ゲローナFC

昨シーズンに降格の苦汁をなめたゲローナFCは、アヤックスの監督へと就任したミシェル監督の後任としてキキ・アルバレス新監督を招聘し、新たなスタートを切りました。移籍市場では、デイリー・ブリント、ジョエル・ロカ、アクセル・ヴィツェルといった主軸が去り、エチェベリ、レマル、ヴィトール・ヘイス、そしてテア・シュテーゲンらのレンタル契約満了による退団に伴い、大規模な血の入れ替えを断行。その中で、オレクサンドル・ピシュチュルやイザン・ゴンサレス、そしてサウジアラビアのアル・イテハドから買い取りオプション付きレンタルで復帰した21歳のウナイ・エルナンデスといった若い才能を補強しました。エルナンデスはゲローナの下部組織で7シーズン過ごし、2021年12月にミシェル監督の下でトップチーム練習に初招集、2022年にはウエスカ遠征にも帯同した生え抜きの逸材です。その後バルサのラ・マシアへと渡り、プレシーズンマッチのヴィッセル神戸戦でトップデビューを果たした後、2025年1月にアル・イテハドへ売却されてアル・シャバブへのレンタルを経て古巣に戻ってきました。一方で、チームの精神的支柱であるストゥアーニやダビド・ロペスとの契約更新にも成功しています。ファンもこの再起のプロジェクトを強力に支持しており、年間シートホルダー数は史上最高記録となる10,000人に到達し、年間シート更新率は驚異的な96.6%を記録しました。さらにウェイティングリストからは532人の新規会員が登録されており、熱狂的な本拠地モンティリビの後押しを背に、1年での1部復帰へ向けて闘志を燃やしています。(via Esport3)

RCDマジョルカ

マジョルカは1,903日ぶりにセグンダの舞台へと帰ってきました。夏のプレシーズンで圧倒的な仕上がりを見せたことで、現地メディアやライバル勢からは昇格の最有力候補、ひいては優勝候補の筆頭として大きな期待を背負っています。夏の市場では、トニ・クロースの後継者候補とも評されるパブロ・トーレ、DFマルティン・ヴァリェント、戻ってきたDFアルナウ・プッチマル、そしてチームの心臓であるセルジ・ダルデルといった1部クラスのタレントの引き留めに成功。さらに、補強面でもクラブ史上最高額の売却劇を演じたFCアンドラから250万ユーロでジョセップ・セルダを完全移籍で獲得。さらにリアル・サラゴサから19歳の快速ウイング、アドリアン・リソを期限付き移籍で獲得しました。このリソの契約には、マジョルカが1部昇格を果たすか、あるいはリソが今季公式戦で24試合以上に先発出場するか、あるいは計45分間以上プレーした場合に、自動的に買い取り義務が発動する条項が含まれています。買い取り額は350万ユーロを超え、400万ユーロ近くに達する見込みで、さらにサラゴサ側は将来の売却益の20〜30%を確保しています。マジョルカは今夏のレンタル料として500,000ユーロを支払い、買い取りが実行されれば2031年までの4年契約が結ばれます。リソの獲得を巡ってはベネツィアやヘタフェも巨額のオファーを提示していましたが、マジョルカの熱意が選手の心を動かしました。リソは公式インタビューで『非常にコンディションが良く、この素晴らしい挑戦に興奮している。自分は謙虚な男であり、監督が求めるポジションならどこでも全力を尽くす。ピッチで何も残さないほどすべてを出し切る選手がファンに愛されると信じている』と決意を語っています。守備陣にはさらにアーロン・テナスも加わり万全の布陣です。ルイス・ガルシア監督率いるチームは、エスパニョールとの開幕戦に臨みますが、降格直後の開幕戦で勝てないという歴史的なジンクス(2013/14年のサバデル戦0-4敗戦、2020/21年のラージョ戦0-1敗戦)の打破に挑みます。先発右サイドバックはカラタユドが優勢ですが、病み上がりのアルナウ・プッチマルも控えており、ウイングにはアントニウ・ロカかアレックス・サラを起用する予定です。(via SPORT)

