プレシーズンマッチ・グラナダ戦結果と採点

🟢 親善試合のグラナダCF戦(トロフェオ・シウダ・デ・グラナダ)は1-0で敗北し、今夏のプレシーズン初の黒星を喫した。前半13分にオーウェン・ミラにヘディングシュートを決められ、これが決勝点となった。ペジェグリーニ監督は前後半で大きくメンバーを入れ替えたが、全体的に守備の連係ミスや不正確なプレーが目立つ内容となった。先発メンバーの採点(10点満点)は、デビュー戦となったGKディエゴ・コンデ(4)、アンヘル・オルティス(4)、ディエゴ・ジョレンテ(5)、バレンティン・ゴメス(5)、フラン・ガルシア(5)、ニャンゴロ(6)、イバン・コラレホ(5)、ホセ・アントニオ・モランテ(5)、パブロ・フォルナルス(6)、ロドリゴ・リケルメ(5)、ゴンサロ・プティ(6)。途中出場の選手たちは、アルバロ・バジェス(5)、マルク・バルトラ(5)、マルク・ロカ(4)、イケル・ロサダ(6)、エクトル・ベジェリン(6)、リカ・フネス(4)、ネルソン・デオッサ(5)、ジュニオル・フィルポ(3)、パブロ・ガルシア(6)、ナタン(4)、ボルハ・アロンソ(4)。ペジェグリーニ監督の采配には(4)という厳しい評価が下されている。(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

新加入GKディエゴ・コンデの負傷とナタンの退場

🚑 グラナダ戦ではアクシデントが相次いだ。先発した新加入GKディエゴ・コンデは、前半にペナルティエリア外へ飛び出した際、味方のディエゴ・ジョレンテと激しく激突した。左肩を強く打ち、亜脱臼の疑いで前半36分にアルバロ・バジェスとの交代を余儀なくされた。月曜日に精密検査が行われる予定で、数週間の離脱となる可能性があり、マルベージャでの第2次キャンプへの参加は絶望的と見られている。代役としてユース所属でウクライナ下部代表のヤン・ジュラフスキーがトップチームのキャンプに帯同する予定だ。

🟥 また、試合終了間際の93分には、相手選手のストイチコフやディエゴ・ホルミゴがエクトル・ベジェリンに対して顔面へのショルダーチャージなど不必要なラフプレーを行ったことに激高したナタン・デ・ソウザが、ホルヘ・パスクアルに故意にボールをぶつけて一発退場となった。ナタンにはバルセロナなどから関心が寄せられているが、ハーフタイムにウォーミングアップに出てきた際、スタンドのファンからは彼に残留を願うチャントが送られた。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)

ワールドカップ参加選手の合流スケジュールと開幕戦の延期

✈️ ワールドカップに出場した各国代表選手たちの合流スケジュールが確定した。メキシコ代表のアルバロ・フィダルゴは休暇を短縮し、7月27日からのマルベージャでのキャンプからチームに合流する。コロンビア代表のクチョ・エルナンデスは8月3日から始まるアイルランドでのキャンプに直接合流予定。そして、アルゼンチン代表として決勝まで戦ったジオ・ロ・チェルソは、8月10日にセビージャで合流することになる。この影響もあり、ラ・リーガの開幕戦となるメスタージャでのバレンシア戦は翌週の火曜日に延期され、実質的な開幕戦は8月21日(金)にカルトゥハ・スタジアムで行われる第2節のレアル・ソシエダ戦となる見通しだ。なお、ワールドカップに参加していたセドリック・バカンブとリカルド・ロドリゲスは大会中に契約満了で退団し、ソフィアン・アムラバトはレンタル期間終了に伴いフェネルバフチェへ戻っているが、クラブは引き続き彼らの動向を注視している。負傷でモロッコ代表参加を辞退したアブデは、現在チームの施設で回復に努めている。(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

ダニ・セバージョス獲得を巡るアヤックスの撤退

🤝 レアル・マドリードを退団してフリーとなっているダニ・セバージョスの獲得レースから、アヤックスが完全に撤退した。アヤックスは以前からセバージョスに関心を示しオファーを提示していたが、選手側から明確な返答がなく、獲得を断念した。これにより、古巣であるベティスが獲得の最有力候補として単独で残る形となった。セバージョス自身は『すでに話した通り、僕が望んでいるのはプレーして重要な存在だと感じることだけだ。キャリアの現段階において、それ以外のことは完全に二の次だ』と語り、ベティス復帰を強く希望している。

