プレシーズンスケジュール 🇩🇪🇮🇪🇪🇸
来季のチャンピオンズリーグ出場に向けたプレシーズンのスケジュールが固まりつつある。チームは7月7日頃にシウダ・デポルティーバ・ルイス・デル・ソルでのメディカルチェックと初期トレーニングで始動する。その後、マヌエル・ペジェグリーニ監督の意向もあり、暑さを避けてドイツでの第1次キャンプを実施する。このキャンプは7月19日か20日頃まで行われる予定だ。
スペイン帰国後、7月22日(水)20:30からトロフェオ・コロンビーノでレクレアティーボ・ウェルバと対戦する。さらに第3の親善試合として、7月25日(土)20:00からヌエボ・ロス・カルメネスでのグラナダ戦(第42回トロフェオ・シウダ・デ・グラナダ)が決定した。
その後、舞台をアイルランドに移して第2次キャンプを実施する。ここでは8月5日(水)20:30(スペイン時間)にダブリンのアビバ・スタジアムで、プレミアリーグ王者でありCL準優勝のアーセナルとの対戦が組まれている。アイルランドから帰国後は、ペジェグリーニ監督にとってお馴染みのマルベージャでの最終合宿が行われ、お盆の週末に開幕するリーグ戦に備える。
なお、21年ぶりのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したことで、ベティスは非常に魅力的な対戦相手となっており、欧州や南米の多くのクラブから親善試合の打診が殺到している。ペジェグリーニ監督の求めるレベルや条件に合わせ、今後さらに3〜4試合のテストマッチが追加される予定だ。
(via Estadio Deportivo), (via ElDesmarque)
ダニ・セバージョス 🇪🇸
ダニ・セバージョスの悲願であるベティス復帰が現実味を帯びている。30歳を目前に控えたセバージョスは、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督の構想から完全に外れ、退団を許可された。契約はまだ1年残っているものの、選手側は残りの給与(総額約800万〜1000万ユーロ)や目標達成ボーナスをすべて放棄することで、移籍金ゼロのフリーエージェントとして退団する合意に近づいている。
セバージョスにはアヤックス、フェネルバフチェ、オリンピック・マルセイユなどからオファーが届いているが、本人はそれらをすべて拒否し、ベティス復帰のみを望んでいる。3年前のホアキン・サンチェスの記念試合の際にも復帰の噂があったが、当時はマドリーとの巨額の契約延長を選んだ。しかし今回は状況が異なり、マドリー側も彼の退団によって約1000万ユーロのサラリーキャップが浮くことを前向きに捉えている。
ベティス側は、移籍金が発生しないことと、セバージョスの給与要求がクラブの厳しいサラリーキャップ内に収まることの2点を獲得の絶対条件としている。クラブは現在、セルジ・アルティミラやノーベル・メンディ(保有権80%を280万ユーロでラージョへ売却)の売却益、さらにはコモのCL出場に伴うヘスス・ロドリゲスとアサン・ディアオのボーナスなどで資金を確保し、彼を迎え入れる準備を進めている。
なお、セバージョスは現在休暇中で、マルベージャで開催中のパデル大会「Reserve Cup」にアレ・ガランらと共に参加し、リフレッシュしている。彼のSNSには同僚からのコメントだけでなく、ベティスファンからの「帰ってきて」というメッセージが多数寄せられている。
(via MARCA), (via Estadio Deportivo), (via ElDesmarque), (via SPORT)
セルジ・アルティミラ 🇪🇸
中盤の再編を進める中で、セルジ・アルティミラの売却が急務となっている。ベティスはすでに、ポルトガルのスポルティングCPと移籍金1800万ユーロ固定+400万ユーロの変動ボーナス(うち200万ユーロは達成が容易な条件)でクラブ間合意に達している。140万ユーロで獲得した選手であるため、本人と家族が保有する15%の権利を差し引いても、約1500万ユーロの純利益が見込める計算だ。
しかし、アルティミラ本人はスポルティングCP(2031年までの契約と8000万ユーロの契約解除金を提示)よりも、新たにマルティン・デミチェリスが監督に就任したドイツのRBライプツィヒへの移籍を熱望している。先日、ライプツィヒの責任者とセビージャで会談を行ったことで、その思いはさらに強まっている。