レアル・バリャドリード

マジョルカとの開幕戦を控えるレアル・バリャドリードは、ラ・リーガの選手登録制限により、緊迫した状況のまま新シーズンを迎えることになりました。フラン・エスコリバ監督率いるチームは、24名の遠征メンバーをマジョルカ島へ連れて行きましたが、その一方で移籍市場や財務規制の歪みから、主力を含む計9名の選手が未登録のまま蚊帳の外に置かれています。その未登録リストには、ユリッチ、マルコス・アンドレ、アレックス・バルボア、ラバニーノ、ミシュラン、アマット、メセゲル、コケ、およびギジェ・ブエノといった主力や新戦力の名前が並んでおり、開幕直前までクラブは登録枠確保のための人員整理に追われています。プレシーズンは5試合を戦い、コリア戦(4-1)、ヒムナスティカ・セゴビアナ戦(0-3)、スポルティング・ヒホン戦(2-4)で3勝を挙げ、ヘタフェ戦でドロー(0-0)、フローニンゲン戦で唯一の黒星(1-0)を喫するという上々の内容で本番を迎えました。新指揮官のエスクリバ監督は敵地での戦いに向けて『マジョルカはセグンダに降格すべきではなかったチーム。このカテゴリーにおいて最高レベルのスカッドを擁している』とリスペクトを示しつつも、勝ち点3の獲得に向けて執念をのぞかせています。(via SPORT)

レアル・オビエド

ファンに愛されたレジェンド、サンティ・カソルラが今季はピッチ上ではなく、キックオフの儀式としてサークルの中心からボールを蹴り出すことで新シーズンの幕を開けます。昨季プレーオフ決勝での悔しい敗戦を経て、新たに就任したジュリアン・カレーロ監督は、サポーターに対し『過去の痛みはすべて忘れ、前を向いて未来を切り拓こう』と熱いメッセージを送り、ピッチ外からチームを活気づけています。システムは4-2-3-1を基本骨格とし、状況に応じて柔軟に可変するアグレッシブなハイプレスのスタイルを確立。フロントもカレーロ監督の要望を叶える素晴らしい移籍市場を送り、新戦力の多くが開幕に間に合う完璧なスケジュールでチームに合流しました。先発メンバーの守護神にはアーロンが入る見込みで、右サイドバックには怪我上がりのナチョ・ビダルやアイサルの状態を考慮してアルダソロをスクランブル起用するプランをテスト。中盤の底にはヨウネスとレイナのコンビを置き、前線にはパブロ・サエンス、ビジャエルモサ、ハコボ、そしてエースのクリス・ラモスを配する強力な布陣で開幕オビエド戦へ挑みます。(via SPORT)

グラナダCF

昨季の降格により大きな失望を味わったグラナダCFは、パチェタ監督の下でピッチ内のアイデンティティを根本から見直す改革を進めています。昨季は移籍市場の締め切り直前まで慌ただしい選手の売買や補強交渉に追われ、チームの軸が定まらないままシーズンを過ごしましたが、今夏のフロントは極めて穏やかなアプローチを採用。他クラブの市場での狂騒に巻き込まれることなく、将来性の高い若手有望株の獲得にリソースを集中させました。さらに、マドリードなどで好事例を見せた『カンテラーノ(下部組織出身選手)をトップチームへ積極登用する』という育成重視のクラブ哲学へ完全にシフトし、プレシーズン中も下部組織の若い才能たちに実戦経験を積ませることに注力。このアプローチはサポーターからも大きな賛同を得ており、オビエドとの開幕戦に向けて、新しいグラナダの姿を示す準備を静かに整えています。(via SPORT)

