プレシーズンマッチ・グラナダ戦展望と負傷者の最新状況
⚽️ マヌエル・ペジェグリーニ監督率いるレアル・ベティスは、プレシーズン第3戦としてセグンダ・ディビシオンのグラナダとヌエボ・ロス・カルメネスで対戦する。試合は土曜日の20時にキックオフされ、Betis TVで生中継される予定だ。チーム合流が遅れ、特別メニューで調整していたアントニーが今回からメンバー入りを果たす可能性が高まっている。一方で、キャプテンのイスコ・アラルコンは金曜日の全体練習を欠席しており、グラナダ戦の欠場が確実視されている。イスコは昨季終盤に負った足首の軟骨手術からのリハビリを続けており、ドイツでのキャンプには合流したものの、日によって痛みや違和感が出ている状態だ。しかし、この症状は軟骨の怪我の回復過程において一般的なものであり、クラブ内に焦りはない。これについてマヌ・ファハルド・スポーツディレクターは『ベティスファンは安心してください。彼は予定通りのスケジュールをこなしています。部分的に練習する日もあれば、全体練習をこなす日、個人メニューの日もあります。負荷をコントロールしているのです。昨日の映像は単なる一コマに過ぎず、彼は200%の力で練習をやり遂げました。憶測を呼ぶことなく、最大限の敬意を持ってこの状況を扱ってほしいです。心配する必要はありません。医療スタッフの指示通りのタイミングであり、すべてはプロセスの一部なのです』と説明し、順調な回復をアピールしている。また、ワールドカップを負傷で欠場したエズ・アブデは順調な回復を見せており、ファハルドSDも彼のプロ意識を称賛しつつ、復帰時期については慎重な姿勢を保っている。その他、アイトール・ルイバルも昨季終盤の右膝半月板手術からのリハビリを継続中で、ワールドカップに参加したクチョ・エルナンデス、ジオヴァニ・ロ・チェルソ、アルバロ・フィダルゴの3選手は現在休暇をとっている。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo)
新加入3選手のお披露目と期待のコメント
🎙️ レアル・ベティスは、今夏の移籍市場で獲得したディエゴ・コンデ、フラン・ガルシア、ファクンド・ベルナルの新加入3選手のプレゼンテーションをルイス・デル・ソル・シウダード・デポルティーバで合同開催した。ビジャレアルから買い取りオプション付きのローンで加入したGKのディエゴ・コンデは『最初の瞬間から、社会的、組織的、スポーツ的なあらゆるレベルで、このクラブの規模の大きさを実感します。ここにいられること、そしてベティス主義が何を意味するのかを知ることができて幸せです。また、選手たちの仲間意識の強さも強調したいです。それのおかげで、私たちはみんなより快適に過ごせています』と喜びを語った。レアル・マドリードから保有権の50%を400万ユーロで買い取り、2030年までの契約を結んだ左サイドバックのフラン・ガルシアは『ベティスのようなクラブに来ると、ドアをくぐった瞬間からその偉大さと仲間意識の強さが分かります。誰もが助けてくれようとし、知り合うために手を差し伸べてくれます。とても健全で素晴らしいロッカールームです』とチームの雰囲気を絶賛。さらに、レアル・マドリード時代の元同僚イスコの存在が移籍の決め手になったと明かし、『公式発表の前にイスコからここに来るよう勧められました。クラブの組織も、日々の生活に関わる人々も、すべてが素晴らしいと教えてくれました。最初の瞬間から家族のように接してくれます』と語っている。そして、フルミネンセから950万ユーロの移籍金で2031年までの契約を結んだウルグアイ人MFのファクンド・ベルナルは、退団したセルジ・アルティミラの穴を埋める存在として期待されている。彼は自身のプレースタイルについて『私はポジショナルな5番ですが、ボックストゥボックスの役割もこなせます。中盤に多くのダイナミズム、アグレッシブさ、フェアプレー、そして後方からのビルドアップをもたらすことができます。さらに、一人の人間としても、仲間意識の面でチームに貢献したいと思っています』と意気込みを語った。(via Estadio Deportivo, Sport)
アンヘル・アロ会長が語るクラブ財政とスタジアム改修の進捗
