ペトロ・デ・ルアンダとのプレシーズン初戦で敗戦
⚽ バレンシアの2026/2027プレシーズンがスタートしました。カルロス・コルベラン監督にとって初のテストマッチは、ジローナのロイヤルベルド・トレーニングセンターにて無観客の練習試合として行われました。相手はアフリカの強豪であり、公式タイトル44個を誇るアンゴラ1部リーグのジラボラ王者、アトレティコ・ペトロレオス・デ・ルアンダです。結果は1-3での敗戦となり、バレンシアの唯一のゴールはウマル・サディクが記録しました。クラブ自体はこの試合を公式な親善試合ではなくトレーニングの一環として位置づけており、コルベラン監督も結果よりもフィジカルの負荷を蓄積すること、出場時間の分配、そして戦術コンセプトの導入を優先しました。この試合では、新加入のオランダ人CBユスティン・デ・ハースとマリ人MFアリウ・ディエンがデビューを飾っています。 (via Estadio Deportivo)
📺 なお、無観客試合であったため、クラブTVなどでの中継も行われませんでした。 (via ElDesmarque)
結果と得点者以外の詳細は明かされず、チームはすでに本格的な準備段階に入っています。 (via Mundo Deportivo)
プレシーズンの今後のスケジュールと開幕戦の変更
🗓 ジローナでのキャンプを終えたチームはバレンシアへ帰還しました。日曜日には休養が与えられ、選手たちは家族や友人と一緒にワールドカップのスペイン対アルゼンチンの決勝戦を観戦する予定です。そして月曜日からはパテルナ練習場でトレーニングを再開します。今後の親善試合の予定としては、7月22日(水)にCDエルデンセ、7月25日(土)にCDカステリョンとアントニオ・プチャデス・スタジアムで対戦します。その後、イギリスへ渡りダービー・カウンティ、ストーク・シティとの試合を経て、8月8日には本拠地メスタージャでニューカッスルを相手に伝統のトロフェオ・ナランハを戦います。
🚨 なお、ラ・リーガの開幕戦に予定されていたレアル・ベティス戦が延期されたため、リーグ初戦は8月22日のセルタ・デ・ビーゴ戦(メスタージャ)に変更されました。これに伴い、ニューカッスル戦からセルタ戦までの間に親善試合を1試合追加するようフロントが動いていますが、他クラブのリーグ戦が始まる時期と重なるため対戦相手探しは難航しています。 (via SPORT)
佐藤龍之介の熱唱とカンテラ招集・負傷者情報
🎤 新加入の日本人アタッカー、佐藤龍之介やその他の数選手は、フィジカルコンディションがまだ100%ではないため、ペトロ・デ・ルアンダ戦は欠場しました。しかし、ピッチ外ではすっかりチームに馴染んでいるようです。ウーゴ・ドゥロのInstagramで公開された動画では、バレンシアの恒例行事である新入団選手の歓迎儀式で、佐藤がステージからお辞儀をした後、PSYの世界的なヒット曲「江南スタイル」を全力のダンスとともに披露する様子が収められています。これには選手やコーチ陣も大笑いして拍手喝采を送り、彼の人間性と明るいキャラクター、そしてサッカーの質を高く評価する出来事となりました。ペナルティエリア外でのパフォーマンスで、彼はすでにチームの心を掴んでいます。 (via ElDesmarque)
🏥 一方、負傷者の情報としてディミトリ・フウルキエが欠場し、マリオ・ドミンゲスも打撲を抱えていました。また、今キャンプには9人のカンテラーノ(ビセント・アブリル、アライン・ゴメス、イケル・コルドバ、ルボ・イランソ、アモス・ワンジャラ、ロドリゴ・ガモン、アーロン・マヨル、ダビド・オトルビ、マリオ・ドミンゲス)が招集され、トップチームの選手たちとともに汗を流しています。 (via ElDesmarque)
ジェンク・オズカチャルのトラブゾンスポル完全移籍が決定
✈️ ディフェンダーのジェンク・オズカチャルが、トルコのトラブゾンスポルへ完全移籍することが公式に発表されました。移籍金は170万ユーロとなります。バレンシアとはあと2年の契約を残していましたが、コルベラン監督の構想外となっており、バジャドリードやケルン(買取オプション200万ユーロは行使されず)へのレンタルを経て、今回3度目の移籍で完全にクラブを離れることになりました。クラブはこれにより給与負担を減らし、選手枠を空け、過去に支払った移籍金(500万ユーロ)の約3分の1を回収した形です。
