【今回のラインナップ】

 

✅ マジョルカ戦での手痛い敗北とリーグ戦における深刻な危機

✅ アルバロ・ベニートとマノロ・ラマによるチームへの激しい批判

✅ エデル・ミリトンの復帰とアルベロア監督による絶賛

✅ ジュード・ベリンガムの不振と肩の手術先延ばしの影響

✅ エドゥアルド・カマヴィンガの苦境と移籍の可能性

✅ バイエルン戦に向けた超守備的戦術とハリー・ケインの脅威

✅ 来季に向けた大刷新の可能性と半数の選手の放出危機

✅ チェマ・アンドレスの買い戻し計画とアンジェロ・スティラーへの関心

✅ レアル・ソシエダの若手CBジョン・マルティンへの関心

✅ カスティージャの奮闘とジュリアン・ロペス・デ・レルマ監督の功績

✅ ピチーチ争いとキリアン・ムバッペの無得点記録

■【マジョルカ戦での手痛い敗北とリーグ戦における深刻な危機】

 

レアル・マドリードはソン・モイスでのマジョルカ戦で1-2の敗北を喫し、リーグ戦におけるタイトル獲得の可能性を大きく後退させた。直近のリーグ戦5試合で3敗(パンプローナでの敗戦やヘタフェ戦での0-1の敗戦を含む)という深刻な危機に陥っている。首位バルセロナとの勝ち点差は残り8試合で7ポイントに開き、ラ・リーガのタイトルは事実上バルセロナが取りこぼさない限り難しい状況となった。マジョルカ戦では、マヌ・モルラネスの先制点に対し、88分にエデル・ミリトンがヘディングで同点に追いついたものの、91分にヴェダト・ムリキに決勝点を奪われた。キリアン・ムバッペは先発出場し、ヴィニシウス・ジュニオールは後半から出場してムバッペとコンビを組んだ。アルバロ・アルベロア監督は試合後の会見で『この敗北は私の責任だ、完全かつ絶対的に私のものだ』と自らの責任を認めている。なお、今後のリーグ戦の対戦相手として、ジローナ(ホーム)、アラベス(アウェー)、ベティス(アウェー)、エスパニョール(アウェー)、バルセロナ(アウェー・5月10日開催)、オビエド(ホーム)、セビージャ(アウェー)、アスレティック・ビルバオ(ホーム)が控えている。

(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA / Esport3)

 

■【アルバロ・ベニートとマノロ・ラマによるチームへの激しい批判】

 

マジョルカ戦の敗戦を受け、解説者からはインテンシティやチームの姿勢に対して厳しい声が上がっている。アナリストのアルバロ・ベニートは、守備時のインテンシティの欠如を指摘し、『前半、ムバッペはチームを背負って立ち、レオ・ロマンは2つの素晴らしいセーブを見せた。しかし、ラ・リーガが逃げていくというような切迫感は感じられなかった。ボールがない時、前へ出て守備をしなければならない時に、ここ数年議論してきたような問題が生じている。自分たちから仕掛けなければならない時に問題を抱えている』と分析した。さらに『私は、より高いレベルにありながら走ることを惜しむ選手たちよりも、優れたレベルを持ち、一つ一つのボールに命を懸ける11人の兵士を選ぶ。両方が共存する方法を見つけなければならない。タイトルをもたらす超トップレベルの選手を持つ一方で、ハードワークは無料であり、義務でなければならない。現代サッカーにおいて、この二つを切り離すことはできない。今日のような試合は、今シーズンや昨シーズンがどうであったかの現実を示している』と語った。

一方、マノロ・ラマも「Tiempo de Juego」の放送で厳しい言葉を残している。『レアル・マドリードは5月に敗れたが、問題はリーグ戦を失ったかどうかだ。彼らはパンプローナで、そしてヘタフェ戦でそれを失った。レアル・マドリードよりも格下の3チームや、一部残留争いをしている3チームに対してタイトルを勝ち取りたいチームがだ。しかし、敗北の最も深刻な点は、今回もまたサッカーとインテンシティの欠如にある。ソン・モイスでは絶対に勝たなければならないチームにおいて、これは信じがたいことだ』と指摘。さらにアルベロア監督のマネジメントに対し、『アルベロアは彼らに気合を入れなければならないだろうが、かつて私が言ったように、”神聖なる牛たち(絶対的な主力選手たち)”が戻ってきた時に彼は問題を抱えることになる。今日、ムバッペ、ベリンガム、ミリトンが戻り、ほぼ全員が揃っていた。しかし、彼らは若手たちが走って戦っていた時ほどは走っていない』と警告した。

