バルサは、フェランに今週の水曜日と木曜日の練習への参加を免除する特別許可を与えており、フェランは金曜日の午後にパリへと旅立ちました。土曜日の午前にメディカルチェックを済ませ、午後には公式発表されてルイス・エンリケ監督率いるPSGでの最初のトレーニングを開始する予定です。契約期間は5年間。

PSGは当初、固定4000万ユーロに変動ボーナス1000万ユーロを提示しており、バルサの財政難を見透かして『1年待てばフリーで獲得できる』と決裂をちらつかせる硬硬な姿勢を見せていましたが、バルサ側が固定額での一括払いを頑なに求めた結果、最終的にこの条件で合意に至りました。バルサにとっては、高額な給与上限が解放されるため、他の新戦力(ゴードンやアデイェミら)をLALIGAへ公式登録するための決定的な一手となります。

フェランは2027年までの契約を残していました。2022年1月にマンチェスター・シティから5500万ユーロ(さらに未達となったボーナス1000万ユーロ)で獲得した際の条項により、バルサがフェランと契約を延長した場合はシティに800万ユーロ、また他クラブへ5500万ユーロ以上で売却した場合はシティに1000万ユーロを支払う義務がありましたが、今回の5000万ユーロ近くでの放出によりこれらの追加支払い義務をすべて回避することができ、バルサにとっても財政的に極めて有利な取引となりました。フェランはバルサでの公式戦207試合に出場して65ゴール23アシストを記録。昨季は公式戦16ゴールを挙げ、ラ・リーガの国内スペイン人最多得点王(サラ賞)をラミネ・ヤマルとともに受賞する素晴らしい活躍を残しました。しかし、フリック新監督のもとで自身の立ち位置が曖昧であることや、クラブから十分なリスペクト(早い段階での契約延長打診など)が感じられないことに不満を抱いており、恩師ルイス・エンリケが率いるPSGへの移籍を決断しました。(via SPORT / MARCA / Esport3 / ElDesmarque)

フェラン・トーレスの徹底された身体調整習慣と、故郷フォイオスに完成したW杯決勝ゴールの巨大壁画

🇪🇸 PSGへの移籍を控えるフェラン・トーレスは、メディア『Men's Health』のインタビューに応じ、自身のパフォーマンスを最高レベルに保つための驚異的な自己管理習慣を明かしました。

フェランは日々のルーティンについて、

『毎日ではないが、ほぼ毎日のようにジムで高強度の短いトレーニングを行っている。シーズンの過酷なスケジュールを考慮し、無駄に長い時間ジムにこもるのではなく、短時間で高い負荷をかけるインテンシティの高さが重要だ。また、走る、蹴る、競り合うためのパワーの源となる脚部のトレーニングを週に1〜2回、そしてすべてのフィジカルの軸となる体幹の強化を重視している。有酸素運動(カード)は個人的にあまり得意ではないが、フットボールにおいて必要不可欠な要素だからこそ、常に改善に努めている。また、リカバリーこそがフットボリスタにとって最も重要であり、毎日8〜9時間の睡眠を確保し、サウナや高気圧酸素カプセルを愛用している。食事に関しても専属の栄養士がメニューを管理し、シェフがそれを作って届けてくれる。甘い砂糖の摂取は極力減らしているが、唯一の大きな弱点として、ホワイトチョコレートだけは世界で最も大好きな食べ物であり、たまのご褒美として楽しんでいる』

と、その徹底したストイックなプロ意識を語りました。

一方で、フェランの生まれ故郷であるバレンシア近郊のフォイオス(Foios)のスポーツセンターの入り口に、彼の功績を永遠に称えるための非常にリアルで巨大な壁画(ストリートアート)が完成しました。フェランは、昨夏のW杯において決勝のアルゼンチン戦の延長106分に劇的な決勝ゴールを決め、スペイン代表に2つ目の星をもたらした歴史的英雄として、故郷に凱旋した際にも大歓迎を受けました。壁画にはW杯を手に咆哮するフェランと、106分の文字、そして『フォイオス出身であることはなんて素晴らしいんだ』という誇り高き文字が描かれており、自治体も公式Facebookで彼への永遠の感謝を綴っています。(via SPORT)

