プレシーズンマッチ
🌴 マルベーリャ・フットボール・センターにて、プレシーズン最初の親善試合となるアル・ファテフ(サウジアラビア)戦が行われ、3-0の快勝を収めた。この試合はルイス・ガルシア・フェルナンデス新監督のデビュー戦となり、今季スペイン2部リーグで昇格を目指すチームにとって非常にポジティブな感触を残した。
試合開始直後からマジョルカがボールを支配し、前半40分にジト・ルヴンボが先制ゴールを奪うと、そのわずか5分後にもルヴンボが追加点を挙げてドッピエッタ(2ゴール)を記録し前半を折り返した。後半、ルイス・ガルシア監督は8人の選手交代を行い、全選手に出場機会を与えた。相手がボールを保持し始めた時間帯もあったが、チームは連動したプレッシャーで隙を与えず、64分にはアブドンがダメ押しの3点目を決めた。この試合では新戦力のアブバカ・スマホロやアントニウ・ロカがデビューを飾り、アドリアン・フエンテスやアルナウ・チグマルらもピッチに立ってプレシーズンの実戦感覚を養った。(via Estadio Deportivo)
アルナウ・テナス獲得
🧤 マジョルカは、昨季ビジャレアルで活躍したゴールキーパーのアルナウ・テナスを今季終了までのローン移籍で獲得した。昇格した場合には買い取り義務が発生する可能性がある条件となっている。公式発表はまだ行われていないものの、テナスはすでにマルベーリャの合宿地にサプライズで合流している。
ラ・マシア出身であり、2シーズン前にはPSGでチャンピオンズリーグを制した経験も持つ25歳は、出場機会を優先してカテゴリーを下げる決断を下した。この移籍の裏には、ルイス・ガルシア監督の熱心な説得があった。テナスは到着後、『とても嬉しいよ。新しいチームメイトに会ってトレーニングをし、良い結果を出すのが待ちきれない。マジョルカに来たのは、フィーリングや意欲もあるけれど、監督の存在が非常に重要なピースだったから。ルイス・ガルシアと話をして、あの5分間の電話が決断を大いに助けてくれたんだ。ここにはアレックス・サラ、パブロ・トーレ、アルナウ・チグマル、マテウ・モレイ、アントニウ・ロカなど、友達だらけのイレブンがほぼ揃っているからね。彼らと時間を共有し、チームを本来あるべき場所に戻せることをとても嬉しく思う。目標は昇格。それだけで、他にはない。そしてファンに楽しんでもらうことだよ』と意気込みを語った。彼の高い実力に加えて、そのカリスマ性と明るい性格はロッカールームにすぐに溶け込み、チームに良い影響を与えると期待されている。(via ElDesmarque, Mundo Deportivo, SPORT)
移籍市場の動向
💼 1部復帰を見据え、パブロ・オルテルスSDがルイス・ガルシア監督の要望に応えるべく精力的に動いている。今夏はパブロ・マフェオとベダト・ムリキという重要な主力選手が退団したものの、チームの再構築は着実に進んでいる。
ルイス・ガルシア監督はパブロ・トーレの残留を直接説得して成功させた。そしてここまでに、アドリアン・フエンテス、アブバカ・スマホロ、アルナウ・チグマル、ジト・ルヴンボ、アレックス・サラ、エスパニョールからローンで加入したアントニウ・ロカ、そして前述のアルナウ・テナスという計7人の新戦力を迎え入れた。昇格という至上命題に向けて、経験豊富な新加入組と、マヌ・モルラネス、セルジ・ダルデル、ヤン・ビルジリといった既存のキープレーヤーたちがいかに融合するかが鍵となる。(via ElDesmarque)
フロント陣の動向
👔 クラブの首脳陣もチームのサポートのために現場へ足を運んでいる。筆頭株主であるアンディ・コールバーグが妻とともにプレシーズン合宿地のマルベーリャを訪れた。コールバーグはCEOのアルフォンソ・ディアスやスポーツディレクターのパブロ・オルテルスと多くの時間を共有し、滞在先のホテル・バクールから近くのレストランで食事をとった後、マルベーリャ・フットボール・センターで行われた試合の視察へと向かった。
なお、猛暑のコスタ・デル・ソルで、しかも一般的なバカンス向けのホテルをマジョルカがプレシーズン合宿の拠点に選んだことには、一般の宿泊客が驚きを見せている。また、近くのグラウンドで試合を行っていたマラガのファンたちも、マジョルカが同じ施設でプレーしていることに驚いていた。選手たちにとっては、オーストリアやイギリスなどへの遠征と比べ、家族や友人の訪問を受けやすいという大きなメリットがあるようだ。(via SPORT)
熱狂的ファンのエピソード
❤️🔥 マルベーリャでのアル・ファテフ戦のスタンドには、マラガ県ベレス・マラガ出身の28歳の青年、マルコス・ロビージョの姿があった。彼は生粋のアンダルシア出身でありながら、熱狂的なマジョルカファンだ。
チャンピオンズリーグ出場時の歴史的なユニフォームを身にまとい、選手からサインをもらうためのシャツを準備して兄弟のアントニオとともに駆けつけた彼は、『ずっとマジョルカのファンなんだ』と誇らしげに語った。彼がファンになったきっかけは、幼少期の家族との口論だった。レアル・マドリード対マジョルカの試合の日、彼をからかった家族に対抗するため、あえてマジョルカを応援すると宣言したのがすべての始まりだった。
かつてはアランゴをアイドルとし、『すごく上手くて、大好きだった』と振り返る。現在のチームではヴァリエント、アブドン、ベリストロームがお気に入りで、この日も無事に彼らのサインをゲットした。2024年にセビージャで行われた国王杯決勝にも足を運ぶほどの熱意を持ち、『ヘタフェに友人がいてチケットを取ってくれるし、グラナダやソン・モイシュにも行った。ラ・ロサレダでマジョルカがマラガからゴールを決めた時も喜んだよ。地元のチームが1部にいるのは嬉しいけど、マジョルカと対戦する時は絶対にマジョルカを応援する』と断言。ルイス・ガルシア監督の下での1部復帰を心から願っている。(via SPORT)
【本日の総括】
ルイス・ガルシア新体制での初陣を快勝で飾り、昇格に向けてアルナウ・テナスら新戦力が続々と合流。フロントから熱狂的なサポーターまで、クラブ全体が1部復帰という明確な目標に向かって団結しているポジティブな一日となった。