ライプツィヒからは数日中に正式なオファーが届く見込みだが、ベティスは6月30日までの決算に間に合わせるため、そして何よりダニ・セバージョス獲得の資金を確保するために、アルティミラに対してスポルティングCPとの契約を急ぐか、ライプツィヒに同額以上のオファーを出させるようプレッシャーをかけている。
(via Estadio Deportivo)
ネルソン・デオサ 🇨🇴
ネルソン・デオサの売却についても交渉が続いている。アルゼンチンのリーベル・プレートが強い関心を示しており、パブロ・ロンゴリアSDが近日中にアリカンテでの合宿に合わせてベティスの首脳陣と直接会談を持つ可能性がある。
リーベル・プレートはマウロ・アランバリ(ヘタフェから約600万ユーロで獲得)への投資を上限と考えており、デオサの保有権の50%を625万ユーロで買い取り、将来的に残り30%を追加購入するオプションを提案している。
しかし、ベティスは保有権の80%に対して一括で1000万ユーロを要求しており、この姿勢を崩していない。クラブは安売りするくらいなら、たとえ今季の決算で赤字を出してでも他クラブからのより良いオファーを待つという強気の構えを見せている。
(via Estadio Deportivo)
エズ・アブデ 🇲🇦
エズ・アブデは、モロッコ代表のW杯直前の親善試合(ノルウェー戦)で、不運にも元ベティスの同僚チャディ・リアドが右膝に乗りかかる形となり、内側側副靭帯捻挫の重傷を負ってしまった。この負傷によりW杯欠場という大きな悲劇に見舞われた。
アブデはスペインに戻り、エルチェで両親と数日過ごした後、フランスの膝の専門施設でリハビリの第一段階を完了させる予定だ。全治は5〜6週間と見込まれており、7月の第3週頃にはベティスのプレシーズンに合流できる見通しである。
怪我からわずか10日後、アブデは自身のInstagramストーリーズで、痛みに耐えながら右膝に体重をかけ、筋力強化エクササイズに励む動画を公開し、『Soon 💪🏽』という言葉を添えて早期復帰への強い意志を示した。また、以下の力強いメッセージを発信している。
『最近受けたすべてのサポートと愛情のメッセージに心から感謝したい。こんなに重要な大会を欠場するのはとても大きな打撃だし、痛いと認めざるを得ない。でも、困難な時こそ信仰、忍耐、そして感謝の気持ちが一番価値を持つ。すべてにAlhamdulillah(神に感謝)。僕を知っている人なら、僕が諦めないことは分かっているはず。より良く、より強くなって戻ってくるために、これまで以上の力と希望を持って毎日取り組んでいく。また、僕たちの代表チームに世界中の幸運を祈りたい。彼らが誇りを持って国を代表するために全力を尽くすと確信している。すべてのモロッコの人々にお願いしたい、彼らの後ろで団結し、一歩一歩をサポートしよう。いつもそばにいてくれてありがとう。』
今季43試合で15ゴール13アシストとキャリア最高の成績を残したアブデには、ニューカッスルやサウジアラビアのクラブなどから関心が寄せられている。しかし、ベティスは契約解除金である6000万ユーロの満額が支払われない限り放出しない方針だ。もし満額で売却されれば、バルセロナに16%(約960万ユーロ)が渡るものの、ベティスには4300万ユーロもの巨大なキャピタルゲインがもたらされる。アブデ本人もチャンピオンズリーグでのプレーを最優先に考えている。
(via ElDesmarque), (via Estadio Deportivo)
クチョ・エルナンデス 🇨🇴
コロンビア代表のクチョ・エルナンデスが、W杯グループKの初戦・ウズベキスタン戦(3-1でコロンビア勝利)で決定的な仕事をした。ベンチスタートだった彼は、1-2でリードしていた80分にルイス・スアレスに代わってピッチに立った。
ウズベキスタンが同点を目指して攻め込む中、99分(アディショナルタイム)に右サイドのロングボールを追ったクチョは、相手DFとの激しい競り合いでタッチライン際に倒れ込みながらも、執念でボールを奪い返した。すぐに立ち上がり、ファーサイドへ完璧なクロスを供給。これをハミントン・カンパスが頭で合わせてダメ押しの3点目を決めた。
このアシストは、クチョにとって代表10試合目にして初のアシスト(これまでに2ゴールを記録)となった。SNS上ではコロンビアのファンから『彼が倒れて、立ち上がり、ボールを守り、天才的なパスを出したあのプレーは決して忘れてはならない。これが国のために命を懸けるということだ』と絶賛され、今後の試合でのスタメン起用や出場時間の増加を求める声が殺到している。
