2026-27シーズン 年間パスキャンペーン開始

🎫 6月9日(火)より、2026-27シーズンの年間パス(アボノ)キャンペーンが公式にスタートしました。来季はバレンシアにとってメスタージャで過ごす最後のシーズンとなります。プリメーラ最古の歴史を持ち、創立103年、3000試合以上を開催してきた神殿への別れを告げる特別な1年です。

🏟️ 今季はラ・リーガと国王杯合わせて898,367人(平均44,918人、収容率90.5%)を動員し、21世紀の最高記録を樹立しました。12試合でチケットが完売し、レアル・マドリード戦では47,537人を記録する熱狂ぶりでした。

🎥 「メスタージャは永遠だ(Mestalla es eterno / バレンシア語: Mestalla ès etern)」というスローガンのもと、プロモーション映像が公開されました。映画用フィルムで撮影されたこの映像には、クラブの歴史を彩る小ネタ(イースターエッグ)が満載です。30年代のパス、71年のサリアでのリーグ優勝、49年間身元不明だった熱狂的ファン「サリアの少女(マリア・テレサ・ベレンゲル)」の再現、90年代のゴール裏の応援旗やマッチデープログラム、撤去された古い看板、昔のクラブ雑誌、ミスタのユニフォーム、90年代のプーマに似た復刻ユニフォームなどが登場します。

🗣️ 映像のナレーションは感動的なメッセージで構成されています。

『父はいつも、メスタージャは神殿だと言っていた。火薬と色彩の午後を生きてきた場所だと。どの座席も100の異なる物語を語ってくれる。ああ、ごめん! メスタージャは、バレンシアニスタが永遠に生きる場所。永遠の存在になれる場所。2004年のダブル達成チームのように。私たちを世界最高のチームにしてくれた。71年の情熱。そして天空のゴールでの爆竹の音。モンテスやクベルスの初期の時代さえも。電撃的なフォワード陣を経て。永遠の感情。これらの座席は、私たちが息を切らすほど最悪な状態も見てきた。なぜなら、メスタージャに来ることは歴史の旅だからだ。お水ちょうだい。125ペセタね。そして今日、スタンドには誰も欠けていない。もういない人たちさえも。お父さん? うん、ごめんね。僕の席でもあるの?』

💳 パスの詳細は以下の通りです。

価格は据え置きで平均475ユーロ。ラ・リーガと国王杯の全試合が含まれます。チケット販売用に約6500席を確保するため、現在の40,174人のソシオ数を維持し、新規受付は行われません。唯一、若者向けのアニメーションスタンド(旧クルバ・ノルド、16〜30歳限定、価格310ユーロ)のみ約200席の新規枠が用意されており、ここにはトロフェウ・タロンハの試合も含まれます。

🎁 今季のパスは、メスタージャ最終年を記念した物理パスが配布されます(自宅に届くまではデジタル版が利用可能)。さらに、9月には生誕80周年を迎える伝説的選手ペペ・クララムントを称えるコレクターズ・パスも販売予定です。

💰 割引制度も充実しており、併用が可能です。

昨季出席率100%で15%オフ

昨季出席率80%で10%オフ

インファンティル(2010年6月1日以降生まれ)は50%オフ

フベニル(2001年6月1日〜2010年6月30日生まれ)と65歳以上は10%オフ

11株以上保有の株主は5%オフ(以前の10%から引き下げ)

🔄 また、「Asiento Libre(座席の解放)」サービスを利用すれば、次回更新時に最大50%の割引を蓄積できます。更新手続きは6月4日〜17日まで(クレジットカードまたはローン)行われ、銀行引き落としは7月2日に実施されます。同日にソシオポータルも稼働し、アニメーションスタンドの新規・変更受付は7月7日までとなります。

🏗️ 新スタジアム「ノウ・メスタージャ」への移行を控え、現在のソシオには座席選択の優先権が与えられます。クラブは新スタジアムで5万人のソシオ獲得を目指し、ウェイティングリストの作成も進めています。なお、一般向けのチケット単価は約15%値上げされる予定です。

(via ElDesmarque)

新メスタージャ建設の進捗状況

🏗️ 今年1月から約30か月の工期で建設が再開されたノウ・メスタージャ。2009年に工事がストップして以来、市との合意変更などを経て20年越しでついに本格稼働し、2027-28シーズンからの使用開始を目指しています。