🏢 新選手のプレゼンテーションに同席したアンヘル・アロ会長は、クラブのサラリーキャップと財政状況について言及した。セルジ・アルティミラのスポルティングCPへの売却があったものの、クラブは少額の赤字を計上している。会長は『サラリーキャップについては比較的落ち着いています。昨年の状況と似ており、資本増強によって本来の額より少しだけ余裕がありました。我々は常に制限のギリギリまで使い切ります。つまり、日常の収入だけでは支出をカバーしきれないため、キャピタルゲインに頼らざるを得ないのです。今年は赤字を回避するのに十分な売却益を得られませんでしたが、来年埋め合わせたいと考えています。我々は可能な限り野心的です』と述べ、財政バランスを取りながらもチーム強化に妥協しない姿勢を示した。また、本拠地ベニト・ビジャマリンの改修工事の進捗についても触れ、『Accionaとの提携合意を終え、工事は予定通り進んでいます。現在、地中壁の工事が完了に近づいています。それと並行して、魅力的な条件での資金調達の準備も進めています』と順調であることを報告した。改修工事中の2年間はエスタディオ・デ・ラ・カルトゥーハを代替本拠地として使用する計画であり、カルトゥーハへのアクセス問題については市議会と連携して改善に取り組むと約束している。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
21年ぶりのCL参戦へ向けたスカッドの豊富な経験値
🌟 レアル・ベティスは今季、ロレンソ・セラ・フェレール監督時代以来、実に21年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグの舞台に挑む。当時(05/06シーズン)はマルコス・アスンソン(9試合)、リベラ(3試合)、シスコ・ムニョス(2試合)、エドゥ(1試合)の4人しかCL経験者がおらず、チームは過密日程に苦しみリーグ戦で14位に低迷した。しかし、現在のペジェグリーニ監督率いるスカッドは大きく異なる。アンヘル・アロ会長が『このスカッドのほぼ半数がチャンピオンズリーグでのプレー経験を持っています』と胸を張る通り、現在の25人の選手のうち、退団が濃厚な3人を除く22人中10人がCLの舞台を経験している。その筆頭がイスコであり、バレンシア、マラガ、レアル・マドリード、セビージャの4クラブで計78試合に出場し、レアル・マドリードで5度のビッグイヤー戴冠を果たしている。彼に続くのが、バルセロナとドルトムントで計33試合に出場し2度の優勝経験を持つマルク・バルトラだ。さらに、レアル・マドリードで昨季優勝を経験したフラン・ガルシア(20試合)、ジオヴァニ・ロ・チェルソ(18試合)、エクトル・ベジェリン(17試合)、アントニー(15試合)、ロドリゴ・リケルメ(13試合)、ジュニオル・フィルポ(10試合)、ナタン(6試合)、マルク・ロカ(6試合)と、錚々たる顔ぶれが揃っている。これら10選手のCL通算出場数は216試合、合計プレー時間は13,593分に上る。さらに指揮官のマヌエル・ペジェグリーニ自身も、ビジャレアル、マラガ、レアル・マドリード、マンチェスター・シティを率いてCL通算67試合を指揮し、常にグループステージを突破してきた実績を持つ。豊富な経験を武器に、クラブは欧州最高峰の舞台での躍進を目指している。(via Estadio Deportivo)
移籍市場の動向:ストライカー補強とセバージョス、アムラバトへの関心
🤝 今夏の移籍市場において、レアル・ベティスは明確な補強プランを持っている。マヌ・ファハルドSDはストライカーの補強について『様々な選択肢を分析しています。常に現在のスカッドを補完するような選手を探しています。マヌエル・ペジェグリーニ監督と同様、私たちが望むストライカーのプロファイルは明確です。あとは自分たちのタイミングを活かすだけです。第一候補は分かっていますが、ワールドカップの影響もあり市場はインフレ状態にあります。特にストライカーのポジションはその傾向が強いので、焦る必要はありません。ですが、我々のロードマップは非常に明確です』と語り、市場の動向を見極めながら慎重に交渉を進める構えだ。また、連日噂されているダニ・セバージョスについては、会長とSDが揃って『どんな補強も多くの要因に左右されます。サラリーキャップに余裕があるか、補強が必要なポジションか、そして監督が他の選手ではなくその選手を望んでいるか、といった点です』と冷静な見解を示した。さらにファハルドSDは『メディアやファンの皆さんが彼の話題を取り上げることの意味はよく理解しています。