開幕セビージャ戦が本日キックオフ、昨季8位の誇りを胸に敵地サンチェス・ピスフアンへ

⚽ ラ・リーガ EA Sportsの26/27シーズン開幕戦が本日いよいよキックオフを迎えます。ラージョ・バジェカーノは敵地エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンに乗り込み、セビージャFCとのアウェイ戦に臨みます。試合は8月15日土曜日の21時30分に開始される予定です。昨シーズンのラージョは、ヨーロッパの舞台であるUEFAカンファレンスリーグで決勝まで進出するという歴史的な快挙を成し遂げ、国内のリーグ戦でも勝ち点50を獲得して8位という素晴らしい成績を収めました。一方のセビージャは、昨季勝ち点43の13位と苦しみ、今夏は主力のアコル・アダムスらを売却したものの、ファン・イグレシアスやジョン・グリディ、アルナ・サンガンテなどを獲得してチームを再編しています。この注目の一戦は、Movistar PlusプラットフォームのM+ LALIGA(ダイヤル54、110)、M+ LALIGA HDR(ダイヤル440、111)、および商業店舗向けのLaLiga TV Bar で生中継され、両チームの熱い戦いが幕を開けます。 (via Mundo Deportivo)

バジェカススタジアムの安全問題に伴う一時閉鎖と自治政府による直接管理

⚠️ ラージョの本拠地であるエスタディオ・デ・バジェカスを巡り、極めて深刻な問題が発生しています。スタジアムにおいて防火システム、電気設備、そして衛生面での深刻な欠陥が検出されました。これを受けて、スタジアムの法的な所有者であるマドリード自治政府が一時的に施設の直接管理権を握り、緊急の修復工事を行うことを決定しました。この工事は2ヶ月から6ヶ月に及ぶ可能性があり、この間チームは本拠地でプレーすることが不可能となりました。次節のホーム開幕戦となるデポルティーボ・アラベス戦もバジェカスで開催できない事態に直面しています。 (via Estadio Deportivo)

サポーターの怒りが爆発、マルティン・プレサ会長への退陣要求とスタジアム移転ボイコット運動

📣 バジェカスのスタジアム閉鎖と、次節デポルティーボ・アラベス戦などをレガネスの本拠地ブタルケなどの外部スタジアムで代行開催するという決定に対し、公式サポーター連盟と「Plataforma ADRV」は、バジェカス以外での主催試合には一切行かないという全面ボイコット活動(不参加運動)を正式に発表しました。ファン側は、何試合を外で戦うかの情報開示と、年間シート代の比例返金を求めています。

💼 7年来の会員であるミリアムさんは、長年にわたるずさんな管理について次のように憤っています。

『マドリード自治政府はずっと前から警告していました。昨シーズンの終わりにも彼に伝えられていたのに、彼はいつも知らん顔をして責任から逃れています。スタジアムは時代遅れで、汚くて、壊れています。試合の日に来れば自分の目で確かめられます。もっと手入れの行き届いた近隣のクラブがあるほどです。私たちはベルナベウのような豪華なスタジアムを求めているのではなく、ただ普通に安全に観戦できる場所が欲しいだけです。自分の家と同じようにスタジアムも大切にしてほしいものですが、もし自分の家もスタジアムと同じように扱っているなら恐ろしいですね。毎週汗水垂らして働く労働者階級の家庭にとって380ユーロの会員費は非常に大きな負担で、分割払いもできません。それなのに、単に他のスタジアムの席を代わりに用意すればいいという問題ではないのです。ブタルケでの開催情報なども、いつものように直前の2日前まで完全に隠されたままでした。クラブからファンに届いた情報といえば彼の母親の家に花輪が届いたというニュースだけでした。平日にレガネスで試合を行われても、働く労働者階級である私たちは行くことができません。モダンフットボールは大嫌いです。私たちは彼らのように大金持ちではなく、ただバジェカスでラージョを愛しているだけなのです。自分の歴史ある席を、流行でやってくるような人に譲りたくはありません。かつて永遠のキャプテンであるトレホが言ったように、ファンの声に耳を傾けなさい。ファンは賢明であり、あなたはそうではありません。マルティン・プレサはバジェカスから出て行くべきです』