(via SPORT)

 

■【エデル・ミリトンの復帰とアルベロア監督による絶賛】

 

公式戦5連勝がストップしたマジョルカ戦であったが、明るい材料もあった。エデル・ミリトンが4ヶ月の離脱を経て復帰を果たしたことである。彼は32分間プレーし、88分にはヘディングで同点ゴールを記録した。アルベロア監督は試合前、ミリトンについて『コンディションが万全であれば、間違いなく世界最高のセンターバックだと思う。私は彼を1試合も指揮する幸運に恵まれていなかったが、ここレアル・マドリードで長年彼のプレーを楽しんできたし、彼がピッチにいる時は2人の選手がいるような感覚を覚えることがよくある』と絶賛していた。さらに『彼はその身体能力、条件、知性、そしてリーダーシップにおいて、驚異的なセンターバックだ。我々を大いに助け、多くのものをもたらしてくれると信じている。私にとって彼は違いを生み出す選手であり、このシーズンの最終盤で全てのタイトルを争うために非常に重要になるため、彼が戻ってきてくれてとても幸せだ』と語った。次のジローナ戦では先発復帰の可能性があり、アルベロア監督は好調なアントニオ・リュディガーやディーン・ハイセンとの起用法を決断する必要がある。一方、ダビド・アラバは依然として出場機会がなく、マルコ・アセンシオも筋肉の問題や戦術的な決定によりここ1ヶ月半で出場機会を減らしているが、過密日程により出場する可能性もある。また、ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督も、アメリカ、メキシコ、カナダで開催されるワールドカップに向けて、カイキ、ブレーメル、ダニーロ、ドウグラス・サントス、ガブリエウ・マガリャンイス、ロジェール・イバニェス、レオ・ペレイラ、マルキーニョス、ウェズレイといったCB陣の中に、ミリトンをスタメンとして重要な戦力として組み込むべく注視している。

(via Estadio Deportivo)

 

■【ジュード・ベリンガムの不振と肩の手術先延ばしの影響】

 

22歳のジュード・ベリンガムは、加入初年度の圧倒的なパフォーマンスを取り戻せずにいる。シャビ・アロンソ前監督もアルベロア監督も、彼のベストな姿を引き出せていない。その背景には、受けるべきだった肩の手術を先延ばしにしたという悪い決断の連続がある。ベリンガムは『ドルトムントでの最後のシーズンの初め、ひどい転倒をした後、肩の手術を受けなければならないとすでに言われていた』と告白している。インターナショナルブレイク中も、イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督は『ジュードは筋肉の負傷から復帰したばかりで、何が起こるか分からないためリスクは冒さない』と語り、彼を出場させなかった。

マジョルカ戦では60分からカマヴィンガに代わって出場したが、エリートレベルの競争で求められるリズムから遠く離れていることが目立った。シャビ・アロンソ監督時代には、手術後の復帰戦となったアトレティコ・マドリードとのダービーで2-5の大敗を喫し、これがアロンソ解任の要因の一つとなった。ベルナベウでの最後の目立った場面は、モナコ戦でピッチ外の生活に対する批判への皮肉として、お酒を飲むふりをしたパフォーマンスだった。現在ではカンテラーノのティアゴ・ピタルチやマヌエル・アンヘルといった激しいプレーをする選手たちに序列で遅れを取っており、アルベロア監督は2月に『もし彼を復活させるためのパノラミクス(魔法の薬)を与えられるなら、そうするだろう。彼については何の疑いも持っていない』と語っていた。かつては移籍金や変動ボーナスを含めて1億3000万ユーロ以上の価値があるとされ、初年度はその額を正当化する活躍を見せたが、現在は価値を下げ続けている。イングランド代表でのワールドカップ出場すら危ぶまれる状況であり、彼がかつて所属したボルシア・ドルトムントとよく知るバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ戦が、彼を再起させる唯一の道と見られている。

(via SPORT)

 

■【エドゥアルド・カマヴィンガの苦境と移籍の可能性】

 

エドゥアルド・カマヴィンガはレアル・マドリードで最高の瞬間を過ごしておらず、クラブはもはや彼を非売品とは見なしていない。アルベロア監督はマジョルカ戦の前半で彼にチャンスを与えたが、彼はマヌ・モルラネスのマークを外し、失点の要因となった。アルベロア監督は試合後にこの詳細に言及し、マドリードをリーグ戦からほぼ遠ざける敗北の傷口を広げる形となった。クロースとモドリッチの退団後、彼には最後の飛躍が期待されていたが、それにこたえられていない。彼はシーズン終了後にプレミアリーグなどからのオファーを聞くかどうかを検討している。クラブにとって彼の売却は最優先事項ではないが、彼がどのような決断を下すかに大きく依存している。パリ・サンジェルマンへの復帰の噂もあるが、ルイス・エンリケ監督のチームはヴィティーニャ、ジョアン・ネヴィス、ファビアン、さらにはカマヴィンガと同じレンヌ出身のデジレ・ドゥエやザイール=エメリといった選手たちで中盤の競争が激しく、現時点で彼を補強する考えはない。