ですが、今はセバージョスや特定の選手に固執するつもりはありません。移籍市場でメロドラマを作るべきではなく、最大限の関与と献身をもって取り組むべきです』と釘を刺している。また、レアル・マドリードのゴンサロ・ガルシアへの関心についても、ファハルドSDは『彼に関しては何も動いていません。彼が市場に出ているという印象を受けたことは一度もありません』と完全に否定した。一方で、ペジェグリーニ監督が強く要望しているのがソフィアン・アムラバトの獲得だ。保有元のフェネルバフチェは売却を希望し、移籍金を2000万ユーロに設定している。サウジアラビアのアル・イテハドが1500万ユーロのオファーを提示している中、ベティスはローン移籍の可能性を除外し、ボーナス込みで最大800万ユーロでの完全移籍を準備している。アムラバト自身は欧州5大リーグでのプレーを希望しているが、ベティスはストライカー補強も優先しなければならず、これ以上の金額提示は難しい状況となっている。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo)
移籍市場の動向:デオッサの去就とパウ・ロペスの現状
👋 放出面でもいくつかの動きがある。昨季期待されたほどの出場機会を得られなかったネルソン・デオッサについて、ファハルドSDは『昨シーズンは彼に対する期待に応えられなかったものの、市場での評価は非常に高いです。ここで継続的にプレーできなかったにもかかわらず、高額な移籍金を支払う用意のあるクラブが存在します。しかし、私は選手やその環境、家族に敬意を払いたいと考えています。関係者全員の利益になるようなオファーがあれば、すべて検討するつもりです』と述べ、条件次第で売却に応じる姿勢を明確にした。イケル・ロサダとゴンサロ・プティも退団が間近に迫っている。また、すでにベティスを退団したGKパウ・ロペスは、現在思わぬ事態に直面している。彼はベティスとの2028年までの契約を解除し、各年250万ユーロの給与を放棄して、地元に近いセグンダのFCアンドラへ3年+オプション1年の契約で移籍した。退団時に彼は『ここから先、ベティスをこれ以上助けることはできないと感じて退団します。自分の人生の優先順位を変える時が来たと思っていますし、家族もそれを望んでいます。皆さんの幸せを祈っています。これまで通り、このクラブをふさわしい場所へと導いてください』とファンへ別れを告げていた。しかし、移籍先のFCアンドラが元監督エデル・サラビアらへの未払い賃金問題(約45万ユーロ)を抱えており、スペインサッカー連盟(RFEF)から新規の選手登録を禁止される制裁を受けている。そのため、パウ・ロペスは現在選手登録ができない宙に浮いた状態となってしまっている。(via Estadio Deportivo)
Bチームの契約更新と若手選手の移籍情報
🌱 トップチームだけでなく、下部組織のベティス・デポルティーボ(Bチーム)でも来季に向けた再構築が進んでいる。昨季は無念の降格を味わったが、再びプリメーラRFEF昇格を目指して戦力を整えている。すでにエリアス・ジダン、ダーリン・ブラディ、カルロス・レイナ、アイトール・ヒスメラ、ダニ・ペレスといった選手たちがチームを離れた。一方で、有望な若手選手との契約延長にも成功している。20歳のセンターバック、ファビアン・エンバロとは2029年6月30日まで契約を延長した。アトレティコ・マドリードやラージョ・バジェカーノの下部組織を経て加入した彼は、『再びこのクラブと契約を更新できたことを誇りに思いますし、全員が早くシーズンを始めたいと熱望しています。昨シーズンは不運にも降格してしまいましたが、最後と同じような勢いでスタートし、昇格を目指して戦いたいです。このクラブ、このチーム、そしてこの選手たちと一緒なら、学び続けるのはとても簡単です』と力強くコメントしている。また、2006年生まれでユースの全国優勝に貢献した18歳のMFアドリアン・マルティンは、出場機会を求めてヘタフェBへ買い取りオプション付きのローンで移籍することが決定した。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
21年ぶりのチャンピオンズリーグ参戦に向けて、豊富な経験値を持つスカッドと新戦力の融合が進むレアル・ベティス。イスコらのコンディション管理やストライカー補強といった課題にも、クラブはブレないビジョンを持って冷静に対処しています。