【今回のラインナップ】
✅ UDアルメリア: 昇格を懸けた「決勝戦」でマラガと激突、主力数名を欠く中でホーム6連勝を狙う
✅ マラガCF: 9戦無敗で敵地へ、フネス監督が「99%未発表」の奇策システムとイレブンを予告
✅ CDカステリョン: 上位対決でブルゴスに3-1の逆転勝利、5戦負けなしで自動昇格圏へ浮上
✅ ブルゴスCF: 前半の堅守から一転、後半の消極姿勢が祟りカステリョンに痛恨の3失点敗戦
✅ デポルティボ・ラ・コルーニャ: 6戦無敗で2位をキープも、不安定なホームのリアソールでミランデスを迎え撃つ
✅ CDミランデス: 降格圏に沈むも、45年間無敗を誇る超・相性の良いリアソールで大敗の雪辱を期す
✅ レアル・バジャドリード: 残留争いの中、15得点に関与する21歳の至宝「チュキ」にユベントスなど海外から熱視線
✅ レアル・サラゴサ: バジャドリードと勝ち点5差、1試合未消化の状態で過酷な残留争いの渦中に
✅ コルドバCF: アディショナルタイムの劇的弾でクルトゥラル・レオーネサに勝利、アニア監督の再編が機能
✅ クルトゥラル・レオーネサ: ホームでコルドバに1-2敗戦、最後は自クラブ育ちの選手に引導を渡される皮肉な結末
✅ エルチェCF: 肩脱臼のフォルトがアトレティコ戦で復帰濃厚、一方でイニャキ・ペーニャは控え降格の苦境
■【UDアルメリア】
自動昇格圏を追う3位(勝ち点61)で、勝ち点1差の4位マラガをホームのUDアルメリア・スタジアムに迎える重要なアンダルシアダービーを戦う。ルビ監督はこの一戦を「決勝戦」と位置づけており、今月カステリョンとラシン・サンタンデールに敗れているため、これ以上の取りこぼしは昇格争いにおいて致命傷となる。(via SPORT)
ホームでは現在6連勝中と圧倒的な強さを誇るが、ディオン・ロピが出場停止、イドリス・ババとニコ・メラメドが負傷により欠場を余儀なくされる。一方で、ギ・ゲデスが1ヶ月ぶりに戦列に復帰し、レオ・バプティスタンもメンバー入りを果たした。(via SPORT)
今季21得点を挙げてカテゴリー得点王を走るセルヒオ・アリバスをはじめ、デ・ミゲルやエンバルバといった強力な攻撃陣に加え、今夏マラガから加入したCBネルソン・モンテも古巣対決での先発が濃厚視されている。(via SPORT)
■【マラガCF】
現在4位(勝ち点60)につけ、アルメリアとの直接対決に勝利すれば、首位ラシン・サンタンデールに次ぐ暫定2位の自動昇格圏に浮上する絶好のチャンスを迎えている。チームは直近2ヶ月間、9試合連続無敗と好調を維持して敵地に乗り込む。(via SPORT)
フネス監督は戦術面で大胆な変更を示唆しており、「99%未発表のイレブンとこれまでにないシステム」を採用すると明言している。定番の4-3-3や、チュペとニーニョを前線に置く4-4-2を封印し、3バックに攻撃的な両ウイングバックを配置する形や、中盤を分厚くする布陣が予想され、ドリオがスタメンに抜擢される可能性もある。(via SPORT)
野戦病院と化しているチーム状況は厳しく、ダビド・ラルビア、ダニ・ロレンソに加え、ハムストリングの手術を受けたフアンペ、ルイスミ、パストール(登録外)が欠場し、後者3名は今季絶望となっている。唯一の朗報は、出場停止明けのイサン・メリノの復帰である。(via SPORT)
高まる昇格への機運を背景に、約1,000人のマラガサポーター(アウェイ専用席400人に加え、他スタンドにも散らばる形)がアルメリアへ駆けつけ、チームを強力に後押しする見込みだ。(via SPORT)
■【CDカステリョン】
上位を争うブルゴスとの直接対決をホームのスカイファイ・カスタリアで制し(3-1)、5試合連続負けなしを達成して自動昇格圏に浮上した。前半は不運なPKで同点に追いつかれ、相手の中低層ブロックに苦戦したものの、後半に入るとパススピードを上げて一気に相手を粉砕した。(via AS)
パブロ・エルナンデス監督は、ハーフタイム以降の戦術的修正とベンチメンバーの活躍を称賛。特に途中出場のチペンガがサイドからの1対1で優位性を作り出したこと、先制点を挙げたカマラの献身的なプレス、そしてヤコブセンのユーティリティ性を高く評価し、「残り6つの決勝戦に向けて大きな自信とモチベーションを得た」と語っている。(via AS)
スタンドでは南下段(Gol Sur Bajo)で子供たちが協力して作成した「Fondo 1922」の見事なティフォが展開され、ハーフタイムにはボールを使ったペタンク風のイベントが催されるなど大盛況。カルロス・ムニョスが参加した「ルイスミ」ペーニャの22周年記念行事も行われたほか、外国人風のファン層も地元サポーターと一体化して熱狂的な応援を繰り広げた。(via SPORT)
