フェラン・トーレスがPSGへ完全移籍合意

🇫🇷 バルサとPSGは8月13日の夜、フェラン・トーレスの完全移籍に関して決定的な最終合意に達しました。

移籍金は固定額で5000万ユーロ近くとなり、変動ボーナスは一切含まれないシンプルな一括キャッシュ払いの形式となります。バルサは、フェランに今週の水曜日と木曜日の練習への参加を免除する特別許可を与えており、フェランは金曜日の午後にパリへと旅立ちました。土曜日の午前にメディカルチェックを済ませ、午後には公式発表されてルイス・エンリケ監督率いるPSGでの最初のトレーニングを開始する予定です。契約期間は5年間。

PSGは当初、固定4000万ユーロに変動ボーナス1000万ユーロを提示しており、バルサの財政難を見透かして『1年待てばフリーで獲得できる』と決裂をちらつかせる硬硬な姿勢を見せていましたが、バルサ側が固定額での一括払いを頑なに求めた結果、最終的にこの条件で合意に至りました。バルサにとっては、高額な給与上限が解放されるため、他の新戦力(ゴードンやアデイェミら)をLALIGAへ公式登録するための決定的な一手となります。

フェランは2027年までの契約を残していました。2022年1月にマンチェスター・シティから5500万ユーロ(さらに未達となったボーナス1000万ユーロ)で獲得した際の条項により、バルサがフェランと契約を延長した場合はシティに800万ユーロ、また他クラブへ5500万ユーロ以上で売却した場合はシティに1000万ユーロを支払う義務がありましたが、今回の5000万ユーロ近くでの放出によりこれらの追加支払い義務をすべて回避することができ、バルサにとっても財政的に極めて有利な取引となりました。フェランはバルサでの公式戦207試合に出場して65ゴール23アシストを記録。昨季は公式戦16ゴールを挙げ、ラ・リーガの国内スペイン人最多得点王(サラ賞)をラミネ・ヤマルとともに受賞する素晴らしい活躍を残しました。しかし、フリック新監督のもとで自身の立ち位置が曖昧であることや、クラブから十分なリスペクト(早い段階での契約延長打診など)が感じられないことに不満を抱いており、恩師ルイス・エンリケが率いるPSGへの移籍を決断しました。(via SPORT / MARCA / Esport3 / ElDesmarque)

フェラン・トーレスの徹底された身体調整習慣と、故郷フォイオスに完成したW杯決勝ゴールの巨大壁画

🇪🇸 PSGへの移籍を控えるフェラン・トーレスは、メディア『Men's Health』のインタビューに応じ、自身のパフォーマンスを最高レベルに保つための驚異的な自己管理習慣を明かしました。

フェランは日々のルーティンについて、

『毎日ではないが、ほぼ毎日のようにジムで高強度の短いトレーニングを行っている。シーズンの過酷なスケジュールを考慮し、無駄に長い時間ジムにこもるのではなく、短時間で高い負荷をかけるインテンシティの高さが重要だ。また、走る、蹴る、競り合うためのパワーの源となる脚部のトレーニングを週に1〜2回、そしてすべてのフィジカルの軸となる体幹の強化を重視している。有酸素運動(カード)は個人的にあまり得意ではないが、フットボールにおいて必要不可欠な要素だからこそ、常に改善に努めている。また、リカバリーこそがフットボリスタにとって最も重要であり、毎日8〜9時間の睡眠を確保し、サウナや高気圧酸素カプセルを愛用している。食事に関しても専属の栄養士がメニューを管理し、シェフがそれを作って届けてくれる。甘い砂糖の摂取は極力減らしているが、唯一の大きな弱点として、ホワイトチョコレートだけは世界で最も大好きな食べ物であり、たまのご褒美として楽しんでいる』

と、その徹底したストイックなプロ意識を語りました。

一方で、フェランの生まれ故郷であるバレンシア近郊のフォイオス(Foios)のスポーツセンターの入り口に、彼の功績を永遠に称えるための非常にリアルで巨大な壁画(ストリートアート)が完成しました。フェランは、昨夏のW杯において決勝のアルゼンチン戦の延長106分に劇的な決勝ゴールを決め、スペイン代表に2つ目の星をもたらした歴史的英雄として、故郷に凱旋した際にも大歓迎を受けました。壁画にはW杯を手に咆哮するフェランと、106分の文字、そして『フォイオス出身であることはなんて素晴らしいんだ』という誇り高き文字が描かれており、自治体も公式Facebookで彼への永遠の感謝を綴っています。(via SPORT)