イブラヒマ・コナテの公式診断発表と復帰ロードマップ

フランス代表の集中合宿中に右膝の違和感を覚えて途中離脱していたディフェンダーのイブラヒマ・コナテについて、クラブの医療部門による精密検査が行われ、正式な医療診断が発表されました。診断結果は右足側副靭帯の損傷であり、クラブ側は今後の経過を注意深く観察するとしています。

幸いにも深刻な大ケガではないとみられており、離脱期間はおよそ2週間から3週間程度と予測されています。これにより、代表ウィークの空白期間をフルに活用して治療に充てることが可能となりました。

復帰のターゲットとして設定されているのは、代表ウィーク明けとなる10月10日のラ・リーガ第10節ビジャレアル戦です。この試合では、アトレティコ・マドリードとのダービーマッチで一発退場となったディアン・ウイセンが出場停止となるため、イブラヒマ・コナテが間に合わなかった場合、モウリーニョ監督はアントニオ・リュディガーとラウル・アセンシオという実戦経験のない未検証のセンターバックコンビを起用せざるを得なくなります。仮にビジャレアル戦に間に合わない場合でも、10月14日に行われるチャンピオンズリーグのASローマ戦での復帰が見込まれています。エデル・ミリトンやフェルランド・メンディの負傷離脱が続く中、モウリーニョ監督にとって守備陣のやりくりは非常に繊細な舵取りが求められています。(via MARCA)

ジョゼ・モウリーニョのケガ防止改革とバルベルデ負傷の誤算

モウリーニョ監督が着任してからの100日間で最も情熱を傾けてきた課題の一つが、昨シーズンに約50件もの負傷者が発生し通算1400日以上も選手が離脱した惨状の再発防止でした。

指揮官はスポーツサイエンスを導入し、プレシーズンからの徹底した予防プログラムや個別の負荷管理を実施してきました。ラヨ・バジェカーノ戦においてフェデ・バルベルデに軽度の異変を察知した際、前半終了時点で即座にベンチへ下げた対応は、その徹底した危機管理の表れでした。さらに、フィジカルコーチのアントニオ・ピントゥスやニコ・ミヒッチ医師の復帰、モナコから招聘したアレクサンドル・クルゼ医師、ジョゼ・モウリーニョの参謀であるサンドロ・カリソら専門家の結集により組織再編を進めていました。

しかし、アトレティコ戦でのイ・カンインによる強烈なタックルでバルベルデが左足首のグレード3の重度挫傷を負い、予防策では防ぎようのない不可抗力の接触事故によって計画は大きな修正を余儀なくされました。バルベルデの離脱に伴い、中盤ではベルナルド・シウバをチュアメニの相棒に据えるなど、戦術的な再構築が急速に進められています。(via SPORT)