🔥 また、ファン代表のフアンアン氏も、ラウール・マルティン・プレサ会長の経営体制がクラブに計り知れない打撃を与えているとし、下部組織(カンテラ)や女子チーム、練習施設も放置されて荒廃している実態を明かしました。

『カンテラは完全に死んでいます』

とフアンアン氏は非難し、100周年記念イベントのアイデアを盗用された過去や、1949年以来の伝統である赤い斜め帯を会長が勝手に変更した「帯の消去」などを挙げ、プレサ会長に今すぐ荷物をまとめてクラブから出ていくよう強く求めています。 (via Estadio Deportivo)

ベニャト・サン_ホセ新監督が掲げる「言い訳ゼロ」の精神と外部ノイズの遮断

🧠 イニゴ・ペレス前監督がビジャレアルへ去ったことを受け、新たに就任したベニャト・サン・ホセ監督は、敵地セビージャ戦を前にして、選手たちに対してピッチ外の狂騒や不安から完全に頭を切り替えるよう要求しました。サン・ホセ監督は、スタジアムの閉鎖やファンとの深刻な対立といった困難な状況を認めつつも、チームの最大の目標はプリメーラ残留を確定させることであり、それが早期に達成できればその先にある大きな夢を狙うことができると語りました。

🗣️ 新監督はバジェカスの状況について次のように述べています。

『誰もがこうした外部の心配事をしなくて済むことを望んでいますが、現実にそれは存在します。監督として、選手やスタッフが完全に集中しており、気を散らしてはいけないと理解しているのを見ています。すべてが解決し、第2節を私たちの本拠地で、極めて重要な存在であるサポーターの皆さんと共にプレーできることを心から信じ、期待しています。ファンが不満を抱いているのには明確な理由があります。私にできることは、ピッチの上で彼らを幸せにし、チームを誇りに思ってもらえるようにすることです。不快な外部の問題が解決されることを望みます。私は赴任したばかりで多くを語ることはできませんが、サポーターの存在がキーであることは外から見ていても十分に知っていましたし、そのように言われていました』

💪 さらに、どのようなスタジアムであっても攻撃的なプレースタイルやゲーム哲学が変わることはないと強調し、チーム全体に浸透させるべきスローガンとして「言い訳は一切しない(ゼロ・エクスキューズ)」を掲げました。

『スタジアムによってチームのプレースタイルが変わることはありません。ヨーロッパ最大の労働者街からスタジアムを奪い、素晴らしいファンからその場所を奪うのは非常に複雑な問題です。ホームでプレーできないことなど一瞬も考えたくありませんが、私たちには「言い訳は一切しない」という重要な土台があります。バジェカスでプレーしたいですが、もしマドリード自治政府の許可が下りないなら、ファンが最も足を運びやすく、応援しやすい代替スタジアムに行くだけです』

プレシーズンについては、非常に強力な強豪チームを相手に戦術的な進歩を継続できたとして、大きな手応えと自信を口にしています。 (via Estadio Deportivo)

ホルヘ・デ・フルートスへのセビージャからのアプローチを断固拒絶

🛑 移籍市場の終盤戦において、セビージャFCがラージョの主力ウイングである29歳のホルヘ・デ・フルートスの獲得に向けて調査を開始し、代理人やクラブ幹部への接触を図ったことが明らかになりました。セビージャはスイス代表ルベン・バルガスを高額で売却する計画を進めており、その代役として市場価値を1200万ユーロにまで高めたデ・フルートスを最優先ターゲットに指名しました。

🚫 しかし、セビージャのアプローチに対し、ラージョのフロントは極めて妥協のない完全な拒絶を突きつけました。デ・フルートスは2028年まで契約を残しており、ベニャト・サン・ホセ監督の新しい攻撃構築プランにおいて不可欠な絶対的中心選手として位置づけられています。クラブが彼を手放す意志は一切存在せず、交渉のテーブルに着くための唯一の条件は、5000万ユーロの契約解除金を全額一括で支払うことのみであると通告しました。この強気な姿勢は、同じく獲得を狙っていたビジャレアルに対しても一貫して貫かれています。 (via Estadio Deportivo)