カマヴィンガの状況は、足首の怪我の始まり、誤診による筋肉の負傷、そして歯の問題など、度重なる身体的トラブルにも影響されている。昨シーズンもアンチェロッティ監督の下で身体的問題が追加の敵となっていた。アルベロア監督の就任後も状況は好転せず、チュアメニが重用され、ティアゴ・ピタルチやマヌエル・アンヘルといったカンテラーノが台頭している。フランス代表のディディエ・デシャン監督も彼をスタメンとして起用しておらず、アメリカでのコロンビア戦では26分間の出場にとどまった。このままではワールドカップ出場に影響が出る可能性があり、マドリードでの貢献度を上げる必要がある。かつてはデシャン監督に左サイドバックの緊急の切り札として救われたこともあったが、現在はクラブでも代表でもそのような状況にはない。彼はロッカールームに非常によく馴染んでおり、仲間に多くをもたらす存在ではあるものの、ピッチ上での出来事によって全てが決まる。

(via MARCA)

 

■【バイエルン戦に向けた超守備的戦術とハリー・ケインの脅威】

 

チャンピオンズリーグ準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦(火曜21時・サンティアゴ・ベルナベウ開催)に向けて、レアル・マドリードは超守備的なアプローチを準備している。リーグ戦直近7試合連続で失点しており、クルトワの不在が守備の崩壊を招いている。国内リーグでは28失点でバルセロナの29失点を上回り最小失点だが、これはシャビ・アロンソ監督時代にムバッペの攻撃力と引き換えに守備を固めていた遺産である。チャンピオンズリーグではプレーオフを経たとはいえ、すでに14失点を喫している。対するヴァンサン・コンパニ率いるバイエルンは10失点のみ(アーセナルは5失点)で、ブンデスリーガではフライブルクへの逆転勝利の3ゴールにより、すでに100ゴールを突破している超攻撃的チームである。

アルベロア監督は、生き残るためにはリアクティブなサッカーに戻り、守備の亀裂を塞ぐしかないと理解している。センターバックには好調なアントニオ・リュディガーとエデル・ミリトンのコンビを起用し、中盤にはオーレリアン・チュアメニとティアゴ・ピタルチを配置して守備を固める予定だ。右サイドバックには絶対的なレギュラーであるトレント(アレクサンダー=アーノルド)が入るが、左サイドバックのフラン・ガルシアとカレーラスはどちらもマイケル・オリーズを止めるには説得力に欠けており、ここが勝負の鍵となる。前線ではヴィニシウスとキリアン・ムバッペをカウンターの脅威として残す戦術をとる。シティ戦でのパフォーマンスを参考に、バイエルンのサイドバックの脆弱性を突く考えだ。マドリードは過去10年間バイエルンを天敵から得意な相手へと変えてきた歴史がある。

対するバイエルンの最大の脅威はハリー・ケインである。彼はイングランド代表での活動中に足首の負傷を抱え、日本との親善試合に向けて「軽微な問題」を抱えていたため出場せず、直近のフライブルク戦(2-3で勝利)も欠場した。しかし、チームメイトのヨシュア・キミッヒは彼について『彼は車椅子に乗ってでもプレーすると思う。彼がプレーできると推測している。必要ならピッチを這ってでも出てくるだろう。火曜日には彼が万全であることを願っている。私の記憶が正しければ、私が加入して以来、我々はあそこで一度も勝っていないはずだ』と語った。コンパニ監督もフライブルク戦の前に『火曜日に向けて楽観視している。理想的な状況ではないが』とコメントしている。32歳のケインはチャンピオンズリーグのタイトルを渇望しており、今季48ゴール5アシストを記録してゴールデンシューのトップを走っている。ルイス・ディアス(22ゴール18アシスト)、マイケル・オリーズ(16ゴール28アシスト)とのトリオで合計86ゴール51アシスト、137のゴールアクションを生み出しており、ヨーロッパで最も実りあるトリオとなっている。かつてケインはベンゼマの急なサウジアラビア移籍に伴い、アンチェロッティ監督の好みでレアル・マドリードへの移籍が強く噂されていたが、29歳で1億ユーロを超えるコストがクラブの方針に合わず、翌夏のムバッペのフリー獲得という戦略的補強により見送られていた。ケインはこれまでベルナベウでゴールを記録したことがなく、トッテナム時代のグループステージや2024年の準決勝(1-2で敗北)でも無得点だった。