CEサバデル

サバデルはプレーオフ決勝にて Nova Creu Alta で Zamora を撃破し、5年ぶりとなるプロリーグ(セグンダ)への劇的な復帰を成し遂げました。チームを率いるのは、プロリーグ全体で最年少となる31歳のフェラン・コスタ監督です。青年指揮官は、昨季の昇格を成し遂げた熱狂の熱をそのまま維持し、勢いに乗ってセグンダでの残留、ひいては定着を最大の目標に掲げています。フロントは昨季の主力をほぼ維持することに成功した上で、ペレ・ポンス、エドガル・ゴンサレス、およびヤニス・ラマニといった経験豊富な実力者を各ポジションに補強し、若いチームに戦術的な深みを加えました。スタジアムの改修や更衣室のリニューアル工事が進む中、開幕戦では歴史あるEl Molinónに乗り込み、スポルティング・ヒホンとのアウェイゲームという過酷な試練に立ち向かいます。(via Esport3)

FCアンドラ

ヘラルド・ピケ氏がオーナーを務めるFCアンドラは、プロリーグへの復帰を果たした今シーズン、カルレス・マンソ新監督を迎えて更なる高みを目指しています。マンソ監督は『我々には超えるべき限界など存在しない。ピッチ上で主導権を握り、ボールを奪われた瞬間からアグレッシブにプレスを仕掛け、常に敵陣でプレーし続ける攻撃的なサッカーを体現する』と不敵な野心を口にしました。移籍市場では合計12名という極めて大規模な補強を敢行。その中には、ゲローナから獲得した守護神パウ・ロペスや、昨季のコパ・カタルーニャの覇者エウロパに所属し、カテゴリー1位となる25ゴールを挙げて得点王に輝いた快速フォワード、ジョディ・カノの名前が含まれています。一方で、マジョルカへ売却したジョセップ・セルダの移籍金は250万ユーロに達し、クラブの歴史上最も高額な売却収益をもたらしました。本拠地であるエンカンプのFAFスタジアムを難攻不落の要塞にすることを目指していますが、リーグ登録手続きが難航しており、現時点でリーグ公式サイトに正式登録されているのはパウ・ロペス、アンドニ、スパーツ、ソロサバル、ナチョ・キンタナ、シディベの6選手のみ。ガエル・アロンソ、ラウタロ、およびル・ノルマンの3名は怪我やコンディション不良により開幕セウタ戦の欠場が確定しています。(via Esport3)

スポルティング・デ・ヒホン

スポルティングは新たにニコラス・ラルカモン監督を招聘し、1部昇格への執念を見せています。ラルカモン監督は、21世紀以降のクラブ史において開幕戦でトップチームデビューを飾る8人目の指揮官となりました。移籍市場では、セスク・ファブレガス監督率いるイタリアのコモから19歳の有望なディフェンダー、アンドレス・クエンカをレンタルで獲得することに合意。メディカルチェックを経て月曜日のサバデルとの開幕戦メンバーに登録される予定で、これで最終ラインの補強は完了しました。フロントはさらに攻撃陣の強化を目指しており、ジョナサン・ドゥバシンの穴を埋めるストライカーとして、イタリアに所属するアントニオ・カサスに熱視線を送っています。また、クラブはソシオ向けの画期的な観客動員プラン『プラス・スポルティング』を発表。リーグ戦のホームゲーム全試合に出席したソシオに『ゴールドレベル』の資格を翌シーズンのシート更新時に5%の割引と共に適用します。仕事などでスタジアムに行けない場合はメンバー用アプリからデジタルカードを他人に譲渡することが可能。クラブへシートを返却し、そのチケットが一般に転売された場合はチケット価格の30%を最大25%まで更新料から差し引くという、先進的なサポーター還元策を導入してスタジアムの熱量を高めています。また、選手たちはMareoの練習施設にて、元審判員のロペス・トカ氏を講師に招き、新シーズンから適用される厳格な新規律やレフェリングについての勉強会を実施しました。(via SPORT)

