ロベルト・レヴァンドフスキらの退団に伴う54ゴール喪失と、フリック監督が模索する「偽9番」ラミネ・ヤマルのテスト

⚽ 新シーズンの幕開けを前に、バルサの攻撃陣は驚くほど深いレベルで大改革を強いられています。

エースであったロベルト・レヴァンドフスキがMLSのシカゴ・ファイアーへ移籍し、フェラン・トーレスがPSGへ完全移籍、さらにマーカス・ラッシュフォードも3000万ユーロの買取オプションを行使せずマンチェスター・ユナイテッドへ返却したため、バルサは昨シーズンだけで合計54ゴール(フェラン21ゴール、レヴァンドフスキ19ゴール、ラッシュフォード14ゴール)を記録した実績ある絶対的な3つの大砲を失いました。

今夏に獲得したアンソニー・ゴードン(昨季ニューカッスルで16ゴール)やカリム・アデイェミ(昨季ドルトムントで10ゴール)は、いずれもスピードに溢れる素晴らしいウイングであり、純粋な1トップのセンターフォワード(9番)ではありません。この状況に対し、フリック監督はプレシーズンのトレーニングの中で、ポリバレントなアタッカーを中央の「偽9番(ファルソ9)」として適応させるテストを繰り返しています。

指揮官は、ラミネ・ヤマルをかつてのリオネル・メッシのようにサイドから中央へとシフトさせ、偽9番として起用する可能性を視野に入れています。監督は会見で『ラミネ・ヤマルは信じられないような世界クラスの素晴らしい能力を持っており、ピッチ上のあらゆる位置に十分に適応できる』と語り、高い期待を寄せています。実際に、クラブが公開した最近の紅白戦(パルティディージョ)の映像では、ヤマルが中央の9番の位置に入り、流れるようなダブルワンツーから右足で完璧にコントロールし、得意の左足で極上のシュートを沈めるシーンが捉えられました。

練習試合では、左にゴードン、右にアデイェミ、そして中央にヤマルを配した、開幕エルチェ戦を戦うための非常に若い変則スリートップが試されており、ゴードンやアデイェミもかつて所属クラブで9番のポジションをこなした経験があるため、フリック監督は『ゴードンもアデイェミも左右の両サイド、そして9番としても十分にプレー可能であり、私たちには前線に多くの素晴らしい選択肢がある』と語り、若きアタッカーたちの適応力に自信を示しています。(via SPORT / MARCA)

フリアン・アルバレス獲得に向けたバルサの持久戦と、ルイス・スアレスら代替候補に対するクラブ公式の真っ向否定

🕷 バルセロナが今夏の移籍市場において、前線の絶対的なピースとして最も獲得を望んでいるのが、アトレティコ・マドリードのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスです。

しかし、アトレティコのギル・マリンCEOは交渉のテーブルに着くことを拒否しており、バルサが以前に提示した1億ユーロという破格の公式オファーも冷徹に拒絶されました。それでも、アルバレス本人はアトレティコでの現在の扱いや役割に深い不満を抱いており、W杯中に『移籍することが自分の夢を叶えるために最も最善の道だ』と言及したことから、クラブ側と決定的な衝突を引き起こしました。アトレティコ側は選手に公の場での謝罪を求めていますが、ESPNの報道によると、アルバレスは同僚や監督に対して一切謝罪を行っておらず、今も移籍の希望を一切曲げていません。アルバレスの代理人は、ギル・マリンCEOに対し、かつて「良いオファーが届いた際には移籍を容認する」と口頭約束したはずだと主張し、緊急会談を要求しています。

8月19日に控えるアトレティコのリーグ開幕戦(マラガ戦)において、アルバレスが招集されるか、そして本拠地のメトロポリターノのサポーターからどのような反応を受けるかが注目の焦点となっています。もし激しいブーイング等の厳しい反応(かつてのジョアン・フェリックスの時のように)が起これば、アトレティコ側が折れてバルサとの交渉に応じる可能性があるため、バルサは持久戦を続ける構えです。

しかし、移籍デッドラインが迫る中、バルサは「来週末(8月21日前後)」を一つの決定的な期限(デッドライン)として設定しており、そこで進展がなければ代替プランを活性化させる予定です。

このプランBの候補として、一部メディアやFabrizio Romano氏によって、 Sporting CPに所属する28歳のコロンビア代表FWルイス・スアレス(昨季ポルトガルで32ゴール、かつてアルメリア時代にスペイン2部で28ゴールをマークし、ギェケレシュの後釜としてブレイクした快速ストライカー)の名前が挙げられました。

しかし、バルセロナのクラブ公式関係者はこの噂に対し、

『ルイス・スアレスを獲得する計画など、現時点において1パーセントも存在しない。彼は代表的な代理人であるファリ・ラマダニ氏から2ヶ月ほど前に売り込みがあっただけで、デコSDの獲得リストの優先順位には全く入っていない。彼の契約には8000万ユーロの巨額の解除条項が設定されており、Sporting側も減額に応じる姿勢を全く見せておらず、彼への関心は完全に否定される』

と、公式に真っ向から否定しました。また、一時報じられたインテルのラウタロ・マルティネス(年俸900万ユーロ、2029年まで延長したばかりで1億ユーロ超の価値)や、ベルギーのブルージュで昨季ブレイクした若手FWトレソルディに関しても、現時点では具体的な獲得プランから完全に除外されています。(via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / ElDesmarque)