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ラ・リーガ / 第10節 / スポティファイ・カンプ・ノウ / U-NEXT・DAZN / 2026年10月26日(月)

エル・クラシコ FCバルセロナ 対 レアル・マドリード

FCバルセロナ 1-2 レアル・マドリード

最終更新: 10月26日 09:45(試合後会見を追加)

ほかの公式ハイライト: U-NEXT(8:32)

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FCバルセロナ 対 レアル・マドリード スタメン(先発メンバー)

FCバルセロナ

  • GK 1 ジョアン・ガルシア
  • DF 18 ジェラール・マルティン、5 パウ・クバルシ、2 ジョアン・カンセロ、12 シャビ・エスパルト
  • MF 16 ロドリ、8 ペドリ、7 フェルミン・ロペス
  • FW 11 ラフィーニャ、17 アンソニー・ゴードン、10 ラミン・ヤマル

レアル・マドリード

  • GK 13 アンドレイ・ルニン
  • DF 4 ディーン・ハイセン、16 イブラヒマ・コナテ、17 マルク・ククレリャ、8 フェデリコ・バルベルデ
  • MF 5 ジュード・ベリンガム、14 オーレリアン・チュアメニ、20 ベルナルド・シルバ、25 ヤン・ディオマンデ、15 アルダ・ギュレル
  • FW 10 キリアン・エムバペ

試合サマリーと得点経過

  • 試合日時: 2026年10月25日
  • スタジアム: スポティファイ・カンプ・ノウ
  • スコア: FCバルセロナ 1 - 2 レアル・マドリード
  • 得点者: 41分 キリアン・ムバッペ(レアル・マドリード)、61分ハフィーニャ(FCバルセロナ)、87分 キリアン・ムバッペ(レアル・マドリード)

ラ・リーガ第10節、開幕9連勝と圧倒的な強さで首位をひた走るFCバルセロナと、逆転タイトル奪還を狙うレアル・マドリードによる今季最初の「エル・クラシコ」がスポティファイ・カンプ・ノウで開催された。満員の観客が見守る大一番は、1瞬の隙が勝敗を分ける息詰まる熱戦となり、敵地に乗り込んだレアル・マドリードが2対1で競り勝ち、首位との勝ち点差を3に縮めた。

【詳細な得点経過】

  • 0-1(41分: キリアン・ムバッペ)自陣深くでの緻密なパスワークからベルナルド・シウバが起点となり、左サイドのスペースへ鋭い展開を見せる。ボールを受けたマルク・ククレジャからのパスを受けたヤン・ディオマンデがペナルティエリア左深くまで侵入し、低く鋭いグラウンダーのクロスを供給。これに対応したFCバルセロナのディフェンダー、ヘラール・マルティンが足元でクリアを試みたもののボールを芯で捉えきれず、ゴール前へ詰めていたキリアン・ムバッペの身体(膝付近)に直撃。跳ね返ったボールがそのままゴールネットへ吸い込まれ、レアル・マドリードが幸運な格好で先制に成功した。
  • 1-1(61分: ハフィーニャ)反撃に出るFCバルセロナは右コーナーキックの場面でショートコーナーを選択。ラミン・ヤマルからのパスを受けたペドリが相手守備陣の隙を見逃さず、エリア内へ絶妙なスルーパスを通す。ペナルティエリア右寄りでフリーとなったハフィーニャがスムーズなコントロールから左足を一閃。強烈なシュートは相手ゴールキーパー、アンドリー・ルニンの手を弾いてゴール右隅へと突き刺さり、試合を振り出しに戻した。
  • 1-2(87分: キリアン・ムバッペ)1対1のまま終盤を迎えた87分、鮮烈なカウンターから決着の瞬間が訪れる。自陣中盤でボールを奪い取ったジュード・ベリンガムが鮮やかなマルセイユルーレットでプレスを無力化し、前線のアルダ・ギュレルへ展開。アルダ・ギュレルから絶妙なスルーパスが通り、ペナルティエリア右へ走り込んだ途中出場のエドゥアルド・カマヴィンガが、圧巻のオートパスでパウ・クバルシを振り切り、ゴールライン際からマイナスの折り返しを供給。ゴール前で完全にフリーとなっていたキリアン・ムバッペが右足で落ち着いて無人のゴールへ流し込み、勝ち越しゴールを奪い取った。

両チームのスタメンと交代

ホーム: FCバルセロナ(4-3-3)