ベティスにとっても、彼の活躍は非常に喜ばしいニュースだ。チミー・アビラが退団し、チャンピオンズリーグを戦うための前線の層の厚さが求められる中、今季ベティスで40試合に出場し15ゴール3アシストを記録したクチョは重要な役割を担う予定だ。ニューカッスルやマンチェスター・ユナイテッドも彼の動向を注視しているが、ベティスは移籍金を約3000万ユーロ(Transfermarktの評価額は1800万ユーロ)に設定しており、安価での放出は一切考えていない。
(via Estadio Deportivo), (via SPORT)
ヤン・ビルジリ 🇪🇸
ベティスはアタッカー陣の再編に向けて、ヤン・ビルジリの獲得に動いている。バルセロナがマジョルカから720万ユーロの買い戻しオプションを行使した上で、ベティスへ彼をレンタル移籍させる計画が進行中だ。現在、両クラブ間の交渉は初期段階にある。
19歳のウイングであるビルジリは、今季マジョルカで34試合に出場し、2ゴール6アシストを記録してそのポテンシャルを証明した。U-21スペイン代表でもあり、U-19やU-20でパブロ・ガルシアと共にプレーした経験も持つ。
ベティスは彼を高く評価しており、1〜2年の単なるレンタルではなく、完全移籍のオプションや保有権50%の買い取りを契約に盛り込むことを目指している。現在、チームの両サイドにはエズ・アブデ、ロドリゴ・リケルメ、アントニー、アイトール・ルイバル、パブロ・ガルシアなど人員が過剰な状態だが、アブデなどの不測の退団に備える意味でも、彼の獲得は理にかなった補強と見られている。
(via Estadio Deportivo)
ロブソン・フェルナンデス 🇧🇷
ベティスは若きブラジル人センターバック、ロブソン・フェルナンデスのレンタル延長を決断した。19歳の彼は、冬の移籍市場の終盤にパルメイラスからのレンタルで合意していたが、ビザ発給のトラブルにより、スペインへの到着が4月まで遅れてしまった。
リーグ戦が残り7試合というタイミングでの合流となり、適応の時間が全く取れなかったため、ダニ・フラゴソ監督率いるベティス・デポルティーボ(セグンダRFEF)での公式戦デビューはお預けとなり、全試合をベンチから見守ることになった。しかし、本人はSNSで『神様、すべての機会に感謝します。この巨大なチームの一員になれてとても幸せです!』と前向きなコメントを残している。
クラブは彼に大きな信頼を寄せており、6月30日で切れる現在の契約に付随している「1年間のレンタル延長オプション」を行使する方針だ。彼は189cmの恵まれた体格を持ち、パルメイラスU-20ではキャプテンを務め、91試合に出場した実績を持つ。将来的に保有権の50%を400万ユーロで買い取るオプションや、追加で権利を購入する条項も含まれている。
マヌ・ファハルドSDは彼について次のように語っている。
『彼には非常に期待している。ミゲル・カルサドや彼のチームとコミュニケーションを取りながら取り組んでいる。短期的にも長期的にも多くの喜びを与えてくれると確信している選手だ。非常に見込みのあるセンターバックだ』。
来季の昇格を狙うベティス・デポルティーボでの活躍が期待されている。
(via Estadio Deportivo)
ルイス・ミジャ 🇪🇸
ベティスは中盤の強化を目指し、ヘタフェで活躍した31歳のルイス・ミジャの獲得に興味を示していた。しかし、このオペレーションは失敗に終わる見込みだ。
ミジャはヘタフェとの契約を2027年まで残しているが、契約延長は考えていなかった。アル・ナスルから非常に高額な給与のオファーも届いていたが、本人はセリエAに昇格し、チャンピオンズリーグ出場権も持つコモへの移籍を決断したようだ。コモを率いるセスク・ファブレガス監督が、自身の戦術に完璧にフィットするとして、経験豊富で戦術眼に優れたミジャを高く評価していることが決定打となった。
(via SPORT)
リカルド・ロドリゲス 🇨🇭
ベティスのベテランディフェンダーであるリカルド・ロドリゲスは、スイス代表としてW杯に参加している。初戦のカタール戦(1-1)には出場しなかったが、現地時間18日(木)21:00にロサンゼルスのSoFiスタジアムで行われるグループB第2戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に向けて調整を続けている。スイスは初戦で圧倒的に攻め込みながら引き分けたため、この試合は絶対に落とせない一戦となっている。
(via Estadio Deportivo), (via SPORT)