チャバリアとメンディの売却がもたらした4500万ユーロ超の強固な資金力

💰 ラージョがホルヘ・デ・フルートスの交渉において極めて強気な態度を維持できる最大の理由は、今夏の市場で得た巨額の資金力にあります。チームは左サイドの要として大活躍したペップ・チャバリアをチェルシーへ、ディフェンダーのノーベル・メンディをハル・シティへそれぞれ完全移籍で売却しました。

📈 この2つの取引により、固定と変動を合わせて4500万ユーロを超える莫大な移籍金収入をキャッシュで確保しました。これにより、クラブは経営上の金銭的な心配やプレッシャーから完全に解放され、新シーズンの登録規定を余裕でクリアしただけでなく、現在のロースターにいる他の優秀な主力を売却する必要性が完全に消滅しました。なお、チェルシーへ旅立つチャバリアは、長年愛し続けてくれたバジェカスの人々に向けて、SNSを通じて

『私の心の一部は、いつまでもバジェカスのものである』

と、感動的な別れのメッセージを投稿しています。 (via Mundo Deportivo)

空白の左サイドバック補強に向けたアドリア・ペドロサとアレックス・モレノのダブル獲得プラン

🤝 ペップ・チャバリアのチェルシー移籍、および昨季まで左サイドバックを担っていたパチャ・エスピーノが契約満了に伴ってアルゼンチンのレーシング・クラブ・デ・アベジャネーダへフリーで退団したことにより、現在ラージョの左サイドバックの登録枠は完全にゼロという緊急事態に陥っています。ベニャト・サン・ホセ監督は、新シーズンを戦い抜く上で最も緊急度が高い補強ポイントとして左サイドバックの確保を強く要求しました。

📋 現在、獲得リストの最右翼として交渉が最終局面を迎えているのが、セビージャFCに所属するスペイン人レフトバック、アドリア・ペドロサです。セビージャ側は不要戦力の人員整理を急いでおり、ラージョとの間で「給与全額をラージョが負担する形での、買い取りオプション付きの1年間期限付き移籍」の条件でほぼ合意に達しています。さらに、ダビド・コベニョSDはもう一つの強力な選択肢として、かつてラージョやレアル・ベティスで活躍し、昨シーズンはジローナFCで降格の憂き目に遭って去就を模索しているアレックス・モレノの動向を追い、復帰に向けた具体的な打診を継続しています。 (via ElDesmarque)

新戦力マロシュ・クンブラとギオルギ・チタイシュヴィリの加入と登録状況

🇬🇪 ラージョはこれまでに、ローマなどでの豊富な実績を誇る頑強なアルバニア代表センターバック, マロシュ・クンブラを最初の新戦力として獲得。さらに、2人目の補強として、ユーロ2024でジョージア代表の旋風の立役者となった快速アタッカー、ギオルギ・チタイシュヴィリの獲得を完了させました。

📋 しかし、開幕戦を前にして、チタイシュヴィリは未だ登録手続きが完了していない状態にあります。クンブラについては、登録プロセスの進捗次第では開幕戦のピッチにおいて先発メンバーに入る可能性が示唆されており、新指揮官はギリギリまで公式登録の反映状況を見極めることになります。 (via ElDesmarque)

【本日の総括】

ラージョ・バジェカーノは、バジェカススタジアムの深刻な安全性欠陥による閉鎖と、それに伴うサポーター連合による代替開催へのボイコット運動という、クラブ史上類を見ないほどのピッチ外の激しい嵐の中でラ・リーガ26/27シーズンの開幕戦を迎えます。プレサ会長の悲惨な経営に対するファンの怒りが頂点に達する中、チームはチャバリアらの売却で得た4500万ユーロ以上の巨額資金力を誇り、セビージャからのデ・フルートス強奪オファーを毅然と拒絶するなど、確固たる戦力を維持しています。ベニャト・サン_ホセ新監督が掲げる「言い訳ゼロ」の精神のもと、選手たちは外部の巨大なノイズを完全に遮断し、本日21時30分に敵地サンチェス・ピスフアンでキックオフを迎えるセビージャ戦において、下町の誇りを胸に、実力でサポーターに勝利の笑顔を届けるためのサバイバルへと旅立ちます。