💼 しかし、ベティス側はサラリーキャップの問題や、デオッサなどの選手売却による資金捻出を待つ必要がある。マヌ・ファハルドSDは『現状、大きな進展はない。我々にはロードマップがあり、優先すべきポジションがある。ダニの名前が挙がっていることは、メディアやファンにとってどれほどの意味を持つか理解している。しかし、ダニや特定の選手だけに焦点を当てるつもりはない。移籍市場をメロドラマにするのではなく、最大限の関与と献身をもって取り組むべきだ』と慎重な姿勢を崩しておらず、アンヘル・アロ会長も『選手の加入はサラリーキャップの余裕があるか、補強が必要なポジションか、監督がその選手を望んでいるかなど、多くの要素に依存する。それらが揃って初めてオペレーションが実現する』と述べている。なお、セバージョスには双子の娘が誕生したばかりである。(via ElDesmarque) (via Marca) (via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)

ネルソン・デオッサの移籍交渉の現状

🛫 退団が確実視されているコロンビア人MFネルソン・デオッサだが、ブラジルのバスコ・ダ・ガマへの移籍交渉は最終段階を迎えつつも、まだ完了していない。契約条件は特定の目標達成で買い取り義務が発生するレンタル移籍で、総額1260万ユーロ(ボーナス含む)規模の取引となる見込みだ。ベティス側はレンタル料として50万ユーロから100万ユーロの支払いを求めており、これが最後の障壁となっている。デオッサ自身はグラナダ戦に出場した後に自身の去就について問われ、『その件については何も知らない。これからどうなるか見てみよう』と短く答えるにとどめた。なお、バスコ・ダ・ガマ以外にもリーベル・プレート、フラメンゴ、クラブ・アメリカ、イプスウィッチ・タウン、ウェストハム、パナシナイコスといった複数のクラブが彼に関心を示している。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

ストライカー補強:ドフビクとデンキーの動向

⚽ クラブは前線の補強を最優先課題としており、昨季ジローナで活躍し現在はASローマに所属するアルテム・ドフビクの獲得を目指している。ローマはボローニャからサンティアゴ・カストロの獲得に近づいており、その影響でドフビクを放出する可能性が高まっている。ベティスは買い取りオプション付きのレンタル移籍を希望しているが、ボローニャもドフビクの獲得に動いている。ボローニャのドメニコ・テデスコ監督が直接選手を説得しているが、ベティスにはチャンピオンズリーグ出場権という大きなアドバンテージがある。また、もう一つの補強候補として、MLSのシンシナティFCで今季18試合14ゴールと活躍中のトーゴ代表FWケヴィン・デンキーもリストアップされており、クラブは1500万ユーロの移籍金を支払う用意があるとされている。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo) (via Marca)

プレシーズンキャンプと今後の試合日程

🗓️ ドイツのハルゼヴィンケルでの第1次キャンプを終えたチームは、7月27日(月)から8月1日までマルベージャで第2次キャンプを実施する。この期間中、ラ・リネアで2つの親善試合が予定されており、7月29日にオリンピック・リヨンと、8月1日にUDアルメリアと対戦する。その後、8月3日から7日まではアイルランドに渡って第3次キャンプを行い、8月5日にはダブリンのアビバ・スタジアムでアーセナルと対戦する。8月8日にはカルトゥハでブルンマスを迎えてのチームプレゼンテーションマッチが行われる予定だが、リーグ開幕戦の延期により、8月10日から16日の間にもう1試合、近郊のチームまたはベティス・デポルティーボとの親善試合を組むことが検討されている。なお、恥骨炎から回復中のアントニー、そして別メニュー調整が続くイスコとアブデはマルベージャのキャンプに帯同し、間もなく全体練習に合流する見込みだ。(via Estadio Deportivo)

イケル・ロサダの去就とアブデへのプレミアからの関心

🏃 今夏加入したイケル・ロサダは、ペジェグリーニ監督の構想外であることが伝えられているが、プレシーズンマッチでは出場機会を得ている。クラブは彼を獲得した際にかかった180万ユーロの回収を目的とした完全移籍での放出を望んでおり、レバンテ、ラージョ・バジェカーノ、そしてギリシャのクラブからオファーが届いている。しかし、選手本人は『僕はベティスに残り、ベティスで何かを成し遂げたい。チームでの居場所を確保するために、バイソンのように準備をしてプレシーズンに臨み、全力を尽くしている。結局のところ、それが僕の夢なんだ』と語り、残留してポジションを争う強い意志を示している。

