FCカルタヘナ

イニゴ・ベレス監督率いるカルタヘナは、不運とアクシデントに見舞われた極めて満身創痍な状態で、8月29日のアルヘシラスとの開幕戦に向けた最後から2番目の準備週を過ごしています。攻撃の核として期待されていたイバン・リベイロとラウル・ダコスタの2名のフォワードが、いずれもプレシーズン中に負傷して離退。さらに、中盤の要として獲得したジュー・ジュールが、祖国カメルーンへの帰国中にマラリアに感染し、ラ・アリシャカ病院に緊急入院するという最大の悲劇に見舞われました。ジュー・ジュールは危機的状況を乗り越えて退院し、リハビリを開始しているものの、ピッチ復帰には多大な時間が必要です。プレシーズンではブライトンBと引き分け、イェクラーノと0-0、エルデンセに0-3と完敗を喫して苦しんでいましたが、オリーエラ戦ではボストン・ビラップス、マルセロ・ドス・サントス(PK)、およびネナド・クリボカピッチのゴールにより3-0で見事な快勝を収めて復調の兆しを見せました。今後はエルチェ・イリシターノとの練習試合を経て、23日にカルトゥハ・スタジアムでデポルティーバ・ミネラとの伝統のカラベラ・デ・プラータ杯に挑み、本番への最終調整を行います。(via SPORT)

【本日の総括】

今シーズンのLALIGA Hypermotionは、1部から降格したゲローナFC、RCDマジョルカ、バリャドリード、レアル・オビエドなどの「超巨大クラブ」による復讐劇と、サバデルやカステリョンといった「新興昇格組」による意地が激突する、かつてないほど混沌とした勢力図が形成されています。マジョルカの規格外の補強(アドリアン・リソの獲得やセルダのクラブレコード売却など)は、セグンダにおける圧倒的な経済的格差を示している一方、サンセやカステリョン、カルタヘナのように、財務制限や主力不携帯、マラリアなどのアクシデントを乗り越えて「組織力」と「若き才能の爆発」で勝路を切り拓くチームも存在します。42試合という地獄のような長丁場のサバイバルレースにおいて、どのチームが一歩抜け出すのか、ピッチ上の熱き戦いから一瞬たりとも目が離せません。