ロベルト・レヴァンドフスキらの退団に伴う54ゴール喪失と、フリック監督が模索する「偽9番」ラミネ・ヤマルのテスト

⚽ 新シーズンの幕開けを前に、バルサの攻撃陣は驚くほど深いレベルで大改革を強いられています。

エースであったロベルト・レヴァンドフスキがMLSのシカゴ・ファイアーへ移籍し、フェラン・トーレスがPSGへ完全移籍、さらにマーカス・ラッシュフォードも3000万ユーロの買取オプションを行使せずマンチェスター・ユナイテッドへ返却したため、バルサは昨シーズンだけで合計54ゴール(フェラン21ゴール、レヴァンドフスキ19ゴール、ラッシュフォード14ゴール)を記録した実績ある絶対的な3つの大砲を失いました。

今夏に獲得したアンソニー・ゴードン(昨季ニューカッスルで16ゴール)やカリム・アデイェミ(昨季ドルトムントで10ゴール)は、いずれもスピードに溢れる素晴らしいウイングであり、純粋な1トップのセンターフォワード(9番)ではありません。この状況に対し、フリック監督はプレシーズンのトレーニングの中で、ポリバレントなアタッカーを中央の「偽9番(ファルソ9)」として適応させるテストを繰り返しています。

指揮官は、ラミネ・ヤマルをかつてのリオネル・メッシのようにサイドから中央へとシフトさせ、偽9番として起用する可能性を視野に入れています。監督は会見で『ラミネ・ヤマルは信じられないような世界クラスの素晴らしい能力を持っており、ピッチ上のあらゆる位置に十分に適応できる』と語り、高い期待を寄せています。実際に、クラブが公開した最近の紅白戦(パルティディージョ)の映像では、ヤマルが中央の9番の位置に入り、流れるようなダブルワンツーから右足で完璧にコントロールし、得意の左足で極上のシュートを沈めるシーンが捉えられました。

練習試合では、左にゴードン、右にアデイェミ、そして中央にヤマルを配した、開幕エルチェ戦を戦うための非常に若い変則スリートップが試されており、ゴードンやアデイェミもかつて所属クラブで9番のポジションをこなした経験があるため、フリック監督は『ゴードンもアデイェミも左右の両サイド、そして9番としても十分にプレー可能であり、私たちには前線に多くの素晴らしい選択肢がある』と語り、若きアタッカーたちの適応力に自信を示しています。(via SPORT / MARCA)

フリアン・アルバレス獲得に向けたバルサの持久戦と、ルイス・スアレスら代替候補に対するクラブ公式の真っ向否定

🕷 バルセロナが今夏の移籍市場において、前線の絶対的なピースとして最も獲得を望んでいるのが、アトレティコ・マドリードのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスです。

しかし、アトレティコのギル・マリンCEOは交渉のテーブルに着くことを拒否しており、バルサが以前に提示した1億ユーロという破格の公式オファーも冷徹に拒絶されました。それでも、アルバレス本人はアトレティコでの現在の扱いや役割に深い不満を抱いており、W杯中に『移籍することが自分の夢を叶えるために最も最善の道だ』と言及したことから、クラブ側と決定的な衝突を引き起こしました。アトレティコ側は選手に公の場での謝罪を求めていますが、ESPNの報道によると、アルバレスは同僚や監督に対して一切謝罪を行っておらず、今も移籍の希望を一切曲げていません。アルバレスの代理人は、ギル・マリンCEOに対し、かつて「良いオファーが届いた際には移籍を容認する」と口頭約束したはずだと主張し、緊急会談を要求しています。

8月19日に控えるアトレティコのリーグ開幕戦(マラガ戦)において、アルバレスが招集されるか、そして本拠地のメトロポリターノのサポーターからどのような反応を受けるかが注目の焦点となっています。もし激しいブーイング等の厳しい反応(かつてのジョアン・フェリックスの時のように)が起これば、アトレティコ側が折れてバルサとの交渉に応じる可能性があるため、バルサは持久戦を続ける構えです。

しかし、移籍デッドラインが迫る中、バルサは「来週末(8月21日前後)」を一つの決定的な期限(デッドライン)として設定しており、そこで進展がなければ代替プランを活性化させる予定です。