🌍 一方、モロッコ代表のアブデにはプレミアリーグのアストン・ヴィラとニューカッスルが関心を示している。ベティスは彼の契約解除金である6000万ユーロの支払いを求めており、バルセロナが将来の移籍金の20%を保有しているため、交渉は簡単ではないと見られている。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

若手選手の動向:モランテの台頭とトラルの復帰

🌟 U-19スペイン代表として欧州選手権で優勝し、4ゴールを挙げてゴールデンブーツを獲得したホセ・アントニオ・モランテは、わずか1週間の休暇でトップチームのプレシーズンに合流した。グラナダ戦では先発出場を果たし、『代表でも、そして今トップチームに合流できたことも、本当に夢のような夏です。1週間の休暇がありましたが、十分だと思います。ベティスのトップチームにいられることが僕のすべてです』と意気込みを語った。クラブは最近彼との契約を2030年まで延長しており、今後の起用法に注目が集まる。

💪 また、昨夏レアル・ムルシアからベティス・デポルティーボに加入した23歳の左ウイング、アントニオ・トラルが、右膝の半月板および前十字靭帯断裂という大怪我から復帰し、練習を再開した。『目標はできるだけ早くシーズン序盤に間に合わせることです。最高の状態で回復したいですし、ロッカールームやピッチ内で再び選手としての感覚を味わいたいと強く思っています。昨シーズンは望んでいたほどプレーできなかったので、これまで以上にやる気に満ちています』と復活への強い決意を口にしている。彼の今後の出場状況次第で、ムルシアに支払うボーナス(トップチームデビューで5万ユーロなど)が変動する。(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

Bチーム選手の移籍:ギリェルメとモハ・ハムドゥン

🔄 若手選手の放出も進んでいる。GKのギリェルメはコルドバCFへの完全移籍が公式に発表された。契約期間は2年で、ベティスは将来の移籍金の一部を受け取る権利を保有している。また、昨夏リネンセからベティス・デポルティーボに加入し、2029年までの契約を結んでいたモロッコU-20代表のセンターバック、モハ・ハムドゥンが、ヘタフェのBチームへフリートランスファーで移籍することで合意した。こちらもベティスは将来の売却益のパーセンテージを保有する条件となっている。(via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)

ゴンサロ・ガルシア獲得の噂に対するSDの回答

🗣️ レアル・マドリードに所属するFWゴンサロ・ガルシアの獲得にベティスが動いているという噂について、マヌ・ファハルドSDが公式にこれを否定した。『ゴンサロ・ガルシアに関して市場での動きは全くありません。レアル・マドリードとベティスの間には素晴らしい関係がありますが、ゴンサロが市場に出ていると感じたことは一度もありません。市場に出ない限り、話し合いを持つことは難しいです』とコメントし、現時点での獲得の可能性を完全に否定した。(via ElDesmarque)

イスラエル・レジェスへの関心

🛡️ クラブは守備と中盤の両方をこなせるユーティリティプレーヤーとして、クラブ・アメリカに所属するメキシコ代表のイスラエル・レジェス(26歳)に関心を示している。彼は先のワールドカップでもメキシコ代表として4試合に出場し、右サイドバック、センターバック、守備的MFなど様々なポジションでプレーできる汎用性の高さを見せた。ASローマが彼に対して500万ユーロのオファーを出したがクラブ・アメリカはこれを拒否しており、移籍金として600万から700万ユーロに加え、ボーナスと将来の移籍金の一部を要求している。(via Estadio Deportivo)

ファビアン・ルイスの復帰への言及

🔙 ロス・パラシオスで表敬訪問を受けたスペイン代表のファビアン・ルイスは、将来的なベティスへの復帰について言及した。『待ちましょう... その時は確実に近づいています』と語り、古巣への愛着と将来の帰還の可能性をほのめかした。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

プレシーズンマッチで初の黒星を喫し、コンデの負傷やナタンの退場などアクシデントが続出。一方で、セバージョス獲得に向けて最大のライバルだったアヤックスが撤退し、前線の補強としてドフビクやデンキーの動向にも注目が集まるなど、チームの基盤作りと市場での動きが慌ただしく交錯している。