🤝 オズカチャルには移籍先を探すために1週間の猶予が与えられ、紳士協定によりプレシーズンキャンプには参加せずバレンシアに残っていました。当初はドイツ行きを希望していたものの、8ヶ月前に新婚の妻であるヒラ・ヌルと共に黒海沿岸のトラブゾンを訪れて街や気候を気に入っていたことが、今回のオファーを受け入れる決定打となりました。
クラブは公式声明で『バレンシアCFはジェンク・オズカチャルの移籍についてトラブゾンスポルと合意に達しました。2022-23シーズンにバレンシアCFに加入し、私たちのユニフォームを着て公式戦46試合に出場した同ディフェンダーは、バレンシアでの時間を終え、トルコ・スーパーリーグでキャリアを続けます。バレンシアCFはジェンク・オズカチャルのプロ意識に感謝し、彼のスポーツキャリアの新たなステージでの幸運を祈ります』と発表しています。 (via ElDesmarque)
ファン・オーフェレン獲得失敗と右SBの新たな補強ターゲット
🧤 バレンシアはGKの補強としてFCフォレンダムに所属する身長1.99mの22歳、ケイン・ファン・オーフェレンを狙っており、選手とは5年契約で基本合意に達していました。リサンドロ・イセイが調整するスポーツ部門とオランダ人のハンス・ギルハウスが非常に高く評価していた選手です。しかし、イングランドのイプスウィッチ・タウンが400万ユーロのオファーを提示し、フォレンダムがこれを受け入れたため獲得を逃しました。バレンシアは200万ユーロ+ボーナス以上の金額を出すつもりはありませんでした。
この方針転換の背景には、トーマス・ムニエがバレンシアとの約束を反故にしてサンダーランドへ移籍したため、優先事項が右サイドバックの補強へと変わり、限られた資金をそちらに回す決断をしたことがあります。 (via ElDesmarque)
🛡 その右サイドバックの新たなターゲットとして、ハンブルガーSVを契約満了で退団したフランス人DFウィリアム・ミケルブランシスや、アルメリアに所属するオランダ人DFダジロ・チリノの名前が挙がっています。アルメリアはチリノの移籍金を1500万ユーロに設定しているとされています。 (via Mundo Deportivo)
ラルジ・ラマザニ復帰の噂と選手たちの反応
🔄 リーズ・ユナイテッドに所属するサイドアタッカー、ラルジ・ラマザニのバレンシア復帰の噂が過熱しています。バレンシアのスポーツ部門を束ねるロン・ガーレイとリサンドロ・イセイは、トップチームの25人+U-23の3枠のうちの1つを彼のために空けているとされています。ラマザニ自身も復帰を熱望しており、ウマル・サディクがInstagramで「いいね」をしたサディク、ハビ・ゲラ、ヘスス・バスケスの3人が写った写真に対し、ラマザニが『あと1人足りない』とコメントを残し、復帰への意欲をアピールしました。
🗣 ハビ・ゲラもTribuna Deportivaのインタビューで次のように語っています。
『ラマザニは一番気が合うチームメイトでした。ロッカールームでも隣同士に座っていて、最近どうしているか状況を聞いたりしていました。Instagramで彼について投稿したら少し騒ぎになってしまいましたね。彼が来られる状況になることを願っています。彼がやる気になってくれれば、チームに多くのものをもたらしてくれます』
バレンシアは夏の初めにガーレイがイギリスへ行った際にも完全移籍での獲得を試みましたが、その時はリーズの要求額が高すぎたため見送っていました。バレンシアは佐藤に加えてもう1〜2人のサイドアタッカーを獲得したい考えです。彼が給与を下げて移籍や買取オプション付きレンタルを容認するかが鍵となります。契約は残り2年となっています。 (via ElDesmarque)
小ネタ:アラベスのマリアーノの昨季最終戦
👀 アラベスに所属するFWマリアーノ・ディアスがプレシーズンマッチでゴールを記録したという話題の中で、彼が昨シーズン最後に出場した試合が3月8日のバレンシア戦であったことが言及されています。この試合でマリアーノはわずか7分間プレーし、アラベスはバレンシアに敗北を喫しています。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
コルベラン体制でのプレシーズン初戦は黒星となりましたが、新戦力のデビューや佐藤のチームへの順応など明るい話題もありました。移籍市場ではオズカチャルの完全移籍が決定し、今後は緊急の課題となった右サイドバックや、ラマザニをはじめとするサイドアタッカーの補強に注目が集まります。