このプランBの候補として、一部メディアやFabrizio Romano氏によって、 Sporting CPに所属する28歳のコロンビア代表FWルイス・スアレス(昨季ポルトガルで32ゴール、かつてアルメリア時代にスペイン2部で28ゴールをマークし、ギェケレシュの後釜としてブレイクした快速ストライカー)の名前が挙げられました。

しかし、バルセロナのクラブ公式関係者はこの噂に対し、

『ルイス・スアレスを獲得する計画など、現時点において1パーセントも存在しない。彼は代表的な代理人であるファリ・ラマダニ氏から2ヶ月ほど前に売り込みがあっただけで、デコSDの獲得リストの優先順位には全く入っていない。彼の契約には8000万ユーロの巨額の解除条項が設定されており、Sporting側も減額に応じる姿勢を全く見せておらず、彼への関心は完全に否定される』

と、公式に真っ向から否定しました。また、一時報じられたインテルのラウタロ・マルティネス(年俸900万ユーロ、2029年まで延長したばかりで1億ユーロ超の価値)や、ベルギーのブルージュで昨季ブレイクした若手FWトレソルディに関しても、現時点では具体的な獲得プランから完全に除外されています。(via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / ElDesmarque)

エジプトの18歳超新星ハムザ・アブデルカリムの劇的な台頭

💎 ロベルト・レヴァンドフスキらの退団によって空いた前線の穴を埋める存在として、バルサのカンテラが誇る18歳のエジプト代表FWハムザ・アブデルカリムの存在感が急激に高まっています。

カイロ出身で2008年1月1日生まれのハムザは、FIFAが公式発表した「U-17W杯カタール大会で大ブレイクし、わずか1年でプロの第一線に這い上がってきた世界最高峰の若手有望株7名」のリストにおいて、堂々のトップ(最有力候補)として選出されました。

ハムザは今年2月にエジプトの名門アル・アハリからバルサのジュベニールAへレンタル移籍で加入すると、わずか9試合で6ゴールを挙げる大爆発を記録。その後、エジプトフル代表のホッサム・ハッサン監督によって2026年W杯のメンバーに招集され、4試合に出場してチームのベスト16進出に大きく貢献しました。バルサはW杯期間中に、彼の保有元に設定されていた1500万ユーロではなく、150万ユーロ(ボーナスなどの最大変動を含めて最大650万ユーロにのぼる好条件)の買取オプションを正式に行使し、完全移籍を完了させました。

プレシーズンからファーストチームの全体練習に帯同しているハムザは、親善試合バーミンガム・シティー戦において、自身で獲得したPKを冷静に決めたシーンを含め、わずか62分間の出場で2ゴールを挙げる圧巻のパフォーマンスを披露。フリック監督は『彼のピッチ上での謙虚な姿勢、強いパーソナリティ、そしてストライカーとしてエリア内で完璧なポジショニングを取り、一瞬のチャンスを逃さずに沈める驚異的な能力は本当に素晴らしい』と手放しで絶賛しました。今季は主にBチーム(バルサ・アトレティック)を主戦場としながら、1トップが手薄なファーストチームへの招集を常に視野に入れて育成される方針です。(via SPORT)

新キャプテン決定のプロセスと、アラウホ退団によるロッカールームのリーダーシップ再編

🦁 バルセロナは、新シーズン(2026/27シーズン)に向けたチーム全体の規律とモチベーションを保つため、数日中にもロッカールーム内でのキャプテン(ブラサレテ)選挙を正式に実施する予定です。

昨シーズン、ファーストキャプテンを務めていたGKマルク=アンドレ・テル・シュテーゲンがアヤックスへと完全移籍し、さらに絶大な影響力を誇っていた第2キャプテンのロナルド・アラウホが、イングランドの強豪リヴァプールへの完全移籍を前提とした高額売却、あるいは給与をすべてリヴァプール側が負担する形式での期限付き移籍(これにより、バルサはLALIGAの給与登録制限からアラウホを完全に抹消することに成功しました)で去ったため、ロッカールームは精神的支柱となるリーダーを失う緊急事態に直面していました。フリック監督が、ピッチ外でもチームの模範となり、過酷な局面において強いリーダーシップを発揮できるベテランの獲得を要求したことが、ロドリ獲得に動いた大きな背景となっています。

