ラ・リーガがカマヴィンガ暴行事件でバルセロナを提訴
スポティファイ・カンプ・ノウで行われたクラシコにて、衝撃的な事件が発生しました。1-2となるキリアン・ムバッペの決勝ゴールが決まった直後、アシストを記録したエドゥアール・カマヴィンガに対してホームサポーターから暴行が行われ、ラ・リーガが規律委員会(Comité de Disciplina)へ正式に提訴することを決定しました。
事件が起きたのは試合終盤の87分、エドゥアール・カマヴィンガがハーフウェーライン付近から一発の加速でアレハンドロ・バルデとパウ・クバルシの間をぶち抜き、ジョアン・ガルシアを交わしてムバッペの決勝弾を演出した直後でした。レアル・マドリードのベンチメンバーが右コーナー付近にいたエドゥアール・カマヴィンガのもとへ祝福に駆けつけた際、南側スタンドのウルトラスエリア(grada de animación)から激しい投擲物が飛来しました。
映像には、青赤のバルセロナの旗を持ったファンが大型の旗でエドゥアール・カマヴィンガの頭部を直接殴打する姿や、清涼飲料水の缶、ペットボトルが選手たちの頭上に降り注ぐ惨状が捉えられていました。フアン・マルティネス・ムヌエラ主審はエドゥアール・カマヴィンガが頭を抱えてピッチに倒れ込んだのを確認し、直ちに安全プロトコルを発動して試合を80秒間中断させました。
ラ・リーガはスタジアム内でのいかなる暴力や不寛容も排除する強い姿勢を示しており、今回の提訴はFCバルセロナに対して厳しい処分をもたらす可能性があります。スペインサッカー界では過去に、2002年のクラシコでの投擲事件によるカンプ・ノウの閉鎖処分や、2025年のセビージャダービーでの観客席一部閉鎖処分などの前例があり、今回の事件も大規模なペナルティに発展する可能性が浮上しています。(via SPORT / MARCA)
審判の二重基準問題!ムバッペへの不問とエリオット即退場の波紋
クラシコでの審判判定を巡り、同じ週末に行われた他試合との顕著な「基準の格差」が物議を醸しています。注目が集まっているのは、メスタジャで行われたヴァレンシア対ビジャレアル戦でのハーヴェイ・エリオットの退場劇と、クラシコでのキリアン・ムバッペに対する処分の違いです。
ヴァレンシアのエリオットは89分、アレハンドロ・キンテーロ・ゴンサレス主審の判定に対して異議を唱えたことで1枚目のイエローカードを受けました。さらにその直後、継続して抗議の身振りを見せたとして僅か数秒の間に2枚目のイエローカードを提示され、即座に退場処分となりました。主審の公式記録には『私の判定に対して著しく抗議したため』と記されており、暴言や侮辱の言葉は一切含まれていませんでした。
しかし、そのわずか24時間後のカンプ・ノウでは全く異なる光景が見られました。レアル・マドリードが1-2でリードしていたアディショナルタイム、ムバッペはマルティネス・ムヌエラ主審に異議を唱えてイエローカードを受けました。カードを提示された後も、ムバッペは両腕を激しく振って不満を露わにし、あからさまに判定への拒絶を示し続けましたが、主審が2枚目のカードを出すことはありませんでした。
同じ節の試合でありながら、着用しているユニフォームの格やクラブの規模によって審判の寛容度や基準が変わるのではないかという議論が、スペイン国内のメディアやファンの間で大きな反響を呼んでいます。(via SPORT)