(via SPORT / MARCA)

 

■【来季に向けた大刷新の可能性と半数の選手の放出危機】

 

マジョルカ戦の敗北後、チームの半数の選手がポジションを失う危機に瀕している。昨夏、守備陣に1億2000万ユーロ以上(ハイセン、トレント、カレーラスなど)を費やしたものの、守備の向上には繋がっていない。右サイドバックはダニ・カルバハルの将来が不透明(ダビド・アラバと同様に今季で契約切れ)なため、クラブは市場を捜索中である。センターバックはリュディガーが年齢や集中力の欠如を抱えながらも最も頼りになる存在だが、ミリトンはコンディションに不安を抱えており、緊急の解決策としてレアル・ソシエダのジョン・マルティンや、エル・ムンド紙が報じたようにコモで活躍するハコボ・ラモンの買い戻しが検討されている。また、アセンシオは完全に構想外となっている。

中盤では、コモに所属するニコ・パスの900万ユーロでの買い戻しがほぼ義務付けられている。彼は現在のドレッシングルームの何人かの選手よりも準備ができていることを証明している。ティアゴ・ピタルチの台頭により、チュアメニや時折プレーするアルダ・ギュレルを除き、誰もが放出リストに載る可能性がある。冬にリヨンへローン移籍したエンドリッキはシャビ・アロンソに見限られ、アルベロア監督には有用だったかもしれないが、バスク人監督がそれを除外した。ゴンサロもシャビ・アロンソ監督の好みではあったが、アルベロア監督には同じような良い印象を与えられておらず、U-21代表での数字を維持していても、シーズン終盤で主役の座を勝ち取れなければローン移籍に追い込まれるだろう。6000万ユーロ以上で獲得したフランコ・マスタントゥオーノは、シャビ・アロンソ時代には目隠しをしてでもスタメンだったものの、現在はベンチに降格しており、マジョルカ戦でイエローカードを受けてジローナ戦は累積警告で出場停止となる。彼もまたローン移籍の対象となっている。ロドリゴに至ってはピッチ上で自らの契約を弁護することすらできない状況だ。熱狂的なマドリードファンであるトマス・ロンセロはマジョルカ戦の敗北後、『チームの半分を入れ替えなければならない』と怒りを露わにし、ジュード・ベリンガムのような象徴的な選手でさえもエリートのペースから完全に切り離されている現状を嘆いた。

(via SPORT / Mundo Deportivo)

 

■【チェマ・アンドレスの買い戻し計画とアンジェロ・スティラーへの関心】

 

トニ・クロースの退団以降、レアル・マドリードは創造的なミッドフィルダーを欠いており、この夏の補強の最大のポイントとなっている。フロレンティーノ・ペレス会長はまず「銀河系」の選手として、エンソ・フェルナンデスやロドリ・エルナンデスの獲得を目指している。エンソ・フェルナンデスは公然と移籍をほのめかしチェルシーから罰金を受けており、ロドリ・エルナンデスは契約面からより現実的と見られている。しかしそれと同時に、シュトゥットガルトに500万ユーロで売却したカンテラーノ、チェマ・アンドレスの買い戻し(約1350万ユーロのオプションと将来の売却益のパーセンテージを保持)を計画している。

チェマはカルロ・アンチェロッティ監督の下で昨シーズンデビューを果たし、ドイツでの最初の数ヶ月で非常に重要な選手となった。The Athleticのインタビューでマドリード復帰の噂について問われると『それはクラブが決めることだ。マドリードに戻れたら嬉しいが、今はそのことは気にしていない。シュトゥットガルトでとても幸せだ。代理人にはその件については何も知りたくないと言ってある。時が来れば話し合い、どんな選択肢があるかを見るつもりだ』と語っている。

さらにチェマは、チームメイトであり昨夏にレアル・マドリードのターゲットとなった24歳のドイツ人MFアンジェロ・スティラー(Transfermarktの市場価値で4500万ユーロ)についても言及している。彼と二人で一緒にマドリードへ行く可能性について『誰もがマドリードを知っているが、私たちの間ではいくつかのジョークがあった。「君はあそこに行くの? 私が行って君は去るの?」といった具合に。でもそれ以上のことはない。彼は我々の最高の選手であり、壮観だ。シュトゥットガルトの試合を見れば、彼がゲームを支配していることが分かる。彼はワールドクラスの選手であり、どのチームでもプレーできる。それがマドリードであれ、彼の望む場所であれ、そうなることを願っている』と高く評価している。