新たなキャプテン体制の展望として、新ファーストキャプテンには昨季から強い発言力を持っていたハフィーニャが就任することが確実視されており、第2キャプテンにはペドリが指名される見込みです。また、長期離脱中であるもののチームの重要人物であるフレンキー・デ・ヨングもキャプテンズグループに留まります。

そして、残る2つのキャプテン枠の有力候補として、新たにエリック・ガルシアとガビの2名が急浮上しています。特にエリック・ガルシアは、昨シーズンに公式戦51試合出場(うち47試合にスタメン出場)という、チームで最も多くの試合に出場してフル稼働した圧倒的な実績と、センターバック、サイドバック、守備的ボランチをすべて高い次元でこなすポリバレント性を誇ります。彼の非常に afable ( afable、親しみやすく調和を好む模範的な人柄)はロッカールーム内でも絶大な人気を誇っており、新たなリーダーとしてふさわしい資質を備えていると周囲から強く推薦されています。(via MARCA / SPORT)

ロドリ・ヘルナンデス獲得交渉の最終局面にラポルタ会長が直接介入し、週明け決着とお披露目を目指す

🇪🇸 マンチェスター・シティに所属するスペイン代表の絶対的ゲームメーカー、ロドリ・ヘルナンデス(ロドリ)のバルセロナ加入に向けた世紀の交渉が、いよいよ最終段階の決戦へと突入しています。

バルサはすでにロドリ側と個人合意(4年契約、手取り年俸1500万ユーロネット。エージェントへの手数料や各種税金、シティへの移籍金をすべて加算した総オペレーション額は2億1000万ユーロを超える規模)を完全に締結させています。ロドリはレアル・マドリードからの好条件オファーを蹴り、フリックのプロジェクトへの参加を最優先に選択しました。

シティ側は、ロドリとの契約が「契約最終年(残り1年)」に入っているものの、売却条件として8000万ユーロ(約80M€)を一歩も引かずに要求しています。バルサはこれまで2回の公式オファーを拒否されてきました(1回目は4500万ユーロ固定+1000万ボーナス、2回目は6000万ユーロ固定+1000万ボーナス)。現在、バルサは3回目の最終オファーとして『固定6500万ユーロ+比較的容易なボーナス500万ユーロ+パフォーマンスに応じた変動ボーナス500万ユーロ(総額7500万ユーロにのぼる条件)』を提示する準備を進めています。

ロドリは木曜日の夜、マドリード空港からライアンエアーの一般便でリヴァプールへと飛び、金曜日にシティの全体練習に合流しました。本人は移籍交渉が合意に近いことから、怪我のリスクを避けるために練習免責(特別許可)を求めましたが、シティのフロントは交渉妥結前であることを理由に、通常通りのチーム練習への合流を命じました。

Sky Sportsによると、ロドリは『もしバルサとシティの間で移籍金が合意に達しない場合、これまでの良好な関係を守るため、移籍を志願するような強い圧力をかけるようなことはせず、シティでの残り1年の契約を誠実に全うする』と表明し、現在のクラブに敬意を示しています。シティのエンゾ・マレスカ監督も、コミュニティ・シールドを控えた会見において『ロドリは通常通りトレーニングを消化しており、去就はフロントに任せている。市場が開いている以上、何が起きても不思議ではない』と、退団の可能性を否定しませんでした。

この交渉の最終盤に向け、ジョアン・ラポルタ会長自らが直接シティの首脳陣との協議に介入。バルサ側は今週末から遅くとも月曜日までに完全合意を取り付け、火曜日に控える伝統のジョアン・ガンペール杯のプレゼンテーションにおいて、メスタリアではなくバルサの新しい絶対君主としてロドリをファンの前でお披露目する、という奇跡的なシナリオの実現に向けて全力を注いでいます。(via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Esport3)

フレンキー・デ・ヨングがメディアの虚偽報道に激怒の公式反論

🇳🇱 長期にわたる膝の負傷からのリハビリを続けているフレンキー・デ・ヨングが、クラブ公式メディアの取材を自ら希望し、最近の周囲の騒音や特定のメディア(特にジャーナリストのジェラール・ロメロ氏)による報道に対して、極めて激しい怒りと不満を爆発させました。