CDカステリョン

カステリョンは開幕戦でレアル・ソシエダB(サンセ)のホーム、ズビエタに乗り込み、立ち上がりから素晴らしいパフォーマンスを披露して0-1の完封勝利を飾りました。セグンダでの開幕戦において直近2シーズンはエイバル(2024年)とサンタンデール(2025年)を相手に連敗を喫していましたが、その悪癖を見事に一掃。試合開始わずか6分、ラウル・サンチェスの鋭いクロスに対し、相手ディフェンダーのキタの一瞬の隙を突いてゴール前に侵入したストライカーのウスマヌ・カマラが、泥臭くネットに流し込んで電撃的な先制点を奪いました。後半からはソシエダBが猛烈な反撃に出ましたが、守護神ロマン・マティスが驚異的なセーブを連発してゴールを死守。試合終了間際にも相手の決定的な決定機をマティスが左手一本で防ぎきり、貴重な勝ち点3をもたらしました。パブロ・エルナンデス監督は試合後、『試合を決めきれない時間帯は、当然苦しみ、ピッチ上で歯を食いしばって戦う必要があった。選手たちは驚異的な努力を見せてくれた。昨シーズンはことごとく自分たちに不利に働いたミリ単位のオフサイド判定が、今日は味方をしてくれるという幸運もあった。プリシーズンが極めて短かった中で、何よりもこの開幕戦で白星を挙げて勝ち点3を獲得できたことはチームのプロジェクトの自信となり、大きな推進力になる。ただ、我々にはまだ改善すべき戦術的ディテールが山積みだ』と語り、敵地まで駆けつけた300人以上のサポーターに感謝を捧げました。(via SPORT)

レアル・ソシエダB(サンセ)

ジョン・アンソテギ監督率いる若きサンセは、カステリョンを相手にホームで押し込みながらも、不運が重なり0-1の惜敗を喫しました。この開幕戦に際し、サンセは極めて厳しい戦力低下を余儀なくされていました。トップチームを指揮するマタラッツォ監督が、プレミアリーグのチェルシーとの大一番(スタンフォード・ブリッジ)に臨むにあたり、昨季のセグンダでカステリョン相手に2ゴールを決めて4-2の勝利の立役者となったオチエンを含む、主力の5選手をファーストチームに緊急帯同させたためです。前半早々に失点を許したサンセでしたが、後半からは圧倒的な運動量とインテンシティで試合を支配。ゴルカ・カレーラが相手ディフェンスラインの裏へ完璧に抜け出してネットを2度も揺らしましたが、VARによる確認の結果、いずれも膝の一部がわずか数ミリほどラインを越えていたとして、オフサイドで得点取り消しとなる悪夢のような判定に泣かされました。終了間際にもカレーラがエリア内で放った決定的なシュートは、相手GKマティスの信じられないセーブに阻まれ、最後まで相手の守備の牙城を崩すことができませんでした。(via SPORT)

カディスCF

昨季の激しい戦いの末に2部での戦いを迎えるカディスCFは、パコ・ロペス監督の下でチームのスリム化と中盤・前線の再編を精力的に推し進めています。財務バランスを保ちつつ新天地での競争力を高めるため、フロントは22歳のマリ代表MFムサ・ディアキテを、トルコ1部のチャイクル・リゼスポルへ買取オプション付きのレンタル移籍で放出。ディアキテはこれまでの2シーズンで58試合に出場して中盤のダイナモとして活躍した実績がありますが、トルコリーグの低い税制と高待遇オファーに惹かれて旅立ちました。さらに、下部組織出身の快速ウイング、イスマエル・アルバレスを3部のラージョ・マハダオンダへとレンタルで放出。アルバレスは昨季の前半戦にカディスBで5ゴール4アシストと大爆発し、後半戦はアトレティコ・サンルケーニョで2ゴール1アシストを記録した期待の若手です。また、ベルギーのKVメヘレンに所属する24歳のディフェンダー、ホセ・マルサの獲得を画策し、交渉を優位に進めていましたが、同じくマルサを熱望する1部昇格組のマラガが『1部(ラ・リーガ)でのプレー機会』というカディスには提示できない条件を突きつけて交渉に割り込んできたため、現時点でセンターバックの補強は停滞しています。(via Mundo Deportivo)