📱 遠隔でバレンシアCFの会長を務めるキアット・リム氏が自身のInstagramストーリーを更新し、工事の進捗をアピールしました。2025年12月時点のスタジアムの骨組みだけの写真と、2026年6月現在の最新画像を比較し、2022年の取締役就任、そして2025年のレイフン・チャン氏に代わる会長就任からの自身の成果として誇らしげに報告しています。彼はバレンシアを訪れるたびに必ず現場へ足を運んでおり、新スタジアム建設は彼の任期における重要なプロジェクトとなっています。

(via SPORT)

右サイドバックの補強動向

🛡️ バレンシアの今夏の補強は、右サイドバックの確保からスタートしています。クラブは25人のトップチーム登録枠(開幕に間に合わない負傷者4名を含む)と3人のU-23枠での編成を計画していますが、現在のスカッドには右サイドバックがゼロという緊急事態に陥っています。

🚑 ディミトリ・フルキエが負傷し復帰の目処が立っていない上、ティエリ・レンダルとレンソ・サラビアがチームを去る見込みであるためです。そのため、クラブは右サイドバックに2人の選手を求めています。

🎯 1人はシーズンを通してレギュラーを張れる絶対的な実力者です。もう1人はトップチームの登録枠を消費しないU-23の選手となります。レギュラー候補としては、アストン・ヴィラのアンドレス・ガルシアが最も好まれていますが、トマ・ムニエのようなベテラン実力派もリストに挙がっています。

✈️ なお、以前から関心を寄せていたマジョルカのパブロ・マフェオについては、バレンシアから具体的なアプローチがなく、彼は300万ユーロでメンディリバル監督率いるオリンピアコスへ移籍することになりました。

(via ElDesmarque)

ファンが選ぶ来季の戦力と放出候補

📉 来季は欧州大会への出場権を逃し、クラブ史上最長となる欧州の舞台から遠ざかる期間を更新することになったバレンシア。アリウ・ディエングとデ・ハースの獲得、ストーレ・ディミトリエフスキの契約延長がすでに進んでいる中、飽和状態のスカッドを整理するための放出が急務となっています。地元メディアのアンケートで1000人以上のファンが投票し、来季の陣容に対するシビアなジャッジが下されました。

❌ まずは絶対に退団させるべきとファンに見限られた放出希望の選手たちです。

ジュレン・アギレサバラは94%が買取オプション行使に反対。

ムクタール・ディアカビは82%が契約解除を支持。

ティエリ・レンダルは92%、レンソ・サラビアは81%が退団を支持。ディミトリ・フルキエも92%が売却に賛成しています。

中盤では、バティスト・サンタマリアの退団に95%が賛成し、契約延長したばかりのアンドレ・アルメイダでさえ78%が退団を希望しています。アルナウト・ダンジュマ(77%)、ダニ・ラバ(81%)も構想外扱いです。

前線では、ルーカス・ベルトランが態度は評価されつつもゴール不足から75%が買取や残留に反対しています。

✅ 一方で、ファンが残留を希望・支持した選手たちもいます。

GKではディミトリエフスキが97%の支持で残留を求められ、クリスティアン・リベロも第3GKとして66%の支持を得ました。

🛡️ ディフェンス陣では、キャプテンのホセ・ルイス・ガヤが81%でアンタッチャブルな存在。ヘスス・バスケスも90%の支持で若手カンテラーノとして信頼を勝ち取りました。ウナイ・ヌニェスは78%、セサル・タレガは78%、コペテは62%が残留を希望。エライ・キュマルトはクラブが放出方針ながらもファンからは54%でギリギリ残留支持を得ています。

⚙️ 中盤では、ハビ・ゲラが驚異の97%で満場一致の残留希望。ギド・ロドリゲスの契約延長にも93%が賛成しています。ペペル(81%)やフィリップ・ウグリニッチ(82%)も高く評価されています。

⚽ 前線では、ルイス・リオハがピッチ上の誠実さで90%の支持。ウマル・サディクも85%と人気が高いです。大ケガで長期離脱となるディエゴ・ロペスには78%が強い復帰を願い、エースのウーゴ・ドゥロも79%が残留を支持。後半戦の活躍で評価を覆したラルジ・ラマザニは70%の支持を得ており、クラブも完全移籍での獲得を望んでいます。

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

記念すべきメスタージャでの最終シーズンに向けた年間パスキャンペーンが開始され、ファンに感動を呼ぶプロモーションが行われています。一方でピッチ上に目を向けると、右サイドバックの全滅という緊急事態や、ファンの厳しい目が光るスカッド整理など、フロントは新スタジアム移行を見据えながら多くの課題に取り組む必要があります。