デヨングは非常に硬い表情で、以下のように反論を行いました。

『私は今、本当に深く cabreado (激しく怒り、失望している)状態にある。私の周囲で、あまりにも多くの完全な嘘やデタラメが事実であるかのように報道されており、それが私のフットボリスタとしての、そして一人の人間としての尊厳や良好なイメージを著しく傷つけている。

一部のメディアが「デ・ヨングの年俸は3700万ユーロを超えている」などと書き立て、私がクラブの財政を圧迫している戦犯であるかのように報じているが、あれは完全な虚偽の数字だ。

さらに許せないのは、昨シーズンのCLアトレティコ・マドリード戦において、私が「出場を拒否(ボイコット)した」などというおぞましい嘘をジェラール・ロメロが平然と流したことだ。バルセロナという世界最高のクラブで、CLの最もエキサイティングで重要な大舞台をピッチの上で戦うことは、私の幼い頃からの絶対的な夢だ。そんな重要な試合でのプレーを自ら拒むなど、常識的なロジックで考えてもあり得ない嘘だ。これまでに多くのメン取(嘘のリーク)を見過ごしてきたが、私のクラブへの愛やプロ意識を愚弄するこのような嘘は、もう二度と黙って見過ごすつもりはない。

フリック新監督との関係が非常に冷え切っているという噂についても、完全に嘘だ。私は日々、指揮官と非常に良好で素晴らしいコミュニケーションを取っており、常にお互いの考えを共有している。

怪我(膝の負傷)については、私自身が最も深く jodido ( jodido、深く傷つき、苦しんでいる)状況にある。リハビリの過程で同僚が偶然ピッチ上で私の上に転倒し、膝を激しくひねってしまった偶発的な事故が原因だ。アメリカ遠征での精密検査の結果、当初の予想を遥かに超えて膝の状況が深刻であることが判明した。

今はクラブの専門スタッフと完全に合意した綿密なプログラムに沿って、家族一丸となって毎日最善のケアと調整を重ねており、できるだけ早く万全の状態でピッチへ戻ることだけを考えている。バルサでプレーする私の夢は今も一切色褪せておらず、このチームとともに再びチャンピオンズリーグの最高峰のタイトルを掲げるために、100パーセントの努力を尽くしている』

デヨングは、自身のピッチ上のパフォーマンスに対する客観的な批判はプロとして甘んじて受け入れる姿勢を示しつつも、事実無根の嘘によってファンとの信頼関係を壊そうとするメディアの姿勢に対して、徹底的な糾弾を行う決意を示しました。(via SPORT / MARCA)

左利きセンターバックの補強候補キャスト

🛡️ アラウホのリヴァプール移籍に伴い、デコSDは、19歳にしてLALIGA最優秀若手、バロンドール候補トップ10、そしてゴールデンボーイ2026の絶対的本命として頭角を現したパウ・クバルシの相棒となる「左利きのセンターバック」の獲得を急いでいます。

クバルシ自身はTV3のインタビューにおいて、W杯で最高のコンビを組んだアイメリク・ラポルテ(アスレティック・ビルバオ所属、32歳)との共闘を熱望し、

『ラポルテとはW杯のピッチの上で本当に完璧な信頼関係を築くことができ、お互いに助け合って戦うことができた。彼のようなキャラクターと高いインテンシティを持つ選手が隣にいれば、自分もよりリラックスして最高のビルドアップを発揮できる。かつてここで大きな安定感をもたらしてくれたイニゴ・マルティネスのように、彼がバルサに来てくれれば本当に素晴らしい』

と語りました。しかし、アスレティックのハビエル・クレメンテ元監督は『ラポルテがバルサへ移籍するなど絶対に大反対だ。彼はアスレティックにとって替えの利かない宝であり、ビルバオはわずか1年前にアラビアから引き抜いた彼を絶対に放出しない』と猛反対。アスレティックのフロントも、バルサのデコSDによる打診(移籍金約800万ユーロ規模を想定)を完全に拒絶する防衛ラインとして「8000万ユーロの巨額移籍金」を設定し、交渉をブロックしています。