  • GK: ジョアン・ガルシア
  • DF: シャビ・エスパルト、パウ・クバルシ、ヘラール・マルティン、ジョアン・カンセロ
  • MF: ロドリ、ペドリ、フェルミン・ロペス
  • FW: ラミン・ヤマル、アンソニー・ゴードン、ハフィーニャ

交代:

  • 30分: シャビ・エスパルト OUT → アレハンドロ・バルデIN(負傷に伴う交代。アレハンドロ・バルデが左サイドバックに入り、ジョアン・カンセロが右サイドバックへ移動)
  • 73分: フェルミン・ロペス OUT → フレンキー・デ・ヨング IN
  • 85分: アンソニー・アンソニー・ゴードン OUT → カリム・アデイェミ IN
  • 85分: ハフィーニャ OUT → ガブリエウ・ジェズス IN

アウェイ: レアル・マドリード(4-2-3-1)

  • GK: アンドリー・ルニン
  • DF: フェデリコ・ヴァルヴェルデ、イブラヒマ・コナテ、ディーン・ハイセン、マルク・ククレジャ
  • MF: オーレリアン・チュアメニ、ベルナルド・シウバ
  • FW: アルダ・ギュレル、ジュード・ベリンガム、ヤン・ディオマンデ、キリアン・ムバッペ

交代:

  • 62分: フェデリコ・ヴァルヴェルデ OUT → デンゼル・ダンフリースIN(怪我による交代)
  • 79分: ベルナルド・シウバ OUT → エドゥアルド・カマヴィンガ IN
  • 93分: アルダ・ギュレル OUT → トレント・アレクサンダー=アーノルド IN
  • 93分: ヤン・ディオマンデ OUT → カルロス・エスピ IN

戦術・采配のポイント

レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は、正ゴールキーパーのティボー・クルトワ(感冒による離脱)や主力のアタッカーであるヴィニシウス・ジュニオール(出場停止)を欠く厳しい条件の中、見事な采配を披露した。最大の発案は、中盤でエドゥアルド・カマヴィンガではなく新加入のベルナルド・シウバをオーレリアン・チュアメニの相棒として先発抜擢した点にある。ベルナルド・シウバの起用によってボール保持時のゲームコントロール能力が格段に向上し、FCバルセロナのキーマンであるロドリやペドリに対して執拗なチェックをかけることで、相手の強みであるスムーズなビルドアップを完全に停滞させた。

守備面では、左サイドバックのマルク・ククレジャがスペイン代表の同僚でもあるラミン・ヤマルに対して非常にタイトで激しいマンマークを展開。さらに左ウイングのヤン・ディオマンデも精力的な下がりの動きで守備をサポートし、今季他チームを脅かしてきたFCバルセロナの右サイドの攻撃力を封じ込めた。

対するFCバルセロナは、センターバック陣(アンドレアス・クリステンセン、エリック・ガルシア、ジュール・クンデ)の怪我による不在という苦しい舞台裏を抱えていた。前半29分には右サイドバックとして奮闘していた若手のシャビ・エスパルトがオーレリアン・チュアメニとの接触等で足首を痛めて負傷交代となり、アレハンドロ・バルデを左サイドバックに投入してジョアン・カンセロを右サイドバックへ回す変形を余儀なくされた。前半のFCバルセロナはパス交換のテンポが著しく遅く、中盤での不用意なボールロストが散見された。

後半に入ると、ハンジ・フリック監督率いるチームはショートコーナーからのハフィーニャの同点弾で一気に勢いを取り戻し、相手陣内に押し込む時間を作った。73分には155日ぶりの復帰となるフレンキー・デ・ヨングを投入して中盤の落ち着きを図り、85分にはカリム・アデイェミとガブリエウ・ジェズスを投入して勝ち越しを狙ったが、結果的にこの交代策が隙を生んだ。ガブリエウ・ジェズスのボールロストから速攻を許すと、ジョゼ・モウリーニョ監督が後半投じたエドゥアルド・カマヴィンガの推進力と圧倒的な個人技によって決勝点を献上する格好となった。

現地メディアの選手採点・評価比較

現地各紙(MARCA, AS, SPORT, Mundo Deportivo,El Desmarque)の採点および評価では、試合の勝敗を決定づけたキーマンたちに大きな関心が寄せられた。

最高度の評価を獲得したのは、レアル・マドリードの左サイドバックを務めたマルク・ククレジャである。El Desmarqueでは「9点(10点満点)」の最高評価が与えられ、アウェイの大歓声と完全アウェイのプレッシャーの中でも冷静さを保ち、ラミン・ヤマルを完全に封じ込めた圧倒的な防衛能力が称賛された。MARCAも「今季最高のパフォーマンス」と絶賛している。一方でバルセロナ寄りのSPORTやMundoDeportivoは、ククレジャの守備の質の高さを認めつつも、主審のフアン・マルティネス・ムヌエラが度重なるファウルに対してイエローカードを提示しなかった点について寛容すぎる判定だったと指摘するなど、メディア間の捉え方に違いが見られた。

