ラミン・ヤマル、UNICEF親善大使に就任とW杯への順調な回復

🌟18歳のラミン・ヤマルが、史上最年少クラスでUNICEFの親善大使に就任した。世界中の子供たちの「遊ぶ権利」や、緊急事態下にある子供たちを支援する活動を担う。6月11日の「国際遊びの日」に合わせた任命であり、FCバルセロナとUNICEFの20年にわたる提携の歴史(彼が赤ちゃんの時にメッシとカレンダーで共演したことなど)も背景にある。本人は『子供の頃、私にあったのは家族、ボール、公園、そして夢だけでした。サッカーをすることで、私に規律、帰属意識、そして未来への希望が与えられました。子供たちがただ子供でいられるよう、世界を発見し、想像し、成長できる安全な遊び場を持つことがどれほど重要か私は知っています。しかし、世界中の何百万もの子供たちが、安全に遊べる場所がないまま育っています。遊ぶ機会を奪われると、スキルを伸ばし、友達を作り、より良い未来を想像するチャンスを失ってしまいます』と力強く語っている。

🇪🇸一方、ハムストリングの負傷が懸念されていたW杯に向けては、恋人のイネス・ガルシアがホテルのベッドでフェイスマスクをするヤマルの写真を投稿し、『彼はW杯に完璧な状態で間に合うから心配しないで』と明言。マルク・ククレジャも『彼は落ち着いていて、成長したと感じる』と評価しており、ニコ・ウィリアムズの裸足を見て笑い転げるなど、アメリカ合宿でのリラックスした様子も確認されている。W杯にはバルサからリーガ最多となる15人の選手(スペイン代表8人、その他7人)が派遣されており、ヤマルは市場価値2億ユーロで大会トップクラスの評価を受けている。(via SPORT, MARCA, Estadio Deportivo, ElDesmarque)

フェラン・トーレスの契約延長とCFとしての定着

🦈FCバルセロナは、2027年6月30日までの契約となっているフェラン・トーレスに対し、さらに3から4シーズンの契約延長オファーを提示する手続きを開始した。フレンキー・デ・ヨングの時と同様に、残り1年になる前に交渉をまとめる方針である。ロベルト・レヴァンドフスキが退団し、アンス・ファティもモナコへ完全移籍する見込みであるため、現在フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)に1億ユーロのオファーを出している状況とはいえ、フェランはチームに残る唯一のセンターフォワードとなる。ハンジ・フリック監督によって完全にセンターフォワードへコンバートされ、今季は49試合で21ゴール3アシスト(出場2,692分)という見事な成績を残した。

💼アストン・ヴィラ、アーセナル、トッテナム、ニューカッスル、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、ミラン、ナポリ、ビジャレアル、アル・ナスルなど多数のクラブが関心を示し、クラブ内でも売却候補として検討される時期があった。しかし、本人は『バルサで成功することだけが目標』と代理人に明確に指示し、クラブを離れるつもりは一切ない。近く代理人のエクトル・ペリスとの交渉が始まる。(via ElDesmarque, Mundo Deportivo)

エジプトの超新星ハムザ・アブデルカリムのバルサ加入秘話

🇪🇬18歳にしてエジプトA代表としてW杯に出場しているストライカー、ハムザ・アブデルカリムがバルサに加入するまでの舞台裏が明らかになった。彼はエジプトからFCバルセロナへ直接ジャンプアップした最初の選手の一人である。2025年10月のU-20W杯での活躍がバルサのチーフスカウト、ジョアン・アマラルの目に留まり、獲得のキーマンとなった。スポルティングCPやボローニャなども狙っていたが、デコSDとアマラルが直接彼を説得し、『まずは育成組織を経由するが、実力を示せばフェルミン、ガビ、カサド、ラミンのようにトップチームへのジャンプアップは十分に可能だ』と説明した。

🤝所属元のアル・アハリは彼を手放すつもりがなく、売却やローンを拒否して2ヶ月間交渉が難航したが、代理人のクリスティアン・エミレの介入により状況が打開。アル・アハリはローン移籍の条件として契約延長を求め、彼もバルサ移籍のために残り18ヶ月だった契約を延長するリスクを受け入れた。現在はラ・マシアに住みスペイン語を学んでおり、負傷はあったもののクラブ内で高い評価を得て、フリック監督もプレシーズンで彼をトップチームで見たいと公式に伝えている。エジプトA代表でもモハメド・サラーから初日から歓迎され、背番号9を与えられている。(via SPORT)