このため、バルサは代替候補として、RBライプツィヒに所属する23歳のフランス代表DFカステロ・ルケバ(スピードに溢れ、ビルドアップに長けたレフティ。800万ポンドではなく8000万ユーロの解除条項を持つが、それ以下での交渉の余地あり)や、ベティスに所属する25歳のブラジル代表DFナタン・ベルナルド・デ・ソウザ(1.88メートルの強靭な体躯を誇り、代理人のアンドレ・カリーがバルサからの具体的な問い合わせを認めている。ベティスは財政的な理由から大幅なディスカウントに応じる姿勢を見せている)の動向を注視しており、市場の最終局面での急展開を狙っています。(via SPORT)

ラ・マシアの若き新星たちの現在地

💎 バルセロナの育成組織「ラ・マシア」からは、新シーズンもフットボール界を揺るがす若い才能が次々と生まれています。

・ダニー・フレイ(Dany Freire)

ポルトガル・リスボン生まれの15歳(2010年9月19日生まれ)。ルクセンブルクのラシン・ユニオンにおいて、飛び級でU-19のUEFAユースリーグを経験。その圧巻のポテンシャルによりバルサの入団テスト(トライアル)に招待され、ジュベニールBの Badalona との親善試合においてデビュー戦でいきなりチーム唯一のゴールを決める鮮烈な活躍を披露。ルクセンブルクとポルトガルの二重国籍を持ち、現在はポルトガルU-15代表としてもプレーする超新星の獲得に向けて、クラブは手続きを急いでいます。

・オリアン・ゴレン(Orian Goren、17歳。2009年生まれ)とエブリマ・トゥンカラ(Ebrima Tunkara、16歳。2010年生まれ)

マシアの最高傑作と称される若き二人。フリック監督は7月に彼らをファーストチームの全体練習へ直接招集。ゴレンはバーミンガム戦やウディネでの親善試合において、それぞれ30分間ずつ出場し、若さに似合わない非常に落ち着いた、高いインテリジェンスを感じさせる素晴らしいパフォーマンスを披露。監督のお気に入りとなったゴレンは、今夏他の一部の若手がBチームへ戻される中、ファーストチームの練習枠に留まり続けました。今季は主にBチームでベルレッティ監督のもとで主戦場をこなしつつ、フリックも常にトップ招集の準備を整えています。

・ジュリアーノ・ベレッチ監督率いるバルサ・アトレティック(Bチーム)

今夏、スタッフ体制の大幅な強化として、フィールド専門のフィジカルコーチにラファ・マルドナード氏、ジム&筋力トレーニング専門コーチにヘルマン・フェルナンデス氏を招聘。現在、Bチームにはダニー・アビラ、ロヘル・マルティネス、フアン・エルナンデス、サマ・ノモコ、パトリシオ・パシフィコといった主力に多くの負傷者が発生しているため、怪我を防止する「アンチ・ケガ・プログラム」を構築し、プロフェッショナルな肉体づくりを徹底しています。(via SPORT / Mundo Deportivo)

コンゴ民主共和国でのエボラ流行に対するバルサ財団の緊急資金援助

🌍 クラブの社会貢献部門であるバルサ財団(Fundación Barça)は、コンゴ民主共和国のイトゥリ州において5月から発生している、過去最悪の規模となるエボラ出血熱の大流行(すでに1200名以上の感染者が発生し、約300名が回復)に対抗するため、医療専門NGO「ALIMA」への緊急資金援助を公式発表しました。

バルサ財団は、この資金提供を通じて、現地での医薬品や防護服、防護ギアの支給、治療センターの強化、さらに地域住民を狙った悪意あるデマや誤情報の流布(インフォデミック)を防止するためのコミュニケーション活動を全面的にサポートします。事務局長のマルタ・セグ氏や、ALIMAのムムニ・キンダ代表は、国際的な人道支援枠が縮小する困難な時期におけるバルサの温かいサポートに対し、深い感謝と連帯のコメントを発表しています。(via SPORT)

ラミネ・ヤマルの19歳誕生日を記念した超豪華「ピンク・パーティー」開催

🎉 バルサの未来を担うラミネ・ヤマルは8月12日、19歳の誕生日を記念し、バルセロナから15kmほど離れたヴィラノバ・デル・バリェスにある12世紀の歴史ある広大な大邸宅「Finca Mas de Sant Lleí」(40ヘクタール、ヘリポート完備)において、100名以上の著名人を招待した超豪華な「Pink Party」を開催しました。