ゴンサロ・ガルシア 🇪🇸
前線の補強として、レアル・マドリードの若手ストライカー、ゴンサロ・ガルシアの名前が浮上している。マドリーで出場機会を得るのが難しい状況の中、彼は新たな出場機会を求めて移籍を模索している。レアル・ソシエダやイタリアのコモが強い関心を示していると報じられているが、同時にベティスも彼の獲得を狙っているという噂が流れており、今後の動向が注目される。
(via ElDesmarque)
エドゥの感動回顧録 🇧🇷
かつてベティスで活躍したブラジル人アタッカー、エドゥ(ルイス・エドゥアルド・シュミット)がインタビューに応じ、ベティス時代の知られざるエピソードを赤裸々に語った。
彼は幼少期、靴工場で働きながら家計を助けていたが、14歳の時に参加したテストマッチでエジミウソンら年上の選手に混じって活躍し、サッカーの道へ進んだ。父親は飛行機が極端に苦手だったため、彼がスペインでプレーするようになってからも、セビージャまで試合を観に来たのは後にも先にも1回だけだったという。エドゥはその唯一の試合(レバンテ戦)で、スタンドの父親の目の前で見事にゴールを決め、その時の父親の表情を今でも鮮明に覚えていると語った。
ベティスでの最後の瞬間についても、これまで誰にも話せなかった悲痛な思い出を明かした。バジャドリード戦で2部降格が決まった日、彼はドーピング検査に時間がかかり、ロッカールームに戻った時にはすでに誰の姿もなかった。彼はそのまま無人のピッチの中央へ行き、一人で涙を流し続けたという。
また、当時のロペラ会長との関係についても言及した。ラシン・サンタンデール戦で残留を決める2ゴールを挙げた直後、彼は鼠径部の手術を受けた。チームメイトがバカンスに向かう中、彼はセビージャに残り、ロペラ会長の家を直接訪ねて直訴したという。
『お金を要求したわけじゃない。バルセロナに勝ったらボーナスを出すとか、そういうことじゃなく、ボロボロだった練習場のグラウンドやジムの設備など、クラブの構造自体を改善して、もっと大きなベティスを作ろうとお願いしたんだ』と振り返った。
当時、ビジャレアルからは800万ユーロのオファーがあり、トッテナムのファンデ・ラモス監督からも直接電話があったが、ロペラ会長は放出を完全に拒否した。さらに、宿敵セビージャからはベティスの倍の給与を提示されたが、それも断ったという。フィンランドでの2度目の手術を終えて帰国した際、空港に迎えに来てくれたのは、なんとセビージャのルイス・ファビアーノだったという驚きのエピソードも明かした。
クラブ内の雰囲気については、とても温かいものだったと回顧した。リバスが練習の度にラッパ(コルネット)の音を口で真似する癖があり、セラ・フェレール監督が「何の音だ?」と戸惑ってキョロキョロしていたことや、ホアキン・サンチェスがテレビ番組のモノマネをしてチームを爆笑させ、団結力を高めていたことなどを懐かしそうに語った。また、当時監督を務めていたパコ・チャパロからは現在でも、人間としての成長や感情に寄り添う温かいメッセージが届いており、それを見るたびに大きな喜びを感じていると語った。
(via SPORT)
ダニエラ・サンチェス&アントニオ・コルデロ 🇪🇸
ベティスのレジェンドであるホアキン・サンチェスとスサナ・サボリドの長女で、インフルエンサーとして活躍するダニエラ・サンチェスが、U-19スペイン代表の若きウインガー、アントニオ・コルデロ(Antonio José Cordero Campillo)との交際をSNSで公表した。
コルデロはカディスやマラガ、そしてベティスの下部組織に所属した経歴を持ち、最近ニューカッスル・ユナイテッドと2030年までの長期契約を結んだばかりの有望株だ。二人は現在テネリフェ島でバカンスを楽しんでおり、海でのパドルサーフィンやサイアム・パーク(ウォーターパーク)でのデートなど、ロマンチックなツーショット写真を公開してファンを沸かせている。
(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
ダニ・セバージョスのフリーでの帰還が秒読みとなり、ヤン・ビルジリの獲得やアルティミラ、デオサの売却交渉など、チャンピオンズリーグに向けた戦力再編が急ピッチで進んでいます。W杯ではクチョ・エルナンデスが圧巻のアシストを記録し、負傷離脱したアブデも不屈の精神でリハビリを開始しました。エドゥが明かした過去の涙の秘話は、ベティスというクラブの重みと歴史を改めて感じさせてくれます。