次節はアウェイでのマラガ戦という再びの昇格候補対決を控えている。ゲレナバレナとアルベルトが累積警告で出場停止となる一方、メジョットが復帰予定となっている。(via SPORT)
■【ブルゴスCF】
敵地でのカステリョン戦に1-3で敗れ、上位直接対決でのゴールアベレージも失う痛恨の黒星を喫した。前半は相手の攻撃をブロックでうまく吸収してPKで同点に追いついたが、同点で満足したかのような後半の消極的な姿勢が祟り、今季屈指の堅守を誇る守備陣が崩壊して3失点を許した。(via AS)
ルイス・ミゲル・ラミス監督率いるチームは、試合当日の朝にリバルタ公園で最終調整を行って試合に臨んだ。敵地には約250人の熱心なブルゴスサポーターが駆けつけ、専用スタンド(Preferencia Alta)から声援を送った。(via SPORT)
■【デポルティボ・ラ・コルーニャ】
現在2位(勝ち点61)で自動昇格圏内に位置しており、月曜日にホームのリアソールで降格圏に沈むミランデスを迎え撃つ。チームは現在リーグで2番目に良い記録となる6試合連続無敗を維持している。(via AS)
イダルゴ監督率いるチームの懸念材料は、アウェイでの強さに反してホームでの勝ち点獲得に苦労している点にある。直近のリアソールでの4試合は、サラゴサとコルドバに勝利したものの、マラガに引き分け、グラナダに敗れるなど安定感を欠いている。(via AS)
前半戦のミランデス戦では、メンディソロサで行われた試合をサカリア・エダシュリのハットトリックとルイスミ・クルスの2ゴールにより1-5で圧勝しており、今回もその再現を狙う。(via AS)
■【CDミランデス】
残留ラインから勝ち点5差の降格圏内(下から3番目)に沈む非常に厳しい状況の中、月曜日に敵地リアソールで2位デポルティボと対戦する。ヘスス・ガルバン監督の下、是が非でも勝ち点が欲しい一戦となる。(via AS)
チーム状況は最悪だが、リアソールとの相性は抜群に良い。過去5回の訪問で敗れたのは45年前のセグンダBでの1度(3-0の敗北)のみ。以降は、2015-16シーズンの国王杯での0-3の勝利や、昨季アレッシオ・リスチ監督下でイセタのハットトリックなどにより0-4で大勝した試合を含め、リアソールでは無敗を継続している。(via AS)
前半戦ではバウサの1ゴールのみに抑え込まれ1-5の歴史的大敗を喫した相手であり、得意のスタジアムでその雪辱を果たすべく闘志を燃やしている。(via AS)
■【レアル・バジャドリード】
降格圏から勝ち点5差をつけ、消化が1試合少ないレアル・サラゴサを上回る順位で残留争いの真っ只中にいる。チームの命運は、この残り試合でいかに勝ち点を積めるかに懸かっている。(via Mundo Deportivo)
カンテラ出身の21歳、イバン・サン・ホセ・カンタレホ(通称チュキ)が今季31試合で7ゴール8アシスト(合計15ゴールに関与)と大ブレイクを果たしているが、今年6月30日で契約満了となるため海外クラブの標的となっている。シュトゥットガルトやセスク率いるコモに加え、最近ではユベントスも本拠地に直接視察へ訪れている。(via Mundo Deportivo)
国内クラブやバジャドリード自身も契約延長オファーを出しているが動きが遅かったとされ、チュキ自身はクラブの2部残留が確定するまで将来の決断を下さない姿勢を貫いている。(via Mundo Deportivo)
■【レアル・サラゴサ】
バジャドリードよりも消化試合が1試合少ない状態で、降格圏と紙一重の過酷な残留争いに巻き込まれている。バジャドリードとは勝ち点5差であり、一つひとつの試合結果が運命を左右する状況にある。(via Mundo Deportivo)
■【コルドバCF】
イバン・アニア監督の下でシーズン終盤にかけて復調を見せており、アウェイでのクルトゥラル・レオーネサ戦に1-2で競り勝ち、極めて価値の高い勝ち点3を手にした。セルジ・グアルディオラをトップ下に置くなど、攻撃陣の再編が機能している。(via SPORT)
試合は後半に相手の高いディフェンスラインに苦しんだが、アディショナルタイムにアルベルト・デル・モラルの見事なスルーパスから、冬にアルカ・グディニャ(ポーランド)から加入したディエゴ・ペルカンが抜け出し、GKとの1対1を制して劇的な決勝ゴールを奪った。(via SPORT)