2ゴールを叩き出したキリアン・ムバッペに対しても絶賛が相次いだ。El Desmarqueは「9点」を与え、クラシコ通算7試合で8ゴールという2世紀に入って最高のペースで得点を重ねる相性の良さと、ストライカーとしての凄まじい決定力を高く評価した。1点目のラッキーな形での得点だけでなく、2点目の完璧な崩しを沈めた勝負強さに対し、MARCAやMundo Deportivoも「勝負を決める本物のエース」と一斉に讃えた。

さらに、ティボー・クルトワの突発的な体調不良により急遽先発となったレアル・マドリードのゴールキーパー、アンドリー・ルニン(El Desmarqueで「8点」)や、途中出場で決勝アシストを記録したエドゥアルド・カマヴィンガ(El Desmarqueで「8点」)、中盤で圧巻の存在感を放ったジュード・ベリンガム(El Desmarqueで「9点」)にも高い点数がつけられている。

FCバルセロナ側で唯一高い評価を受けたのはハフィーニャである。MundoDeportivoやMARCAは、チームが苦しむ中で一時同点となる強烈なシュートを叩き込み、今季リーグ13ゴール目で得点王(ピチーチ)の座を堅持した姿勢を称賛した。しかし、封じ込められたラミン・ヤマルや、前半終了直前に絶好の決定機を逃した前線に対しては厳しい評価が下され、SPORTは「ククレジャの激しい守備の前に本来のアイデアと威力を失っていた」と厳しく分析している。

試合後の監督・選手コメント

試合後の記者会見およびフラッシュインタビューでは、敵地で金星を挙げたレアル・マドリード陣営の充実感と、今季初黒星を喫したFCバルセロナ陣営の自責と巻き返しへの決意が対照的に語られた。

レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は、「素晴らしい試合だった。サッカーを愛するすべての人が見入るような極めてハイレベルな戦いであり、選手たちは信じられないほどの集中力と組織力、そして相手の強いプレッシャーに対して自陣からボールを繋いで出ていく勇気を見せてくれた。後半に相手が強く反撃に出て同点に追いつかれた時も、我々は一切冷静さを失わなかった。運に恵まれて勝つこともできるが、今日の我々は落ち着きとすべての正当な価値をもって勝利を掴み取った」と誇らしげに語った。また、審判の裁きを称えつつも「60分にジョアン・カンセロがヤン・ディオマンデの足に放ったタックルは、VARが眠っていたとしか思えない明確なレッドカード対象だった」と持論を展開。ラミン・ヤマルのマークを担当したククレジャについては「非常に賢く素晴らしい選手であるラミン・ヤマルとの難しい局面を、ククレジャは見事に凌ぎ切ってくれた」と称え、「カンプ・ノウで勝ったからといって満足してはならない。我々はカンプ・ノウで勝つためではなく、リーグチャンピオンになるために戦っているのだ」と兜の緒を締めた。

FCバルセロナのペドリは「全体的に自分たちのベストな試合ができなかった。特に前半は自分たちらしさを欠いており、ボール回しのテンポが非常に遅く、危険なエリアでの不必要なボールロストを連発してしまった。レアル・マドリードのような強力な相手に対して、そうしたミスは命取りになる。後半に同点に追いつき持ち直したものの、警戒していた相手のカウンターに対応しきれず2点目を許してしまった。大声援を送ってくれたサポーターに勝利を捧げられず本当に悲しいが、リーグ戦はまだ非常に長い。これでリーグが終わるわけではないので、頭を冷やして前に進む」と反省の弁を述べた。

また、155日ぶりに実戦復帰を果たしたフレンキー・デ・ヨングは「ホームのクラシコで敗れるのは本当に痛い。だが、僕たちは依然として首位に立っている。いつも通りの流暢なポゼッションができずボールを失ってしまったことが、相手の強みである速攻を招いてしまった。この苦しい1週間を乗り越え、チーム全員で再び立ち上がらなければならない」と力強く前を向いた。

FCバルセロナ 対 レアル・マドリード の背景データ

順位

順位クラブ試合勝分負得失差点直近
1 FCバルセロナ 11 10 0 1 46 12 +34 30 WLWWW
3 レアル・マドリード 11 9 0 2 28 10 +18 27 WWWWL
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