(via SPORT)

 

■【レアル・ソシエダの若手CBジョン・マルティンへの関心】

 

レアル・マドリードは、負傷者やローテーションの多さからセンターバックの補強を必要としており、レアル・ソシエダの若手ディフェンダー、ジョン・マルティンに関心を寄せている。彼の空中戦の強さ、守備の堅実さ、成長の可能性、そして攻撃時のセットプレーでの脅威が評価されている。レバンテ戦での傑出したパフォーマンスなど今シーズンの継続的な活躍により、経験豊富な選手たちに対しても圧倒するパフォーマンスを見せており、即戦力かつ長期的なプロジェクトの柱として、複数のヨーロッパのビッグクラブと共にレアル・マドリードのレーダーに捉えられている。彼は現代的なセンターバックの理想像に合致しており、スペインのユースの基準となる選手として、次の移籍市場で注目を集めることは間違いない。

(via Mundo Deportivo)

 

■【カスティージャの奮闘とジュリアン・ロペス・デ・レルマ監督の功績】

 

レアル・マドリード・カスティージャは、ジュリアン・ロペス・デ・レルマ監督の下で困難な状況を乗り越えている。彼は1月までフベニールAを指揮し、リーグ戦とユースリーグで22戦19勝1分2敗という驚異的な成績を残し、トップ6入りを果たした。アルベロアの後任としてカスティージャの監督に就任して以降は、12試合で3勝6分3敗の成績を収めている。

トップチームへの招集による主力選手(カスティージャの得点王セサル・パラシオス、中盤のリーダーでキャプテンのマヌエル・アンヘル、正GKのフラン・ゴンサレス、そして今シーズンはもう起用できない期待の星ティアゴ・ピタルチ)の不在や、直近6試合での相次ぐ負傷者(ポンフェラディーナ戦で6人、アレンテイロ戦で7人、ルーゴ戦で9人、サモラ戦で8人、バラカルド戦で10人、セルタ・フォルトゥナ戦で5人)という極限の状況にもかかわらず、金曜日のセルタ・フォルトゥナ(2位)との試合で大勝し、昇格プレーオフ圏内の5位を維持している。

待望の夏の目玉補強であったFWラチャド・フェタルも長期離脱から復帰し、セルタ・フォルトゥナ戦で少しの出場時間を得た。チームは今後、ヨーロッパモードに切り替え、火曜日の20時からオールド・トラッフォードでのマンチェスター・ユナイテッドとのプレミアリーグ・インターナショナルカップ準々決勝に臨む。

(via MARCA)

 

■【ピチーチ争いとキリアン・ムバッペの無得点記録】

 

ラ・リーガの得点王(ピチーチ)争いが再び白熱している。マジョルカのヴェダト・ムリキがレアル・マドリード戦でゴールを決め、得点ランキング首位のキリアン・ムバッペとの差を4ゴールに縮めた。ムバッペは現在23ゴール(うちPK8ゴール)でトップに立っているが、負傷による4試合の欠場と無得点の3試合を含め、直近の7節でネットを揺らしていない。残り8節となり、他の選手たちとの差は縮まっている。アラベス戦でPKを決めたアンテ・ブディミルが15ゴールで3位、バルセロナのラミン・ヤマルが14ゴール、ロベルト・レヴァンドフスキとフェラン・トーレス、レアル・ソシエダのミケル・オヤルサバルが12ゴールで続いている。ルーカス・ボジェが10ゴール、トニ・マルティネスが8ゴール、ブライス・メンデスが6ゴール、フェデ・ビニャス、ギド・ロドリゲスなども得点を重ねている。ヨーロッパ全体でのゴールデンシュー争いでは、バイエルンのハリー・ケインが31ゴールで首位、アーリング・ハーランドが22ゴールとなっている。

(via Mundo Deportivo / MARCA)

 

【本日の総括】

 

マジョルカ戦の敗北によりリーグ戦でのタイトル争いから大きく後退し、チームのパフォーマンスやインテンシティに対して厳しい批判が集中している。ベリンガムやカマヴィンガの不調、大刷新の可能性といった課題が山積する中、ミリトンの復帰やシュトゥットガルトのチェマらの買い戻し計画、カスティージャの奮闘といった明るい材料もある。目前に迫ったバイエルン戦での超守備的戦術が、残された唯一のタイトルであるチャンピオンズリーグへの希望を繋ぐ鍵となる。