新監督人事とマルティン・デミチェリス監督の退団騒動
RCDマジョルカの監督であるマルティン・デミチェリスの去就を巡り、ソン・モイス(クラブオフィス)では極度の緊張状態が続いています。2028年まで契約を更新したばかりのデミチェリスですが、現在RBライプツィヒ(ブンデスリーガ)のスポーツディレクターを務めるユルゲン・クロップの強い要請により、同クラブの監督就任へ秒読み段階に入っています。この就任に先立ち、ライプツィヒ側はまず現監督のオレ・ヴェルナー(2027年まで契約)を放出する必要があります。
現在、デミチェリスはDAZNのワールドカップ解説者として、ペペ・レイナ、ハビ・マルティネス、イヴァン・ラキティッチ、クロード・マケレレ、ラフィーニャ、パウロ・フトレらと共に活動しています。しかし、マジョルカ側はメディアの報道以外で公式には何も状況を把握できていません。クラブに対して『マジョルカへの強いコミットメント』を語っていた裏で、来季のチャンピオンズリーグに出場するドイツのクラブと水面下で交渉を進めていたことになります。
クラブがこの事態を知ったのは、マジョルカでデミチェリスが信頼を置いていたコーチングスタッフの一人からの情報によるものでした。監督から一切の事前通知がなかったため、現在このアシスタントスタッフたちも労働環境において完全に宙に浮いた状態となっています。マジョルカは声明文を作成して状況を説明することを約束しているものの、いまだ発表には至っていません。クラブとしては、もしデミチェリスが戻らない場合、契約解除に伴う違約金である約300万ユーロがライプツィヒから支払われることを要求して待機しています。
この事態を受け、スポーツディレクターのパブロ・オルテルスはこの週末、デミチェリスがセグンダ・ディビシオン(2部)での戦いに向けて提出していた補強希望リストを完全に無視する対応を取りました。リストの大部分はアルゼンチン人や南米の選手で占められていましたが、クラブは彼らを一人も獲得しない方針を固めています。
現在クラブは後任の監督探しに奔走しており、カステジョンのパブロ・エルナンデスが最も有力な候補として位置づけられています。また、セグンダの舞台で戦うための新監督としてガルシア・ピミエンタを招聘する案も急浮上して力を増しています。他にも代替候補者のリストは長く、慎重に次期指揮官の選定が進められています。
(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)
アントニト・コルデロの獲得に関する動き
マジョルカは、カディスで際立った活躍を見せたウィンガー、アントニト・コルデロに関心を寄せています。ニューカッスルが保有権を持つ同選手は、冬の移籍市場でカディスに加入した後、イマノル・イディアケス監督の下で攻撃の要として躍動し、残留争いの中で重要な3ゴールを記録しました。
セグンダの重要なライバルであるアルメリアとともに、マジョルカはコルデロの獲得を狙っています。しかし、選手本人およびその周囲は、自宅から近くスポーツ面でも主役を担えるカディスでのプレー継続を絶対的な最優先事項としています。カディスはすでにニューカッスルと来季の再ローンに向けた交渉を開始しており、マジョルカが彼を引き抜くには困難な状況となっています。
(via MARCA)
過去の対戦に関する小ネタ
ブルッヘからのローンで冬にヘタフェに加入したアルゼンチン人センターバックのザイド・ロメロは、直近のリーグ戦の試合の一つでレアル・マジョルカからゴールを奪う活躍を見せています。
(via Estadio Deportivo)
日本人選手に関する情報
浅野拓磨選手をはじめとするマジョルカ所属の日本人選手について、出場状況、起用法、評価、負傷、コメント、現地メディアの見方、移籍・契約関連の話題など、新たな情報は発生していません。
(via 該当ソースなし)
【本日の総括】
デミチェリス監督のライプツィヒ引き抜き騒動によりクラブは混乱状態にあり、違約金300万ユーロの回収と後任探し(パブロ・エルナンデスやガルシア・ピミエンタら)に追われています。選手の補強希望リストは白紙化され、ウィンガーのコルデロ獲得も本人がカディス残留を強く希望しているため難航が予想されます。来季セグンダに向けたチーム作りは波乱の幕開けとなりました。