コルドバCF

コルドバCFは、2部への昇格と昨シーズンの見事な残留劇を支えたイバン・アニア監督の続投を正式に決定し、新シーズンへの船出を迎えました。アニア監督にとって、コルドバでの4シーズン連続の指揮はクラブの72年に及ぶ歴史の中で最長であり、今季の全日程を無事に終えることができれば、レジェンドであるペペ・エスカランテ監督の持つクラブ通算最多指揮記録(176試合)に次ぐ偉大なマイルストーンを樹立することになります。今季の登録上限を見据え、オーナーであるバーレーン・ビクトリアス(本拠地をバーレーン・ビクトリアス・ヌエボ・アルカンヘルへ改称)は、巨額の投資ではなく『クラブの身の丈に合った持続可能な財務・育成プロジェクト』を継続。移籍市場では、他クラブから『化ける可能性の高い若き有望な原石』を多数獲得し、アニア監督の優れた管理手腕によってピッチ上でのケミストリーを生み出す方針を採用しました。まずは難敵ブルゴスとの開幕戦(エル・プランティオ)に挑みます。(via SPORT)

ブルゴスCF

ブルゴスCFは、本拠地エル・プランティオでのコルドバCFとの開幕戦に向け、万全の準備を整えています。クラブは昨季の素晴らしい戦績によってもたらされた多額の分配金や商業パートナー契約による経済的な利益を最大限に活用し、夏の移籍市場で的確かつ強固な戦力補強を完了。1部昇格プレーオフ出場権、さらには自動昇格圏内を虎視眈々と狙える強力なスカッドを構築しました。経験値とフィジカルを高いレベルで融合させたブルゴスのサッカーはセグンダでも屈指の実力を誇ると評されており、新指揮官の下で戦術のブラッシュアップを重ね、初戦から最大の宿敵コルドバを叩き潰してスタートダッシュを決めるべく熱い闘志を燃やしています。(via SPORT)

CDテネリフェ

テネリフェは、エルデンセなどで5度の昇格を成し遂げてきた稀代の戦術家、マヌ・ギル氏をスポーツディレクター(SD)に招へいし、サラリーキャップの制限に苦しみながらも、非常にダイナミックな補強を完了しました。ギルSDは『我々の予算は極めて緊迫しており、すべてのピースをパズルのように完璧に噛み合わせる必要があった。まずは適性のない選手を6月30日までに迅速に放出し、違約金が給与制限の足かせにならないように処理した。知名度は低くとも、非常に走力があり、ダイナミックで代表経験もある若い実力者たちを世界中から集めることができた』と絶対的な自信を語っています。中盤には昨季ウエスカでほぼフル稼働した実力派の maño(アラゴン人ピボット)を獲得。生え抜きの偉大なキャプテン、アイトール・サンスが42歳で現役を引退してアルバロ・セルベラ監督のアシスタントコーチに就任したため、この新戦力の aragonés はサンスから直接許可をもらい、背番号16を着用して守備のバランスを整えます。さらに、NKブラボから獲得したスロベニア人の10番ペカル、オサスナやカディスで活躍し、35km/h以上の驚異的なスプリント力を誇る多機能ディフェンダーのモレノ、アルゼンチンから獲得した経験豊富なマウロ、ユトレヒトで35試合にフル出場した空中戦最強のセンターバックのニールなど、若い才能が多数加入。左サイドバックには、かつてほとんど稼働できなかったマルク・マテウが完璧に完治して復活を遂げ、さらにクロアチアの名門から獲得した190cm近い大型レフトバック、ユレシキンが加入したことで、左サイドの競争はかつてない激しさを見せています。また、ベティスからフリーとなった32歳のフォワード、チミ・アビラに対し、クラブは給与上限の実に15%を支払う覚悟で獲得交渉を進行中ですが、アルゼンチンのインデペンディエンテやロサリオ・セントラルも2年半契約を提示して割り込んでおり、争奪戦は激化しています。(via SPORT)