ドレスコードはピンク。ヤマル自身も鮮やかなピンクの衣装で出席しました。

パーティーには、ガビ、クンデ、エリック・ガルシア、ハフィーニャ、バルデ、デ・ヨング、クバルシといったバルサの同僚たちが多数出席。

さらに、恋人であるセビリア出身の有名インフルエンサー、イネス・ガルシアさんも美しいピンクのドレスを身にまとって出席し、最近SNS上で流布されていたフェイクニュースによる破局説を完全に一掃する、アツい仲の良さを披露しました。

心理学者のララ・フェレイロ氏は、W杯優勝の歓喜の直後にヤマルが100人を超える群衆をかき分けてイネスさんのもとへまっすぐに向かい、固い抱擁を交わした姿を分析し、

『W杯決勝という極限の精神的プレッシャーから解放されたその瞬間、ヤマルの脳内は最も本能的に安全・安心・帰属を求める感情に包まれた。彼にとって、その神聖な隠れ家となる唯一の存在こそがイネスであり、二人の関係は非常に高いレベルで精神的にお互いを支え合う素晴らしいものであることを示している』

と大絶賛しました。パーティーでは、モラド、マイク・タワーズ、バッド・ギャル、ライアン・カストロ、グループ・フロンテラといった世界的アーティストたちがライブパフォーマンスを披露し、夜遅くまで大いに盛り上がりました。(via SPORT / MARCA)

セルジニョ・デストが語る元指揮官シャビの代表監督就任の噂への冷ややかな反応

🇳🇱 バルサからオランダのPSVへ完全移籍(移籍金ゼロでの放出ながら、将来バルサに20%の分配金が入る条件)したセルジニョ・デストが、ESPNのインタビューに応じました。

その中で、バルサの元指揮官であるシャビ・ヘルナンデス氏がオランダ代表(Oranje)の新監督に就任する件について聞かれ、デストは苦笑いを浮かべながら、

『シャビの件については、フレンキー・デ・ヨングに聞いてくれ。彼のほうがシャビのことを私より何倍もよく知っているはずだ。正直に言って、私がバルセロナで過ごした時期はすでにかなり昔の出来事のように感じており、シャビに関する具体的な思い出はほとんど残っていない』

と、非常にそっけない(ラコニコ)反応を見せました。デストは現在、PSVでのプロ生活に非常に満足しており、ドイツのレバークーゼンからの強い関心はあるものの、チャンピオンズリーグに出場できる現在のクラブでの挑戦に全面的にフォーカスしていると語りました。(via SPORT)

2026/27シーズン開幕日程の変則調整

📅 ラ・リーガの新しいシーズンが開幕を迎えますが、バルセロナのサポーターは今週末に試合を観ることはできません。

LALIGAと選手労働組合(AFE)の間の労働協約の取り決めにより、W杯で準決勝、および決勝の極限のステージまで戦い抜いた主力選手たちの肉体的疲労と怪我の防止(休暇の義務)を考慮し、モンジュイックで予定されていた第1節「アスレティック・ビルバオ戦」の日程が、公式に8月27日(木)の21:00へと正式に延期されました。

この変則的な調整に伴い、フリック・バルサの新シーズン公式戦の初陣は、8月23日(日)の21:30にアウェイのエルチェの本拠地マルティネス・バレーロで行われる第2節、エルチェ戦となります。(via SPORT)

【本日の総括】

バルセロナは、新シーズン開幕を間近に控え、フェラン・トーレスのPSG電撃移籍合意による固定約5000万ユーロの巨額資金獲得と、サラリー上限の大幅な空きスペース創出に成功。

この売却劇は、若き新星登録や、ラポルタ会長自らが直接介入して交渉を加速させているロドリ・ヘルナンデス、そして最優先の1トップ候補フリアン・アルバレス獲得に向けた持久戦へ、非常に強力な経済的追い風をもたらすものとなりました。

ピッチ外では、フレンキー・デ・ヨングによるメディアの嘘報道への怒りの反論や、ラミネ・ヤマルの華やかな19歳バースデーパーティーなど、チームの誇りと強い団結を示すエピソードが多数交錯する中、8月23日のアウェイでのエルチェ戦でのロケット発進に向けて、ピッチ内外の最高峰の基盤が今まさに劇的に整えられつつあります。