マルク・カサドの退団計画とアル・ヒラル行きの可能性

🛫マルク・カサドは今夏、クラブと合意の上で6月30日までにFCバルセロナを退団する。ガビの復帰やマルク・ベルナルの台頭で中盤の競争が激化し、フリック監督の構想では3つのポジションに7人がひしめく状態となっているためだ。クラブの財務状況改善のために2500万ユーロの移籍金が見込まれる売却益を今年度に計上したいバルサの意向をカサドも理解している。

🇸🇦代理人のジョルジュ・メンデスを通じてベティス、プレミアリーグのクラブ、バイエル・レバークーゼンなどから関心が寄せられている。当初は欧州外への移籍には消極的だったが、最新の動向として、ジョアン・カンセロのバルサ残留を確実にするため、アル・ヒラルとの交渉の一部として彼自身がサウジアラビアへ移籍し、オペレーションのコストを下げるという案をカサドは肯定的に見ている。(via Estadio Deportivo, SPORT)

アンス・ファティのASモナコ完全移籍への壁

🇲🇨昨季ASモナコで11ゴールを挙げたアンス・ファティは、完全移籍に向けてクラブ間で合意が近づいているが、最後の障害が残っている。モナコはレンタル契約に付随していた移籍金1100万ユーロと将来の売却益の数パーセントという買い取りオプションの行使を決定した。しかし、アンスの年俸が昨季のグロス1200万ユーロから来季は1400万ユーロに上昇するため、モナコの財政能力を超えてしまう点がネックとなっている。

💰モナコは減俸を求めているが、アンス側は契約通りの額を要求している。バルサは6月30日までに移籍を完了させて2025-26年度の収益に計上したいと急いでおり、交渉が長引けばバルサが移籍金を下げることで給与の一部を負担する形を取る可能性もある。(via SPORT)

アレハンドロ・バルデの非売品指定とナイキとの超大型契約

🛡️プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アストン・ヴィラやインテルなどから関心が寄せられているアレハンドロ・バルデだが、バルサは彼を非売品としている。今季はカンセロの存在で出場機会が減ったものの、フリック監督の来季の構想にしっかり入っており、本人が退団を希望しない限り売却は行われない。2028年までの契約をさらに来季終了前に延長する計画だ。仮にバルデが自ら退団を申し出た場合のみ、チェルシーに退団の意向を伝えているマルク・ククレジャ(4000万から5000万ユーロ)を代役として獲得するオプションが存在する。アル・ヒラルとのカンセロ獲得合意は現在停滞している。

👕また、クラブの財政面では、Nikeとの契約が2038年まで延長され、全体で約17億ユーロの収益をもたらすことが決まった。2028年までの最初の期間では1シーズンあたり約1億2700万ユーロを確保し、BLMを通じた小売販売とグローバルeコマースの管理権も取り戻している。ダレン・デインへの5000万ユーロの手数料を除けば、この契約は極めて順調である。(via Mundo Deportivo)

GK大渋滞とテア・シュテーゲン放出の可能性

🧤バルサは現在トップチームレベルのGKを7人抱えており、デコSDは人員整理に追われている。フリック監督はジョアン・ガルシアを正GK、シュチェスニーを第2GKと明確に位置付けている。注目されるのはマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの去就だ。彼はジローナへのレンタル中だった2月のオビエド戦で左ハムストリングを負傷して手術を受け、現在回復の最終段階にある。7月13日のプレシーズン開始時には復帰する予定だが、彼の高額な年俸がネックとなり放出のターゲットとなっている。

🇳🇱そこに、ジローナ時代の恩師であるミチェルが新監督に就任し、ジョルディ・クライフらバルサ関係者とのつながりも強いアヤックスが、彼の経験とリーダーシップを求めて情報収集を開始した。バルサは彼との残り2年の契約のうち1年分を支払って契約解除する案も検討している。その他のGKについては、ディエゴ・コチェンはデンマークのLyngbyへのレンタルが有力、イニャキ・ペーニャ(エルチェへレンタルされていた)は出場機会を求めて退団希望、アンデル・アストララガ(グラナダで18試合出場)とヤアコ(アンドラで控え)も去就が不透明となっている。また、GKの放出が進めば、レアル・ソシエダのアレックス・レミロ(31歳)を安価で獲得するプランも浮上している。(via SPORT, Mundo Deportivo)