エルデンセ

限られた地方予算の中でセグンダ生存3シーズン目を迎えるエルデンセは、今季も非常に過酷なサバイバルへ身を投じます。ギルSDが退任したものの、フロントはこれまでの戦術的な骨組みを維持し、若さとハードワーク、およびピッチ上での徹底的なインテンシティを最大の武器としてチームを再編成。昨季に引き続いて強豪ひしめくリーグの中で『ジャイアントキリング』を何度も演出する準備を進めており、降格圏から遠く離れた位置を確保するために、開幕から一戦必勝の覚悟で戦う組織を作り上げています。(via SPORT)

セルタ・フォルトゥーナ

セルタの第2チームであるフォルトゥーナは、プロの舞台であるセグンダにおいて、下部組織ならではの圧倒的な走力と育成モデルの証明をかけて挑戦します。昨季は一歩届かなかったプレーオフ進出、そして1部への夢を繋ぐため、トップチームを率いるジラルデス監督の戦術的コンセプトを忠実に共有。プロの厳しい洗礼に耐えうるメンタルとフィジカルをプレシーズンで叩き込み、セグンダの猛者たちを脅かす準備を整えました。(via SPORT)

FCカルタヘナ

イニゴ・ベレス監督率いるカルタヘナは、不運とアクシデントに見舞われた極めて満身創痍な状態で、8月29日のアルヘシラスとの開幕戦に向けた最後から2番目の準備週を過ごしています。攻撃の核として期待されていたイバン・リベイロとラウル・ダコスタの2名のフォワードが、いずれもプレシーズン中に負傷して離退。さらに、中盤の要として獲得したジュー・ジュールが、祖国カメルーンへの帰国中にマラリアに感染し、ラ・アリシャカ病院に緊急入院するという最大の悲劇に見舞われました。ジュー・ジュールは危機的状況を乗り越えて退院し、リハビリを開始しているものの、ピッチ復帰には多大な時間が必要です。プレシーズンではブライトンBと引き分け、イェクラーノと0-0、エルデンセに0-3と完敗を喫して苦しんでいましたが、オリーエラ戦ではボストン・ビラップス、マルセロ・ドス・サントス(PK)、およびネナド・クリボカピッチのゴールにより3-0で見事な快勝を収めて復調の兆しを見せました。今後はエルチェ・イリシターノとの練習試合を経て、23日にカルトゥハ・スタジアムでデポルティーバ・ミネラとの伝統のカラベラ・デ・プラータ杯に挑み、本番への最終調整を行います。(via SPORT)

【本日の総括】

今シーズンのLALIGA Hypermotionは、1部から降格したゲローナFC、RCDマジョルカ、バリャドリード、レアル・オビエドなどの「超巨大クラブ」による復讐劇と、サバデルやカステリョンといった「新興昇格組」による意地が激突する、かつてないほど混沌とした勢力図が形成されています。マジョルカの規格外の補強(アドリアン・リソの獲得やセルダのクラブレコード売却など)は、セグンダにおける圧倒的な経済的格差を示している一方、サンセやカステリョン、カルタヘナのように、財務制限や主力不携帯、マラリアなどのアクシデントを乗り越えて「組織力」と「若き才能の爆発」で勝路を切り拓くチームも存在します。42試合という地獄のような長丁場のサバイバルレースにおいて、どのチームが一歩抜け出すのか、ピッチ上の熱き戦いから一瞬たりとも目が離せません。