決勝点を決めたペルカンはレオン出身であり、育成時代を過ごした古巣のクルトゥラル・レオーネサを窮地に追い込むゴールとなったため、「自分の街のチームからゴールを奪うのは心が痛むが、今のチームへの義務がある」と語り、セレブレーションを控える姿を見せた。(via SPORT)
チームにはレアル・ソシエダからシーズン終了までのレンタルで加入している23歳のMFミケル・ゴティも在籍しており、彼は前半戦の国王杯でソシエダの一員としてゴールを決めていたため、遠く離れた地からソシエダの優勝を大いに喜んでいる。(via Estadio Deportivo)
■【クルトゥラル・レオーネサ】
ホームのレイノ・デ・レオンでコルドバに1-2で敗北を喫した。前半にバルジッチの痛恨のオウンゴールでビハインドを背負い、エドガル・バディアが守るゴールを最後まで死守しきれなかった。(via SPORT)
後半はディフェンスラインを高く設定して相手を押し込む積極的な姿勢を見せたものの、最後はかつて自クラブで育ったディエゴ・ペルカンに背後のスペースを突かれ、アディショナルタイムに決勝点を許すという皮肉な結末に終わった。(via SPORT)
■【エルチェCF】
エデル・サラビア監督が指揮を執るチームは、次戦となる水曜19時にホームのマルティネス・バレロでアトレティコ・マドリードを迎え撃つ。(via SPORT)
バルセロナからレンタル中の18歳DFエクトル・フォルトが、今週ついに医療許可を得てアトレティコ戦で復帰する見込み。フォルトはより攻撃的な位置でレギュラーを掴んでいたが、皮肉にもラージョ戦でのプロ初ゴール祝福中に相手選手と交錯して肩を脱臼し、今年に入ってから全休していた。(via SPORT)
インテル・ミラノがバストーニのトレード要員としてフォルトに強い関心を示しているとの報道があるが、本人はバルサで成功するという夢を微塵も変えておらず、エルチェ側にも買い取りオプションは存在しない。(via SPORT)
同じくバルセロナからレンタル移籍中のGKイニャキ・ペーニャは、シーズン序盤こそ正GKを務めていたものの、チームの不調と個人のミスが重なり、1月以降は完全にポジションを失ってベンチを温める日々が続いている。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
上位陣は勝ち点60〜61近辺で大混戦となっており、カステリョンの勝利とアルメリア対マラガの直接対決により、自動昇格枠の勢力図が毎節目まぐるしく入れ替わる激しいデッドヒートを迎えている。下位ではバジャドリードやサラゴサが残留に向けたし烈な争いを展開し、ミランデスは得意とするリアソールでの起死回生を狙うなど、昇格・降格ともに一切の油断が許されないサバイバルが続いている。

デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
昇格争いの直接対決では、アルメリアがホームでの強さを維持できるかが鍵となる。一方のマラガは、フネス監督が予告した「99%未発表」のシステムが吉と出るか凶と出るか。カステリョンはブルゴス戦で後半に戦術を修正し、パススピードを上げたことで試合をひっくり返した。この試合展開の切り替えや、ベンチメンバーの投入効果が、今後の昇格争いを占う上で重要な要素となるだろう。ブルゴスは前半の堅守から後半の消極性への変化が敗因となった。この試合の局面変化をどう捉え、修正できるかが今後の課題だ。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
アルメリア対マラガの一戦は、単なる昇格争い以上の意味合いを持つだろう。両チームとも「決勝戦」と位置づけるほど、クラブの今季の全てが懸かっている。特にマラガは、昇格への機運が高まる中で約1,000人のサポーターが駆けつけるという熱狂的な後押しを受けている。この一体感がチームにどう作用するか。カステリョンは、ホームでのティフォやイベントなど、サポーターとの一体感を醸成しながら自動昇格圏に浮上した。クラブの空気感が、ピッチ上のパフォーマンスにどう影響するか注目したい。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
バジャドリードの21歳MFチュキは、今季15得点に絡む活躍で海外クラブの注目を集めている。契約満了が迫る中、クラブは残留オファーを出しているが、本人は残留決定まで動かない姿勢。この状況は、クラブの編成方針と選手の将来への影響を大きく左右する。エルチェでは、バルセロナからレンタル中のフォルトが復帰する一方、GKイニャキ・ペーニャはポジションを失っている。レンタル移籍における選手の起用状況と、将来的な契約への影響も考慮すべき点だ。