ダニ・アビラが契約延長とバルサ・アトレティク昇格

🖋️ラミン・ヤマルやパウ・クバルシ、マルク・ベルナルらと同じ黄金の2007年世代であるダニ・アビラが、2028年6月までの契約延長(3年目のオプション付き)に合意し、来季からバルサ・アトレティクに昇格する。シェイン・クライファートの延長に次ぐ補強となる。

🧠アレビン時代にレアル・ムルシアから加入した19歳の純粋な6番であり、カデテ時代の恩師イバン・カラスコは『知的でポジショニングが良く、ゲームをよく理解している。パスが上手く、ペナルティエリア外からのシュートも得意。ボールがないときはハードにいくタイプではないが、メンタリティと競争力でカバーしている』と絶賛している。過去3シーズンは膝の怪我に苦しみ35試合の出場にとどまったが、クラブは怪我さえ完治すればベレッチ監督のチームで不可欠な存在になると確信している。人間性も高く評価され、カタロニア語も流暢に操る生粋のバルサスタイル体現者である。(via SPORT)

マルク・ベルナルの少年時代の動画が話題

🐉小学生時代のマルク・ベルナルが学校の課題でカタルーニャの伝統「サン・ジョルディの伝説」を現代風にアレンジして語る動画が発掘され、ファンの間で話題を呼んでいる。動画の中で少年ベルナルはカメラに向かって『こんにちは、僕はマルク・ベルナルです。今からサン・ジョルディの伝説の僕のバージョンをお話しします』と切り出し、凶暴なドラゴンの名前を「Sieteex」、囚われの王女をインフルエンサーの「Paula Gonu」、救出に向かう騎士をレゲトン歌手の「Anuel AA」に見立ててスペイン語でユーモアたっぷりに語っている。伝統を現代のデジタルカルチャーとミックスしたこの微笑ましい姿が、トップチームで活躍する現在の彼とのギャップを生み、多くのファンに親近感を与えている。(via SPORT)

移籍市場のその他の動向とW杯情報

💸ベルナルド・シウバの獲得レースにおいて、バルサは完全に撤退した。デコSDはマネーゲームには参加しない方針を固めており、選手側の経済的要求が高まったことで冷却化した。結果としてシウバはジョゼ・モウリーニョ監督が就任したレアル・マドリードへの移籍が濃厚となっている。

🇩🇪また、ヘルタ・ベルリンの16歳「ミニ・クロース」ことケネット・アイヒホルンについても、バルサはペドリの負担を軽減するローコストの補強として数ヶ月追跡していたが、バイエルンやマンチェスター・シティとの争奪戦の末、約900万ユーロの契約解除金でバイエル・レバークーゼンに奪われる結果となった。さらに、メキシコのティフアナに所属する17歳の「ペドリのメキシコ版」ことギルベルト・モラにも注目しており、W杯でのパフォーマンス(南アフリカ戦で途中出場)を引き続き注視している。

🗣️ウスマン・デンベレはインタビューでバルサ退団について聞かれ、『はい、あの時の決断は正しかったと思います。バルサにはとても愛着があり、小さい頃から応援していましたが、PSGと契約することは自分にとって重要でした。ルイス・エンリケからの電話が決定打となり、彼の言葉ですぐに納得しました。バルセロナでの最後の数年間で、すでにかなり気分が良くなっていました。スペインでの初期はケガで非常に困難でしたが、パリではバルセロナでの最後の2シーズンの路線を継続しています』と語っている。(via SPORT)

【本日の総括】

次世代を担う若手の契約延長や新星の発掘が進む一方で、カサドの退団やGK陣の整理など、フリック体制に向けたスカッドの最適化が急ピッチで進められている。W杯での所属選手たちの活躍と無事を祈りつつ、6月30日に向けたクラブの財政的な動きからも目が離せない。